goo blog サービス終了のお知らせ 

東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

宇奈月温泉

2016-02-04 00:11:21 | 2015能登&黒部&白川郷
 家族旅行のときは、明るい時間帯にチェックインして、のんびり温泉に入ったり、2時間近くの食事タイム。今回は観光がメインで、宿は泊まるだけのプランなので、1泊2食付きで2万や3万とかの超贅沢なところではない。朝食のみ提供なので、夕食は外食。
 実はといいますと、宇奈月温泉は今回で2回目。前回は2004(平成16)年あたりだったかな、国王様が家族旅行の費用をすべて出してくれたので、私がホイホイ付いて行ったのは覚えています。そのときはあわびの踊り焼も出たところなので、グランドホテルだったような??
 駅前でどこか見たような人を見かけました。「あっ、Kさんですか?」と話しかけられ、びっくりした。「K先生(うちの姉のこと)が少し前、富山にいらしたんです。お世話になっております」「あの~、すいません、どちらさまなんですか?」「○○だけど」「ああっ、思い出した!ン十年前のデフファミリーin富山でお会いしましたよね」「そうそう!!ところで、今日は?」「黒部渓谷鉄道のトロッコ列車観光から帰ったばかりです」「富山は長い間、裏日本と言われていて、あんまり観光客は来なかったんですよ。新幹線のおかげで東京からアクセスしやすくなりましたね」「宇奈月という手話表現はどうやるんだっけ?」(「温泉」の手話表現に、口の形は「うなづき」)「あっ、なるほど」
 国王様の実務範囲は海外、北海道から沖縄に及ぶ(数日前も鹿児島)ので、ろう者の世界は狭い。私の実務範囲は市内を支えるところなので、出張も市内のみ。
 手話も、その土地で使われている方言みたいなものもあります。固有名詞の地名も、その土地で使われている表現を尊重します。
 例えば、北朝鮮の手話表現は「北」、チマチョゴリのリボンを表現しますが、北朝鮮のろう者は、そんな表現は使わない。まして、国名に「北」を冠するなんて侮辱行為に等しいらしい。正しい表現は、南朝鮮(ナムチョソン)との統一を願い、朝鮮半島の地形を表現。NHK手話ニュースキャスターたちも、現地の手話を尊重し、そのような表現を使われるようになりました。

 田舎の休日は自宅で御飯を作る家が多いのか、シャッターが閉まっている飲食店が多い。そのなかで開いていたところは焼肉店でした。

 日本人に合わせているのか、甘~いキムチでした。キムチが甘ければ食べやすいかも知れませんが、少し糖分が気になります・・・。

 盛り合わせ。
 
 モツ鍋。ここで2時間くらい滞在しましたが、お客さんは1人も来ませんでした。私たちだけの貸し切り。

 翌朝。ホテル自慢の朝食バイキング。

 あれほど、美味しいごはんを提供できるなら、夕食もできるはずなのに、なぜかやっていません。

 あれこれ欲張ってかき集めてしまいました。朝食にパスタとは・・・。その分、白飯を減らしました。1泊朝食付き7500円のホテルでした。温泉も付いていて、リーズナブル。次の記事は、高岡までの移動手段。

パノラマツアー観光(最終編)

2016-02-02 00:11:39 | 2015能登&黒部&白川郷
 11月15日までなら、500mを30分かけてトレッキングツアーがありますが、今日は11月23日。トレッキングツアーの代わりに、黒部第三発電所を作るために仙人谷ダム敷設工事の様子を昭和11年から15年頃までに撮影された動画を上映。今から80年近く前のものなのに、動画なんてすごい技術だな~と思い、観賞しましたが・・・白黒画面に雪が降っているような斑点つきの動画。音声での説明もあとから挿入されたものもありましたが、もちろん、字幕はない。戦前の動画は、動画と録音一緒にすることはできなかった。動画を撮影し、フィルムに記録する方式。今の時代、デジタルカメラやビデオカメラの記録方式は、半導体記憶素子によるものなので、100年後も当時のカラーのままできれいにくっきり映し出されると思うが、アナログのフィルム方式だと劣化しやすい。
 上映会は1時間くらいはありましたが、雪が降っているような画面を見つめているとどうしても瞼が閉じてしまい、周辺の暗さも相まって、熟睡。友人は特別なツアーなので、2度と見れないかもと最後まで頑張って視聴。このあたりは300名を超す犠牲者も出ましたが、自分がどうなってもいい、貫通させることが目標だ!といったように難工事に挑んだ工夫たち。先人のおかげで近畿地方2府4県(関西電力)に送電。電気はどうしても蓄えることはできないので、ダムの水力発電により、瞬時に各家庭に送られているようです。ここは東京電力、以前までは福島原発に頼っていましたが、現在は東京湾側の火力発電所フル稼働中。

 上映会が終わると、再び、この昭和9(1934)年製造の電気機関車に引かれて欅平駅へ戻ります。

 欅平から宇奈月までの20キロは、この電気機関車。昭和50年代に製造されたもので比較的新しい。し、し、し、しかし・・2016(平成28)年3月を持ちまして、JR全線における、機関車牽引の定期列車は消滅。10年前は東海道・山陽本線の寝台特急「はやぶさ」や「さくら」「富士」廃止。最後の砦だった、はまなす(青森-函館)、カシオペア(上野-札幌)も北海道新幹線開業後廃止。機関車に引かれての定期旅客列車はもう全滅になります。イベントや期間限定の臨時しか乗れるチャンスはありません。子どものころ何度も通学に乗っていた、山陰本線のDD51機関車に引かれての50系客車も20年以上も過去帳入り。1992(平成4)年に山陰本線のDD51は全廃、始発から最終まですべてディーゼルカーのキハ40、47化。

 11月23日なので、当然ながら日の入り時刻は早い。(2月になり、冬至に比べると、日の入り時刻は17時過ぎ、少し伸びましたが・・・)



 宇奈月駅到着。欅平で入鋏してもらったのは△、宇奈月はM。「あおがしま丸」「ははじま丸」も昔懐かしの改札鋏使用。八丈島発の場合、切符にハサミを入れてもらっていますが、青ヶ島発は不明。いつも青ヶ島からの帰りはヘリなので・・・。もしかしたら、三宝港の切符売り場は塩分が高いので、鉄製の改札鋏なんてすぐさびる。「入鋏省略」なのかも??

 今夜のホテル。駅前1分の便利な立地。

 昨日はどこでしたっけ??思い出した、魚津。魚津駅前のホテルは洋室だけど、こちらは畳の和室。畳を新しく入れ替えているのか、い草の香りがいい。

 角部屋の最上階なので、窓からの眺めは御覧とおり。鉄道ファン向けのホテル。

 「おや?こんなところにキジバトちゃまがいますね~」と友人に話しかけると、「ここは富山県なので、天然記念物のライチョウだと思うよ」「はははっ、さすがに鳥博士!!」確かに見た目はキジバトに似ていますが、白い部分はないのは確か。

 明日は雨だって天気予報。満月のお月さまが見られるのに~まさか!?と思い、スマホをいじってみたら、確かに雨が降りそうな予想天気図。まあ、予想が外れて晴れてくれるのを願いつつ・・・。、まだまだ続きはあります。

高熱隧道

2016-01-31 00:00:39 | 2015能登&黒部&白川郷
ガイドさんのお話しの中にあった、吉村昭さんの小説「高熱隧道」について。調べてみたところ、1975(昭和50)年発刊、現在も再版を繰り返し、本屋さんで買えますし、どこの図書館でもベストセラーとして、蔵書されています。

 ・新潮社の「高熱隧道」吉村昭著

 岩盤最高温度165℃。そこは人が手を出してよい場所だったのか……。黒部第三発電所建設を背景に極限で生きる人間を描いた傑作。

黒部第三発電所――昭和11年8月着工、昭和15年11月完工。人間の侵入を拒み続けた嶮岨な峡谷の、岩盤最高温度165度という高熱地帯に、隧道(トンネル)を掘鑿する難工事であった。犠牲者は300余名を数えた。トンネル貫通への情熱にとり憑かれた男たちの執念と、予測もつかぬ大自然の猛威とが対決する異様な時空を、綿密な取材と調査で再現して、極限状況における人間の姿を描破した記録文学。



 急こう配の線路。トロッコ列車が自力で這い上がれるんですかねぇ??と疑問に感じたところ、友人がガイドさんに私と思ったことと同じように質問してみました。「当時はワイヤーで引っ張ったり、下がったりしたんです」なるほど・・・。

 特別ツアーのときだけ、立ち入れる特別な場所。

 2015年11月23日の風景。あれからもう2ヶ月過ぎ。早いな・・・。



 富山県の秘境、空気もマイナスイオン、しかも冷たさも相まって凛とした雰囲気。

昭和12(1937)年製造の竪坑エレベーター

2016-01-29 00:00:44 | 2015能登&黒部&白川郷
 全国の絶滅車両一覧。(本当はたくさんありますが、一部だけ)
  JR北海道  蒸気機関車 C11 171,207 1940(昭和15)年製造
         ディーセル機関車 DD51(はまなす、カシオペア牽引用) 1970(昭和45)年代製造
         キハ40 1979年から1980年代製造
  JR東日本  蒸気機関車 D51 498    1940(昭和15)年製造
         電車 113系(吾妻線など) 
  JR東海   電車 211系は国鉄時代末期製造。
  JR西日本  蒸気機関車 C57 1 1937(昭和12)年製造
         キハ40や47はローカル線に多量在籍
         電車 103系(大阪環状線) 1965(昭和40)年代 
         (新型の323系導入、古い103系は2018(平成30)年で消滅予定)
         電車 113系、115系(山口県内の山陽本線)
         (新型の227系導入、2018(平成30)年度までに276両製造予定。
          2~3年すればようやく山口県もボロ国鉄消滅か?)
  JR四国   古くて懐かしい車両はほとんどなくなっている。
  JR九州   蒸気機関車 58654 1922(大正11)年、山口縣の日立製作所笠戸工場製造。
  秩父鉄道   蒸気機関車 C58 363 1944(昭和19)年、川崎車輛で製造。
         (JR東日本高崎運転所から秩父鉄道に譲渡)
  大井川鉄道  国鉄から譲り受けた蒸気機関車や旧型客車のオンパレード。
  小湊鉄道   キハ20 (昭和30年代のものでも現役。半世紀になっても新型車両導入予定なし)
  いすみ鉄道  キハ52、キハ58(JR西日本から譲り受けたもの)、キハ30(元久留里線)

 その中で1番古いのはJR九州の、58654。大正生まれの汽車、今年で94歳。もともとは、豊肥本線の観光列車として活躍していましたが、その途中に阿蘇カルデラの外輪山を越えるスイッチバックがあります。SLは機械とはいえとも、人間と同じくご高齢に坂道はきつい。調子が悪くなり、小倉工場へ入院。退院後は、SL人吉号として復活。


 竪坑エレベーターも、昭和12年製造。今年で79年目。標高差200メートルもあるため、車両では這い上がれない。このエレベーターで車両を運べるようになっているので、レールをエレベーターの中まで敷設。


 吊り上げたり、下げたりするモーターも79年目!?と思ったら、昭和60(1985)年に取り替えられ、現在は2代目。先代は1937年製造なので、48年近く稼働。2代目は30年も動き続けています。頑丈な日本の技術。

 車両も運ぶエレベーターなので、天井がとても高い。

 あっという間に200メートル上に到着。

1934(昭和9)年製造でもまだまだ現役

2016-01-26 00:16:29 | 2015能登&黒部&白川郷

 宇奈月から欅平まで20.1キロ、電気機関車に引かれてのトロッコ列車の要所時間は1時間20分。片道1710円なり。東京駅から【区】東京都区内の最西端、西荻窪間と同じくらいでこちらは中央快速で34分、390円ですが・・・倍以上もあるのは険しい渓谷沿いを走る特別な場所なんです。しかも通年営業しておらず、4月から11月のみなので、それくらいの運賃でないと経営が成り立たないでしょう。

 冬季休業に入る直前の11月23日撮影。

 すれ違いのトロッコ列車。

 まもなく、けやき台・・・ではなかった、けやきだいら駅到着。(けやき台はJR九州の佐賀県内)

 駅前の風景。左に見えるアンテナは携帯電話の基地局。もちろん、LTE(超高速通信規格)でした。冬季の間は誰もいなくなると思いますが、それでも携帯は使えるかも知れない。

 11月の終わりだというのに、まだ「緑」が残っていました。その頃はまだ暑くて薄着でも大丈夫でしたが・・・今は氷点下の世界なのかも知れない。

 特別ツアー用として、用意されたトロッコ列車はバックから入線。

 先頭の機関車は1934(昭和9)年製造。高熱隧道でも耐えられるように仙人谷ダム建設のため「東洋電機製造株式会社」製造。この会社について調べたところ、設立は1918(大正7)年なので、この電気機関車は創立16年後に作られ、82年経ってもバリバリの現役、製造会社も現存する企業。この部品は壊れても、今も製造時と同じ企業なので、修理や部品の取り替えも可能なのかも知れない。

 製造されてから82年目とは見えない。
 全国のJR全線で最後まで古い車両が使われていたところはJR西日本の、山口県小野田線本山支線の旧型国電のクモハ42。製造されたのは1933(昭和8)年、おもに京阪神圏の急行として活躍。1両編成でも、前後に運転席が付いていることから、小野田線本山支線で余生を送っていましたが、ついに部品の確保が難しくなり、2003(平成15)年、車両年齢70で引退しました。黒部渓谷鉄道のED10は82年経っても、まだまだ現役とはすごいことだと思います。

 欅平の先は普段、お客さんを乗せることは全くないので、今回の特別ツアーとして客車も連結。

 欅平下部駅到着。

光風明媚な風景が続く黒部渓谷鉄道

2016-01-21 00:31:17 | 2015能登&黒部&白川郷
 もともとは関西電力の発電施設の保守・工事用として敷設した鉄道ですが、今や観光路線になっています。
 富山県は北陸電力の管轄ですが、ここで作られた電気は京阪神圏へ瞬時に送電されます。
 首都圏における電力は福島原発に頼っていましたが、今から5年前の東日本大震災。福島原発が津波でやられてしまい、操縦不能に。電力が足りなくて輪番停電などもありました。
 日本一最果ての秘島、青ヶ島も東京電力、島のよろず屋さんの、十一屋さんから民宿杉之沢の間に「東京電力青ヶ島発電所」の立派なプレートがあります。たぶん、火力発電所になっていると思いますが、初めて電気が入ったのは、昭和34(1959)年に学校用の自家発電機設置。一般の住宅はまだまだランプ生活なので、昭和40(1965)年ころから、電灯インフラ整備を!と取り組みが始まりました。そのころの三宝港は大型船から小型船に乗り換えて陸上げする船着き場なので、はしげ作業で大型の発電機では運べないので、大型ヘリコプターで運ばれ、その場で分解。島民総出で分解した部品を発電所まで運び、その場で再度組み立て。
 電線は今みたいに頑丈なコンクリートで作られた電柱ではなく、強風で切れないように土を掘り起こして、電線を埋めていたそうです。
 記念すべき、1966(昭和41)年10月25日午後5時、一斉に送電。初めて家庭に電灯が灯りました。今みたいに24時間使えるわけではなく、当時は時間制限。17時から22時の間、しばらくして、朝の5時から13時まで、16時から0時までに延長。24時間電気が使えるようになったのは昭和47(1972)年から。
 昭和41年は、船が来るのは月に1回。来る予定だったのに、海は荒れると先延ばしし、1ケ月後。過酷な秘境なので、テレビは内地の情報が瞬時に入る、貴重なものが電気により視聴ができるようになりました。外国語のようで難解な青ヶ島方言のみしか話せなかった子供たちもテレビで標準語の知識を得るようになったのも、その頃だそうです。
 青ヶ島は電気が入りましたが・・・八丈島の隣にある小さな小島、八丈小島(宇津木村、鳥打村)は電気や水道、ガスのインフラを整備することはなく、1969(昭和44)年、国により、強制退去させられました。



 黒部渓谷鉄道の話なのに、なぜか青ヶ島の電力事情に脱線。

 きれいな風景ばかり続いていました。ところが・・・どこからともなくたばこのにおいが!マナーの悪い乗客が勝手に吸っているのか!?と思い、あたりを見回すと吸っている人は皆無。ということは、先頭の機関士さんがぷぁーっと吸いながら運転しているかも知れない。
 確かに機関車は誰にも邪魔されず、1人で乗務なので、勝手に喫煙しようか誰からもおとがめもないのは確か。しかしな・・・今日は暑くて後ろの客車は窓を全開しているんですよ。そのあたりのところをわきまえなさいっ!!客車の窓が閉まっていれば、どうぞ喫煙しても構わないですけど・・・。国鉄時代の山陰本線DD51機関車の機関士さんが窓を全開し、たばこを吸いながら駅に停車、というシーンはよく見かけましたが、当時はそれぐらいで驚くことはなく、当たり前という感じに受け取れましたが、今は大きく社会が変わっているんですよぉ。

 鐘釣駅。ずーっと携帯電話の「圏外」エリアが続いていましたが、ここでようやく電波が入り、LINEの着信あり。「リビングの電気がふっと消えたのよ、外に出ている父の身に何かあったのかしらね」という文面を見ると、「自分は死んだから虫の知らせかも」という感じにくみ取れる。「は?考えすぎじゃないの?縁起でもない」→ あとで調べたら霊的要素は全くなく、照明器具そのものの寿命。器具を新しく取り替えたので、途中でふっと消える現象は出ない。

欅平行きの黒部渓谷鉄道

2016-01-15 00:00:17 | 2015能登&黒部&白川郷
【注意】黒部渓谷鉄道の営業は新緑の4月20日頃から紅葉シーズンの11月30日まで。冬季は運休します。記事の内容は平成27年11月23日のものです。

 終点の欅平駅から先も線路が続き、「専用列車」で関西電力の社員のみ立ち入ることができる施設、展望パノラマツアーに申し込んでいるので、乗車券は特別仕様。

 まるで首都圏の巨大ターミナル駅に自動改札機が導入される前の風景。入場、出口専用のラッチがそれぞれ独立し、駅員さんが集改札。

 JRで改札鋏を全滅させたのはJR西日本が最初。平成2(1990)年8月頃からスタンパー使用開始。その頃から山手線に自動改札機設置の準備が行われ、本格的稼働は平成3(1991)年3月から。山手線内だけ自動改札機でその他のエリアは未導入。パンチで切り込みを入れた切符を自動改札機に挿入すると裏面の磁気データが正常に読み取れなくなるので、JR東日本も1993(平成5)年あたりから改札鋏廃止。今でも使っているところを見かけると懐かしい。

 電気機関車牽引の客車です!!機関車が牽引する客車に乗ったのは9月の「カシオペア」以来。

 DD51機関車は、日立製作所、三菱重工業、川崎車輌の3社が製造し、カシオペアや北斗星、はまなすを牽引するDD51はほとんど日立。鉱山で使用するモーターの新規開発が日立製作所の創業(1910(大正9)年なので、なかなか壊れにくく頑丈。最後まで残せたかも知れない。1964(昭和39)年10月、東海道新幹線開業。当時の指定席は電話で受け付けて、円卓から列車ごとの日別指定席台帳を抜き取り、空席を音声で応答。駅員さんが座席番号を書き写し、発券。人の手によるものなので、なかなか処理に追いつけないし、間違いも出てしまう。国鉄におけるマルスを開発したもの日立さん。新幹線開業の翌年、1965(昭和40)年9月24日からオンライン端末で座席発券が瞬時にできる「みどりの窓口」開設。北陸新幹線開業日の1番列車や、北斗星のラストランなど、全国の駅から1ケ月の10時になったとたん、一斉に「発信」ボタンを押下しても、回線がパンクやフリーズにならず強靭。早く押した駅から順次に発券。プリンターからチケットが吐き出された駅は狂喜、発売開始のタイミングとともに押しても吐き出されなかった駅はがっくり。

 宇奈月を出た直後、水の色がエメラルドグリーン。とてもきれいです。

 トロッコ列車は川を縫うようにゆっくり走って、黒薙駅停車。全線で20.1キロ、始発や終着駅も含め全部で10駅。途中で駅員さんが配置し、途中下車もできるところは黒薙駅、鐘釣駅の2ケ所。

 もし、夏の間だったら、緑色でものすごく映えているに違いない。11月下旬は御覧とおり。

 駅らしきホームに停車しても、一般旅客乗降不可。駅の利用者は専用列車で関西電力の関係者のみ。宇奈月の改札上に「今度の発車は猫又行き ○時○分発 (この列車は工事専用です。ご乗車できません)」と案内されます。まだまだ続きは長いです・・・。

特別ツアー乗車手続き

2016-01-08 00:17:29 | 2015能登&黒部&白川郷

 2015年11月23日現在の情報です。毎年同じプランで実施するかどうか黒部渓谷鉄道のオフィシャルホームページでご確認ください。
 黒部渓谷鉄道は通年営業しているわけではなく、4月20日から11月30日まで。それ以外は冬季運休になります。観光シーズン終了直前に終着駅の欅平(けやきだいら)駅から先の、特別な観光ツアーを予約。オンライン決済で申し込み。しばらくしたところ、友人からのメール。「少し前に見たときはふるさと割引については載っていなかったのに、さっき見たら富山県のふるさと割がついていて、半額。すでに申し込んでしまったようだけど、念のため情報提供です」という内容。
 いろいろ調べたところ、ふるさと割引はあとから付けたもので、私が申し込んだのは適用前のもの。主催者に電話で確認。オンラインで決済したものは、こちらで取り消しはできないので、銀行振込で返金します。再度、ふるさと割引適用で予約し直して下さい、とのこと。
 トロッコ列車の往復運賃とツアー代も含め、1人5000円かかるところが半額になりました~!!!たぶん、ツアーの申し込み者が少なく、富山県のふるさと割でもっと募集をかけていたに違いない。

 出発時間までたっぷりあるので、駅構内の展示パネルで黒部渓谷鉄道とは何かを勉強。もともとは黒部川電源開発のための資材運搬用としてレールを敷かれたものであり、一般旅客の扱いはなかった。黒部渓谷の光風明媚な風景を楽しみたいと多くの意見もあり、便宜的に旅客を扱い、当時の乗車券には「命の保障はしない」の注意書きがありました。

 富山県は北陸電力の管轄ですが、黒部ダムで発電されたものは関西電力に送電。どんなに遠く離れていても、発電所で作られた電気は瞬時に各家庭・企業へ届けられています。東京電力も、管轄外の長野県の水力発電所や、新潟県の柏崎原発からも送電。かつても福島原発からも来ていましたが、東日本大震災により、操縦停止。

 今だったら、白銀の世界だと思いますが、11月23日は御覧通り。

 紅葉の旅を楽しめそうです。しかし、終着の欅平駅は標高も高くなるので、果たして紅葉は残るか!?

 けやき台、欅平(けらきだいら)、似て非なるもの。
 宇奈月駅の窓口で、特別ツアー乗車手続きのとき、「けやき台では昼食はとれますか?」と思わず質問。向こうの担当者も間違いを指摘することなく「昼食を取れる場所はございません。1階にお弁当やおにぎりなど軽食も販売しておりますので、予めご用意されるのをお勧めします」言われたとおりに、おにぎりを用意。
 「けやきだい」とずーっと勘違いしていた理由は、JR九州の「けやき台」駅のせい。平成2年に福岡県の原田(はるだ)と佐賀県の基山(きやま)の間に、新しい駅、けやき台開業(佐賀県内)。新しいもの好きの私は、立地的に近く、そこに行ってみよう!!とわざわざ下車。そのときに券売機で購入したものが現在も文字が消えず印字もくっきり。平成3年から数えると・・・もう四半世紀も前っ!!あれから25年か・・・本当に早いね。これを見ると、ピカピカな駅舎をまるで昨日のように思い出します。九州は「KYUSHU」なので、JRマークに「K」地紋。JR西日本はWestの「W」。

(地鉄)宇奈月温泉-(トロッコ)宇奈月

2016-01-06 00:40:15 | 2015能登&黒部&白川郷

 地鉄の宇奈月温泉とトロッコの宇奈月駅、ぱっと見たところレールがつながっているように見えますが・・・よく見たら、地鉄と、黒部渓谷鉄道は別会社なので、ここで分断。
 11月23日は朝からお天気がよく青空が広がっていました。紅葉シーズンは少し過ぎてしまいましたが、全部葉が散っているわけではないので、黒部渓谷鉄道も期待できそう。

 除雪機。雪はまだ降っていないのに、準備が早すぎる。例年なら、雪が降ってもおかしくない頃なので、念のため用意していたかも知れません。

 宇奈月温泉なので、駅前の噴水も温泉。「高温注意!さわるべらかず」といったような看板もないので、おそるおそるお湯に突っ込んでみました。ちょうどよい湯加減。調べてみたら、源泉は98度。熱~いです。近くにきれいな黒部川も流れているので、その水でちょうどよい温度にしているかも知れません。

 トロッコ列車の始発駅、宇奈月駅。宇奈月温泉駅と宇奈月駅の距離は250mくらい。その真ん中に今夜の宿。どちらも駅前という便利な立地。

 今日は10度。そんなに寒いというほどではなく、ちょうどよい気温。まだまだ続きは長いです。

ちてつ(富山地方鉄道)も魅力たくさん

2016-01-04 00:00:44 | 2015能登&黒部&白川郷
 2日目、11月23日は黒部渓谷鉄道の特別観光ツアーがメインなので、それに間に合うように魚津から宇奈月温泉へ。40分も乗っていて、運賃は930円なので、相当な距離か?と思い、さっき調べてみたらわずか23.1キロ。駅の数が多いので、錯覚してしまいました。

 ちてつの新魚津駅と、あいの風・魚津駅の線路は向かい合っているのに、どちらも改札口は背中合わせなので、わざわざ地下道を潜って、反対側のホームへ。まさか、旧国鉄、地鉄のどちらを利用しても、富山まで行けるので、わざとそのようにしているかもしれない。会社は違っていても同じ業界なので、お互い譲り合えばよろしいのに。

 遠くからでも旧東京急行電鉄(現:東急電鉄)だとすぐわかりました。東急に社名変更したのは10年前の2006年。各駅停車もあるのに、「東京急行」を名乗るのはおかしいからでしょうか。2009(平成21)年、東京メトロの新副都心線開通に伴い、東武鉄道東上線、西武池袋線にもつながるようになり、自然が残る埼玉県の田舎、森林公園や飯能にも東急車両が中華街から相互直通。埼玉の民鉄なのに、渋谷から横浜間に経営基盤を置くラインカラーがピンク色の東急車両に乗っていると不思議な気分。富山県内でも、かつての首都圏で活躍していた東急車両が・・・。

 昭和63年製造。西暦にすると1988年なので、28年目。まだまだ使えるのに廃車するのは忍びないので、地方のローカル民鉄に転勤。秩父鉄道も東急、都営三田線の旧型車両。

 東京から転勤したのは平成25年!?地鉄仕様に改造したと銘板付き。

 新魚津から終点宇奈月温泉までは大正12(1923)年に開業しているので、大正時代の建築物が現役。

 止まってすぐ発車なので、どこの駅なのか不明。

 荻生(おぎゅう)駅。大正11年開業。

 これも見覚えのある車両。もと西武鉄道の特急レッドアロー。池袋から手つかずの自然が残る西武秩父間の特急。昭和40年代に製造されたもので、古めかしいデザイン。ずっと昔、この古い特急で西武秩父まで乗ったことが懐かしい。

 やっと着きました。宇奈月温泉。ここまで乗るのに、駅と駅の間が短くて発車したと思ったらすぐ停車の繰り返し。

 ここで折り返し、富山行き。紅葉の季節はもうとっくに過ぎているかと思ったら、11月23日でも見ごろ。地球温暖化の影響でしょうか。 

魚津駅

2015-12-31 00:37:06 | 2015能登&黒部&白川郷
 富山駅ナカの居酒屋は居心地がとてもよく、2時間くらいはゆっくり語らいながら食事。富山郷土料理はどれも美味しくって、予算オーバー。JR西日本のイコカでピッと支払い、あいの風鉄道富山駅の改札横にあるチャージ機で満タンチャージ。西日本で決済したものを他社線で使い切り、イコカエリアに舞い戻ったら再びチャージ。故郷の下関駅改札機はJR九州のスゴカ仕様なので、改札機にスゴカをタッチすると、オートチャージだけ対応。西日本の駅なのにイコカは対応なし。それなのに、九州内のJR西日本の新幹線・小倉駅、博多駅にイコカのチャージ機が設置されている。各社によりIC系交通カードのサービスがマチマチだけど、スマホにJR東日本のモバイルスイカをダウンロードし、利用代金支払口座をビューカードに指定すれば、全国どのエリアにお住まいの方でも、年会費無料で利用可能。ビューカード以外の一般カードを支払い口座に登録すると年会費1030円(税込)かかります。2015年12月30日現在の情報。
 JR各社のIC交通カードを比較してみて、東日本がダントツ。スイカポイントも貰えるし、そのポイントをスイカに還元できる。イコカやスゴカも似たようなサービスはあるが、相当な金額を消費しないとなかなか還元してくれない。
  
 JR九州スゴカ  自動改札を利用すると運賃の1%分のポイント。小倉から博多まで1290円なので、12円の還元。5往復すると、やっと100円相当のポイントを貯められる。ただし、九州島内以外の改札機利用だと還元なし。
 JR西日本イコカ J-WESTカード会員がスマートイコカにチャージした場合、1000円の利用で5ポイント(5円)。1000ポイント貯まったら、イコカに1000円分チャージ。
 JR東日本スイカ 1000円につき6ポイント(15円相当)+スイカポイントクラブ会員に登録し、駅ナカや街ナカでスイカ決済するとポイントも貯まり、スイカに還元。
 JR北海道キタカ クレジット一体カードなら、みどりの窓口でチャージ可。ただし、ポイント還元なし。
 JR東海トイカ クレジットチャージなし。ポイント還元なし。
 JR四国 JR西日本のイコカに準拠。
その中で1番恩恵が多いのは東日本。それなのに各社を所持している理由は訪ねた土地に売上を少しでも協力。(笑)

 富山21:50 → 魚津22:14。駅前のホテルには19時頃チェックインする予定だけど、大幅に遅れることをスマホで電話リレーサービスを通して連絡。仙台市の株式会社プラスヴォイスを利用していますが、電話しかない相手にどうしても連絡したいときはとても助かっています。私の代わりに音声で伝え、音声を文字に変換してスマホまたはパソコンに表示。文字を音声に、音声を文字にするオペレーターを介するので、少しタイムラグが発生しますが、今まで100%伝達しております。
 魚津駅下車。今の時間、無人になっているのに車掌さんの集札なし。改札口に簡易型改札機あり。「あいの風とやま鉄道」は全線イコカが使えるので、ここでもチャージ機設置されていました。チャージは富山駅のみかと思ったら、一部主要駅に設置。

 ホテルについて、チェックイン。シングル部屋を2間につながっている珍しい間取り。長旅の疲れなのか・・・大浴場へ行く前に着替えを用意しようと思ったら、スーツケースがないんですよ。あれれ?ないな?あっちの部屋にあるかも?と見に行くがない。どこにやったっけ?まさか?酔っぱらって、富山の居酒屋に置き忘れた??電車の中か!?北海道の幾寅駅に置き忘れたビデオカメラのこともあるので、忘れ物はないか確認を励行しているので、そんなはずは・・・。とおそるおそる、フロントに戻ってみました。なんと!フロントもないんです!!冷や汗かいていたら、フロントマンが「もしかしたら、これですか?」とスーツケースを持ってきてくれました。あ~、助かった。フロントで鍵を受け取って、スーツケースのことをすっこーんと忘れるなんて。物忘れが激しくなる前兆なのか!?いや、そんなはずは・・・。疲れのせいでしょう。

 翌朝。

 立山連峰が見えました。

 朝ごはんはバイキング。写真は写っていませんが、これだけでなく、何度もおかわり。最後は洋食のパンにコーヒー。

 お世話になりました。私たちが泊まったところは8階。

 魚津駅前通り。

 魚津駅。ここから宇奈月方面は、富山地方鉄道が便利。乗り換えなし1本で行ける。地元では「ちてつ」と言うそうです。JRいや・・あいの風は「魚津駅」、地鉄は「新魚津駅」。地下道でつながっているので、同一駅と言ってもよいかも。
 

富山から魚津へ

2015-12-25 00:45:18 | 2015能登&黒部&白川郷

 マルスを操作した駅員さんも乗車駅「和倉温泉」下車駅「魚津」という駅名は出せるが、発券できないとのこと。富山から魚津は「あいの風とやま鉄道」が入るので、富山まで打ち切って、

 現地で追加購入。北陸新幹線が開通する前までは、和倉温泉から魚津まで西日本旅客鉄道会社線。新幹線が出来ると、石川県内のJR線は「IRいしかわ鉄道」、富山県内は「あいの風鉄道」に継承。
 JRと民鉄、わざわざ別々に切符を買わなくても通しで買える「連絡運輸制度」があり、JR-IRいしかわ-あいの風なら、1枚で買えるが、今回は、JR-IRいしかわ-JR-あいの風。JRが民鉄の間に挟むので、マルスが「発券不可」と回答。
 東京メトロの東西線は両端ともJR中央・総武線に直通、JR-東京メトロ-JRは2社なので、千葉から三鷹までは連絡運輸範囲内。地下鉄東西線を挟んで1枚で発券可能。西船橋駅では不正乗車防止のため、JRと地下鉄の乗り換え口に中間改札機設置。スイカやパスモに西船橋駅の中間改札を通過した記録があれば、東京メトロを利用した痕跡が残るので、地下鉄運賃で適用。

 千葉 → 三鷹  経由:総武・中央東 (全区間JR線利用)の運賃  1080円
 千葉 → 三鷹  経由:西船橋・東西線・中野・中央東         780円 

 中間改札がなかった頃は途中で地下鉄東西線を利用したと見せかけ、全区間JRを利用するキセラー(※)が多かったため、その対策として、西船橋の中間改札を通過した痕跡がなければ、全区間JRを利用したとみなされ、運賃徴収。
 (※)不正乗車(キセル)を行う人を意味。
 房総の小湊鉄道の五井駅中間改札はどう見ても、キセルをほう助している感じ。中間改札内に小湊鉄道線の自動券売機が設置されている。JRを無賃乗車して、中間改札内に設置されている券売機で小湊線に乗車。そうなると、JRは無賃乗車の被害に遇うので、業務改善が必要です。中間改札に小湊鉄道の社員を配置し、五井まで運賃を正確に支払っているかどうかチェックしてから小湊鉄道の券売機に行かせるべきです。小湊鉄道の車掌も然り。車内でお客さんから「五井から○○まで」と求められたら、「五井までのJR切符をお持ちですか?」と確認すべき。

 ここはもともとJR西日本。第三セクターに継承してしまったため、駅名票もオリジナルに変更されてしまいました。

 時計だけは、JRマークが残っていました。

 向こう側のホームに古めかしい電車が入線。JR西日本があいの風鉄道とやまに売却した車両。

 よく見たら・・・クモハ413-1。1番製造された、トップナンバー。

 京阪神圏の新快速でよく見かける新型223系かと思っていましたが、223系は直流専用。さっき入線した413系は直流・交流どちらも使えるタイプ。あいの風とやま鉄道は交流なので、見かけは223系でも、交直流の521系に分類されます。普通なら、電車は直流、交流どちらも同じに捉えてしまいますが、車両形式の番号が直流か交流か割り当てられています。
 山口県と福岡県の間にある、関門トンネルは山陽本線なので直流。門司駅手前で停電するデッドセクション。停電しても、すぐ停まるわけではなく、惰力走行で両区間を切り替え。JR九州自社は交流専用の派手なものばかり、西日本につながる関門トンネルを通過する電車は古くてボロい411系を割り当て。製造されてから40年近くなるので、そろそろ521系を導入してもよいのでは。しかし、JR西日本とJR九州、どちらも譲らない状況。

 さっきの居酒屋でお酒を飲んだばかりなのに、また!?

 関東では滅多に見かけないものなので、どうしても気になる。パンチが効く、強~い炭酸でした(笑)

富山駅グルメ

2015-12-23 00:33:24 | 2015能登&黒部&白川郷
 きときと市場とやマルシェという、駅ナカの「とやま方舟」は居酒屋さんです。「きときと」とは、富山方言で「新鮮」を意味します。「きときと」って何でしょうかねぇ?と思ったら、黒部渓谷鉄道宇奈月駅の中に富山方言一覧表のポスターが貼られていて、「きときと」とは新鮮の意味だったのか、納得。居酒屋にしては珍しく全席禁煙なので、隣人の煙に気にすることはなく、ゆっくり寛げました。自分の店を禁煙にしたら、客が遠のくのではないかと思う居酒屋は多い。タバコに含まれる税金(※)が高くなり、急激な喫煙率の減少が進んでいるし、2020年の東京オリンピック開催に向け、喫煙大国のイメージを払拭しようと分煙を積極的に進めていこうという時代になっているので、そのように徹底して欲しい。
 (※)日本たばこ産業株式会社の利益30円、小売店の利益43円、葉たばこ代27円、製品工賃など50円 ここまでは150円。
    国たばこ税+地方たばこ税(タバコを売った各市町村に入る税)+たばこ特別税+さらに消費税8% で 280円。合わせると430円。1箱吸うたびに280円の税金。1年間だと102,200円課税。納税は国民の義務ですが・・・嗜好にかける税金は高すぎるほうだと思います。

 富山に来たら、どうしても欠かせないのは富山湾で獲れた「白エビ」。天ぷらはサクサクとした食感なので、と~っても美味しい。

 海鮮サラダ。もちろん、日本海側の魚なので、まるで山口の故郷へ帰ったかような味覚。山口県といっても人口の多い山陽の瀬戸内海ではなく、山陰の日本海側。

 ポテトサラダ。

 お刺身~!!いろいろ頼んで、富山の味覚を楽しませていただきました。たくさん頼んでしまいましたが、一部だけご紹介しました。ここのお店は合格!!次の記事は、JR西日本が第三セクターの「あいの風とやま鉄道」に継承した富山駅です。北陸新幹線の「富山駅」は単独しており、JR高山線の乗り換えたいと思っても、新幹線-在来線乗り換え口の改札はなく、いったん、新幹線の中央改札口を出て、「あいの風とやま鉄道」の改札口に入ります。改札の係員は「あいの風とやま鉄道」の社員だけど、JR高山線の切符でも入鋏。途中下車が認められない100キロ以内の切符でも、富山で高山線に乗り換えなら、途中下車はできてしまいます。

富山へ途中下車

2015-12-21 01:07:41 | 2015能登&黒部&白川郷
 今夜の宿は、富山ではなく、魚津。富山駅前にビジネスホテルがたくさんありますが・・・翌日は黒部渓谷鉄道なので、早朝出発しなければならない。子どものころみたいに早起きに慣れていれば、いいですが・・・。山口県の何もない漁村で暮らしていたころの通学は下関市の綾羅木(あやらぎ)というところ。鈍足の山陰本線なので、わずか30キロでも1時間。それもDD51機関車牽引のオハ50系。同じDD51でも、「北斗星」を牽引するときは「特急」に劣らないほど、重連(2両)でエンジン全開で疾走するので、速度100キロ近くまで出せるが、山陰本線はカーブや急こう配が多いので、北斗星のような速度は出せない。せいぜい40キロ~60キロの間。朝5時半起床、毎朝6時半の汽車なので、早起きでも苦にならず。西日本の夜明けはとても遅い。(山口県は今の時期、明るくなるのは7時20分頃)特に冬の間は、まだ夜が明けないうちに通学。
 今はすっかり早起きは苦手になってしまったので、朝はゆっくり寝ていたい。黒部渓谷鉄道にアクセスしやすい「魚津」にしてしまいました。当初、金沢から新幹線に乗って、黒部宇奈月温泉駅下車、駅前のビジネス系ホテルに泊まろうと思って、何度も検索をかけてみるがなかなかヒットしない。駅前の様子どうなってんだ?と地図で調べてみると、なんと何もないところでした!!

 これから乗車する新幹線は18時51分、かがやき514号 東京行きなんですが、なんだか変。おかしいところが1つあります。
 「上野」は終点「東京」と同じく全列車停車のはず、「上野」が抜けていますね。新幹線が「上野」の地下ホームを通過するなんてありえないです。

 あっという間に富山駅。降りそびれてしまうと、次は長野になってしまう。北陸新幹線開通前の、富山から長野へのアクセス方法は遠回りしなければならず、かなり大変だったというのに今はあっという間になってしまいました。

 11月22日は日曜日、次の日の23日は勤労感謝の日。連休なのに、人がいませんね・・・。

 中央口に出ると、やっと人がいました。富山は長い間、「裏日本」と言われていましたが、東京からの新幹線開通により、脚光を浴びるようになりました。山口県の長門市や萩、益田や江津、三江線あたりも「裏日本」。

 今夜のディナーはここ。全席禁煙のとやマルシェ。居酒屋にしては珍しく全席禁煙だから、まよわず、ここ。居酒屋はどこでも、紫煙がもわーんとしているところが多く、アウト。愛煙家は自分も吸っているから他人の煙なんてどうでもないけど、吸わない人からにすると刺激が強くてかなり苦痛。12月11日、政府は財源確保のため、タバコ1本あたり3円の増税をする方針を示した、とのこと。次の値上げはプラス60円、430円の銘柄は490円、460円のものは520円。チマチマと値上げするんじゃなくて、1箱千円にしてもらわないと!!1日1箱吸っている方は月に500円×30=1万5千円もの出費になる。それが馬鹿らしくてタバコとすぱっと縁を切った、職場の同僚が増えていて、私も嬉しー!!という状況です。タバコを断つのに一時は苦労するけど、それを乗り越えていれば、それは本当によかったと思うときが来るはずです。次の記事は、居酒屋で出された料理です。さすがに富山、美味しそうなグルメ勢ぞろい!!

金沢駅、金沢中央郵便局

2015-12-18 00:01:31 | 2015能登&黒部&白川郷

 日本自動車博物館でいろんなメーカーの懐かしいクルマたちを鑑賞。15時45分入館、17時閉館ですが・・・クルマが趣味で1台1台ずつじっくりと見回るのに1日かかりそうです。1階から3階まで所狭しと置かれてあり、映画のロケに使いたいと申し出があると、貸出も行っているようです。今の時代、昭和30年や40年代に製造されたもので公道を走れるものは滅多にないものです。「日本」を冠しているとおり、国内で唯一の自動車博物館になっています。
 ここから金沢駅まで北陸自動車道でおよそ1時間。レンタカーの返車時間まで少し余ったので、金沢中央郵便局へ。

 郵政省時代だと、ここが石川県内の各郵便局から手紙やゆうパックをいったんここで集められる地域統括局でした。ところが、現在は、北陸自動車道の金沢西インターチェンジ付近の「新金沢郵便局」に移管。昔は鉄道が郵便物の移動手段でしたが、現在はトラックなので、物流の拠点地を高速道路の近くにしたほうが便利。
 東京中央郵便局も、かつては23区内の統括局でしたが、現在は首都高速「新木場」付近の「新東京郵便局」に移管。伊豆諸島・小笠原の郵便番号が100で始まるのでもちろん、「新東京」の管轄になります。伊豆諸島・小笠原のポストに投函すると、すべて「新東京」の消印。島の郵便局窓口で「風景印を押して欲しい」と申し出れば、島の名称が入っている消印。いつも窓口が開いている平日の時間内を狙って風景印を押してもらっています(笑)

 ここのポストが珍しい。普通じゃないポスト。

 投函口はこのようなデザインですが・・・

 上を見上げると・・・何のモニュメントなんでしょうか??

 レンタカー返却場所のすぐそこの金沢駅。

 ずっと昔、20年前にも来ていますが・・・当時の面影が全くなくなってしまいました。

 ここでも山口県につながっているJR西日本

 JR西日本のJ-WEST会員は指定席でも自由席でも同額。同額なら、もちろん指定席を選んでしまいます。発券前なら、何度も自由に変更ができます。当初、金沢19:03発の「つるぎ722号」で予約しましたが、スマホをいじって1本前に変更。「かがやき514号」はなんと、東京行き、金沢18:51発、東京21:19着。飛行機で能登空港、石川県内をまわって、かがやき514号に乗れば日帰りも可能。慌ただしく日帰りするよりも、この土地でゆっくり堪能したいのが私のポリシー。
 JR九州ネット予約で、金沢からの北陸新幹線予約を試みましたが、エラーでした。JR九州の取り扱い範囲は、金沢より西側、つまり、大阪行きのサンダーバード号ならOK。でも、西日本で完結する列車なら、J-WESTのほうがお得です。(上越妙高駅から東京駅の東日本であっても、J-WESTで予約すると割引適用)

 新幹線は自動改札、在来線は有人改札。

 かがやき514号は「W726」なので、JR西日本の車両になります。「E726」は東日本。車体や性能、車内のインテリアはどちらも全く同じなので、東か西の見分けは「E」と「W」。
 東海道山陽新幹線の「のぞみ」N700A系は、東海西日本共同。見分け方はドアの下に「JR」マーク。青だったら、西日本。オレンジは東海の所有。九州新幹線のN700系も、JRロゴが赤なら九州所有。次の記事は、富山駅。

便利ツール