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東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

旭川ごはん

2015-12-01 00:30:07 | 2015五能線&道央&カシオペア
 北海道・旭川名物といえば・・・
 旭川らーめん。札幌は味噌、函館は塩、旭川は醤油と言われているそうです。もう1つ、羊の肉を焼いて食べる「ジンギスカン」。今から7年前の北海道。ANAのマイレージマイルサービスで羽田~旭川と稚内~羽田の航空券をゲット。旭川から稚内間は特急スーパー宗谷で移動するプラン。せっかく旭川に来たので、夕食は「ジンギスカン」にしてみました。父はそういった肉は絶対にダメ。イノシシも美味しいのにダメ。馬刺しもダメ、ミミガーもダメ、牛タンもダメ・・・ジンギスカンを食べようとしなかったので、代替のごはんを選んだのも今でも覚えています。
 今回の稚内は・・・ん?なんで稚内!?間違えました、旭川です!!ホテルに1番近くて、店頭のディスプレイ・装飾のよい店舗を選びました。

 8月31日は野菜の日なので、これもお勧め。

 早速注文してみました。
 飲み物は2時間飲み放題、なんと980円っ!!あれこれいろいろ一度注文するのではなく、グラスやタンブラーを飲み切った時点でオーダー。空になっているのを確認してから交換。トリスを5杯くらいは頼んでしまいました。

 ピザ。

 マグロユッケ。ん?頼んだ覚えはありませんね・・・「それ、違いますよ~」と店員さんに返すと、あとになってボソボソ・・と言いながら机に置いてしまいました。まあ、それを食べてみようなかと思っていたし、食べたい料理をメモに書いて渡してあるのにな~と思いながら「ハイハイ」とうなずき。

 また野菜を頼んでしまいました。北海道の野菜は、パリパリ新鮮。すごく美味しいです。その後、何品か注文しましたが、写真撮るのに失念。
 注文してから運ばれるまで、すごーーーく時間がかかるお店でした。苫小牧の居酒屋「のんきや」と同じくらい。
 伝票を細かく見ずに会計。北海道から帰り、何に使ったか、レシート1枚1枚再検証してみたら、間違えて運ばれた「マグロユッケ」の記載はありませんでした。つまり、いったん返したものを再び持参してくれたときは「私どもが間違えました。サービスですのでよろしければ召し上がってください」だったかも知れない。口頭で話すんじゃなくて、メモに書いてくれればいいのに。良心なお店。
 3日目は・・・レンタカーを使って石北本線(旭川~網走間)の廃駅跡巡りと、将来、廃駅になる駅舎巡りです。北海道新幹線が開通すると、新幹線中心に投資するため、あまり採算のないローカル線や、利用の見込めない駅舎の廃止とかこれから急ピッチで進めていくので、今のうちに乗っておかないと!!
 まだまだ続きはあります。最後の目玉、豪華寝台特急「カシオペア」はずっと先になりそう。

真新しい旭川駅

2015-11-29 00:12:31 | 2015五能線&道央&カシオペア

 深川から特急「カムイ」号の車窓から。

 旭川に近づくと、日没。(調べてみると、この日は17時55分日没)、17時59分旭川駅到着。11月29日現在の、日没時刻はなんと!!15時55分。ここより東側なので、東京より30分は早く日が暮れてしまいます・・・。
 以前、住んでいた故郷(山口&北九州)は17時05分頃日没。ここよりは30分遅い。旭川と山口の差は1時間もあります。

 旭川は北海道の中央部に位置しており、札幌に次いで道北・道東の中心都市として栄えているので、札幌から旭川間の特急も多く運用(1時間に2本)。旭川から稚内方面は1日3本、網走方面も1日4本。旭川までは何本もあるのに、旭川を過ぎると極端に減ってしまいます。

 新しくなった、旭川駅にびっくりしました。ここに来たのは、2008(平成20)年なので、7年ぶりになります。

 自動改札機はあっても、kitaca非対応。使えるのは札幌都市圏のみ。

 改札口を出ると、イオンモール旭川とJRインホテル旭川に直結。オープンしたばかりのJRインホテル旭川を狙ってみましたが、この日は満室で予約は取れず。なぜか、旭川駅周辺の宿泊施設はどこも満室でした。北海道に詳しい友人もそのような事情を知っているのか、「旭川駅前のみビジネス系のホテルが密着しており、旭川駅以外の場所だと駅から遠くて不便。旭川駅周辺のみいつも満室なので、いつも取りづらいなと思っていた」とのこと。
 イオンのスーパーに寄ってみました。さすがに北海道。トウモロコシが1本86円(税込)っ!!

 北海道産の「あさり」もあるんですかっ!!北の国も「あさり」が獲れるなんて思わなかった。

 国産の「うなぎ」、わざわざ九州南部の鹿児島から。千葉県内のスーパーで同じような鹿児島の「うなぎ」を買うとしたら、1280円か1380円だということは記憶しています。北海道まで遠すぎたため、輸送費も上乗せされ、1980円。

 将来の北海道新幹線が旭川に延伸されるのに備えているのか、高架駅になっています。東京発旭川行の「はやぶさ」はいつになるのやら・・・。

 ここから歩いて5分の宿泊施設へ。「駅周辺のホテルは満室なので、仕方がなく、この宿にした。泊まるだけなら、まあ十分かな」とか口コミの評価が少し悪いところ。口コミのよいところはすべて満室なので、私たちも仕方がなく、この宿。野宿するよりは仕方がないです。(笑)

今度は旭川へ

2015-11-27 00:27:12 | 2015五能線&道央&カシオペア

 再び深川に戻りました。増毛まで行って、そのまま折り返し。隣の駅名は片方のみなので、帰りは留萌本線専用のホームに停車。

 留萌本線の起点である、0キロポスト。北海道は豪雪地帯なので、このように嵩上げしています。

 キハ54 505。エンジンが2基ついているので、少しパワーが出ている車両。(ノーマルの40や47は1基なので、少々パワー不足)

 お疲れ様。9月5日の18時頃。太陽は西に傾き、日陰も長くなってしまいました。
 旭川行きは普通列車より、特急のほうが本数が多いので、特急に乗り換え。

 特急が来る前までに、深川の「みどりの窓口」で特急券を購入すればよいですが・・・わざわざ向こうに行って、また戻るのが少し億劫。車内で車掌さんの検札があったら、購入しようと思ったのに、なかなか巡回に来ない。JR6社の中で検札が大好きなのはJR西日本さん。駅に止まるたびに、乗客の顔を記憶し、席のところまでお伺いし、乗車券拝見というパターンなのに、JR北海道はやらない。深川駅はみどりの窓口があるからと、省略してよいと思っているみたいですが、ほとんど無人駅の留萌本線からの乗客は特急券を求めていることを念頭に置いて欲しい。特急料金を払おうと思いつつ、旭川は自動改札機設置駅なので、乗車券のみで改札を出られます。特急に乗っておきながら特急料金を自分のふところに入れてしまう、サツマノカミ(※キセル)もできてしまいます。北海道は6社の中で経営が非常に厳しいので、数百円の取りこぼしは許されるべきではありません。面倒でも、乗客の顔を覚えておき、席までお伺いしましょう。JR北海道さん。

 車掌室のところまで行って、ノック。(まじめに特急券を買いに来たのか!?)といったような顔をされましたが・・・。(笑)「北」地紋のレシートでした。

 将来、北海道新幹線を旭川まで延伸する計画があるようなので、立派な駅舎に生まれ変わりました。特急券も記念に持ち帰りたいと申し出ると、「マルス券はOKですが、レシートは回収させていただきます」と。たぶん、マルス券は他社関連の精算もすべて瞬時に完了しているので、再チェックの必要はない。レシートは車掌さんの携行POSから発券したもので、発行枚数と、売上高の突き合せに再チェックが必要だから??うーん?
 (※)サツマノカミ(薩摩の守)  薩摩国の長官、平忠度(たいらのただのり)を「タダ乗り」にもじって言う言葉。

北海道の秩父!?

2015-11-22 00:00:02 | 2015五能線&道央&カシオペア

 増毛駅は無人駅なので、改札チケッター(スタンパー)なし。入鋏を受けることはなく、旅行開始~!!
 増毛から旭川まで97キロなので、「1日間有効、下車前途無効」となっております。途中下車する予定があれば、100キロ以上になる新旭川とか、もう少し先の乗車券にすればいいですが、増毛からまっすぐ今夜の宿、旭川までにしました。
 100キロ未満は下車前途無効、1日有効。100キロを少し超えていれば、任意の駅で途中下車可、2日有効になります。

 増毛駅発車。席が埋まるほど、満席。廃線の噂を聞いて、駆け付けたマニアの方々ですかね??歳を召された方もいますし・・・。


 北海道らしい風景が続きます。お米も美味しそうだし、北海道産のお米をネットで取り寄せ。千葉の農家には申し訳ないですけど、千葉産の米よりもすごく美味しい。米を買うなら、北海道産!とはまってしまいそう。

 行くときに撮り損ねた、北秩父別(きたちっぷべつ)駅。
 
 秩父といえば、埼玉県でしょう!?なぜ、北海道に「秩父」の駅名があるんでしょうか。新十津川駅は、奈良県の十津川というところから移住し、開拓。北海道の北広島市も、広島県から移住。ここでも埼玉県の秩父市から移住して、開拓されたのか?と思い、調べてみたら・・・
 アイヌ語が語源でした。
 埼玉県の秩父とは全く無縁で、アイヌ語の「チ・クシ・ペッ」(われらの越える川)で、秩父別だそうです。
 JR北海道の駅名票に埼玉県に深い関わりのある「秩父」の文字がついているのは、珍しいかと思います。
 埼玉県の秩父鉄道に「秩父」という駅名があります。秩父別(北海道)から秩父(埼玉県)行きを発券しようと思っても、連絡運輸区域外なので、不可になります。


 どちらも、雨竜(うりゅう)郡秩父別町にあります。

 秩父別町の中心駅らしく、大きくて貫禄のある駅舎ですが、無人駅でした・・・。9月上旬の北海道、17時を過ぎるとすでに太陽は西日。今は16時を過ぎるともう真っ暗ですが・・・。北海道の話はまだまだ続きます。

増毛駅(その2)

2015-11-20 00:00:09 | 2015五能線&道央&カシオペア
 私が増毛駅でまったりしている間、アクティブな友人は周辺を撮影。

 鮮やかなコントラストが素晴らしい。

 増毛駅は増毛町の中心地だけど、のどかです。

 向こうは日本海。

 港方面は、道道301号。留萌へは、国道231号線。

 駅舎からホームへ眺めたときの風景。

 終着駅らしく、手前に車両止め。

 人がまばら・・・のように見えますが、実際は座席が全部埋まるほどの乗客でした。来たときと同じ車両で深川に戻る予定なので、降りる前に「荷物をそのままにしていいですか?」と運転手さんに聞いてみました。「荷物も人も全部おろして、出発前にまた改めてご乗車ください」とのこと。人が少なくてまばらだったら、荷物はそのままでも大丈夫なのかも知れない。今日みたいに乗客が多い日だと公平を期すため、全部おろして、出発前に改めて乗車する方法は正しいかも知れません。増毛駅の記事は完結。

増毛駅(その1)

2015-11-18 00:03:43 | 2015五能線&道央&カシオペア

 ついにやってきました、増毛駅。失礼ながら薄毛の方が、憧れてしまう駅です。薄毛(JRで言うと、四国の半家(はげ)駅)にならない対策として、頭を洗ったままそのまま放置するとダメージが大きくなってしまいます。必ず、ドライヤーで乾かし、最後に「冷風」で仕上げておきましょう。ドライヤーのスイッチに「冷風」または「クール」がついているのは、夏の間、扇風機代わりに涼む目的ではなく、乾かした直後、冷風を当てると髪の毛のたんぱく質が固まってセットしやすくなり、ツヤも出るメリットもあります。どのメーカーでも必ず「クール」機能がついております。
 理容師、美容師がお客様の頭をシャンプーしたあと、ドライヤーで乾かし、その後、仕上げに冷風を当てながらセットするところが多いようです。
 増毛駅の話だというのに、ドライヤーの使い方に脱線してしまいました。
 増毛駅の対義語は、半家(はげ)駅。高知県の端っこ、愛媛県寄りの予土線にあります。
 「 半 家 → 増 毛
   経由:予土・予讃・内子線・予讃・本四備讃・岡山・新幹線・東京・新幹線・新青森・奥羽・海峡・植苗・函館線・留萌線
   14日間有効 ¥24,120」(2450.2キロ)

 ホームから見た増毛駅舎。留萌本線終着駅・増毛駅の看板が目立っています。

 駅正面。

 駅前のポストに投函すると、「留萌」の消印が押されてしまいます。ここは増毛町なので、民営化される前は「北海道・増毛」の消印だったに違いない。

 1本前の汽車に乗れば、ここでランチにするつもりでした。増毛駅の中に美味しい海鮮丼が食べられる食堂付き。

 ここはもともと有人駅なので、出札窓口や駅長室をキッチンに改造。

 食堂の傍らに増毛町特産品コーナー。すべて冷蔵、冷凍でした。

 増毛駅前の食堂。高倉健主演の映画「駅(ステーション)」にも出ているセットです。根室本線の幾寅駅(南富良野町)でも高倉健さんが「ぽっぽや」で出演されたこともあり、観光名所になっています。映画で使われたセットをそのまま観光案内所兼切符売り場になっています。

 映画「駅」で撮影された写真展もありました。

 ここでも「増毛(ぞうもう)」にあやかり、観光客向けとして乗車券や入場券の発売を観光案内所のスタッフに委託。

 硬券に日付を入れるダッチングマシン(日付印字器)。國鐵時代、どんなに秘境駅でも駅員配置。窓口の横にずらりと行先ごとの切符を差し込まれた棚があって、お客さんに行先を告げられると、さっと取り出し、ダッチングマシンにカチャ!と日付を刻印し、すっと差し出す。今の時代、田舎の有人駅はPOS(ポスと言い、オンライン回線につながっていない乗車券発行機)なので、このようなものは過去の遺産になってしまいました。指定席の予約ができるオンライン回線が付いている端末はマルス(Multi(マルチ) Access seat(アクセスシート) Reserve(リザーブ) System(システム)、直訳すると総合座席予約システム、それぞれの頭文字でMARS(マルス)。とても難しいチケットを取るのも、この端末を操作しなければなりません。1ケ月前の10時が勝負。

 昭和時代に製造されたダッチングマシンは壊れてしまうと部品の調達もできない、骨とう品相当なものだというのに、ちゃんと日付刻印!!


 裏面に駅についての解説が書かれてありました。
 増毛の由来は、髪の毛が増える場所ではなく、アイヌ語が語源。「マシュケ」と言い、海に近くて「かもめ」の多いところを意味します。
 増毛駅は大正10(1921)年11月5日に開業。平成28年度中に廃止を示唆していることから、もしかしたら、平成29(2017)年3月31日までなのか。2021年で開業100周年目になるはずなのに・・・。駅舎は開業当時からそのまま残されていると思われます。無人駅化は、昭和59(1984)年2月1日から。
 

留萌本線・阿分~増毛

2015-11-16 00:58:26 | 2015五能線&道央&カシオペア

 留萌本線の記事は連載中、奇しくも下関の遠い親戚から留萌郡小平町で獲れた、イクラが届きました。地元の下関ふく刺だったら、嬉しいのに、山口県からはるばる遠い北海道の留萌というところからお取り寄せ。
 両親は九州に近いせいか、明太子なら食べるけど、北海道の鮭やイクラはあまり馴染みがないので、あんまり好きじゃないとのこと。私はどちらも大好物。鮨飯を作って、いろんな刺身を乗っけて最後にイクラをかければ海鮮丼になります。しかし、千葉のスーパーで売られている刺身はあまりぱっとしないので、もったいない。
 イクラが大好物な方にチルドゆうパックでそのまま転送依頼。ラベルに印刷されている住所通りに配達して、受領のサインもしているので、あとになって「この宛先に転送してくれ」と頼んでも、ダメ。手持ちの切手を貼付。18円切手は今年の10月29日に発売されたもので、年賀はがきの海外あて差額用。平成27年用は寿司と、天ぷら。平成28年用はすき焼きとラーメン。どちらも、和食なので、日本のグルメを全世界にアピールできるということになります。平成29年用はたぶん、お刺身、トンカツかも?27年度から毎年発行するらしいだけど、和食のネタが切れたらどうなるか気になるところ。

 礼受の次は、阿分。留萌までは、隣の駅までかなり距離があるのに、この辺だと、山手線みたいに隣の駅までの距離が短い。
 留萌-(2.1キロ)-瀬越-(4.0キロ)-礼受-(1.3キロ)-阿分-(2.7キロ)-信砂-(0.8キロ)-舎熊-(1.7キロ)-朱文別-(1.3キロ)-箸別-(2.8キロ)-増毛。

 信砂駅。

 物置小屋を駅舎に改造。

 次は、舎熊(しゃぐま)駅。

 向こう側は日本海。ダルマ駅舎。

 留萌から増毛間が廃線になりそうなので、混んでいます。廃線になるという噂を聞いて駆け付けたと思われますが、普段だったら、カラカラでしょう・・・。

 朱文別駅。萌黄色のラインが色あせていますが、廃線になる運命なので、手直しはしないようです。

 朱文別駅の待合小屋。

 箸別駅。家がたくさん建っています。

 増毛に向かう途中の車窓から。

 山口県の日本海側でも似たような風景。

 まもなく、終点、増毛。

 北海道の終着駅は、函館・室蘭・新千歳空港・新十津川・夕張・増毛・稚内・根室・様似の9ケ所。まだ行っていないところは室蘭と夕張のみになってしまいました。

留萌本線・幌糠(ほろぬか)~礼受(れうけ)

2015-11-14 00:00:00 | 2015五能線&道央&カシオペア

 峠下駅はホームが2面、線路も2線。列車の交換ができるところです。駅名とおり、山に囲まれていて、秘境駅っぽい雰囲気が出ています。
 それにしても、留萌本線はキハ54ばかりです。昭和30年代に製造されたキハ52も古めかしく、エンジンが2基搭載。54は国鉄時代末期に製造されたものなので、比較的新しい(?)といっても、製造してから30年経過。キハ40のほうが先輩だけど、パワー不足により車両の都合がつかないときに代走するときもあるようです。

 幌糠駅。北海道は「幌」がつく駅名が多いです。あの日本一秘境駅、小幌駅も。10月に入って、JR北海道と豊浦町が駅の管理費用負担や安全確保など両者の役割分担を定めた覚書の締結を条件に、2016年度(平成29年3月31日まで)存続することで承諾したそうです。条件が悪くなったら、平成29年4月からは廃止する方針なので、そのような事態に陥らないように小幌駅に下車して周辺の秘境っぷりを堪能して欲しい。
 小幌駅からわずか2駅目の長万部(おしゃまんべ)も、将来、北海道新幹線停車駅になるので、東京から日本一の秘境駅、小幌まではわずか5時間くらいで行けてしまいます。

 幌糠駅は、ダルマ駅舎でした。(ダルマ駅舎とはかつての貨物列車の最後尾にぶら下がっていた車掌車を駅舎に改造)

 次の駅は、藤山。ふじやまの文字を見ただけで、「富士」に「山」かなと思っていましたが、違っていました。

 これが駅舎なんですか!?小さくて木造の可愛い駅舎。

 ここは留萌本線の拠点、「留萌」駅。

 留萌本線内唯一の、みどりの窓口設置。ここから増毛行きは
  6:50
 12:14
 14:21
 17:08
 19:10
 21:10 の6本しかありませんっ!!まるで三江線のダイヤ設定。利用の見込みが少ないことからここから増毛方面は廃止する方針。
 逆に深川方面は9本なので、存続。10時前後に発着する列車もないので、留萌駅でカシオペアとかの人気列車の10時打ちは余裕あり。

 留萌を過ぎると、レールは海岸沿いを走行します。山口県の何もない小さな漁村の故郷にもつながっている日本海。日高本線に乗って終点の様似。そこからバスでえりも岬へ。そこから見える海は青ヶ島や小笠原につながっている太平洋。東側はオホーツク海。
 ここは瀬越駅。駅舎は駅名票の少し奥にあるコンクリートの小屋。

 礼受駅も、ダルマ駅舎。向こう側は日本海。

 小幌の隣にあるのは「礼文」(れぶん)、ここは「礼受」(れうけ)。頭に「れ」の付くJR駅名はこの2つだけです。終点・増毛まで目前に近づいているのに、まだまだ長い。

留萌本線・深川~峠下

2015-11-12 00:53:18 | 2015五能線&道央&カシオペア

 東京から秋田まで新幹線、秋田から五能線で青森、青森からは急行「はまなす」で札幌。さらに札沼線で新十津川。バスで滝川へ特急で深川にたどり着いたのは昼前。長旅の疲れなのか、留萌線のキハ54に乗ったとたん、熟睡。
 私が寝ている間、友人が頑張って撮ってくれました。友人いわく「留萌から先はもうなくなるので、しっかり見ておいたほうがいいわ」とのこと。ここはもともと札沼線の終着駅、石狩沼田駅です。

 ホームは2面3線。向こう側のホームは使われていないようだ。調べてみたら、駅本屋側の1番線はもともと札沼線が発着するホームで、向かい側は留萌本線専用。札沼線が廃止されているので、わざわざ向こうに渡らなくてもよいように留萌線を駅本屋側に移しているようです。

 レンガ工場。北海道らしい雰囲気。

 まっぷ駅。地図を英語でいうと、マップ。漢字にすると「真布」。次は恵比島駅。

 東京ではまだ暑い残暑が続く9月上旬なのに、北海道はもうすっかり秋の風景になってしまいました。

 恵比島駅。もともとの駅舎は、駅名票の後ろにある、ダルマ駅舎(貨物列車の1番後ろに連結されていた車掌車)。まわりの雰囲気に合わせようとリメイクされています。

 NHKドラマの「すずらん」(1998年から1999年にかけて撮影、放送)のために昭和初期の駅舎を再現し、建てられたものです。ロケが終わっても、解体されることはなく、沼田町が管理しています。

 明日萌(あしもい)駅は時刻表にも載っていないし、マルス端末やMV機(指定席券売機)でも「あしも」を入力すると、駅名候補は「足守」しか出ません。足守は岡山県の吉備線。改札口の真上に立派な「明日萌駅」の看板がありますが、これは架空の駅名。根室本線の幾寅駅も、架空の「幌舞駅」。山口県の特牛(こっとい)駅も、映画「四日間の奇蹟」の撮影に「伊上畑駅」とか。
 幾寅駅、特牛駅は開業当時から使われている古い駅舎ですが、こちらはロケのために建てられたものなので、わずか17年目の建築物。見た目は古めかしいけど、まだまだ新しい。

 次は峠下。こちらは古くても、冬季は除雪担当の保線作業員が駐在するので、リフォームしながらきれいに管理されているようです。
 JRマークが濃い緑色になっています。留萌本線を東日本に引き取ってもらいたいってことですかねぇ??北海道なら、ライトグリーン(萌黄色)に塗りなおさないと・・・。

深川らーめん!?

2015-11-09 00:22:25 | 2015五能線&道央&カシオペア

 「ふかがわ」は、ありきたりの駅名。「深川」は都内の江東区内にあり、下町情緒あふれているところです。地下鉄東西線の門前仲町から東陽町あたりまでかな。両方とも「深川郵便局」があるので、どちらも「東京」または「北海道」入りの消印になります。

 「もせうし」は函館本線、隣の駅。漢字にすると「妹背牛」。
 「きたいちゃん」は留萌本線、「北一已」。

 「おさむない」も「OH!寒くない?」を連想してしまいそうな駅名。でも、漢字にすると「納内」になります。

 深川駅舎。これを見て違和感を感じた方は、かなり「通」。答えは1番最後に書いてあります。

 全景。

 昼ごはんは・・・ラーメン屋さん。

 深川は旭川まで640円、札幌まで2160円なので、旭川寄り。旭川らーめんといえば、しょうゆベースだけど、ハーフチャーハン付きの塩らーめんセットを頼んでしまいました。麺は北海道産の小麦粉が使われていて、手打ちの自家製。北海道は縮れ麺が特徴になっています。美味しかったです。ごちそうさま。去年も日高本線全線完乗し、えりも岬へ。そのときも塩スープの海鮮らーめん。やはり、麺の特徴も同じでした。逆に博多らーめんは細麺でツルツル。

 深川市にしては、のどかな駅前の風景。
 答えです。JRマークの色が東日本の駅だと勘違いしてしまいます。北海道は萌黄色のはず、塗装業者が間違えて「緑」を塗ったに違いない?

滝川駅(その2)~深川駅

2015-11-07 00:12:33 | 2015五能線&道央&カシオペア

 滝川駅の留置線で見つけたもの。視力は両眼とも1.5なので、遠く離れた細かい数字でも見逃さない。「777」が見えました。
 (ちなみにアフリカ人はどこまでも続く広い草原に点のような動物でも見分けができるほど7.0以上らしい)

 本当に「777」なのか、カメラでズームアップ。行先サボの文字はかすんで見えなかったけど、芦別行きでした。根室本線で滝川から富良野の真ん中あたり。北海道の市町村のひとつ、芦別市。ここでも滝川市、これから深川駅に行くのも、深川市。
 滝川のとなり、砂川駅も歌志内線の始発駅でした。JR北海道に引き継いで、わずか1年後の1988年4月25日に廃線。歌志内市は炭鉱都市として、昭和20年代には人口4万人に達し、昭和40年代に入ると閉山が相次ぎ、現在の人口は3783人(2015年3月)。日本一人口の少ない市になっています。(日本一人口の少ない自治体は東京都青ヶ島村 170人。2015年10月)

 キハ40 777は、滝川9時36分発 → 釧路18時3分着 308.4キロの運用に入ることもあり、普通列車としては日本一。
 乗車券は3日間有効で5720円。普通列車乗り放題の青春18きっぷなら、1日2370円で乗れます。青春18きっぷは普通列車ならどこでも無制限なので、欲張って乗るなら、18時56分発根室行きの汽車にお乗り換え。根室には21時43分着。滝川からまるまる12時間の旅になります。

 特別仕様なのか、ヘッドマークを入れるポケットがついている!?
 国鉄色は山口県の山陰本線で活躍中のキハ40も全く同じ。北海道に来て、まさか山陰本線と同じものを見かけるとは・・・。

 旭川行き特急カムイに乗車。函館本線といっても、非電化区間は五稜郭から長万部(おしゃまんべ)、山線と言われるニセコや倶知安(くっちゃん)を回って小樽まで。小樽から札幌、旭川方面は電化。

 新型特急なので、新幹線に近づけるような速度で疾走。あっという間に深川駅到着。

 特急から降りると、向かいに汽車が・・・。

 行先が普通で、ディーゼルカー。側面の行先表示のサボも差し込まれていない。どこに行くんだろうな~??電化区間でも、ディーゼルカーの運用が入るときがあるので、この状況を見て、函館本線の滝川行きかな??運転士さんが「乗るんだったら、早く乗って!」と言いたげな表情で私に訴えているんじゃないですか。乗ろうとしなかったので、ドアが閉まり、発車!!

 行ってしまいました~!!

 増毛行きは、あのホーム、留萌本線専用だなと思いながら、時刻表を確認。
 「あああっ!!さっきの汽車は増毛行きだ!!」
 たぶん、さっき乗った特急カムイでも車内放送で「まもなく深川、深川。接続する列車をご案内いたします。11時8分増毛行きは同じホームの向かい側から発車します」とかそのようなアナウンスがあったかも知れない。私たちは全然聞こえないので、失敗。聞こえていたら、間違いなく、その汽車に乗るはずだった。
 ろう者は、「目の人」なので、視覚的にわかるように行先表示を「普通」のままにするのではなく、「増毛」に回転して表示するか、側面のサボ「深川 ←→ 増毛」も付けて欲しい。
 滝川 → 増毛 は100キロ以内なので、本来なら深川での途中下車はできません。2時間もホームで待っていられないので、駅員さんに事情を話し、途中下車。
 友人いわく「すぐ乗り換えればよかった。増毛駅に海鮮丼とか美味しいものがあるし・・・」。残念でした。深川駅周辺で2時間もヒマつぶしです。

滝川駅(その1)

2015-11-05 00:24:26 | 2015五能線&道央&カシオペア
 札沼線の新十津川駅から函館本線の滝川駅まで直線でおよそ2キロ。歩いて行ける距離だと思いますが・・・途中で石狩川を渡る必要があるので、少し遠回りになります。新十津川町役場前から出ている路線バスでおよそ4キロくらい。

 滝川駅までは中央バス。行先は「滝川バスターミナル」だけど、滝川駅の隣でした。

 JRは1日3本しかないのに、路線バスはそこそこあります。

 市内を網羅するバス路線。

 滝川駅舎。

 自動改札機設置駅でした。しかし、IC交通系カードの「キタカ」はエリア外。時刻表を見ると、ほとんど特急ばかりで普通列車はあまりない。

 函館線は、深川まで。深川からは留萌線に分岐します。札沼線が石狩沼田までつながっていれば、東京から通しで買えるはずでした。

 今の時間は普通列車がないので、特急券を購入。「滝川駅発行」のみで端末の識別記号はありませんでした。ちらと見たところMR32なので、日立製。(AならOKI、@やMR、Rは日立)
 右下の「経1」は、よく使われるパターンをマルスに登録しておき、ワンタッチで発券できる口座発売方式。深川までの自由席特急券は需要が多いからでしょう。

 北海道らしく、主要駅のホームは長く、幅広い。それなのに、人がいないなんて寂しすぎる。

 駅の真正面は開けているところなのに反対側は、あんまりにぎやかではないようです。

 えべおつは、函館本線。その下にある、ひがしたきかわ は、根室本線。ここでも、分岐駅。まだまだ続きはあります。もう2ケ月前の話なのに、長すぎる・・・。

新十津川駅(その3)

2015-10-31 00:36:31 | 2015五能線&道央&カシオペア

 新十津川駅真正面。電化区間の北海道医療大学駅までは札幌都市圏なので、本数も多い。そこから北へは非電化区間。本数も少しずつ減り、浦臼からは終点までは1日3往復しかない。冬季の間は豪雪地帯なので、旅客収入より莫大な除雪費用(雪が本格的に降り始める11月下旬から4月上旬のおよそ5ケ月)がかかるので、維持するのは困難。将来の廃止を見込んで、3往復から1往復に減便するらしい。(正式な発表はまだ出ていませんが・・・)

 駅の横にある花壇。よく見たら、夏の花であるはずの「紫陽花」が9月上旬に開花。

 北海道で9月に紫陽花が見られるのはよくあるらしいです。

 真正面ではなく、ホームから見た風景。向こうに見える大きな建物は空知中央病院。保育園があって、園児たちが駅の回りにきれいな花を咲かせたり、9時半に到着する始発列車の歓迎やお見送りも毎日の日課になっているようです。

 有人駅だった頃は切符棚にずらりと行き先ごとの硬券を並べていたに違いない。
 
 古めかしい標語のステッカー。もしかしたら、1987(昭和62)年のJR北海道発足時に作られたものなのかも知れない。

 新十津川駅遠景。可愛くて小さな終着駅。

 並行する函館本線の滝川駅までは、ここから4キロ。バスは徒歩5分先の新十津川町役場前から出ていて、30分~40分毎に発車。乗り遅れても極端に長く待たされることはなさそうです。

 バス停に向かう途中、見つけた不思議な建物。1階は倉庫で2階はアパートっぽいですが・・・1階に降りる階段がありません。向こう側?と思いましたが、これもありませんでした。どうやって2階へ行くんでしょうかねぇ??

 役場前の新十津川郵便局。今日は土曜日なので、お休み。残念。

新十津川駅(その2)

2015-10-28 00:15:19 | 2015五能線&道央&カシオペア

 新十津川駅で可愛い園児さんにいただきました。旅の記念にハガキサイズの風景印アルバムに入れておきました。

 1日3本しかない、時刻表。将来はかつての奥白滝駅みたいに1日1本になるとか?

 シンプルな札幌までの運賃表。国鉄時代は稚内、根室、函館、東京都区内とか極端な行き先の運賃表もあったそうだな。


 園児さんたちの歓迎やお見送りは今日だけ?かと思ったら、何と!!毎朝の日課になっていますっ!!

 2012(平成24)年8月15日(水曜日)の北海道新聞 に

 「始発包む園児の笑顔

 【新十津川】JR札沼線の無人駅・新十津川駅で、隣に隣接する空知中央病院保育所(20人)の園児たちが、始発の発着列車の歓迎と見送りを雨の日以外のほぼ毎日、1年間に渡って続けている。元気よく「いってらっしゃい」「おはようございます」と声を合わせるかわいい姿に乗客や運転士は「1日の励みになります」と喜んでいる。
 園児たちは昨年(2011年)7月、駅前の花壇や水やりに出た際、会話を交わした鉄道愛好家の男性を初めてみんなでお見送りした。園児の一部が「またやりたい」と希望し、1日3往復のうち、午前9時28分着と同9時41分発の始発列車をホームで送迎するのが日課になった。」と書かれています。

 「津軽はね太鼓」演奏中。

 お見送りが終わると、園児たちは隣の保育所へ帰ってしまい、さっきまでの賑やかさとは嘘みたいにシンと静まり返る駅舎。

 ご丁寧に「また来てね」の看板まで立っていました。


 様子を少しアップしてみました。動画は2分です。音が出ますので、ご留意ください。

新十津川駅(その1)

2015-10-26 00:00:55 | 2015五能線&道央&カシオペア
 
 まもなく終点、新十津川駅。この乗車券も用済みだけど、ワンマンカーの運転士さんに「記念に持ち帰っていいですか?」とお願いしてみました。「はい、どうぞ」とうなずき。無効印の代わりに「乗車記念 9/5 5425Dウテ ○○○○」の手書きサインがあれば・・・。「ウテ」は運転士、「レチ」は車掌。「列車長(レッシャチョウ)の「レチ」。

 1972(昭和47)年まではこの先でもレールは続き、次の駅は「石狩橋本(いしかりはしもと)」駅。
 奈良県の十津川というところで洪水被害があり、十津川の住民数名が北海道へ開拓したことからこの地名を「新十津川」と名付けられました。

 近くの保育園の園児たちがお出迎え。

 この先は昭和47年で廃線になっているので、レールの先に新しい建築物が建っています。

 JR北海道の公式ホームページで何度も確認してみましたが、札沼線末端区間の廃線は報じられていません。それなのに、人がわんさか~!!なのは何ででしょうかねぇ??廃線のうわさがあるので、どっと押し寄せているだけなのかも知れない。

 9月上旬の北海道。コスモスがきれいに咲いていました。

 最近、終着駅の来訪が増えているような・・・(笑)新十津川だけで話が長くなってしまうので、分けてアップします。

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