12月20日火曜日。今朝は非常に厳しい冷え込みでした。特に北陸地方では大雪で国道が立ち往生しているというニュース。11月3日に只見線の次いでに青海川や上越あたりまで出かけましたが、あれから1ケ月20日過ぎ。現在は只見線全線、新潟県内の在来線は除雪が追いつけず運休中とのことです。
本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は欠航になりました。明日は今日よりよくなるなりそうな予報なので、おそらくは動くと思います。インターネットでぽちっとした注文した商品が山積みになっているかも知れません。アマゾンやヨドバシカメラは離島でも料金がかからないクロネコヤマトおよび日本郵便。絶海の孤島、青ヶ島村や1000キロ離れた小笠原村でも送料無料なので、利用者が多いそうです。
千綿駅の時刻表。長崎方面の始発5時40分、最終列車22時40分。
佐世保方面始発6時5分、最終列車23時30分。地方交通線なのに、ほぼ1時間に1本。幹線であるはずの山口県山陰本線に比べるとマシなほう。
幹線と地方交通線の違いについて、時刻表巻頭の索引地図では黑い線は「幹線」、青い線は「地方交通線」となっています。国鉄時代末期の国鉄再建法に基づいて、そのように分類されました。主要都市を結ぶ幹線、赤字を埋めるため運賃を若干高めにする地方交通線というふうに。
国鉄時代は山手線でも宗谷本線でも全国どこでも運賃は統一されていましたが、国鉄末期に「幹線」「地方交通線」運賃体制に代わり、「幹線」より若干安くなる大都市の「電車特定区間」(東京・大阪)も加わりました。ところが、最近になってJR北海道、四国、九州にも独自の運賃導入。
手作業で運賃計算するのは非常に大変ですが、今の時代、マルス端末やPOSで正確に計算して瞬時発券できる時代。
千綿駅でスタンバイしていたスタッフが観光客に「彼杵茶」配布。最初はこの漢字読めなかったんですけど、「そのぎ」と読みます。お茶といえば、静岡県の掛川、鹿児島県の知覧が有名なんですけど、長崎県でも有名のようです。
千綿駅全景。昭和初期っぽい雰囲気が漂いますが、1993(平成5)年に1928(昭和3)年に建てられた駅舎の設計を元に再度建築。
毛筆体は昭和初期らしくていいと思いますが、旧字体の「驛」の字が正しいのでは。
沢 → 澤
国鉄 → 國鐵
駅 → 驛
関 → 關
浜 → 濱
広 → 廣 などなど・・・。
ドラマなどでよく見かける昭和初期の教室っぽい雰囲気が漂いますが、待合室なんです。まだまだ千綿駅の話は続きます。