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東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

奈良線全線完乗~!

2019-03-23 00:00:19 | 2018_秋_南紀&関西

 厳密に言うと、奈良線は京都から木津まで34.7キロ。利便性を図るため、奈良線はすべて関西本線の奈良駅まで直通します。
 そのため、駅名票の色は関西本線カラーです。

 木津駅。ここで奈良線、片町線に分岐します。「片町線、私はまだなんですー!」と相談したら、ちゃっかりと次回のプランに組み込んで下さいましたっ!京都府最南端の駅なので、奈良駅からわずか7キロ。そういえば、叔母もこの近く。住所は「京都府木津川市」と書くので、長年も京都駅周辺かと勘違いしておりました。去年の関西本線全線旅で通ったときは奈良に近い「京都」だと気づく。旅の途中なので、逢わず素通りしてしまってごめんなさいね・・。

 木津川ですね・・・。

 今の電車は「快速」だけど、奈良線は単線だったり、複線だったりするので、すれ違い待ちのため、ドア扱い無し停車。棚倉駅。

 城陽駅。停車駅なので、ドアが開きました。京都府城陽市の中心駅です。

 宇治駅。宇治茶でとても有名だし、10円硬貨の裏面に刻印されている建物も宇治市の平等院、鳳凰堂。

 駅名票に【京】マークがついているので、京都市内に突入!!

 今度は山陰本線に乗りかえです。京都駅の山陰本線ホームまでかなり遠く離れていて、かなり不便っ!!
 この駅名票は、2018年9月のものなので、隣は「丹波口」だけど、3月16日から京都の鉄道博物館前に「梅小路京都西」駅開業。今までのアクセス方法は京都駅からバスだけど、現在は駅から降りたらすぐそこに鉄道博物館。

 今回の目的地は、馬堀駅。快速は通過してしまうので、上の各駅停車に乗車!!

 げっ!混んでいますな~!!山口県も同じ山陰本線とはいえ、小串から長門市間は11本、長門市を超えると8本。極端に少なくなってしまいます。ここは大都市の京都なので、本数は数えきれないほど多い。

奈良駅

2019-03-13 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 2018(平成30)年9月23日、日曜日。もう半年前の話になりますね・・・。もうあっという間です。世界遺産の文化財がたくさんあるところだというのに、構内はガラガラ。

 改札を出て右側あたり。1934(昭和9)年に建築された旧駅舎はもともとここにありましたが、2004(平成16)年に解体せず、そのまま移動する曳家工事が行なわれました。4日がかりで北へ18メートルも移動。

 建物をそっくり移動できる技術は素晴らしいですね・・・。

 書店の看板だと判読できますが、その上にあるものは何なんだ?とよく見たら、鳩ちゃんでした!!キジバトちゃまは警戒とても深いから、こんなところでは休めないんですね。

 時間がたっぷり余っていることだし、続きの乗車券を購入だ!きっぷ売り場へ。
 山陰本線の園部までは買ってあるが、その後の続きは、関西空港のつもりだけど、9月5日、最強の台風21号が京阪神圏に上陸し、関西空港が冠水したうえに空港線の鉄橋にタンカーが衝突し、橋の一部が破損。予定変更の可能性もあり、その時点では購入せず。
 復旧は10月以降か?と思ったら、わずか13日後の9月18日に全線復旧。成田空港に次いでに旅客数、発着数も非常に多いところなので、いつまでも不通、というわけではないからでしょう。
 関西空港までの道中、途中下車ができるように大阪近郊区間から外れる「船岡から関西空港まで 経由:山陰・東海道・大阪環・片町線・おおさか東・関西・阪和」と書いたメモを窓口へ。窓口は空いていて、暇を持て余している駅員さん。この程度の経由入力なら、そんなに難儀することはなく、簡単に出せるはずなのに、「船岡駅は無人駅だから、有人駅の園部駅で購入してください」とあっさりと発券拒否。

 「第20条 駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限って発売する。ただし、次の各号に掲げる場合は、他駅から有効な乗車券類を発売することがある。
 (3)駅員無配置駅から有効となる普通乗車券、定期乗車券又は普通回数乗車券を、その駅員無配置駅に隣接する駅員配置駅において発売する場合。」
 この規則を盾に、経路の長い入力を要す乗車券のリクエストされても拒否することができるということなんです。

 この規則ができたのは、今のような全国のどの区間でも運賃を計算して発券できるマルス端末が開発される前の国鉄時代。その駅から有効なものに限って発売とは、その駅からの運賃表をあらかじめ常備しており、どんな行き先でもすぐに対応できるが、他駅発となると計算間違いなども出てくる恐れがあるので、原則として発券しない。最初から無人駅から有効となる乗車券は、隣接する有人駅で発売となっている。

 現在の情勢を見ていると、秘境駅であっても有人駅だった国鉄時代とは異なり、無人駅が増え続けている。無人駅の隣接する有人駅だとすると、無人駅がずーっと続く北海道はもう大変。マルス端末は全国の区間でも瞬時に計算して発券できる機能は備えている。キセルや不正乗車の疑いがなければ、この規則を承知しているうえで他駅発の乗車券を発売する駅がほとんどなのに、奈良駅の対応は何なんだ!?とJR西日本のお客様相談室に苦情。大変申し訳ないと回答があったので、まあ、それで良しとするが、この20条なんて撤廃すればいいのに。

 おや!?懐かしい山手線!?

 国鉄時代末期の1985(昭和60)年。あと2年で民営化になる。民営化になっても重荷にならないように、戦後の高度経済成長期に多量生産した103系の置き換え用として、次世代の205系を国民の税金で多量生産。若い番号の1から60あたりまでは山手線に配備。
 36番ってことは、もともとは山手線から転勤してきたのかな??と思い、調べてみたら、最初から大阪に配属。

 もともとは東海道本線(京都から西明石)の各駅停車および阪和線だったけれど、現在は奈良線に転勤。

奈良県の桜井線(万葉まほろば線)も完乗

2019-03-08 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 現在は・・・ちょうど亀岡の真下にある、「和歌・桜井線・関西」の桜井線です。桜井線は和歌山線の高田駅から奈良駅まで結ぶ路線で日本最古の歌集である「万葉集」に多く詠まれた名所・旧跡が点在していることから、桜井線よりも「万葉まほろば線」のほうが全国に浸透しやすいという理由で2010年から愛称を命名。
 歴史はとっても古く、1893(明治26)年開業。もう126年前ですかね・・・。

 和歌山線のラインカラーはピンク色だったのに、急に赤くなりました。ここは万葉まほろば線だと判別できそうです。
 金橋駅。「金」の付く駅名は全国的に散らばっていますが、1番縁起がいいのは栃木県の烏山線にある「大金(おおがね)」駅ですかね。始発は東北本線の「宝積寺(ほうしゃくじ)駅」。「宝を積む、お寺」として縁起が良さそう。

 漢字を見ただけで、なかなか読めなさそう。「畝傍」と書いて、「うねび」。

 香久山駅。
 その頃から、105系電車の車内は混雑。駅名票を撮るために車内をウロウロしていたら、「うるせぇな、アイツ!!」って思われそうなので、しばらく自粛。

 三輪駅。三輪さんという人名もありますが、奈良県桜井市が発祥のようです。
 次は桜井駅。桜井さんという人気タレントもいらっしゃいます。

 この駅も、柳本さん。

 次は長柄駅。千葉県のほぼ中央に位置する、長生郡長柄町と同じ駅名ですが、ここは奈良県。
 ここは天理市という自治体になっていますが、巨大な天理教の教会本部神殿がその近くにあります。宗教団体の駅名がそのままになっているところは、天理と、山陽本線の岡山県にある、金光(こんこう)駅。

 もうここは奈良駅?と見間違えてしまいそうですが、まだ天理駅です。

 天理を出まして、次は櫟本駅。これもなかなか読めませんね。「いちのもと」と書きます。

 次は帯解。北海道の「帯広」は全国区で知られている都市なんですけど、帯解はなかなか読めませんね・・・。おびとけ。

 次は京終。読んで字ごとく「平城(京都)の終わるところ」。京終と書いて、「きょうばて」と一発で読めるわけではないですけど、ここ、万葉まほろば線って、難読駅の集まりじゃないですか・・?

和歌山線全線完乗

2019-02-28 23:03:53 | 2018_秋_南紀&関西

 高田駅。長崎県でも長与支線に「高田」駅があります。九州は「こうだ」、こちらは「たかだ」。奈良県大和高田市の中心駅。

 次は、JR五位堂駅。「JR」を冠する駅名なので、古くからあったものではなく、最近になって出来たもの?と調べてみたら、地元の請願駅で2004(平成16)年開業。近鉄大阪線の五位堂駅と区別するため、「JR」を関する駅名となった。近鉄大阪線ですかね・・・。この間、三重県の松坂に立ち寄ったとき、近鉄大阪線の駅だと知り、驚いたくらい。名松線が行き止まりの盲腸線になったのは、もともと三重県の名張(なばり)まで線路を敷設する計画はあり、線名を名張と松坂、それぞれの頭文字を取り「名松」線と命名したのに、近鉄大阪線は先行し、開業したため、名松線は伊勢奥津止まりにして、この先の工事は断念。

 次は香芝(かしば)駅。奈良県香芝市の中心駅。

 志都美駅。

 畠田駅。

 終点、王寺駅。

 古くてボロ電車だけど、2019(平成31)年3月ダイヤ改正から新型の227系デビュー!!

大和二見駅舎は昭和27(1952)年建築

2019-02-23 00:35:08 | 2018_秋_南紀&関西

 もともと官営の鉄道として開通させたのではなく、私鉄として開通したものを國が買収し、鐵道院の驛となった。ちなみに開業日は1902(明治35)年。
 その半世紀後、1952(昭和27)年に現在の駅舎に建て替えてから、もう67年目になります。

 開業当時は多くの駅員さんが駐在していたに違いない。

 きっぷコレクションのアルバムに収納してあったのを見っけ。昭和59(1984)年に発行されたもの。35年前だというのに、保存状態良好。
 二見浦の硬券が出てきましたが、実際に訪ねて購入したわけではなく、当時、硬券の通信販売業者さんから購入。泉友社さんだったと思います。

 王寺行きの電車がやってきました!!本日の旅程は、王寺~高田、高田~奈良、奈良~京都、京都~馬堀。(京都まではすべて未乗区間なので、一気に片付けられるチャンス)

 難読駅。わきがみって言うんですかね・・・。

 玉手駅。玉手箱を連想。

 御所駅。

 2018年9月撮影なので、田んぼが黄金色になる前の風景。


 和歌山-五条間は和歌山支社、五条-王寺間は大阪支社。大和二見は奈良県内であっても和歌山支社なので、イコカのエリア外。五条から奈良方面は大阪支社なので、イコカのエリア内に含まれています。和歌山線も車載型IC改札機対応の227系に置き換えられ、将来的に大和二見からでもイコカで乗れるようになる。何もない超ド田舎の山陰本線や山陽本線も車載型IC改札機を設けたら便利なのに、と思ったら、下関駅の自動改札機はJR九州仕様なので、エリアをまたがっての利用はできない。熱海駅も然り。東日本の改札機(熱海駅)にタッチして出場は東海の改札機(1つ隣の函南駅)にタッチしてもエラー。通せんぼ。その逆も・・・。

さらば大和二見駅

2019-02-14 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 翌朝・・・ホテルの部屋から見える風景。反対側は「吉野川」が見える。

 左は大和二見駅、右は五條市役所方面。

 朝食は和風と洋風選べるようになっていて、洋風コースを選択。

 ごちそうさま~!!
 このホテルは「温泉付き」ではありますが・・・同じ敷地内に日帰り温泉施設あり。宿泊者向けとして、チェックイン時に2回入浴できる無料券を交付するシステムなので、日帰りの入浴客でごった返していました。1回目はホテル到着時、2回目は就寝前に入浴。

 ホテルの廊下に貼られていたもの。「ここは酒店でもないのに、何と書いているんだ?」とぼやいていたら、中国旅行の経験のある友人いわく「中国語で酒店はホテルを意味していて、ホテルでは静かにしてくださいという意味になると思う」「ええええーっ、中国では酒店をホテルという意味になるんですか!?」韓国語はハングルで読みは日本と同じく「ホテル」(そもそも英語から来ている言葉)

 チェックアウト後、二見駅に向かう途中。二見1丁目。山口県の何もない超ド田舎の二見の駅前通りは「無番地」なんですよ。わが実家でも土地の番号を割り振る予定があったんですが、同じ町会で登記費用の負担がかかるからと反対者が1人でも出ると不成立。無番地は国有地ですかね??だとすると、青ヶ島は全地域無番地。固定資産税は家屋が課税対象で土地は無番地だから非課税で解釈していいのか、私は村民ではなく、村の納税通知書を見たことがないので、よくわかりませんが・・・。

 二見なのに、24時間営業のスーパーもあるんですかっ!?山口県の二見はジュースの自動販売機のみ24時間営業。私が子供のころ、3軒の商店に漁業協同組合の店舗(日常雑貨や食料品も取り扱っていた)。現在は人口がかなり減少し、1軒の小さな商店を残して、あとは廃業。6キロ離れたスーパー丸和も、2016年閉店。JR山陰本線もかなり本数が減らされている・・・。

 昨日は途中下車して、1泊。今日も旅行再開です。

 昔は有人駅だった名残なのか、事務室の出入口や窓は閉鎖。

 駅員さんが手売りで切符を売る代わりに自動券売機。

 駅前の青空駐輪場。都会の駅前駐輪場だったら、1日100円取られそうですが、ここは無料。都心のサラリーマンだったころ、歩いて行ける距離なのに時間稼ぎに自転車。毎日100円払って駐輪っ!!現在は、マイカー通勤ですが、無料で枠内に停められるように毎朝争奪戦。8時を少し過ぎるともうアウト!!

 大和二見からJR橋本駅乗換え南海線経由で大阪の繁華街まで、わずか900円っ!!南海線安すぎますよ・・・。


 さらば、大和二見。今度は、熊本県の肥後二見か、三重県の二見浦。

山口の長門二見は超ド田舎ですが、奈良の大和二見はコンビニ、スーパー、ホテルあり

2019-02-08 00:02:25 | 2018_秋_南紀&関西

 大和二見駅は、奈良県五條市二見三丁目。
 長門二見駅は、山口県下関市豊北町大字神田上字上二見。

 山口県の長門二見周辺は、無番地なので「759-5513 二見駅前通り」でも届く。青ヶ島も「100-1701 青ヶ島村無番地」でもちゃんと届く。ただし、宛名はフルネーム。今は下関市になっていますが、昭和30年当時の住所、「郵便番号無し、豊浦郡宇賀村」でも届く。どちらも、なーにもない田舎なので、郵便配達員は各戸ごとの家族や名前を覚え、スムーズに配達。


 長門二見は何もない田舎だけど、大和二見は五條市役所の近くなので、ますますの都会。歩いて数分にセブンイレブンあり。ホテルに向かう途中でもスーパーがあった。山口よりもここのほうが便利なものがたくさん。

 ホテルに着きました~!!

 テレビの字幕が出るかどうか確認。フロントに申し出、出せるように設定してもらいました。

 温泉は離れにあり、1日の疲れを癒したあとは、夕食。ビジネス系のホテルは夕食無しのところが多いけれど、ここは観光地なので夕食付のプランです。

大和二見駅

2019-02-03 01:05:53 | 2018_秋_南紀&関西

 帰りは特急なので、高野山駅窓口で乗車券および特急券を購入。全国のICカード決済可能なので、ピッとタッチして即時発券。関東の私鉄はパスモだけど、関西はスルッとKANSA協議会のピタパ。東日本は、最低運賃に満たないカードでどこに行くつもりでしょうか?スイカ、パスモエリアだと門前払いだ!!西日本のイコカエリアは下車駅で清算してね、どうぞ!という感じです。私鉄のピタパは関西の私鉄内なら、クレジットカードと同じく後払い。ピタパでJRもしくは全国のICカードエリアを利用するときは、あらかじめクレジットカードからチャージ。


 橋本に近づく前の風景。

 やっと橋本駅に着きました!!南海線←→JRの連絡口は自動改札機のみなので、

 こういう120mmの細長い切符は自動改札機には対応していない。わざわざ遠回りして、JRの正面改札口から入場。

 下兵庫駅。住所は「和歌山県橋本市」なのに、兵庫県を名乗る駅名は珍しい。

 次は隅田駅。関東人から見れば、「隅田」の文字を見ると、すみだがわの、「すみだ」と読んでしまいそうですが・・・
 ここでは、「すだ」でした。

 隅田駅改札口。

 にぎやかな絵ばっかりですな・・・

 反対側のホーム。

 まもなく、やまとふたみ、です。私の故郷は山口県の何もない小さな漁村の長門二見出身であることは友人も存じているのか、わざわざ私のために大和二見駅前の宿を探してくれました!!本当にありがたいです!!

 長門ではなく、大和を冠した駅名だけど、故郷を思い出すような駅名。

 大和二見

 長門二見

 山口県の二見は、この汽車。

 昔懐かしいキハ47ですが・・・今年の3月から大和二見を通る和歌山線はボロ國鐵の105系や117系から最新型の227系に更新。

 ここでももともとは有人駅だったのに、現在は無人駅。

 駅長事務室のあった場所なんでしょうか。

 改札ラッチも撤去・・。

 運賃表。大阪環状線も範囲内になっていますが、実際は橋本で南海線に乗りかえたほうが大阪へのショートカット。

 無人駅で自動券売機のみ稼働なので、入場券の代わりに購入。山口県の長門二見は利用者が1日数十人なので、自動券売機無し。
 ㋰ 印は、全国のきっぷを発売できない駅において、100キロ以上の乗車券をリクエストされた場合に車内または途中駅の窓口で買い替えを要するもの。㋰の切符を収受し、本来の目的地までの区間変更の乗車券を発券し、差額を徴収するヤツです。

極楽橋駅は何もない秘境駅?(高野山への中継駅)

2019-01-31 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 これが関西の大手私鉄、南海電鉄の極楽橋駅舎。大手私鉄の駅は都会的な駅舎がずーっと続く印象がしますが、高野線は山岳路線。東武鉄道も都内だけではなく栃木県の田舎路線(鬼怒川線や日光線など)も抱えるイメージで考えればよいかも・・・。

 駅前はなーにもないです!!

 自動改札機が設置されているとはいえ、駅前の風景はこれです!!

 川のせせらぎがする駅はほとんど無人駅なのに、ここは有人駅で自動改札機設置。世界遺産の高野山近くなので、土日は忙しいかも知れない。今回は台風被害に伴い、数日間も運休。私たちが訪ねたのは運よく再開直後なので、どっと人が押し寄せず、まばらでした。

 この風景の近くに・・

 この駅なんてすごい!!

 田舎の、のーんびりとした雰囲気が大好き。刺激を求めに、都心のサラリーマンになったのも数年で挫折。東京や大阪よりも、こういった田舎のほうが落ち着くんじゃないですか。

 極楽橋駅ホームから眼下に広がる風景。

 南海の特急「こうや」号で橋本に戻りまーす!!

高野山駅&極楽橋駅

2019-01-22 00:29:25 | 2018_秋_南紀&関西
 両方の駅とも、関西の大手私鉄、「南海線」なんです。

 周辺に精進料理の宿坊がありますが・・・今回はここが目的地ではなく、友人が私のために用意してくれたところの宿です。
 私のために用意してくれたって何?と思われたかも知れませんが、順番が来たら紹介したいと思います。

 高野山駅からの眺め。

 すごい秘境ですな・・・。

 高野山駅前のポストは昔ながらの円筒型でした。

 1日1便取集め。

 高野山駅は世界遺産なので、見どころはたくさんありますが、とりあえずは下山。

 極楽橋駅で下車してみます。

 うわー、これが駅舎なんですか?都会で見かける南海線の駅とは思えぬ。

 駅前の風景はこれです。舗装されていない道なのに、通せんぼ扉が付く立派な自動改札機設置。高額を投じて設置したのに、自動改札機君がきっぷを受け入れる枚数は1日数枚しかなく暇を持て余しているんでしょう。有人改札で十分なのに~!

世界遺産の高野山

2019-01-12 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西

 南海線高野線の極楽橋駅。大阪の繁華街、難波から63.8キロ。関西の大手私鉄なので、運賃は870円。JRだと幹線運賃なら1140円もするのに、南海は安すぎる!!そりゃ、関東の小田急線も新宿から小田原まで82.5キロもあるのに、880円。新宿からJRだと品川経由でも87.7キロ、1490円。
 大手私鉄であっても、京成千原線はもともと第三セクターの千葉急行線を京成電鉄が買収したこともあり、本線に比べると運賃が割高。

 ケーブルカーにお乗り換えでーす!世界遺産行きだというのに、ガラガラなのは、関西各地に亡くなられた方が13名、関西空港線の鉄橋にタンカーがぶつかって不通、関西空港も滑走路が全面水没するなど様々な大きな被害をもたらした、台風21号。台風が過ぎ去ったあと、倒木など通行の妨げになるものを取り除く復旧工事が始まった。あれからわずか2、3週間で復旧するのは難しい、と誰もが思っていたのに、信じられないことに復旧しているので、計画していたとおり行けました。
 普段なら世界遺産なので、外国人でごった返す風景のはずですが・・・台風21号の被害が甚大なため、相次ぐキャンセルの影響だと思います。

 急こう配の坂道です。真ん中ですれ違い。

 ぐいぐいと駆け上がって・・・

 まもなく、高野山駅でーす!!

 「1964(昭和39)年に製造され、昭和から平成の時代に霊峰・高野山へのアクセスを支えてきた車両が、次の時代への節目に、54年ぶりに生まれ変わります」
 とのことなので、この車両はもう見納めになりました。まだまだ「平成」のうちではありますが、2019(平成31)年3月、新型車両にバトンタッチ。

 駅名票。わざと昔らしいデザイン。戦前の國鐵時代、駅名標は左からではなく、右から。
 東京駅も大正時代に開業した直後の文字は 「うやきうと」(驛京東)。
 今だったら、「とうきょう」なのに、昔は「とうきやう」。

南海高野線

2019-01-08 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西
 南海高野線のことを調べてみると、大阪市浪速区の汐見橋駅から和歌山県伊都(いと)郡高野町の極楽橋駅までを結ぶ、全長64.5キロの路線。大阪から阪和線・和歌山線を利用するとかなり遠回りになるが、南海高野線を利用したほうが大阪市へのショートカット路線。
 高野線のうち、「こうや花鉄道」の愛称のある橋本駅 - 極楽橋駅間(特に高野下駅 - 極楽橋駅間)は50パーミル(記号は‰)の勾配を持つ登山鉄道。極楽橋から高野山まで0.8キロ、高低差は328mなので、ケーブルカーにお乗り換えになります。全線、全国の交通系ICカード対応。


 「かむろ」の文字を見ただけで「神室」「加室」など「室」が付くはずかと思ったら、「学文路」駅でした。「むろ」の駅名に「室」が使われているのは北海道に多い。

 ここでも一応、大阪への通勤圏。こんな風景なのにすごいな~と思ったら、山岳路線の青梅線も東京への通勤圏。

 単線なので、上下線の交換。青梅線の青梅から奥多摩間と同じくらい30分ごとの間隔でした。


 上古沢駅。無人駅なのに、簡易タイプではなく、通せんぼ扉付きの自動改札機が鎮座。JRだと無人駅は扉が付かないカードの読み取り装置が付いている簡易タイプのが置かれているのに、こちらは本格的な自動改札機。

 すっかり里山風景になりました。

 またすれ違いなんですか。田舎路線なのに本数が多いなあ・・・。

 終点、極楽橋駅です。ここから角度30度になるので、ここで鉄路が途切れる終着駅の形になりますが、実際はケーブルカーでつながっている駅なんです。

 ほとんどの乗客は高野山駅行きのケーブルカーに乗りかえていきますが、下車駅は1日わずか32名。

 えっ!これが駅前の風景なんですか!?ここで降りたって、何もない秘境駅じゃないの!?

橋本駅で南海高野線に乗り換え

2019-01-03 00:13:54 | 2018_秋_南紀&関西

 ここはJR高野口駅。

 現在はすっかり寂れてしまっていますが、昔は高野山への参詣客で賑わっていたのか、古い木造駅舎が残っています。改札口付近にシャッターが閉まっているので無人駅??

 次は紀伊山田駅。高知県の土讃線にも「土佐山田」、岩手県にもかなり秘境路線を走行する山田線、京王線の終着駅、高尾山口に向かう途中でも「山田」はあります。福岡県の廃線、上山田線もよかった。明治開業時から変わらぬの姿のままで終焉を迎えた、下山田駅も1898年(明治31)年の古めかしく、貫禄のある駅舎だった。現在も現役だったら、築120年の駅舎になるはずだったのに、残念。1988(昭和63)年の夏休みに廃線になる前に1度乗りに行こうと思い付きで出かけたんですが、あれからもう30年経過。
 筑豊の石炭輸送目的で敷設されたものですが、閉山後、鉄道の利用者がかなり減少し、福岡県山田市という自治体も人口が流出し、当時は全国で人口の少ない市として有名になったほどです。平成の大合併により、山田市は消滅し、嘉麻(かま)市に。
 上山田駅跡地は、現在、嘉麻市立山田図書館に生まれ変わりました。名称からにすると、分館っぽいですが、規模は大きく中央館に変わりはないかと。
 紀伊山田駅を紹介しただけなのに、人生の中でインパクトの強かった福岡県山田市に脱線。ここが人口の少ない「市」、全国で人口の少ない「村」は伊豆諸島の最南端、青ヶ島村だということはその頃から認知。しかし、今みたいにインターネットのない時代なので、想像を絶するほどの秘境かも知れない、あそこで暮らしている人々たちって、なーにもないところだとかなり不便でしょう??と想像を膨らませたのは確か。いつかは行ってみたいな~と夢見て、若かったころは何度もリピートしてしまったほど。1999(平成11)年はまだインターネット黎明期なので、当時の島民がパソコンを所持し情報を発信、ということは非常に稀だった。今だったら、ひんぎゃのお山さんや、何人かの島民たちがツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で島の様子を発信し続けているので、どんな場所なのかすぐ把握できる。少ない情報で青ヶ島に強行突破で上陸っ!!というのは不屈の精神と決断力を持っていたかも知れない。ハングルを独学で学び、いきなりの思い付きで北朝鮮国境付近の新炭里駅まで。

 次は橋本です。橋本といえば、横浜線にもあります。全国で2ヶ所以上同じ駅名があるときの切符に表示される駅名は線名を頭に入れて表示するのが決まりです。横浜線の橋本駅は(浜)橋本、ここは(和)橋本。

 JRから南海線乗り換え口は自動改札で対応なので、細長い120mm切符では通れない。有人改札通路でもあればいいのに、乗り換え口は改札機のみ鎮座。表玄関口の改札を通って、南海線の改札へ。少し遠回りになってしまいます。

 南海線も交通系ICカード対応だけど、今回は単独ではなく友人と同行なので、ICカードで券売機発券。
 「天空」の指定席券もください、と券売機横の窓口で申し出ると、「指定席券はホームで販売していますので、そちらへお越しください」とのこと。機械ではなく、対面販売なので、ご覧のとおり昔懐かしいものが・・。

 登山鉄道の電車です!!

 1970(昭和45)年製造。今の時代2018年。50年近く現役なんですね・・・。車内の雰囲気は、


 観光列車仕様。かなりガラガラ・・・・・なのは、それなりの理由があるんです。
 2018年9月4日に近畿地方を襲った超大型の台風21号。関西圏のJR線だけではなく、私鉄線も甚大な被害を被った。南海高野線もししばらくは「不通」の状態。関西空港線の橋にフェリーが衝突し、復旧まで時間がかかるからと、予約しておいた関西空港線特急の「はるか」をキャンセルしたほど。思い描いていたルートが、ほぼ不通により計画倒れのはずだったのに・・・9月21日に高野線復旧~!!!高野山は世界遺産なので、いつもなら混雑するはず。台風被害により、当分の間は不通ですとネットで公表し、相次ぐキャンセルなのか、この日はまばらでした。それでも、台風上陸前に計画した通りに乗れる私たちは強運の持ち主!?

和歌山線は全便「各駅停車」

2018-12-28 00:00:00 | 2018_秋_南紀&関西
 和歌山線の時刻表を開いてみると、始発から終電まですべて「各駅停車」。「快速」はありません。今日の目的地は「橋本」。早く行きたさでいきなり「橋本」というわけではないので、まめに各駅停車の駅を掲載します。

 名手駅。

 西笠田駅。漢字の読みからにすると「にしかさだ」だけど、ここでは「にしかせだ」。「かせだ」といえば、鹿児島県に加世田市があって、昔は鹿児島交通の加世田駅もあった。(現在は廃線)

 かさだ、ではなく、かせだ。

 次は大谷駅。あの有名な野球選手と全く同じ名前。勝ち進んで欲しいときの乗車券は「大谷 → 一勝地 経由:和歌山線・阪和・京橋・東海道・新大阪・新幹線・博多・新幹線・新八代・鹿児島線・肥薩 12月28日から1月2日まで有効 ¥12,310」
 一勝地は受験のお守りとして、一発で合格を勝ち取りますようにという願いを込めての入場券が人気だそうです。

 有名な駅なのに、寂しいですな・・・。

 「なかいぶり」と書いて「中飯降」。漢字を見ただけで即座に「なかいぶり」と答える人はいなさそう。「なかいふり」かと思った。

 高野は、タカノだけど、和歌山県の高野は「こうや」と自動的に変換される。高野豆腐も有名だし、JRの駅名に「高野」(たかの)があるのはどこでしたっけ・・・岡山県の因美線。「高野口(こうやぐち)」はここの駅。

変哲もない駅が続きます

2018-12-23 23:38:19 | 2018_秋_南紀&関西

 紀伊小倉駅を出ると、次は船戸。「船」の付く駅名で1番真っ先に思いつくのは、やはり千葉県の「船橋」。福岡県の北九州都市圏の超マイナーな後藤寺線にある、船尾。北海道の室蘭本線にある、目の前が海岸の「北舟岡」。

 次は岩出駅。和歌山県岩出市の中心駅です。岩出市は2006(平成18)年に「岩出町」が「市」に昇格。「紀の川市」もとなりの市にありますが、「紀の川」が有名なので、「和歌山県」とすぐわかりますが、「岩出市」だけ名乗られても、それってどこなんだよ?と思われてしまいそうです。

 紀の川ですね・・・。当てずっぽうで「紀の川」と書いて、あとで違うぞと訴えられたら困るので、グーグルマップでしっかり確認。船戸と岩出の間に、紀の川を渡る鉄橋がありました。

 打田駅。ここは「紀の川市」の中心駅で市役所もこの近くです。ちょうど和歌山電鉄と平行し、終着駅のスーパー駅長の「たま駅長」としてとても有名になっている「貴志駅」もこの付近なので、打田駅と同じく「紀の川市内」にあります。

 紀伊長田駅。神戸市の「長田区」を連想。姓名に「長田」という方の読みは「おさだ」または「ながた」。

 次は粉河駅。「粉」と書いて「河」なので、「こかわ」。最初は「こなか」と読んでしまいそうでしたが・・・。

 和歌山線のラインカラーはピンクとなっているのに、交換し忘れてるのか、従来のJR西日本標準カラー。

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