保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

行政が行う“生きがい”作り…。

2011年04月21日 | 日々の暮らし

「会社」とは、仕事を通じて次の3つを追及できる場所と言われています。

人間性…工夫をしたり知恵を出して能力を高め、働くことで幸せを感じられること。
社会性…社会の役に立つ、つまり社員、顧客、取引先、株主などの関係する人々に
あってよかったと喜ばれること。
経済性…納税、給料を払い、かつ会社自体が成長し存続を計れること。
 

そして、次は長野県の優良企業、I食品の社長さんの言葉です。

「良い会社」とは、単に経営上の数字が良いというだけでなく
会社をとりまくすべての人々が、日常会話の中で
「 良い会社だね 」と言ってくださるような会社の事です。
「 良い会社 」は自分たちを含めすべての人々をハッピーにします。
そこに「 良いい会社 」を作る真の意味があるのです。


続いて、この会社の「経営理念」です。

企業は本来、会社を構成する人々の幸せの増大のためにあるべきです。
私たちは、社員が精神的にも物質的にも
より一層の幸せを感じるような会社をつくると同時に
永続することにより環境整備・雇用・納税・芸術&文化支援活動など
様々な分野でも社会に貢献したいと思います。

したがって、売り上げや利益の大きさよりも
会社が常に輝きながら永続することにつとめます。
 
経営にとって「 本来あるべき姿 」とは
 「社員が幸せになるような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する」ことだと思います。
 そして売り上げも利益もそれを実現するための手段に過ぎないのです。

会社を家庭だと考えれば、分かりやすいかと思います。
社員は家族です。 食べ物が少なくなったからといって
家族の誰かを追い出して、残りの者で食べるということはありえません。
会社も同じです。 家族の幸せを願うように
社員の幸せを願う経営が大切なのです。
またそう願う事で、会社経営にどんどん好循環が生まれていくのではないでしょうか。
 

なぜこんなことをここでご紹介するかと言うと
会社勤めに続く会社経営を止めて約半年、会社の存在意義を
改めて感じているからに他なりません。

“なくして分かるその人または物の意味”というヤツです。

会社人間というか仕事一筋で生きてきた私が
自営を含めた会社やその仕事から
それほど立派な言葉で言い表せるものではないにしろ
“そんなようなもの”を自然に与えられていたのですが
それらがなくなった今は、自ら探さざるを得ないのです。

特に男性は、会社や仕事からいろいろなものを
好むと好まざるとに拘わらず勝手に与えられていることを
多くの方は気が付かないで過ごしていて
もちろん私もそうなのですが、その中の一つが
いわゆる「生きがい」と呼ばれるものかもしれません。

ところで、お若い方はお住まいの市町村が企画、開催している
様々な文化や健康、スポーツなどの講座のこと載っている
月刊の「広報」なる小冊子をじっくり目を通したことがありますか。

何を隠そう、私もほとんど知りませんでしたが
これらの講座、民間と違いかなり格安なのですが期間は長くて6カ月間です。

その中には、「生きがい作り」とか「生きがい講座」とか呼ばれる
おおむね60歳以上を対象にしたものも数多くあって
まるで大学の授業のように自分で選択して受講できるのです。

一昨年に還暦を迎えて“生まれた年に帰った”のですから
今後生きるであろう、あと二十数年の「生きがい」を見つけるため
まずはこの4月から「野菜を作ろう」と「いきいき体操」なる2つを申し込み
それらが今週から次々に始まることになりました。

さて、私のこれからの「生きがい」は何になるのでしょうか?

 


生きがい作り講座「野菜を作ろう」

・応募者56名のうち抽選で選ばれた44名 
男性16名、女性28名

・見たところほとんど70歳代?

・場所:〇〇「老人」福祉センター

・受講は11月まで月2回、1回2時間を都合14回

・受講料0円、テキスト代1000円だけ

・講師:W先生(長野県農業改良協会関係者?) 

 

 

 

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