男鹿行は12時12分。乗り換え時間はおよそ20分。その間においしそうな秋田駅弁を物色。
いまどきの新しいキハ110ではなく、古めかしい國鐵キハ40がいました。わが故郷の山陰本線も同じキハ40なので、嬉しい。乗り心地も懐かしい。子どもの頃の通学、昭和30年代のキハ20やキハ25&26、そして昭和40年代のキハ30、キハ23。優等列車としての急行「ながと」や「さんべ」のキハ28、キハ58は高嶺の花。長門二見という何もない田舎だというのに、なぜか急行停車駅(当時)。当時収集していたオレンジカードで奮発しながら「急行券 下関→50kmまで ¥520(当時、500円に消費税3%、端数は10円繰り上げ)」を購入。通過する駅を見ては優越感に浸るが・・・普通列車と急行列車の時間差はわずか10分のために急行料金は高すぎる。何もない漁村暮らしから東京へ、首都圏私鉄の快速は無料、急行は急行券必須と勘違い。「急行」と表示してあるのに無料とは衝撃だったと記憶が・・・中学のときだったと思います。
男鹿といえば、なまばけですかね・・・?
キハ40 570はロングシートに改造。
もちろん、ボックスシートのほうが落ち着く。
子どもの頃、古くてボロ山陰本線ディーゼルカーばかり乗っていたせいか、新しく製造されたばかりのキハ40が来たときはすごく斬新でした。新しい香りにシートも真っ青!あれからもう30年近くなのに、子どもの頃乗ったキハ40は相変わらず現役で活躍中。キハ40が懐かしいのは、そのせいもあるかも知れません・・・。