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東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

新冠駅周辺

2014-12-12 00:10:22 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 レ・コード館内に図書館がありましたっ!!正式名称は「レ・コード館図書プラザ」、主管は新冠町役場教育委員会。観光施設っぽい雰囲気が漂う建物も、町役場の施設になっていました。
 私の職場との違いは??とそっこー偵察。

 話題の本。さすがに見る目がある。自分の趣味に偏り過ぎのないようにジャンルごとバランスよく選定。

 限られた予算の中から1週間に出る1400~1500冊の中から選定基準は自治体ごとに多少の差は出ていますが、ほぼ全国共通。見覚えのある本ばかりですっ!!

 私のところでは、千葉県に関する資料や、自分の住んでいる市町村や隣接するところの郷土資料を積極的に収集していると同じように、ここでも。北海道に関する資料ばかりです。

 レ・コード館に隣接する道の駅も、スーパーがあります。野菜の価格も思わずチェック。

 9月の終わりだというのに「きゅうり」の出荷もあるようです。真冬の北海道でも、たぶん、本州から空輸されるので、購入可能かと。真冬の札幌でゴーヤーチャンプルーもありかな。

 ブロッコリー。近所の激安スーパーに比べると若干高めだけど、鮮度は抜群。

 レ・コード館から少し離れた場所に、青函トンネルがまだなかった頃の國鐵客車のオハフ46 505が鎮座。中を覗いてみると、座席は取り払っていて、テレビとか置かれていました。どうやら、ライダーの簡易宿泊施設っぽい。今も営業中なのかどうか不明。JR北海道になる数か月前の昭和62年2月に廃車。製造年月日はなかなか特定できませんが、1950年代(昭和25年~昭和34年)のようです。

 新冠郵便局。

 駅前の路地にあった可愛くて小さなお花たち。

 それが続くなんて、心がなごみます。

 本州はあんまり見かけないものです。冬季の間大活躍する、灯油タンク。北海道にお勤めの方々の冬季は「寒冷地手当」「燃料手当」「暖房手当」どれかの名目で付きます。(10月から4月、6ケ月かな。本州に比べると北海道は寒冷地であり、暖房費用が圧倒的に占めているので、負担のないような制度だそうです)

 やがて・・・夕焼け。(9月25日 17:00過ぎ)

 旅に出るとなぜか夕焼けを意識してしまいます。

 夕焼け、きれいだな~。この日だけで、朝は小幌駅探検。苫小牧、日高本線の汽車旅を楽しんで新冠。あっと言う間でした。

 静内駅まで隣の駅だけど、ちゃっかり汽車に乗っていきます。4.9キロ、210円区間。新宿から池袋までの4.8キロとほぼ同じく交通系ICカード利用だと154円、紙による切符は160円区間。大都市圏と、地方ローカル線との差は50円。

節婦-新冠のトンネル

2014-12-07 00:39:16 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 友人いわく「節婦を出て新冠までの風景はハイライト部分がある、撮っておいたほうがいいよ」と勧められ、汽車の後ろからビデオを回してみました。
 海岸沿いを走っていた日高本線。なんと大きな岩を貫通し、レールを敷設。歴史を調べてみると、1926(大正15)年開業となっていました。90年近く前。クルマもない時代なので、鉄道による需要がかなり高く、岩を貫通させたかも知れません。今の時代だったら、シールドマシーン(トンネルを掘れる回転式の大型カッター)で簡単に貫通できそうですが、90年前はかなり大変な作業だったかも・・・。

新冠駅(その2)

2014-12-06 00:25:07 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 15時55分下車、次の汽車は17時27分、今夜の宿になる静内行き。これで始発から5本目。

 運賃表。苫小牧からここまで1640円区間でした。東京都区内から様似行きの乗車券で途中下車!

 駅から徒歩5分のところに道の駅サラブレッドロード新冠があります。敷地内に展望台、全国から集めたレコードを展示・視聴ができる施設「レ・コード館」。この像は、新冠町生産の名馬ハイセイコー。

 展望台からの眺め。田舎かと思ったら・・・街になっていますね。

 海岸沿い。眼下に新冠駅が見えます。9月25日16時半頃。(今の同時刻はすっかり暗くなっていますが、その頃はまだまだ明るい)

「北斗星」来年度廃止へ…ブルートレイン姿消す

2014-12-05 09:07:23 | 2014小幌・日高本線・幾寅
(ここから)
読売新聞2014年12月5日(金)07:36
「北斗星」来年度廃止へ…ブルートレイン姿消す
(読売新聞)
 2016年春の北海道新幹線開業に伴い、JR東日本とJR北海道は、寝台特急「北斗星」(上野―札幌)を15年度中に廃止する方針を固めた。
 新幹線の試験運行が行われるほか、車体の老朽化などが進んでいるためだ。近く発表する。北斗星の廃止によって、鉄道旅行の象徴的な存在だった青い客車の特急「ブルートレイン」は姿を消す。
 北斗星は1988年、青函トンネルを使って初めて上野―札幌間を結んだ。ホテルのように豪華な寝台個室や、フランス料理のフルコースが味わえる食堂車などが人気を集めた。
 しかし、北海道新幹線は青函トンネルを含む約82キロが新幹線と在来線の共用区間になる。2015年3月以降は新幹線の試験運行の影響もあり、北斗星は夏場などの臨時運行となる。
(ここまで)

 やはり、噂通り、北海道新幹線開通後は、ブルートレインの存続は難しいでした。9月に乗車したのは、「最初で最後の乗車」になりそうです・・・。再び乗りに行きたいと思っても、個室はプラチナチケットになり、ますます取りにくくなるかも。1988(昭和63)年北斗星デビューとはいえ、寝台車両は国鉄時代に製造されたものなので、車両年齢は4、50年近い。

新冠駅

2014-12-05 01:00:19 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 苫小牧から77.2キロ、新冠駅。新冠郡新冠町の中心駅になっています。しかし、無人駅。
 おとなりの静内駅は、今夜の宿。静内駅は「みどりの窓口」あり。改札や集札も行う有人駅です。静内は日高郡新ひだか町。平成の大合併で静内郡静内町と三石郡三石町の廃置分合(合併)により、設置されました。「新ひだか町」というネーミングはつい最近できたものだなと気づいてしまいます。

 苫小牧から乗り続けた、キハ40 359号機。ここで下車します。

 無人の、立派な駅舎。

 ここは・・・競馬のサラブレッドが有名になっています。街のあちこち至るところに馬をモチーフにしたものばかり見られます。

日高本線の海岸を走行(節婦駅まで)

2014-12-03 00:28:14 | 2014小幌・日高本線・幾寅
動画は日高門別から節婦(せっぷ)間のハイライト部分を編集。

大狩部駅を出ると、レールは海岸ぎりぎりで走行します。海が荒れていると汽車に波が被るのではと思えるくらい。故郷の山陰本線も宇賀本郷~長門二見間も海岸沿いだけど、その間に国道191号線を挟む風景なので、そんなに海岸ぎりぎりではありません。

 ついに30.0度達成!

 30度なので、「あつがー」。ダジャレです(笑)

 大狩部駅。これも秘境駅かも?

 節婦(せっぷ)駅に着きました。今夜の宿泊地は終点様似ではなく、途中の静内駅。そのまま宿に直行すると、まだまだ夕方の時間帯、暇を持て余すので新冠(にいかっぷ)駅途中下車。私も友人も競馬や競輪などのギャンブルはいっさい興味なし。私?20代の若気の至りでパチンコの「フィーバーパワフル」に没頭していた時期もありましたが、今はもうパチンコなんて大っ嫌いです!パチンコ屋はどこでも、最終的にお店が儲かる仕組みになっていて、客を騙し討ちし、現金を搾取中であることは変わりない。フィーパーパワフルは、7が縦、横、斜めライン3つそろっていれば大当たり。画面に7が2つ出ていれば、リーチ。スロー回転しながら7がぴたっと止まっていれば、玉がたくさん出てきます。所詮、コンピュータが当たるか当たらないか抽選するわけだけど、人間がプログラミングしたものは店が儲かるように、当たりにくい設定をしているのは確か。何度もリーチを出しては、お客さんを興奮させてはますます現金を回収。プレイしているお客さんは自分が騙されているっていうのはほとんど気づかない。初めてのパチンコでとんでもない現金が入り、そんなにもうかるものだと錯覚に陥り、どつぼにはまってしまうのがオチ。ギャンブルにはまってお財布を全部根こそぎ持って行かれ、心も身もボロボロになってしまいますし・・・。負けると、負けた分を取り戻そうとますます熱くなってしまうので、結果的に莫大なマイナスに。馬鹿らしいので、パチンコはお勧めできません。
 競馬、競輪は手に出したことがありませんが、どの騎手が1位になるかいろいろ分析しながら予想するわけだけど、あんまり好きではない。自分の好きな場所の青ヶ島に船が来るか来ないかの予想だけは得意かも・・・。ちなみに今日(12月2日)は大時化でした。明日も大時化がまだ残るので、船は難しいでしょう。



【動画】日高本線・勇払~鵡川

2014-12-01 00:24:18 | 2014小幌・日高本線・幾寅


 5分ちょっとの長い動画です。札幌管区気象台によると、11月27日までの11月の降雪量は平年の35%。記録の残る1961年以降で5番目前後に少ないという。道理で9月の最後になっても、日高本線は真夏並みの暑さ。今もたぶん、日高本線沿線では雪は積もらず、普段と同じ風景になっているかも知れません。
 勇払駅のまわりは何もないかと思ったら・・・少し進んだところに真新しい家ばかり建ち並んでいました。駅前にすればいいのに、何で少し離れた場所!?少し不思議。

日高本線・苫小牧~清畠

2014-11-27 22:59:44 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 14時19分発車したキハ40が最初に停車する駅は、なんと13.1キロ離れた勇払(ゆうふつ)駅。苫小牧はフェリーターミナルや製紙工場、「マー君」の愛称でも知られるプロ野球投手の母校、KITACA(ICカード)エリアの末端・・・など都会だというのに、13.1キロ、10分もすればご覧の通り。13.1キロを10分なんて、時速に換算すると78.6キロ。キハ40が80キロも出すなんて考えられない。山陰本線のキハ40は長門二見~滝部間4.8キロを7分なので、時速は40キロ。西日本の山陰本線はカーブが多くノロノロ、北海道はまっすぐなので、かっ飛ばしているかも知れない。

 これも同じく勇払駅。北海道だから、なんだかのどかな雰囲気。

 勇払を出ると、次は、浜厚真(はまあつま)駅。

 とまりの、浜田浦(はまたうら)もなーにもない、田舎ですっ!!こういう風景のほうが落ち着く。

 鵡川(むかわ)駅停車。2両目に座っていた乗客はいっせいに立ち上がり、ぞろぞろ・・・と降りていくのではありませんかっ!?「鵡川って、何かあるんですかね?」「さあ、何だろうな?」とのんびりしていたら、車掌さんが身振りで、「この車両は引き離しますので、あちらの車両に」と。両手のこぶしを引き離す仕草だったので、ピンと来ました。手話を使う人に音声でしゃべっても通じない。車内放送でも聞こえなかったはずなので、身振りで何とか伝えようとするJR北海道の車掌さんはコミュニケーション能力が高い。ありがとうよ!!

 後ろの車両は切り離すので、ロープで通行止めにして、10分停車。

 鵡川からワンマンになります。運ちゃん1人だけ乗務。9月下旬だというのに、半そで。北海道は冬の訪れが早いと思っていたのに、まだまだ夏真っ盛り。

 鵡川まで苫小牧から30キロの都市圏。住宅もたくさんあります。ここから人口も少なくなるので、1両で十分かも・・・。

 富川駅。

 日高門別駅。

 豊郷駅。

 駅前の雰囲気ものどか。

 清畠駅。その頃、もう日は傾き始めています。

 9月の終わりだというのに、29.9度っ!!本当にここは北海道なのか!?まだまだ続きはあります。なが~~いです!!


日高本線旅のはじまり~

2014-11-21 00:09:14 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 日高本線のキハ40。これに乗ろうと思ったきっかけは・・・去年の7月。室蘭地区を襲った集中豪雨により、室蘭本線が運休するハプニング発生。山線の函館本線で余市駅。マッサンのドラマでかなり有名になっているウィスキー工場へ。もちろん、ウィスキーの試飲は無料。小幌駅に行けなくなったやけ飲み。(注:オーバーな飲み方ではありません)札幌から「急行はまなす」で本州に戻る予定だったのに、この日は運休なので、急きょ苫小牧に変更。
 札幌からの電車の中でスマホを操作しながら駅前1分のホテルを予約。終点、苫小牧駅に降りると、懐かしいディーゼルカーがアイドリング中。「日高本線って書いてあるね、来年のリベンジに小幌駅に降りて、それから日高本線で様似に行くプランはどうかな?」とそのときに練っていました。1年前に考えていたプランを実現っ!!

 先頭車はキハ40 359。日高本線沿いの雄大な牧場は競馬たちのふるさと。サラブレットをモチーフにしています。

 今の北海道は雪が降っていますが・・2ケ月前は扇風機ですよ!!JNR(国鉄)マークが懐かしい。子供のころ乗っていた山陰本線も同じマークのJNR。稚内から枕崎まで駅員や車掌、運転士の制服や制帽は全国統一。今は地域ごとデザインが異なるので、いつも見慣れたカラーやデザインでない遠く出かけたと実感。

 本当にここは北海道?もう10月だというのに??寒いと思って、スーツケースにジャケットなど冬物を用意しておいたのに、出番なし。

 十勝の牛乳を飲んで・・・

 サッポロのクラシック。本州にはない濃厚な味。沖縄のオリオンは南国らしくあっさり。寒い土地ほど味が濃くて暑いところは薄い。沖縄も気温が下がりつつなので、沖縄でサッポロ・クラシック販売。北海道の家庭では、冬になると家の中ではすさまじい暖房で汗ばむ。(外の気温はマイナスでも家の中は25~28度くらい)そんなときは沖縄のオリオン出番。北と南を交換することにより、メーカーの収益は大きくなりそうな気がしますが・・・・(笑)

追悼 高倉健(鉄道員ぽっぽや主演)

2014-11-20 00:50:25 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 次の記事は・・・日高本線の苫小牧から終着駅・様似までですが・・・11月10日、日本を代表する俳優の高倉健さんがお亡くなりになったと訃報が昨日入りました。ご冥福をお祈りします・・・。高倉健さんと聞いて、真っ先に思い付いたのは映画の「ぽっぽや」主役。字幕付きを東京・有楽町で上映されたときに鑑賞。
 廃線が決まった北海道のローカル線・幌舞線の終着駅である幌舞という設定で撮影されましたので、現存する駅ではなく架空の駅です。

 浅田次郎さんの小説に書かれた幌舞駅は石炭輸送路線の終着駅、小さな木造の駅舎なので、そのイメージにふさわしいところは根室本線の幾寅駅が選ばれました。映画では、駅ホームの先に雪をかけていかにも終着駅っぽい雰囲気が出ていましたが、実際は現役路線の途中駅です。

 幾寅駅の中にあった、ロケが行われたときの写真。

 廃線を間近に控えたローカル線の駅長。過去に亡くした娘を広末涼子さんが演じました。今も生きていたら、中学生の姿、夢のようで幽霊だったというストーリー。

 撮影が行われた1998(平成10)年もJR北海道の幾寅駅として、時刻表通りに停車。映画に出ていたキハ12は空いている時間帯を利用して、特別に運行されたようです。
 幾寅駅であまりにも浮かれていたせいか・・・あとになって、とんでもないことを仕出かしたのに気づく。
 北海道最終日の9月27日(土)の新千歳空港。帯広で借りたレンタカー屋さん、千歳での返し方についての説明がなく、直接空港へ。何回も利用している那覇空港と同じく、少し離れた場所の営業所へ返車する必要があり、少しむっとしてしまいました。もちろん、帯広で借りたときに千歳での返し方について説明がなかったぞ!と叱りつけてやりました。
 手荷物検査完了、搭乗前に友人が撮ってきた写真のデータをノートパソコンにコピーしようと思い、かばんを開けました。ノートパソコンはあって、デジカメはある。もう1つのビデオカメラがない。「おかしいな?うちのビデオカメラって知らない?」「ビデオカメラ?かばんのどこかでまぎれているんじゃないの?全部1個ずつ出してみて」
 9月27日といえば、御嶽山噴火のあった日、出発時間が大幅に遅れるとディスプレイに表示されているので、荷物を丹念に調べてみました。それがないですよ!!
 「レンタカーのうしろに置き忘れちゃったかな?返すときに見てなかった?」と聞くと、「レンタカー屋の係員がドアを全部開けて、忘れ物はないか全部チェック済みだよ」「じゃあ、どこかで置き忘れたってこと?最後に降りたのは、占冠(しむかっぷ)駅だ!!占冠だよ!!」友人が思い出したかように、カメラを取り出して、撮影内容をチェック。
 「占冠駅で忘れたって言うけど、うしろにカメラは置いてないよ??」「確かに・・・ないね?まさか・・・幾寅??」

 この画像を拡大してみると・・・・

 「ありましたよ!ここ」(郵便ポストの下にある、フラワーポットの隅に黒いものがビデオカメラ)。
 オーマイガー!!!出発時間が1時間遅れなので、今のうちに電話だっ!!(電話といっても、プラスヴォイス社の代行リレーサービス。パソコンやスマホの文字を音声に変えて通話先に伝え、相手の音声を文字に変換してくれるサービス)真っ先にかけたのは、幾寅駅管轄の警察署。「紛失届はありませんね。パソコンから紛失届の申請ができるようになっているので、そのようにして下さい」と素っ気ないお返事。心の中で(いきなり紛失届の話にするんじゃなくて、駅の近くに交番があるので、置いてあるかどうか見に行ってくれればいいのに・・・)と切りました。地図を見ていると、駅から役場に近いから役場に電話。時間外は総務課ではなく、警備室につながりました。それも、素っ気ない対応なので、その場にあるかどうか見に行ってくれとは言えず遠慮して切りました。警察も役場も役人だから、ダメなんだろうな。人が困っているんだから、少しは見に行ってやろうという気持ちはないのかねぇ・・・。私も一応、同じような立場だけど、遠くから来たお客さんからの忘れ物の問い合わせがあったら、自ら進んでその場所にないかと少し離れていても、確認しに行くつもりはありますよ。
 「手元に戻ってこれる可能性はある?」と友人に聞いてみました。
 「鉄道マニアがそっくりもらって私物化にする可能性は50%かな、よい人に拾われて届出。五分五分」
 「はあ・・・よい人に拾われますように・・・」と願いつつ。
 小幌駅や日高本線の光風明媚な風景ばかり収録しているので、なくすと痛い。
 最後の切り札は、幾寅駅のとなりに建っている、立派な情報プラザです。「朝一でもいいので、駅前ポストの下にあるフラワーポットを調べてください」すがるような気持ちで連絡したら・・・・
 「見つかりましたっ!!」
 「あー、よかった」。情報プラザは日曜日休館なので、月曜日の朝早く、連絡が来ました。ということは、日曜日はまる1日その場で誰も気づかれず、放置。

 「官」はダメダメ尽くしだけど、NPO法人はかなり親身になってくれます。数日後、無事に戻ってきました!!見つけてくれた南富良野観光協会の方、本当にありがとうございます。

苫小牧駅

2014-11-15 00:27:28 | 2014小幌・日高本線・幾寅

苫小牧駅。北斗5号の自由席、検札は1度もなかった。

 自由席特急券が今年(2014)年4月1日から1日間有効に変わったとはいえ、ちゃんと検札しておきましょうよ。新幹線も含め、自由席特急券の有効期限は2日間と國鐵時代に制定されましたが、JR各社が「昨今のお客様のご利用状況」を考慮し、乗車日当日限り(1日間有効)に短縮されました。もし2日間有効だったら、検札印がなく翌日に再利用や、発駅に戻り、払い戻す恐れがあるのか、4月以前はまめに検札していたかも知れませんが・・・。
 今の時刻13時37分。日高本線様似方面の汽車は14時19分発。待ち時間はおよそ40分。私は駅構内でまったり、アクティブな友人は郵便局へ。

 駅前の「のんきや」も懐かしい。去年の夏、集中豪雨によりダイヤがめくちゃくちゃになり、それでも小幌駅に行きたくて前夜のうちに苫小牧入り。夕食はホテル近くの「のんきや」へ。まず、飲み物を頼み、あとから食べたいものをオーダー。飲み物はすぐ運ばれるはず、なかなか来ない。頼んだものもなかなか来ない。はよ持って来いっ!としびれを切らすと、友人が「のんきや」というお店の名前だから、怒らない!!」と私をなだめていました。まさしくネーミングの通り「の~んき」だけど、料理は北海道らしい味覚なので、まあ許すとしましょう。

 待っている間、ニセコ山系の水で作られた缶コーヒー一杯。

 私は駅の中だけど、友人が駅舎撮影。

 苫小牧郵便局(旧苫小牧支店※)。様似やえりも岬も、苫小牧郵便局管内なので、24時間営業の大きな本局。えりも岬を広尾方面に少し出ただけで、帯広郵便局管内(旧帯広支店※)。苫小牧と帯広、200キロ離れていて境界はえりも岬。やはり北海道は「でっかいどう」。
(支店・・・民営化に伴い、最初に作られた組織。郵便局は窓口統括、支店や集配センターは主に集配業務。5年目の2012年、郵便局と合併)

1年ぶりのカニめし

2014-11-14 09:26:10 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 座席の前に差し込んであった車内で販売中の一覧表を見て、大沼公園駅積み込みの「牛めし」が美味しそうなので、車内販売の係員に聞いてみました。両手にお弁当の袋を何個かぶら下がって、事前予約された方へ座席まで配達する様子。「申し訳ございません、今は長万部積み込みのカニめしと、そばの2種類しかありません・・・」「予約はしていませんが、かにめし大丈夫ですか?」「はい、確認してみます」と奥のほうへ。しばらくしたら、かにめしを座席まで配達~!!
 内地の特急は駅弁の事前予約や、座席まで配達するサービスはあまり聞かないけど、函館から札幌や、札幌から稚内、札幌から釧路など長距離を走る北海道ならではのサービスかも知れない。

 1年ぶりにかにめしでーす。長万部駅前のかにめし本舗「かなや」さんが昭和25(1950)年に作り始めてから、ずーっと64年間も変わらずの味。

 じゃーん!弁当箱一面カニの身尽くしです!!1年ぶりだけど、全然味は変わらず、美味しいです。

 食後のコーヒー。予約して駅弁積み込みは現金で立て替えているため、交通系ICカードは使えなかったけど、ワゴン販売のコーヒーならハンディターミナルにカードをかざして決済。

 登別駅。北海道では「クマ」のしぐさが「登別」の地名手話だそうです。登別温泉の近くにクマ牧場があるので、それを引用しているかと思われます。

通過する小幌駅を見届けて・・・

2014-11-09 00:00:21 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 北斗5号で小幌駅を通過する風景を捉えました!友人の高性能カメラで5秒間を連写。

 トンネルを出た直後、連写スタート!

 小幌駅踏切。遮断機付きです。静狩駅も同じタイプの踏切設置。小幌駅探検するとき、何度も踏切を見て、線路を横断していました。特急や貨物列車の接近はトンネルから猛烈な風圧で知らせてくれますが、やはり、遮断機を確認してしまいます。

 「こぼろ」駅名票もバッチリ!!

 ホームにある沢付近。誤って転落しないように柵がついています。

 室蘭方面の函館運転所機器室小屋。

 再びトンネルの入る直前。
 これだけでもわずか5秒なので、車内の大半は小幌を通過していることすら気づかないでしょう・・・。今回の車両は国鉄のキハ183系だけど、スーパー北斗号の281系はかなり速い。わずか2秒間。キハ183系はスーパー北斗に比べると若干足が遅いので、連写機能を使ってもたくさん撮れました!!

 動画を編集してみました。38秒間ですが、小幌通過は33秒あたりです。

再び長万部へ・・・(続き)と北斗5号

2014-11-08 00:18:09 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 小幌駅発車!!長万部までよろしく頼みまっせ~!!運転士さんは小幌から乗る私たちを見ても別に驚く様子はありませんでした。小幌が有名になりすぎて、この時間帯なら変わっている人の乗客はいるはずだと思っていたかも・・・。

 長万部駅は「みどりの窓口」がある有人駅なので、清算は駅改札口のほう。しかし、無札で特急に乗継だと思われたくないので運転士さんに「(ゆき)小幌 → 長万部」の乗車券を見せながら目礼。運転士さんも頭をさげながら「ありがとうございます」。

 室蘭運輸所の路線図。ずっと南は函館運輸所、札幌都市圏は札幌運輸所。この範囲ならほとんど覚えているので、十三里と書いて「とみさと」、石勝線。野花南も「のかなん」、根室本線。どんな変な駅でも頭の中に。

 乗り換え時間は数分。長万部11時59分発の「北斗5号」です。函館を10時36分に出発し、終点札幌は14時17分着。全区間乗り通すのではなく、日高本線に乗り換えるため苫小牧で下車。

 東京都区内 → 様似 は行きの小幌駅で途中下車。再び長万部に戻るので、別途「(ゆき)小幌→長万部」と「(かえり)長万部→小幌」の往復が必要になります。

 平日なので指定席にしなくてもいいかなと思っていたのに、自由席はほぼ席が埋まっていました。かろうじて空いている席を見つけ着席。

 ちょうどお昼なので、お弁当でも頼もうかな~と物色中。

 これが美味しそうだな~。下りのみ、北斗5号って書いてあるから、これに決まり!!

再び長万部へ・・・

2014-11-07 00:46:13 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 短い小幌駅ホームに長編成の貨物列車。JR貨物なので、一般乗客向けの時刻表はありません。どこから来たのかなかなか特定できませんが、福岡貨物ターミナル駅から札幌貨物ターミナル駅もあるそうです。最後尾に車掌車の「ヨ」が連結されていると思いましたが、ありませんでした。調べてみたら、1986(昭和61)年に貨物の車掌乗務が廃止されたとのこと。余剰となった車両は、無人駅の駅舎として生まれ変わっているところが多い。いわゆるダルマ駅舎。車軸を取り外され、足がない状態なのでダルマと名付けられたそうです。有人駅だった頃の古い駅舎を取り壊し、新しく建て替えるのに材料費や建設費など莫大な費用がかかるので、元車掌車を駅舎に改造するだけで安上がり。
 長万部行きのキハ40 1762の前面風景を少し入れてみました。

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