8月13日火曜日。本日のくろしお丸は条件付き出航が決定されました。台風6号は日本の東側にありますが、今日は表玄関の底土港から発着です。沖ノ鳥島近海で台風7号が発生しました。16日(金)3時頃は伊豆諸島近海、17日(土)は関東地方に上陸する予想が出ております。
8月12日月曜日。本日も青ヶ島行き「くろしお丸」は条件付き出航が決定されました。8月に入ってからパーフェクト就航です。日本の東側で発生した台風6号は日本に上陸せず14日、温帯低気圧に変わる見込みです。
浜金谷を出ると、観光名所の「鋸山の山頂展望台地獄のぞき」の傍らを通過。
保田駅に停車中。
保田と言えば、有名なところが2つあります。
ひとつめは、こちら。 ばんや (クリックするとホームページが見られます)
ふたつめは、こちら。 保田小学校 (廃校となった校舎を観光資源として再利用)
駅舎も開業当時から古めかしく貫禄あり。ここでも観光名所にすべきでは。
ずっと昔・・・2000(平成12)年か2001(平成13)年、この駅に訪ねたときは、みどりの窓口があって、消滅しかけている旧式のパタパタマルス(動画参照)設置。いつの間にかコンパクトの端末に置き替え、2021(令和3)年1月31日をもちまして、「みどりの窓口」閉鎖。現在は業務委託駅として有人駅のようです。次は安房勝山駅。
8月11日日曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は八重根漁港から条件付きで出航します。今回は荷物の積み下ろしはなく、乗船客のみ受付になります。日本最東端の島、南鳥島近海で熱帯低気圧が発生し、今後台風6号になる見通し。5号とほぼ同じようなコースになりそうです。
若桜発郡家行きの汽車がまもなく発車します。「桜」がつく鉄道会社なので、窓に大きな桜が貼られています。
車内の照明は暖かい感じがする「電球色」です。大正や昭和にかけての照明器具はフィラメントの電球なので、レトロっぽさを再現しているかも知れません。
若桜鉄道線内各駅の案内は以前掲載したので、ここでは省略します。
終点、郡家駅でJR因美線に乗りかえです。
郡家駅舎2015(平成27)年に観光案内所も兼ねた「ぷらっとぴあ・やず」として新しく建て替えられました。
智頭急行経由京阪神圏への特急も停まる駅なので、指定席予約端末の「みどりの窓口」があってもおかしくないほどの規模ですが・・・
2022(令和4)年3月までに、みどりの窓口があったところに遠隔のオペレータにつながらない「みどりの券売機」鎮座。
正直に言うと、デジタルデバイドという言葉があるとおり、ネットや機械の扱いに慣れている人と、そうでない人がいます。どちらでも公平に取り扱える「みどりの窓口」の削減は反対です。
e5489や、えきねっとで取り扱える乗車券は当日中に特急や新幹線で辿りつける範囲でしか発券できません。途中下車して宿泊を伴うような内容の乗車券の発券はできません。かなり不便です。
e5489やえきねっとに、一般客向けと、上級者向けとしての機能を組み込み、一般客向けは単に何々駅から何々駅まで、乗車券や特急券を予約。上級者向けは駅に置かれているマルス端末みたいにインターネット画面で操作して複雑な乗車券を予約できるなどのシステムを開発して欲しいと思います。
2016(平成28)年当時、「えきねっと」で発駅や着駅、経由も自由自在に操れたのに、現在の「えきねっと」はそういう乗車券の発券は当日中に辿り着けない、かつ、乗車する特急や新幹線が4個もあると不可です。
8月11日、時刻表では「運休日」となっていますが、臨時就航が決まりました。生鮮食品等を含む貨物、宅配便なしの乗船客のみ受付とのことです。
8月10日土曜日。台風5号は現在、伊豆諸島の東にあります。八丈島の東側にある底土港では時化ているため、西側の八重根漁港発着となりました。
東京からの「たちばな丸」も同じく条件付きで八重根漁港発着です。青ヶ島行きの「くろしお丸」も同様、条件付きが決定されました。
青ヶ島の三宝港も西に位置していて、台風の影響は受けないようです。毎年牛祭りなのに船が動かないなんて困ったということはなく、よかったです。
高崎駅発車。次はわずか16分後、軽井沢に着いてしまいます。
<<今から27年前の1997(平成9)年の回想>>
えっ!?もう27年前!?と思わせるほど、あっという間に過ぎ去ってしまったように感じます。
平成9年といえば、東京の中央線沿線に住んでいたはずなのに、なぜか新松戸駅で友人の分(4、5枚まとめて)の10時打ちに成功。
「さよなら碓氷峠号」の指定席を狙う人が殺到し、予約が困難だと理解していました。新松戸なら10時打ちを狙えると考えてから選んだのか今となっては謎。
当時の端末は日立のワークステーション(ブラウン管モニター)に接続した、熱転写のM型なので、27年前でも印字がくっきり。
中野接続(東西線)東陽町の通勤定期券を所持していたので、地下鉄の高田馬場で下車し、このきっぷで山手線に乗り替えて上野へ。
横川駅に着いた列車は、碓氷峠専用の電気機関車EF63を2連を連結。
急勾配の難所である碓氷峠を電気機関車が2両フル稼働し、登っていきます。逆に軽井沢から横川方面は電気機関車がエンジンブレーキをかけながら降りていたようです。
新幹線開業前までは、高崎を出たら、信越本線で横川まで。29.7キロをおよそ30分。横川で2両の機関車連結に時間を要し、軽井沢にたどり着くのも結構時間がかかったのに・・・
今は、新幹線でわずか16分っ!!
【山】東京山手線内 → 軽井沢ではなく、この先の御代田までにした理由は、当時、インターネットもないのに紙の時刻表で営業キロを手作業で計算。軽井沢まででも御代田まで同額なので、きっぷを回収されないように工面したと思います。
今はインターネットの力を借りて瞬時に計算できますが、昔は電卓を片手にキロ数を計算していました。
昔と違って、あっという間に軽井沢に着いてしまいました。ホームに降りたときの体感は「涼しい」。昔から避暑地と言われているとおり、真夏でも涼しいです。
8月9日金曜日。本日の青ヶ島行きくろしお丸は条件付き出港が決定されました。台風5号は日本の東側を北上中です。三宝港は西に位置しているため、ライブカメラを確認すると波の影響は受けていない様子です。欠航になるんじゃないかなと心配はしていましたが、条件付きで出港、よかったです。
8月8日、宮崎県日向灘で発生した地震の影響で注意報が解除されるまで交通機関の運休、東海道新幹線の遅れなどがあります。
浜金谷駅に向かう途中。海に行きたくてウズウズ中。
海に出かけたといえば、2019(令和元)年、小笠原の父島が最後・・・。
房総半島の海で今年も海に出かけたとしましょう。
こちらは天然温泉海辺の湯。日帰りのスーパー銭湯っていう感じでしょうか。
もう1本の線路が現れてきたら、まもなく浜金谷駅。
「金谷」だけだったら、静岡県の東海道本線にあり、大井川鉄道の始発でもあります。こちらは頭に「浜」がついて金谷。海岸に近いのでその駅名はふさわしいかも知れません。
駅舎も1916(大正5)年開業なので、当時の建築物なのかも知れません。「みどりの窓口」の端末が2023(令和5)年7月31日まで配備。端末が撤去される代わりになる機器の指定席券売機等の設置はありません。
1930(昭和5)年開業時からそのまま使われている駅舎なので、国の登録有形文化財に登録されています。(若桜駅だけではなく、丹比駅、八東駅、安部駅、隼駅、因幡船岡駅も登録)
駅名票の毛筆体フォントは開業当時を復元させたかも知れません。
若桜駅で買えるきっぷの範囲。JR山陰本線は倉吉から浜坂まで、JR因美線は智頭まで連絡運輸区間なのでまとめて1枚のきっぷになります。
この汽車で来たときは鳥取から直通でここまでだけど、今度はJRに乗り入れはせず自社線の郡家まで。
その都度サボを取り替えなくても、「鳥取・郡家←→若桜」の表示。
通票仮置場と書かれています。通票とは、タブレットのことです。単線において列車同士の衝突を防ぐため、タブレットを携帯する列車だけがその区間に進入を許されるようにしているもの。現在は信号により、自動化されていますが、国鉄時代は全国各地でタブレット交換が見られました。
昭和仕様の駅舎。国鉄時代のローカル駅でよく見かける風景。懐かしいです。
よーく見たら、Wi-Fiの空箱でした。昭和レトロの雰囲気ぶち壊しですが、今の時代、W-Fiは生活の一部になり、どうしても欠かせないもの。日本の携帯キャリアはプランにより、1Gから20Gまで、無制限・・・もあり、日本人は街ナカの無料公衆W-Fiに頼らなくても自前で用意できます。しかし、外国人が日本に来て、無料Wi-Fiスポットが少なすぎて驚いたという話をよく聞かされます。海外に出かける前に現地の携帯電話会社に接続してWi-Fiに変換できる海外向けのレンタルWi-Fiを契約すれば、異国の地でも自国にいると同じ感覚でインターネット使い放題になるんですけれども・・・。
今から20年以上の昔。韓国において苦い思い出。釜山のリゾート地と言われている、ヘウンデ(海雲台)へ。何度も韓国に行っているうちに独学でハングルを習得。迷うこともなく簡単に行けていたけど、今は長らく韓国に行っていないので無理かも。ヘウンデのビーチに出て、当時ガラケーのドコモ端末に電源ON。きっと、対岸の対馬からドコモの電波を拾って、釜山からでも日本と同じように通信ができますようにと願いをかけるも、「圏外」表示。
今の時代、どうなっているのか確認したら、日本の携帯キャリアは対馬から韓国に向けて強い電波を発しないけれど、対馬で韓国の携帯キャリアの電波を拾うことはよくあることとなっています。対馬で国内の携帯電話を使って通信したのになぜか国際ローミングにつながり、高額請求されるケースもあるようです。
8月7日水曜日。本日の「くろしお丸」は9時30分出港し、青ヶ島の三宝港に12時15分到着しました。小笠原近海で発生した熱帯低気圧は8日の午前0時頃、台風5号になります。そのまま日本の東側に北上します。日本の東側といっても、伊豆諸島への船の運航に影響が出そうです。
青ヶ島の第1回牛祭りは1977(昭和52)年。その頃の8月10日前後は台風の発生が少なく、船の運航も順調だったかも知れません。あれから半世紀近くの47回目は2024(令和6)年。過去10年の開催状況を見ると、8月10日前後は台風の影響が出る年もあります。地球温暖化にともない、毎年8月10日前後の天気は怪しいということがわかります。
2023(令和5年)8月(第46回) 台風6号の影響で7月30日から8月17日までの間に船が来たのは8月4日だけ。
2022(令和4年)8月(第45回) 8月1日から10日まで予定とおり就航。11日以降は台風8号の影響で欠航
2021(令和3年)8月(第44回) 8月6日台風10号のため繰り上げ出航、7日~12日まで欠航。
2020(令和2年)8月(中止) オリンピック開催のため7月19日開催予定 → コロナ渦中止
7月に1度も台風は発生していないが、梅雨前線のため欠航多い。
→令和2年の8月だけ、皮肉にも就航率100%
2019(令和元年) 8月(第43回) 台風のため欠航続き
2018(平成30年)8月(第42回) 台風のため欠航続き
2017(平成29年)8月(第41回) 8月上旬から台風のため欠航続き。10日にやっと就航。当日の船で牛祭りに参加できた観光客も・・・。
2016(平成28年)8月(第40回) 台風の影響で9日までは欠航続き。当日も八丈島での乗り継ぎ時間20分だけで青ヶ島行きに接続。
2015(平成27年)8月(第39回) 8月8日までは船は来ていたが、9日以降は台風のため欠航。
2014(平成26年)8月(第38回) 台風のため欠航続き (台風が来ないうちの7月下旬、新あおがしま丸乗船)
2013(平成25年)8月(第37回) 1日から20日まで日曜日運休を除き、連続就航。(うち1日のみ故障による欠航)
8月6日火曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は通常とおり出航が決定されました。小笠原のはるか南で熱帯低気圧が新たに発生しています。この熱帯低気圧は北上しますが、ヨーロッパの欧州中期予報センターの情報によれば、8月10日頃青ヶ島近海に近づく頃は中心気圧1004ヘクトパスカル。台風にならない見通し。スーパーコンピュータが出した予報ですが、今後、動きに注視です。
アクアライン高速バスの行き先は、東京駅、羽田空港、品川駅、渋谷駅、新宿駅(バスタ)、川崎駅、横浜駅の各方面があり、駐車場に車を停めてバス停に向かったら、たまたま品川行きのバスがやってきました。【区】東京都区内発なので、品川行きのバスに乗車。
品川駅は久しぶりです。羽田空港に車を停めて、どこか遠くまで飛行機で飛んでいって、そこから新幹線で戻るのに品川駅で下車し、京急線で羽田空港へ。新幹線東京駅から総武線地下ホームまでかなり距離があって移動するのに大変ですが、品川駅で乗り替えれば新幹線と総武快速線のホームはそんなに離れていないので、かなり便利です。
品川駅の指定席券売機で印字状態を確認するため、まずはこの券を発券。印字はかすれもなく良好なので、同じ機器で乗車券発券。
あとは、JR東海とからむJR西日本のe5489では、軽井沢駅で発券できるかどうかちょっと不安。JR東海はJR西日本のe5489システムを借りているとはいえ、様々な制約が多すぎます。
軽井沢駅は北陸新幹線停車駅なので、JR西日本のe5489で予約した内容でも発券できるはずですが、予約内容にJR東海の路線が含まれている場合はJR東海またはJR西日本の駅で発券するという決まりがあります。JR東海とは全く関係ないJR東日本の軽井沢駅でe5489の発券をしようとしても、「この予約内容はJR東海が含まれているため、発券できません」だったら、しゃれにならない。
JR東海の品川駅のMV機であらかじめ発券。
あとで詳しく調べたら、2023年4月1日から「ベルリンの壁崩壊」。JR東海の予約が含まれていても、JR東日本のe5489を取り扱える駅で発券可能でした。つまり、軽井沢駅でも発券可能でした。
だったら、はじめから、そのようにすれば混乱はなかったはず。制約があってややこしいルールを作ったのはJR東海。今でもJR東海を含む予約はかなり慎重です。
東京駅の予約状況案内。私が乗る予定の「はくたか559号」は終点、金沢まで全席満席とは・・!!
改札を通って、ホームへ。
駅名票の様式が変わり、最近はハングルと中国語が入るようになりました。
東北新幹線の「はやぶさ」・「こまち」。赤と緑、盛岡まで一緒に連れてきて、盛岡で秋田方面、北海道方面に分かれてしまいます。
金沢行きの新幹線はJR西日本所有でした。頭に「W」があれば西日本。座席の前にいろんな案内の冊子が差し込まれていて、JR西日本の情報だったら、今乗っている車両はJR西日本だと気づくはずです。案内の冊子がJR東日本だったら、JR東日本所有。
荒川を渡ると、埼玉県に入ります。左は東京都北区の浮間舟渡、右は埼玉県戸田公園。
当時、故郷のJR西日本・小倉駅で発行した浮間舟渡から大宮行きの乗車券。【区】東京都区内までのきっぷと併用。30年以上の昔の端末は緑色のピンを差し込む駅名がないときは電報略号。「トキウキ → トキオオ」と書いてリクエスト。「トキ」は東京北鉄道管理局のトウキョウキタを略して「トキ」。駅名もカタカナ2文字。東京の駅で山口県の田舎に帰るときも、「ヒロフタ」と伝えて発券。今だったら、「ナガト」を入力しただけで長門の付く駅名一覧が出て、「長門二見」にタッチする方法だけど、30年昔はカタカナ4文字だけ。頭の2文字は、鉄道管理局の2文字、あとの2文字は略した駅名。長門二見は広島鉄道管理局なので「ヒロ」に二見の「フタ」。
小倉は門司鉄道管理局なので「モシコラ」、小幌は「セカコホ」。セカは青函鉄道管理局。豊浦だと札幌鉄道管理局なので「サツヨラ」などなど。インターネットのない時代なのに、電報略号の情報はどこから入手したのか謎。
熱転写なので、30年経過した現在もまるで未使用券だと思わせるような券面。
まもなく大宮です。若干余裕があった車内の座席、大宮で全員埋まって満席の状態で発車。
まもなく高崎です。高崎で降りて行かれるお客さんと乗っていかれるお客さんと入れ替え。車内を見回すと相変わらず満席。
8月5日月曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は条件なしで出航します。天気図を確認すると、沖縄の南東海上に熱帯低気圧が発生しております。西に向かう予想ですが、来週の牛祭りは何事もなく、船やヘリコプターが予定とおり就航できればと思います。