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東京アイランド

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えりも岬観光

2015-01-21 00:10:56 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 えりも岬停留所から少し歩いたところに「えりも灯台」に差し掛かります。

 灯台のとなりは、携帯の基地局でした。

 灯台の先は・・・えりも岬。

 えりも岬では、「最果て」という言葉はあまり使わないようです。
 本当の最果ては、えりも岬の正反対の、宗谷岬かな。

 2008(平成20)年8月26日。飛行機のマイレージマイル無料旅行でこの地に訪ねました。行きは、羽田から旭川、旭川から特急スーパー宗谷号で稚内。帰りは稚内から羽田に直行便。

 最北端でも、生活感あふれています。

 ロシアのサハリンが見えるらしいだけど、この日は見えず・・・。

 ほぼ毎日強風の世界でも、家が建っています。(えりも岬)

 風の館へ見学。

 外でゆっくり立っていられないほどの強風もあるので、屋内の展望台。

 備え付けの望遠鏡を使ってみると、アザラシが泳ぐ姿が見えました。カメラのムーズは少し限界あり。

 北海道銘菓「白い恋人」のハートは豊似湖だったのですかっ!!しかも、同じ「えりも町」内にあります。

 そろそろお昼ご飯なので、どのお店にしようかな~と迷っていたところ、このポスター(※)が目に入りました。このあたりで獲れた日高昆布と鶏ガラの澄んだスープは程よく塩味が効いて・・・。(※写真は冊子だけど、同じようなポスターが売店の入口にありました)

 じゃーん!!えりもラーメン。3種類の海草につぶ貝も入っていました。風味はあっさりとした塩らーめん。北海道らしく、ちぢれ麺になっていました。

 この風景をながめながら、ラーメンをすすり・・・。関係ありそうなラーメンを思い出しましたっ!!

1月15日の、青ヶ島小中学校給食は、給食室開発のオリジナル塩らーめん(ひんぎゃの塩仕立て)。
 既製品の「ひんぎゃの塩らーめん」は袋に入っているスープを使うわけですが、こちらはスープまで手作り。

 野菜もたっぷり入っていて、栄養満点っ!!

 というクイズも毎日出ています。

 正解はラードでした。青ヶ島マニアなら1度味わってみたいラーメン。

 1月16日は、開校記念日の特別メニューになっていました。船が欠航続きでも、メニューが質素になることはなく、毎日豪華なごはんばかり出ていますっ!!青ヶ島で出される給食をうちの職場まで出前してくれないかな~と思えるほど、小中学校の子どもたちや先生たちはとても幸せだな~と思いますっ!
 えりも岬の話はまだまだあります。今日はこのへんで・・・。21日は「あおがしま丸」が1週間ぶりに動くのを祈りつつ・・・。

えりも岬郵便局

2015-01-19 01:07:02 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 ゆっくり散策したら、もう1人が駆け足で郵便局へ。片手にハガキを持っていたので、おそらく風景印が目的だったかも。あわててバス停に向かい、折り返しのバスに乗車。
 郵便ポスト前に道内を車で旅行中の男性が郵便局前のポストにじっと見て、はがきらしきものを投函。「あのー、ポストに入れるより、郵便窓口のほうが素敵な風景印がもらえますが・・・」と教えようと思っていたけど、とりあえず沈黙。

 せっかく、えりも岬に訪ねた証拠として、旅先からのお便りだと思いますが・・・消印はすごく遠いところの「苫小牧」なんですっ!!はがきの文面に「えりも岬にやってきました!」と書かれてあっても、消印は「苫小牧」なので、もらった人は「うそばかり!!」なんて思われるかも知れません。伊豆諸島・小笠原も然り。ポストに投函された郵便物は「新東京」の消印。日本最西端の沖縄県与那国島にやってきたのに、ポストに投函すると石垣島の「八重山」消印。与那国島の消印が欲しければ窓口に「風景印お願いします」と差し出すしかありません。

 痛惜っ!!友人は旅行貯金用通帳を自宅に置き忘れてしまいました。旅行貯金とは、旅先の郵便局で貯金し、通帳に取扱店ゴム印を収集するスタンプラリー。あちこち出かけるたびにゴム印が入り、お金も貯まる楽しみもあります。ゆうちょ銀行になってから1人につき1口座までと厳しくなりましたが、昔は2口座や3口座でも自由に作れたそうです。通常の出し入れ用と、別に旅行貯金用の2口座を持つ方が多いかと思います。

 風景印押してもらいましたっ!!珍しい変形のデザインになっていて、まわりのふちは、なんと昆布でした。可愛らしいアザラシ、えりも岬灯台。
 「北海道に関するふるさと切手、まだありますか?」と聞いてみましたが、額面52円、82円になってから北海道の切手はまだ出ていないとのこと(平成26年9月26日現在)

 えりも岬の正反対といえば、最北端の宗谷岬郵便局。平成20年8月26日。

 郵便局からえりも岬までおよそ2キロ。途中のバス停。

 バス停で「えりも観光館」の看板が出ていたので宿かな?植物もないし、最果ての地らしく、荒涼とした雰囲気。となりの部屋もカーテンで締め切っています。活気も見られないので、やっていなさそうだと思い、さっき検索してみたら、なんと楽天トラベル、じゃらんなども予約受付中。だったら、やっていることを強くアピールしなさいっ!!もし、予約したお客さんがここにやってきて、「この宿、観光館って書いてないけど、本当に営業中?」って思われそうです。

 もうすぐ、えりも岬でーす!!


 北海道の道路に多い雪用の矢印(↓)(正式名称は固定式視線誘導柱)がないので、このあたりは冬でも雪はあまり降らないかも知れません。雪が積もると、どこからどこまで道路なのか見分けがつかなくなるので、↓の標識で誘導。信号機も、縦になっているところが多いです。本州みたいに横にすると雪の重みで傾くこともあるそうです。縦の信号と、「↓」で北海道に来たと実感がわいてきます。

 続きはまだまだあります。

お父さん犬の出身地は・・・日高本線沿いの勇払郡むかわ町

2015-01-17 23:37:26 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 ここがお父さん犬の故郷だそうです。白くて北海道犬だということは知っていましたが、北海道のどのあたりなのかよく知らないまま・・・。なんと!苫小牧から30キロ先の、鵡川(むかわ)というところ。苫小牧を出て、最初の駅は「勇払(ゆうふつ)駅」。苫小牧市内にあるのに、となりの浜厚真駅は「勇払郡厚真町」。鵡川駅も、「勇払郡むかわ町」。

 日高本線沿線出身なんて、知らなかった・・・。

様似駅前 → 岬小学校(全区間乗車)

2015-01-17 10:38:23 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 もともとは広尾線とレールを結ぶはずだったのに、利益の出ない赤字ローカル線を廃止するか、経営を地元に委ねる第三セクター化への転換を迫られ、広尾線はJR北海道に引き継ぐことなく廃線。地域の足を確保するため、様似からえりも岬、広尾まではJR北海道バス。旧広尾線は、帯広市に本社を置く十勝バスに引継ぎ。
 国鉄バスからずっと変わらない、つばめのマーク。東京から下関行きのドリームふくふく号も、昔はJRバス関東と下関のサンデン交通が共同運行。客室は2階、1階はサロンがあって豪華なバスだったのに、現在は運行しなくなりました。新幹線や九州各方面の寝台特急より安く、山口の実家へ帰るのによく利用していました。九州方面の寝台特急も2005(平成17)年、すべて廃止。あれから10年目の2015(平成27)年3月、北海道方面の寝台特急(北斗星、トワイライト、カシオペア)廃止。唯一残るのは、電車形式のサンライズ出雲、瀬戸号。

 前面のマークはJR北海道のもえぎ色にJHB。JはJR、Hは北海道、Bはバス。行き先はえりも岬なので、始発から終点まで乗り通して、郵便局に立ち寄って、約2キロ先のえりも岬まで徒歩。

 日高本線沿いの風景に似ていますが、バス車窓からの眺めです。日高本線沿いは馬さん、こちらは牛さん。

 まもなく、えりも岬に差し掛かります。

 えりも岬でどっとお客さんが降りていかれ、終点までの乗客はわれらと、もう1人のお客さん。
 ここは岬小学校バス停前からの眺め、岬小学校。強風ワールドだというのに、小学校だけではなく周辺にも家が建っています。風速10メートル以上の風の吹く日が年間290日以上ある。(ほとんど1年中と言ってもよい)。また岬付近では暖流の黒潮(日本海流)と寒流である親潮(千島海流)が交流する地域なので、濃霧が発生しやすい。1年中風が強くて、濃霧も出る。ある意味で、青ヶ島より過酷な環境かも知れません。
 テレビでえりも岬の強風について報道されることが多く、ここに降りれば強風にあおられるのではと想像していましたのに、この日は珍しく風も出ていませんでした。正直に言って、拍子抜け。

 冬場は冷たい強風に耐え抜く「えりも岬郵便局」。夏は風も出てくるので、クーラーはあまり使わない地域かも知れません。同じ北海道でも、札幌市は夏になれば30度を超す日も稀にあります。特に盆地の旭川はマイナス40度を記録しているし、夏も35度の酷暑日もありますっ!!

【動画】西様似~様似

2015-01-14 00:01:14 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 西様似駅。となりの様似まで2.9キロ。

 9月26日の、金曜日、午前11時14分。1名のお客様が降りて行かれました。西様似は秘境駅にランキングされていませんが、雰囲気がどうも秘境駅っぽい。某テレビ局みたいに「お客様っ!!どのような理由で西様似駅に降りられましたかっ!?」と聞いてみたいですが・・・。

 2.9キロなので、あっと言う間の終点、様似駅。

 様似駅は簡易委託駅なので、集改札はやっていません。江差駅と同じく運転士さんが回収することになっています。
 「あのー、記念に持ち帰りたいですが、よろしいでしょうか?」
 「はい、いいですよ~」。
 本来なら、「無効 様似駅」のスタンプ代わりに運転士さんの手書きで「無効 9/26 2225D ウテ(認印)」のサインをもらいたいですが・・・。2225Dとは、列車番号。Dはディーゼルを意味します。ウテは「運転士」の電報略号。




 國鐵が「えりも岬」を経て旧広尾線の広尾駅までレールを敷設する計画があったのに、ここで凍結。その代り、この先はJR北海道バスが未完区間を担当。


 様似駅は観光案内所を兼ねています。

 観光案内所は様似町役場から派遣された方。

 きっぷ売り場は、JR北海道バスの社員が駐在。

 なんと!!昔ながらの手売り切符がずらり!!簡易委託駅は、これらの乗車券をJRから1割引きで立て替え購入。販売すると、1割の手数料が入る仕組みのようです。

 友人が購入。3枚も記念に買うなんて、日高本線の売上に貢献していただきました。ありがとうございますっ!

 様似町の中心駅だというのに、駅前は寂しすぎる~!!

 えりも岬郵便局に行きたいから、「岬小学校」までのバス乗車券を購入。
 バスに乗って、しばらくしたら・・・切符を作ってくれた係員がバスに乗り込み、私を探している様子。
 「何かありましたか?」
 「えりも岬に行くんじゃなくて、小学校ですよね?」
 「そうですけど・・・」と係員が記載項目を確認。間違いがないのを確認して、
 「ありがとうございます。それでは行っていらっしゃい」
 ほとんどの観光客は「えりも岬」まで買われて行くのに、郵便局前の「岬小学校」は稀らしい。

 
 

【動画】東町~日高幌別間の昆布天然干し

2015-01-11 00:40:38 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 東町(ひがしまち)から日高幌別間も、海岸ギリギリ。昆布漁の風景が続くため、車内の空気は昆布のほのかな香りが漂います。光風明媚な風景をお楽しみください。今の北海道は厳寒だけど、この動画はまだまだ暑かった9月下旬撮影。太平洋に面しているため、積雪はあまり見られず、雪かきの心配も少なく、冬も暖かくすごしやすいところだそうです。札幌市は積雪量が凄まじいところなのに、日高本線の末端に差し掛かると雪景色は見られないということになりそうです。

日高本線もそろそろ終焉・・・(その1)

2015-01-09 00:04:01 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 日高本線最後の「みどりの窓口」設置駅、浦河駅。起点の苫小牧は工場もあったりして、都会。もちろん、みどりの窓口あり。窓口がある次の駅は82.1キロ離れた静内駅。ずっと無人駅が続く沿線に住む利用者の定期券や回数券購入はどうしているか、謎だらけ。たとえば、苫小牧と静内の真ん中あたりで無人駅同士の定期券を購入したいという利用者は、苫小牧か静内のどれかに出向き、発行ということになります。購入するための往復乗車券は無料かな。

 ここでもマルス端末が置かれているので、全国の極端に変な駅から変な駅まででも瞬時に計算して、発券可能。運賃計算は、東京都国立市にある鉄道情報システムのホストを介して即答。

 東町(ひがしちょう)駅を出ると、レールは海岸沿いギリギリを走り抜けます。

 車内に昆布の香りが漂ってくるな~と思ったら、昆布が干してありました。

 日高ブランドの昆布はわりと知られているほうです。

 海岸沿いばかり続くかと思ったら、たまにこんな風景になることも・・・。

 日高東別駅・・・じゃなくて、日高幌別駅。日高門別駅もあるし、「日高の、なになに別」の三兄弟なのか!?ここでも昆布の香りがほのかに漂っていました。

 ついに終点から3駅目の、鵜苫(うとま)駅停車。東京から続いていた乗車券も、まもなく終焉を迎えます。

【動画】本桐駅~荻伏駅~絵笛駅

2015-01-07 00:06:29 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 先日の蓬栄(ほうえい)駅からの続きです。今日は本桐駅。

 北海道らしく、牧場ばかり続きます。

 こんなところに駅があるなんて、珍しいでしょう・・・。

 次は、荻伏駅。駅舎は元貨物列車の車掌車を改造した、ダルマ駅舎。

 同じ「荻」(おぎ)でも、「荻窪(おぎくぼ)」は【区】東京都区内(杉並区)の駅。大きなギャップが・・・。

 いよいよ、次は秘境駅の絵笛駅です!!牧場の中に駅がある、珍しいものです。

 絵笛駅舎なんだけど・・・あたり一面牧場っ!!

 日高本線の中でお気に入りのひとつです。絵葉書まで用意するほど絵笛駅マニア!?

 となりの浦河駅は、日高本線最後の「みどりの窓口」設置駅。
 それでは、動画をお楽しみください。



やっと借りられました(ちょうど「ぽっぽや」の映画は正月)

2015-01-03 01:05:31 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 このぽっぽや鉄道員の主演、高倉健さんが去年の11月10日、83歳でご逝去されました。高倉健さんはたくさんの映画作品で出演されていますが、そのなかで1番印象に残るものは「ぽっぽや」の幌舞駅長を務めた佐藤乙松さん役。11月下旬に予約して、やっと借りられたのは12月25日。返却期限は年明けなので、今のうちに15年ぶりに視聴しました。

 生まれて間もなくの娘さんが亡くなった日も、病気だった自分の妻も亡くなった日も、乙松はホームに立ち続けた。職務を全うするあまり家族に寄りそってあげられぬまま・・・。

 幾寅駅の中にあった、展示資料館。ホームに現れた小さな少女が現れてきては、人形を置き忘れてしまいました。初めてこの作品を見たときは、どういう関係なのか全然わかりませんでしたが・・・あとになってようやくわかりました。

 15年前の志村けん。今も変なおじさんやバカ殿さまとか笑わせてくれますが・・・映画に出ていた、志村けんは真剣そのもの。閉山してしまった九州の筑豊から炭鉱の町、幌舞に赴いたが、期間工の炭坑夫。自分の身分が使い捨ての炭鉱夫だということもあり、だるま食堂内で酒を飲んでは暴れまくるシーン。酒癖が悪く、妻と離婚して幼子と同居しているのに、炭鉱の事故に巻き込まれ帰らぬ人というストーリー。今、DVDを見て思い出しました。

 今でもずーっと印象に残る場面。15年前に見た時もそうでした。乙松さんがユッコ(雪子)が生まれた直後、美寄(びよろ)の街で人形を購入。美寄も、幌舞と同じく実在しない、架空の町。生まれてまもなくの娘がなくなって、その人形を棺桶に入れて見送ったはずなのに、なぜか見覚えのある人形がここにある・・・。
 乙松さんは近所にある寺の住職の孫だと思い込んでいたが、住職からの電話で「娘も孫も帰ってきていない」と告げられ、少女が誰であるかを知ることになる。「ユッコか・・・」それはあの世で成長し続けている雪子が小6のときに現れ、今度は高1の姿になって現れ、お父さんに慕い続けていた。ホームで汽車を見送る間も、温まる鍋料理を作り、親孝行。
 ある日・・・廃線直前のホームで雪かきラッセル車を待っている間に乙松さんが倒れてしまいました。幌舞線がなくなってしまう運命とともに・・・。棺桶に入れられた乙松さんをキハ12 23に乗せ、SLの機関士時代から仲のよかった仙ちゃんが霊柩車代わりに自ら運転。

 モデルはキハ40だけど、映画のためにキハ12の雰囲気に改造。本物のキハ12は寒冷地向け仕様として22両生産されており、映画のキハ12 23は23番目という設定。


 昭和30年代のディーゼルカーはご覧のとおりバス窓がほとんどでした。

 映画では「昭和32年製造」と言っていますが、実際は昭和54年製造。(キハ40 764)2005(平成17)年に廃車、除籍されています。北海道内のキハ40は日高本線や室蘭本線、函館本線、根室本線などまだまだ現役ですが・・・・キハ12 23はフェースがちょっと違和感がするという理由で廃車されてしまったかもしれません。

 でも、車内はまだまだ使えますね。

 このお手洗いも、映画のロケとして残しています。小6の雪子がおっかないから、乙松さんに「ここで見といて!」と人形を預けるシーン。雪子が生まれた直後、購入した人形と全く同じだったなと回想シーン。

 高倉健さんが実際に着用した、旧JR北海道制服と制帽。1987(昭和62)年JR北海道発足時は、國鐵の制服をそのまま引き継ぎ。JR6社ごとデザインの異なる制服が定まったのは、翌年の1988(昭和63)年から。JR北海道は1988年~2009年の21年間もこの制服でした。今は右胸に「JR|北海道旅客鉄道 HOKKAIDO RALWAY COMPANY | 北海道の地形」エンブレム付き。昔のワッペンのほうが貫録あり。

 幌舞駅は、高倉健駅長がホームに上がって汽車を見送ったり、汽車から降りたお客さんから切符を回収したり、1人で駅務をこなしていましたが、実際の幾寅駅は無人駅。

 映画のために設置したラッチも保存中。


 ちょうど、映画ぽっぽやは、正月を設定したストーリーなので、今の時期に視聴するのに感情移入しやすいです。
 

静内から様似まで(その1)

2014-12-31 00:10:26 | 2014小幌・日高本線・幾寅
あっという間に2014年も残り1日になってしまいました。1年経つのが本当に早いです。旅日記はまだまだ完結せず、翌年に繰り越し。
さきほど、あおがしま丸の年間就航率を算出してみたところ、67.5%でした。昔の還住丸は4、5割に対し、7割近い数値が出ています。就航率があがった理由は、船が大型化になったことと、週4、5回の就航予定表のおかげもあるかも知れません。
 北海道の続きに入ります。
 静内駅前のホテルに宿泊し、翌日は様似まで汽車で行って、JR北海道バスでえりも岬、しばし観光して、広尾行きのバス。旧國鐡広尾線が地元のバス会社に転換した十勝バスで帯広への予定。帯広駅前でも宿泊施設が乱立しており、とりあえずJRイン帯広。
 【区】東京都区内→様似の乗車券も、未乗区間は静内から様似まで64.4キロ、1時間20分の汽車旅。

 東静内駅。

 春立(はるたち)駅。

 日高東別駅。北海道に多い、なになに幌や、なになに内、なになに別。

 日高三石駅。縦型駅名票の下は、全道どこでも「本場の味 サッポロビール」の広告が入ります。日本一秘境駅の小幌駅も・・・。


 蓬栄駅。まだまだ続きはあります。今日はこの辺で・・・。 


12月18日の続き(静内から再スタート)

2014-12-26 00:43:06 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 もう年末だというのに、まだまだ9月下旬の話しになります。電車&汽車旅だと、駅からそんなに遠く離れていないビジネスホテルや旅館を選んでしまいます。今回は静内駅から歩いて2分の「ホテルサトウ」さんにお世話になりました。朝食は好きなものを選べるバイキングでした。美味しかったです。ごちそうさま。ここは北海道なので、牛乳も美味しいです。

 静内駅舎。みどりの窓口あり。営業時間は5時40分から20時10分。

 苫小牧を除く、日高本線で唯一改札業務を行う駅です。様似方面にみどりの窓口があるのは浦河駅だけど、改札業務はやっていません。乗車券や運賃の徴収はワンマンカーの運転士さん。

 新型自動券売機設置。

 なんと!札幌まで3420円区間まで口座登録。200キロ以上超えていれば【札】札幌市内だけど、静内からだと153.3キロなので、札幌市内に入って最初の駅の上野幌から札幌まで市内であっても途中下車可能。

 友人が記念に入場券購入。静内駅MR発行でした。MやMRは、日立製品。Aは沖電気になります。

 こちらはJR四国の琴平駅だけど、「発売時刻から2時間以内有効」の文言はありません。つまり、JR四国だけ始発から終電まで時間に関係なく有効ってことかい!?入場券を2時間以内にしたのは、首都圏に自動改札機が相次いで設置された平成4年か5年ごろ。人の目でチェックしているわけではないので、改札機に挿入すればパカッと扉が開く輩を撲滅するため時間制限を設けました。昔は切符にパンチがなくても扉は開けられました。つまり、入場記録がなくてもオッケーな状態。現在は、技術の向上により、入場記録がなければ扉が閉まります。

 しずないの駅名票。


 9月26日金曜日、朝10時前。様似方面のお客さんは4人掛けボックスに1人ずつ・・・。

 様似まで連れてくれる、キハ40 352。よろしく頼みまっせ!

静内に来て中華

2014-12-18 00:31:15 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 この日の朝ごはんは、北斗星グランシャリオで朝食。昼食は特急北斗内で長万部名物の「かにめし」、夕食は・・・ホテルでもらった周辺の飲食ガイド。ネーミングからにするとオヤジ系居酒屋はタバコの煙が凄まじいところ。ここは喫煙率ワーストワンの北海道だから。まともなところは、これ?と中華「大龍」を選んでしまいました。
 去年の夏、江差線で江差まで来て、中華料理店。今回も同じパターン。静内は海が近く、海鮮物も名産らしいですが・・・私は地元じゃないので、どのお店が1番お勧めなのか把握できず。

 かんぱーい!!私はハイボール、友人は巨峰サワー。

 カニチャーハン。

 青椒肉絲(チンジャオロウスー)
 友人はもうお腹がいっぱいとのこと、えええーっ!?私はまだ足りないんですけど・・・。

 もう1品追加。野菜をたくさん摂取したいので、八宝菜(ハッポウサイ)。
 注文を取ったり、配膳していた子は、どうやら、このお店の若い娘さんのようだ。会計時に2千円札を2枚差し出したところ、目を丸くして奥のほうへ行ってしまいました。こっそり親御さんに「このお札って使えるんですかね?」と確認に行ったかも。そりゃ・・・2千円札は西暦2000年に発行されたもので、本州や北海道では滅多に流通しないので、その頃生まれた若い娘さんは初めて見たかも知れません・・・。式根島のレストランも高校生。レジで支払うと、後ろに振り向いて厨房に何か話しかけた。調理中のコックさんが怪訝そうな顔で「2千円札?ありますよっ!!」まさか!?私が出した2千円札初めて見たんですかっ!?本当に実在するか、確認していたらしい。
 通年常夏のオキナワが好きな私から見れば、2千円札の守礼門を本州や北海道でも広まって欲しいもの。「おきぎん(沖縄銀行)」のキャッシュカードを持っており、現地のATMで引き出すと、当たり前のように2千円とセットで出てきます。沖縄では2千円札を出しても、別に驚かないのに、内地だと少しはリアクションが出てしまいます。次の記事は、四国です。旅行の話はまだまだ長い。そういえば、青ヶ島の続きもまだまだ。
 
 

静内駅

2014-12-16 00:29:03 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 9月25日17時27分新冠発、17時32分、静内着。この汽車は静内止まり。当初計画では、終点様似まで乗る予定でしたが、次の日は静内で泊まっても、様似からの予定は同じだと友人からのアドバイスもあり、静内駅徒歩1分のホテルを確保。

 今なら、16時半頃暗くなってしまいますが、およそ3ヶ月前なので17時半になってもまだ明るいです。

 この日は、未明から北斗星の寝台で熟睡し、気が付けばすでに青函トンネルを抜け、函館に着く頃に目覚まし。最初で最後になるかも知れない、グランシャリオ(食堂車)で朝食。長万部下車。日本一秘境駅の小幌駅探検。特急で苫小牧、日高本線・・・目まぐるしい行動。やがて日が暮れ、1日の終わりを告げようとしています。

 苫小牧から82キロとはいえ、途中新冠で下車したこともあり、かなり長旅だったような気がします。キハ40さん、お疲れ様。

 無人駅の多い日高本線のなかで数少ない、みどりの窓口設置駅。営業時間は、なんと!!朝5時40分から20時10分までと書いてあります。朝の始発から夜の最終(20時07分様似行き)を見送るまでです。んー?千葉県市原市の中心駅、五井駅のみどりの窓口は昔なら21時までなのに、今は19時まで。都会の五井駅は早く閉まり、北海道ののどかな田舎、静内駅の窓口が開いているなんて、おかしな話。日高本線は特急もないので、ここで発券される指定席券は、苫小牧からの特急券がほとんどかと思われる。ここから2500キロ遠く離れたところの、「特急券 嘉例川(12:02) → 鹿児島中央(12:49) 12月16日 はやとの風1号 ○号車○番○席 ¥820 静内駅MR発行(1-タ)」も、全国の指定席を統括する東京都国立市の鉄道情報システムのサーバを介して瞬時に発券可能。

 1日数本しかないのに、朝5時40分から20時10分まで勤務とは暇を持て余し(失礼)さぞかし大変だろうな。

 札幌都市圏でよく見かけるKitacaでも対応できる立派な新型自動券売機設置。しかし、ここはエリア外なので、受け付けない設定をしているようです。

 日高郡新ひだか町の中心駅に恥じないほど立派な駅舎。

【動画】新冠~静内

2014-12-13 01:00:32 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 次の汽車を待っていたら、日高本線カラーのキハ40 358がやってきました。JR北海道のキハ40は、道内どこに行っても真っ白なボティにコーポレートカラー(もえぎ色)のラインが入っているヤツです。日高本線はサラブレッド路線だけにあって、派手な配色。隣の駅までわずか4.9キロだというのに、風景は楽しめる路線。動画でお楽しみください。

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