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中国山地の超ローカル旅のゴール地点は新山口駅。いつもなら飛行機で帰るつもりですが・・JR運賃の遠距離逓減制は遠くまで乗車するほど1キロあたりの単価が安くなるように設定されているので、ここで区切らず、東京まで乗っていたほうがお得。
新山口駅はもともと小郡駅。旧小郡駅時代の記憶では、国鉄の古臭い雰囲気だというのに、今はすっかり全面的にリニューアルされているのに驚愕。お土産店もすごく新しくなっていました。
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荷物が多すぎたため、有人通路で改札。新山口駅 7.21 入鋏済Mとなっていますが、これは誤り。Mは「Morning」、始発から朝の10時くらいまでを意味します。10時から14時あたりまでは「D」(Daytime)「昼間」、14時からは「E」(Evening)「午後」。自動改札に任せっきりでスタンパーの切り替えを忘れたかも知れない。改札に入った時間帯を見極め、不正乗車を検挙する目的でこのようなシステムを最初に考案したのはJR西日本。午前中は青、午後は赤といったとような使い分けをしているところも。
JR西日本のカードで東京駅の券売機で発券してみたら・・・地紋はJR東海の「C」なのに、あたかも西日本で発券したかような様式。東京駅MV829発行なのに、発行箇所は省略。MV50型は新型なのに、印字が薄い。OKI製は薄いところが多い。日立製のほうが黒くて印字がくっきりしている。
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のぞみ36号 新山口 14:40発 → 東京 19:13着 およそ1000キロをビックリするほど4時間半っ!!
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最新型のN700系A。ドア下付近のJRマークは「青」だったので、東京までJR西日本の車両。オレンジ色なら東海の車両になります。
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わが故郷の新山口駅(厳密に言うと、新下関駅ですが・・・)出発。
あっという間に廣島驛停車。廣島を出た直後、車内に美味しそうな香りがぷんぷんと充満。何なんだ??とあたりを見回したら・・・親子が焼きたてほやほやの「お好み焼き」を食事中。なるほど、廣島といえば、焼きそば・・・ではなかった、中華麺入りのお好み焼きが名物。美味しそうな香りがもわーんと漂うので、私も食べたくなってしまいます。
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東京に着く1時間前、私も夕食タイム。ふく寿司といえば下関と認識して買ったのに、なぜか廣島驛弁。
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下関であるはずの「ふく寿司」をどのような理由で廣島で製造されるか、調べてみたところ・・・
山口の味が残った−−。県内で唯一、駅弁を製造販売していた小郡駅弁当(山口市)が2015年4月末で弁当事業から撤退したのを受け、広島市に本社のある広島駅弁当が小郡駅弁当からレシピを受け継いで販売を始めた、とのこと。
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7月21日の日没時刻は19時頃なので、富士山のシルエットがくっきり。
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多摩川を渡ると、東京都大田区。4時間前は山口だというのに、「のぞみ」は速い。
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平日の通勤タイムなので、絶対座れるグリーンで帰宅。50キロを少しでも超えると、グリーン料金が跳ね上がるので、この駅までにして、隣の普通車両に移動。ケチくさくてセコイけど、決してキセル(不正)ではございません。
およそ4ケ月続いていた、中国山地の超ローカル線の旅はこれで完結します。引き続き、北海道(2015年9月)と北陸(2015年11月)は連載中ですので、お楽しみください。