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東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

和歌山線はピンクでした

2018-12-19 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 和歌山を出て、となりの田井ノ瀬(たいのせ)駅。ここでもまだ市街地なので、駅前に住宅街。この家にお住まいの方は電車の扉までほんの数メートル先。非常に便利な立地条件。

 県庁所在地の和歌山を出て、1つ目なのに、いきなり無人駅。そのため、和歌山駅に中間改札付き。

 次は千旦(せんだ)。漢字をパッと見ただけで「せんだん」と読んでしまいそうですが、せんだ。でした。

 和歌山駅から6.1キロ地点。のどかな風景に変わりました。

 つぎは、ほしやです、ほしや~ と音声でアナウンスが聞こえていれば、頭の中では「星屋」と変換してしまいそうですが・・・この漢字だと、誰も読めないかと思いますよ・・・。

 次は、きいおぐら。「小倉」の文字が入っているので、故郷近くの「小倉」を連想。

 今、乗っているのはボロ国鉄117系ですが・・・2019年から順次、新型の227系に置き換わる予定です。だったら、山口県の山陽本線も227系をよこせよな・・・。

 今のところ、和歌山線内の和歌山県内は使えません。奈良県は一部使えます。来年の春に導入する227系は車内イコカが設置されるので、全線利用可能になる見込みです。

和歌山線初乗車!

2018-12-15 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西
 和歌山線は時刻表の巻頭路線図では「青色」なので、地方交通線に分類されます。

 和歌山線は無人駅が多いせいか、ここでいったんチェックする中間改札付きです。JR東日本はあまり見かけませんが、JR西日本は多く見かけます。例えば、姫新線と播但線の乗換駅でもある、姫路駅も中間改札。今年のゴールデンウイーク、姫新線で終点、姫路駅に降りて、改札口へ。途中下車印をもらおうと駅員さんに申し出。「ここではなくて、あちらのほうです」と言われ、向こうが本当の出口。

 なるほど、イコカで乗ってきた方はこの先非対応になるので、目的地までの切符を購入するため清算が行われます。キセラー撲滅の意味合いもあり、乗車券も中間チェック。

 こういう細長い切符は、裏面が乗車駅、下車駅、有効期限など様々なデータが刷り込まれている磁気券であっても経由欄があまりにも長いと読み取り不能。自動改札非対応のものだけど、どうやって通れるんだ!?と思ったら、改札機の横で1人の駅員さんが対応。
 切符を確認し、扉を開けるのボタンを押しながら通してくれました。

 反対側の自動改札口は無人。インターフォンを押してお話ししてくださいと。たぶん、インターフォンから何も聞こえていなければ、向こう側の駅員さんが対応に向かうかもしれません。

 和歌山~和歌山市の3.3キロは紀勢本線と名乗っているのに、運行系統は本線に乗り入れることはなく単独線。和歌山を出て、次は紀和、その次は終点、和歌山市。

 来年(2019年)の3月ダイヤ改正で消滅する、古めかしい国鉄117系。来年の春になれば、最新型の227系導入し、関西圏で初めて車内でイコカ対応改札機設置。イコカが使えるエリアが次々と拡張されます!!

 国鉄時代、東海道本線と平行する私鉄と競合し、特急並みの走りを実現できる新快速の117系デビュー。

 京阪神圏の花形電車が現在は地方ローカル線に転勤。

 ややややっ!!これは!!今でも残っていたんですかっ!!もう30年前なんですよ!!
 山口県のなにもない山陰本線の汽車通学で何度も目にしたロゴマーク!!

 30年前のキャッチフレーズ、JR西日本は「ハート&アクション」。JR九州は「くらしの窓ふれあいの道」。JR東日本は「LOOK EAST」。

和歌山で途中下車

2018-12-11 00:03:36 | 2018_秋_南紀&関西

 御坊を出ると、進行方向に向かって左側は海側。

 湯浅駅停車。JR西日本の駅名票は市町村名が省略されていますが、調べてみたら、和歌山県有田郡湯浅町。
 1つ前の駅は「広川ビーチ」駅。通過したときは、目の前が海ではなく、山の中だったような??
 西御坊駅が2018年8月26日で無人駅化されてしまいましたが、有人駅時代は昭和の国鉄駅を彷彿させるほど43種類もの硬券を発売。自社線のみだけではなく、JR西日本への連絡切符が何種類もあったそうです。昭和40年に印刷され、あれから50年経過。色あせた切符に運賃改正のスタンプを押して発売!?
 窓口閉鎖に伴い、全国からのマニアが押しかけ、全種類4万円分を購入する強者もいたそうだな。
 
 ・紀州新聞の記事


 次は箕島停車。和歌山県有田市の中心駅なので、「みどりの窓口」あり。

 もともとは有田郡箕島町の中心駅なので、現在の有田市に変わってもそのままになっています。千葉県市原市の中心駅、五井駅も明治45年に開業したときは市原郡五井町の中心駅だと同じような理由により、現在もそのまま。

 海岸沿いを走行し・・・

 海南駅。

 ここは和歌山県海南市の中心駅なので、周辺は都会らしい雰囲気。1つ前の駅は「しみずうら」だけど、最初は「清水浦」と思ったら、正しくは「冷水浦」。蒸し暑い日にこの駅名を見たらきっと涼しく感じるかも!?

 特急くろしお号は新大阪まで行ってしまうけど、和歌山で途中下車。

 (和歌山)の途中下車印見つけられたかな?

 ちょうど昼時なので、エキナカでランチ。和歌山と言えばラーメンが有名。

 さっき、特急が「湯浅」に停まったときのラーメンなんですかっ!?
 白ラーメンは友人、黒ラーメンは私が注文。

 白ラーメンはカツオダシをペースにしていて、あっさり系。

 黒ラーメンはこってり系。今、気づきましたが、写真には「チャーシュー」が載っているのに、現物には無し。あのお店、ちょろまかしたな!!写真の盛り付けと同じようにチャーシューを出せ!と文句言えばよかったかも。

 ラーメンだけだと足りないので、オプションとしてチャーハンのハーフサイズ。ごちそうさまでした!!

御坊に戻って、特急待ち

2018-12-06 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 JR西日本の駅名標は、国鉄みたいに都道府県市町村名が入らなくなった。必ず入るのは、JR東海、JR四国、JR九州。平成の大合併で市町村名が変わり、駅名標にシールで対応するなどかなり大変な思いを強いられているかも知れませんが、最初から省略した、JR東日本、JR北海道(東日本の様式を真似、萌黄色のラインカラー)、JR西日本はそんな張り替えの作業不要で楽だったかも知れません。 調べてみたら、ここは「和歌山県御坊市」でした。

 駅員さんのオリジナル作品かな?御坊市に訪ねられた記念??

 今朝は大雨の影響でダイヤが乱れたんですけど、遅れ7分というのはかなり回復していますね。

 この1枚に、超オタ要素が詰まっています。
 
 その1 JR東日本エリアに住んでいながらJR西日本のe5489で予約し、特急割引の恩恵を受けている。
 その2 わざわざ永年保存が効く熱転写タイプの新宿駅V36で発券。(新宿駅V36は、平成30年10月で撤去しているので、今は感熱タイプに置き換え)
 その3 JR-E(東)の「E」地紋に西日本の(4- )印字

西御坊駅

2018-12-02 00:24:12 | 2018_秋_南紀&関西

 全線2.7キロは日本一短い私鉄線。と、思ったら、千葉県の東成田から芝山千代田までの2.2キロしかない芝山鉄道が日本一じゃないですか?芝山鉄道は全便京成電鉄に乗り入れているので、わずか2.2キロで乗り換え、ということはなさそうなので、紀州鉄道が日本一と名乗っているかも知れません・・。

 昭和7年開業なので、当時の日本人は背が低かったのか、天井も低く設計されていました。

 窓口の営業は平成30年8月31日まで。9月1日以降は完全無人駅となりました。

 1日の本数はそこそこありますね。

 ここは開けているほうの、表口。

 反対側も出口があり、回ってみました。

 廃屋かな・・?

 継ぎ接ぎだらけだけど、川の水が溢れたときは大変かも・・・。

 友人からいただいた画像です。ここから廃線の日高川駅に通じます。汽車が通らないからと、線路まで家電具やらではみ出ていますね。

 真ん中あたりに線路があって・・・

 もっと奥に終点の日高川駅があったところ??

日本一短い私鉄はわずか8分で全線完乗

2018-11-28 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西
 御坊駅を出発して、1.5キロ先は学門駅。要所時間は4分。

 受験生にとってはとっても縁起のよい駅。学門駅を出ると、わずか300m先に紀伊御坊駅。

 駅と駅の間が短すぎる~!力行のハンドルを引いて、車両を動かしたとたん、ブレーキ操作に入る。

 ここは硬券きっぷがすべてそろう、硬券オタの聖地。紀伊御坊から東京都区内ゆきの硬券があればいいですが、今のところ、連絡運輸範囲の取り決めがあり、新大阪まで発売中。

 今乗っている車両より、こっちのほうがもっと古い。現役で動いているかどうかは不明ですが、バス窓の車両に乗れるなんて奇跡的。

 紀伊御坊からわずか600mで市役所前駅。

 市役所の玄関につながっていれば、駅名通りだけど、地図を確認すると170m先でした。あの・・・市役所前駅を出ると、次は終点、西御坊。わずか300m。

 もう、終点。全区間2.7キロ、要所時間はわずか8分。この先も線路が見えますが・・・700m先にも、「日高川駅」がありました。(平成元年に廃駅)
 2.7キロに700mを加えると、全線3.4キロのはず。「日高」の文字を見ると、北海道の日高本線を連想してしまうそうですが、全く関与はしていません。

日本一短い私鉄

2018-11-22 05:22:12 | 2018_秋_南紀&関西

 御坊駅に到着。

 ここから「紀州鉄道」へお乗り換え。

 「紀州鉄道線」は全線わずか2.7キロだけですが、鉄道業だけではなく、ホテル、スポーツ・保養施設の経営など多岐にわたる事業を展開しています。全国に紀州鉄道と銘打ったホテルがたくさんあります。「紀州」なのに、本社は東京都中央区。
 汽車はワンマンカー、非電化、イコカが使えないので、JRの改札口でタッチしてから乗車する仕組み。

 わずか2.7キロなのに、4駅もあります!!数日前までは台風のせいで紀伊御坊から西御坊までは不通だったのに、奇しくも全線再開。御坊を出ると、次は学門、紀伊御坊で終点。その距離はわずか1.8キロ。全線2.7キロなので、わずか0.9キロなのに、復旧するまでおよそ2週間かかりました。関西空港が全面冠水してしまうほどの猛威な台風だったのです。関西の鉄道、予定している路線はほとんど不通区間。早く復旧を!ともどかしい思いをしながら待っていた甲斐がありましたっ!!

 <<今日からブログを一時、お休みいたします。>>

道成寺(どうじょうじ)駅まで進みました

2018-11-19 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 切目駅。この駅名の漢字を見ると、「金の切れ目が縁の切れ目」というイメージになるので、あまりよろしくない駅名。
 金があるうちは慕われたりするが、金がなくなってしまうと人間関係が途切れてしまう意味になります。

 次は印南駅。

 いんなみ、かなと思っていたけど、「いなみ」でした。

 稲原駅。

 駅舎がかなり古いですね・・・。

 1930(昭和5)年建築のものでした。紀伊田辺駅に簡易イコカが置かれてあったのを見かけたので、ここでもエリア?と思い、調べてみたら、白浜、紀伊田辺、南部、御坊、湯浅、藤並、箕島といったように、飛び石。たとえば、紀伊田辺から御坊に行くときはイコカでも使えるが、稲原駅で降りたいときはイコカで入場した分は取り消して、現金で清算しなければならない。ワンマンのときは運転士さんに申し出れば処理は可能だが、今乗っているのは車掌さんも乗務。イコカで入場した方が稲原でも簡易改札機は置いてあるはずだと勘違いしていたら、お客さまにご迷惑をおかけしてしまうんじゃないですか。イコカが使えるなら、飛び石ではなく全駅導入すべきですっ!!

 次は和佐駅です。「わさ」と聞くだけでテレビでももう有名になっている、ブサかわ犬として大人気の「わさお」を連想。

 改札口は筒状?駅舎は向こう側?と思い、ウィキペディアで調べたら、駅舎はコルゲートパイプを利用した簡素なもので、昭和5年に建てた旧駅舎は撤去したとのこと。

 道成寺駅。

 1930(昭和5)年からそのままになっていますが、和佐駅は何で取り壊したんでしょうか。歴史の感じられる、古い駅舎のほうが貫禄があっていいのに~。次は、御坊。

紀伊田辺駅で乗り換え

2018-11-14 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 紀伊田辺駅の中にあったもの。今年は戌年だから、こういう飾り物なんですよね・・・。このあたりだったら、お父さん犬に似たような白い紀州犬のはず。テレビのコマーシャルに出ているジローさんは北海道犬。どちらも白なので、なかなか見分けがつかないかも知れません・・・。真っ白なイヌだったら色の配色が不釣り合いになるから、柴犬になったんじゃないかな~とそう思いながらパチリ。

 これも同じく駅校舎内。キセル撲滅の広告。西日本に来ると、このようなポスターをよく目にする。東日本はあまり見かけない。四国や九州も「NO!不正乗車 処罰されます」とでかでかと。つまり、東は「宵越しの金は持たぬ」、西は「もうかりまっか?」。私?まあね・・・少しでも損したと思えばとことん追及して取り戻すほうだから、西の人間に属するかもしれない??

 和歌山県田辺市の中心駅です。1932(昭和7)年に建てられたものですが、南海トラフ巨大地震の想定津波浸水域の中にあるため、取り壊しが決まっています。

 肥薩線では古くて貫禄にある駅舎が多いのに、取り壊さず100年経っても現役のままですが・・・地震が起きた場合の安全性も懸念されることから耐震性の強い新しい駅舎に建て替えるのはやむを得ないことです。

 103系?かと思ったら、もと115系。連結部分だったのを短編成化に伴い、切妻に運転席を設ける改造。115系は8両や10両などの長編成の中距離を前提に製造されたものなので、乗客がかなり減った今の時代に8両や10両で走らせると無駄になる。最低でも3両つなげないと動けない。クハ(運転席が付く制御)+モハ(モーター)+クハ(運転席+制御)。中間車両のモハ(モーター付)やサハ(付随車)が使えなくなるのはもったいない。運転席を設け、クモハ(制御+モーター)に改造すれば2両編成でも動かせる。西日本の倹約作戦。東日本は古くてボロ電車はわざわざ改造するほどでもないと、簡単に廃車。

 ボロではなく、新しい電車が来ましたよ!

 次は、「早っ!」駅。「はや」と書いて・・・

 芳養 ですか。難読駅のひとつかな。

 岩代駅。

 さっきからずっと気になりますが、駅舎が明るいアートで多彩になっていますね。旅人の目を楽しませるということは素晴らしいアイデア。



 太平洋の海岸を走行・・・。

特急に乗れば予定通りだったかも

2018-11-10 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 30分遅れか・・・はぁ。と残念がって、向かいのホームを眺めていたら、新大阪行き特急が連結作業。朝早いから寝ぼけていて、頭が回らず。すると、友人がふと思いだしたかように「普通列車を待つよりも、特急で行ったら予定通りになるかも!?」「それだ!今何時だ!?」と時計を見ると7時11分。「この特急って何分発?」と駅ホーム備え付けの時刻表で調べたら7時12分発。駆け込みダッシュで跨線橋渡って・・・は私はメタボだし、きついかも。やめとけ・・。
 あのな・・・特急は有料の優等列車なんだから、跨線橋を渡らなくていいように改札前のホームにしろよな!!改札前に停まっていたら、すぐ気づいて乗っていたかも知れない。

 30分遅れでやってきた、普通電車。色が常磐線カラー。ずーっと昔、常磐線沿線に住んでいたことがあり、快速はボロ103系、中距離電車は415系(交直流)、千代田線直通は営団6000系、203系、207系。あれからン十年経過。それらはもう消滅し、快速はE231系、中距離はE531系(交直流)、地下鉄直通はE233系に世代交代。常磐線の古くてボロ415系をJR九州譲渡配給。国鉄が民営化になる前、本州につながる関門トンネル(九州)、瀬戸大橋(四国)、青函トンネル(北海道)はそれぞれの島国の所有とすると決定されたのが仇になったようです。三島へ送り込む路線を儲かっている西日本と東日本に移管すればよかったのに。
 JR九州の路線はほとんど交流なので、門司から下関間の直流を抱えては厄介な存在。西日本のためにこれ以上新しい交直流は作れないとして、常磐線で不要になった415系を九州が買い取り。

 白浜を出ると、次は「あっそ」。
 まるで「あ、そう。」と相づぢを返すような言葉。

 漢字にすると、朝来 ですかね。読めないわ。

 この車両は、ボロ国鉄103系の後継、105系。国鉄時代末期に製造されたもので、当初のオリジナルはオレンジ色。宇部線にも配属されており、下関まで来ていた。中央線の旧201系に似ているので、東京の中央線が下関に来た!と勘違いしたくらい。

 在りし日の昭和時代。下関でも中央線カラーが来ていた証拠。

 現在の宇部線は、総武線カラーで活躍中。昔の、イエロー201系ですかね。
 
 105系の扇風機。30年以上昔の国鉄時代のものなのに、モーターから発火するとか、そういった話は聞かない。きちんとメンテナンスしているからでしょう。

 あっそを出たら、次は終点、紀伊田辺。当初予定では、数分で乗り換えなのに、遅れた分をリレーしてくれたわけではなく、見捨てられました・・・。次の時間までかなりあります。はぁ・・・。残念。

 国鉄の駅名票なら「和歌山県田辺市」と表示が入るが、JR西日本様式では入っていない。ネットで調べないとわからない。不便。

 駅舎はあそこですね。いったん、途中下車します。


翌朝も大雨でハプニング発生!

2018-11-05 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 ここは2間続きの和洋室なので、和室でテレビを見たり、友人とおしゃべりができるスペース。洋間はベッドなので寝るだけの空間。

 嵯峨野鉄道はJR西日本のe5489でも予約が可能だと友人に知らせてもらったので、速攻で予約し、時間が余っている白浜駅の窓口で発券依頼。
 ここは和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町。市ではなく、「町」の田舎なのに、みどりの窓口の開いている時間は、なんと6時10分から20時まで。
 東京から0.8キロ、有楽町駅銀座口のみどりの窓口、営業時間8:00~21:00(平日)、9:00~19:00(土休日)。先週、友人の家へ遊びに行って、地下鉄有楽町駅に降りたのは、19時過ぎ。みどりの窓口内の旧型熱転写MV機で指定席券を購入する予定でしたが、日曜日は19時までなので窓口が閉まっている。仕方がなく、感熱紙のMV50で購入。MV50はコストを下げるため、印字が薄い。赤味も帯びていて、かなり不満。切符は永年保存を前提に発券するものではなく、1回で使い切りなので、印字が薄くても判読できれば問題無し。窓口のMR52型端末で発券してもらったほうが感熱でも濃い印字になる。山手線内の駅でさえ、「みどりの窓口」のない空白地帯も出ている。原宿・代々木・新大久保・目白・駒込・田端・西日暮里・鶯谷・信濃町・千駄ヶ谷。

 和歌山県のほぼ最南端の駅で、京都のものを発券。

 泊った宿の部屋から見える風景。徒歩1分で駅なんです。白浜駅は新型のMR52型設置。実質、自宅にいながら、「みどりの窓口」に変わりはない。
 
 翌朝・・・事前に打ち合わせた内容は、もし、早く目覚めていれば、予定より1本早めの電車に乗り、御坊へ。日本一短い私鉄として有名な紀伊鉄道の紀伊御坊駅で、すべての硬券を購入。(学門・紀伊御坊・市役所前・西御坊の4駅セットで480円)紀伊鉄道に寄付するつもりで記念に持ち帰るのも良し。
 6時53分に乗るつもりで早めにチェックアウトを終えたんですが・・・

 大雨のせいで電車が遅れているんじゃないですかっ!!

 はあ・・・その後、予定がたくさん詰まっているので紀伊御坊駅へ途中下車は難しくなりましたね・・・。

 特急電車が一晩係留していたところは改札に入って、左側が0番乗り場。そこから新大阪行きが発着。
 0番線は行き止まりの車両止め付き。ここが終着駅ってわけではないですけど、白浜発の特急専用ホームというようなもの。

 そういえば・・・ちょうど彼岸の日なので、彼岸花も咲いていました。

 驚いたことに、白浜駅だというのに、何で青ヶ島でよく見かけるオオタニワタリがあるんですかっ!?緯度を調べたら、御蔵島と八丈島の中間あたり。青ヶ島の気候に似ているので、自生するのに適しているところだと思います。そういえば、特急「南紀」がずいぶん南まで連れてもらったもんだな・・・。船だったら、東京を夜22時半に出航して、御蔵島や八丈島は翌朝なので、長い船旅。特急はあっという間。

白浜駅へ・・・

2018-11-01 00:01:24 | 2018_秋_南紀&関西

 外国人向けのジャパン・レール・パスを持った方がたくさん。JRグループが共同して発券する乗車券なので、日本中を特急や新幹線でくまなく旅行して回るのに便利なパス。特急の自由席、指定席や、新幹線の指定席も乗り放題。(ただし、最速列車の「のぞみ」及び「みずほ」は対象外)みどりの窓口で〇月〇日の 特急〇〇号、〇〇から〇〇まで、お願いしますと申し出れば、無条件で指ノミ券(料金が¥***)発券。ただし、日本人が日本のパスポートを持っていても、利用は出来ません。
 サツマノカミ目的で外国人から、東京 → 新函館北斗の新幹線指ノミ券(¥0)を譲り受けても、もととなる、新幹線特急料金の入った有額券の提示がなければ、乗れません。指ノミ券と乗車券だけでは自動改札機の扉が閉まる仕組みになっています。(有額券と乗車券なら開く)

 新宮から電化区間なので、電車の287系が入線。

 新大阪まで行ってしまいます。紀伊勝浦18時02分を出発して、新大阪には22時06分。東京行きの新幹線はもう終わっているけれど、日付が変わって34分後の0時34分発の寝台特急サンライズで東京に着くのは翌朝7時8分。

 せっかく海側の席を取りましたが・・・これから暗くなってしまいます・・・。
 串本駅は、本州最南端の駅。

 白浜駅に着いてしまいました。

 自動改札機ではなく、イコカの簡易器設置。

 昔は改札ラッチがずらりと並んでいましたが、利用者減少に伴い、ラッチを撤去し、その代わり飾り物とか・・・。

 白浜駅前の民宿へ。2間続きの和室。

 洋間ではベッド付き。古い建物でしたが、掃除がすみすみまで行き届いており、清潔。

紀伊勝浦名物のマグロ丼

2018-10-28 00:44:42 | 2018_秋_南紀&関西

 のれんを潜ると、「今日は5時まででーす」と店員さん。腕時計を見たら、まだ16時50分。(5時までというのは、オーダストップってことでしょう!)

 おこ(怒)ー!!だったら、「5時まででーす!」とわざわざ言わなくていいってば!!
 店員さんのせわしない雰囲気が漂う。閉店間近に来られては迷惑ってことかいな?じゃあ、同じメニューを頼めばラクでしょ??と、1番高い、マグロユッケ丼を注文。あー、美味しい!とモグモグ食事中に外国人おぼしきお客さんや、観光客が5時過ぎに入店したが、「今日は終わりましたよ!!」と門前払い。
 会計を済ませたあと、店員さんがそそくさとクルマに乗り込み、どこかに出かけてしまいました。
 でも、きちんとメニューの写真とおりにきれいに盛り込んでくれたので、それでヨシとします。

 うわー、大雨ですな・・・

 ん?ここは築地?東京と同じじゃん。和歌山県勝浦市じゃないかな??千葉県でも同じ勝浦市があるので、タブっての同じ市名を名乗ることは出来ない。JRの駅なら、同じ駅でも頭に線名を付けることで区別するが、自治体の名称に(千)勝浦市や、(歌)勝浦市、といったような表示はできません。
 調べてみたら、ここは和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん・・・なんと読めない地名)那智勝浦町でした!!

 紀伊勝浦駅に戻って・・・

 なんと!ここでもイコカエリアなんですか。

 今夜の宿は白浜駅前の民宿。19時27分到着で夕食提供タイム外なので、素泊まりで予約。ここで早い夕食をいただいたわけです。

 乗り場はここ。(まだまだ続きはあります)

ここからJR西日本

2018-10-25 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西
 さっきからJR東海JR西日本の両社を交互に乗りながら・・・・

 和歌山県新宮市に入りました。亀山からずーっと非電化区間だった紀勢本線がJR西日本エリアに入ったとたん、電化区間に入ります。

 特急南紀は東海車両だけど、西日本に乗り入れ。ここで両社の乗務員が交代。特急しらさぎはJR西日本車両だけど、米原から東海区間に乗り入れ、名古屋まで。そうやって両社の貸し借りで清算が行われています。
 1番損するのは、JR北海道所有のH5系は2編成しかなく、東日本のE5系が新函館北斗まで行く本数が多い。北海道のH5系が新青森発東京行きの東日本完結で清算。

 側面に「北海道」のエンブレムがあるのに、北海道に行かないH5系は

 東京  11時20分 → 新青森14時43分 はやぶや19号
 新青森 17時44分 → 東京 21時04分 はやぶさ36号
 東京  21時44分 → 仙台 23時47分 やまびこ223号

 アウェーの車庫で一晩休んだあとは本領発揮 

 仙台   6時40分 → 新函館 10時05分 はやぶさ95号
 新函館 12時44分 → 東京  17時04分 はやぶさ24号
 東京  17時20分 → 新函館 21時48分 はやぶさ33号 
 
 ホームの車庫で一晩休んだ後は、北海道に行かないH5系に戻る。

 新函館  6時35分 → 東京  11時04分 はやぶさ10号
 (上のダイヤに戻る)

 九州新幹線から山陽新幹線に乗り入れる「さくら」700系は両社とも編成が多すぎたため、JR九州が新大阪まで走行するダイヤグラムの特定は難しいけれど、いつも私の勘に頼ってJR九州に遭遇する確率が高い。
 東北新幹線に乗るときは、北海道のH5系、山陽新幹線に乗るときは九州の700系を狙ったり、切符を買うときもいつも他社といったようにひねくれた性格なんですが・・・。

 名古屋から246.0キロ、途中は険しい山岳区間もあったりして、国鉄特急よりは2倍のエンジンを搭載されたキハ85系。平成の初めころに製造されているので、年季の入っている車両ですが、お疲れ様です。
 特急「しなの」(名古屋~長野)は山岳路線のカーブで車両が傾くのを修正する「振り子」式だけど、こちらのキハ85系は振り子非搭載ですが、乗り心地はよかったです。

 ここに来たのは20年ぶりでしたっけ・・・?

 友人が事前にリサーチしておいた、紀伊勝浦の名店へ・・・・。
 

通過駅もパチリ

2018-10-22 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西
 特急南紀5号の停車駅は津を出ると、次は松阪牛で有名な松阪、参宮線への乗りかえ駅、多気(たき)、三瀬谷、紀伊長島、尾鷲、熊野市、そして終点、紀伊勝浦。

 滝原って特急停車駅?と思ったら、時刻表では通過。このあたりは単線で山岳区間を走行しているので、速度もやはり控えめ。

 尾鷲駅。「鷲」は鳥の王者「ワシ」のはず、ここでは「おわせ」。テレビの気象ニュースで何度か目にした「尾鷲」の文字。降水量が日本一の都市だからでしょうか・・・。

 次は、熊野市停車。自動改札化されていなくて昔懐かしい改札ラッチ。

 ここでもまだまだ三重県です。

 神志山駅。

 雲行きが怪しい・・・。

 ここは三重県最南端の駅です。ここでもかつては日本一があったんですよ。東京都青ヶ島村の面積は?と聞かれても、5.96キロ平方メートル。人口は160名。人口に関しては、愛知県の富山村も日本一人口の少ない村として青ヶ島村と競っていた時期がありました。現在は豊根村と合併し、日本一の座は青ヶ島村に譲りました。
 ここでも、青ヶ島村の面積が半分以下の狭い「鵜殿村」がありましたが、人口は5000人近く。日本一人口密度の高い「村」としてランキングされていたのに、今は紀宝町と合併しているので、日本一は沖縄本島の中部地域にある読谷村(よみたんそん)かな?アメリカンビレッジや、ショッピングモールやアメリカンのレストラン街とか集中しており、とても「村」とは思えない風景。
(読谷村が1位かと思い、調べてみたら、北中城村(きたなかぐすくそん)が1位でした!!沖縄の地名はかなり珍しい読み方をするので、( )に平仮名を併記。ここだけではなく、沖縄戦争で焦土の化となった、南風原(はえばる)、豊見城村(とみぐすくそん)は那覇空港の近くにあり、景観は都会そのもの。人口も6万人なのに「村」のままでいるのはおかしい、と2002年から豊見城市に昇格。「村」からいきなり「市」に。東風平はなかなか読めず、1番難しい。「こちんだ」と言うんです。

 和歌山県に入るとともに新宮駅から再びJR西日本エリアに入ります。

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