こうした経緯を辿ってライフとの日常がすでに始まっています。
廃車予定のプレオがまだ手許にあるのは
ライフに後付けしたキーレスエントリーとパワーウィンド(PW)が
正常に作動しない時は修理する間の代車が必要になるからです。
実際、取り付け直後に乗り出した最初の操作でガラスが開いた途中で
ピタリと動かなくなったことがありました。
この時はヒューズ切れかと思ったのに切れていなく
「おいおい、面倒なことになったかも…」と大いに心配したのですが
一発でアース不良と判明して5分で修理は完了し、その後今のところは順調です。
やはり自宅周辺の坂道でさえパワー不足が明白ですし
プレオのCVT(無段変速)に慣れてしまっているので、3速と2速の間を
頻繁にシフトチェンジする際の音と挙動変化が不快に感じてしまいます
また、ラジオの音さえないため常に聞こえるエンジン音はなんら魅力のない
ツマラナイもので、せめて騒々しい水平対向とかDOHCサウンドなら
それなりに楽しめるのに、と思わずにはいられません。
まあ、そのうちに慣れるでしょうからとりあえずは頭の中で
車検をせずに済んで浮いた10万円超の使い道でも考えながら我慢することにします。
ただ、大袈裟に言えばまるで新車に乗り換えたような“堅さ”を
サスやステアリングはもちろん、エンジン回転にさえ感じるのは久しぶりのことで
正直、これはちょっとばかり心地よいです
普段はお年寄りのKさんのこと、エンジンをろくに吹かさずゆっくりソロソロと
運転していましたし、メンテナンスは町工場に任せっきりが奏功したのでしょうが
これからの私との最低4年間はそうはいきませんぞ
(完)