日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

中国はよいことも自然災害もスケールが大きい

2010-03-23 | 世界を知る

 干ばつ深刻 5千万人被害

                 中国南西部


地図

 【北京=山田俊英】中国南西部の雲南省、貴州省などで5カ月以上雨が降らず、深刻な干ばつに見舞われています。

 被災者は民政省の集計で22日までに5100万人以上にのぼっています。

 被害は四川省、広西チワン族自治区、重慶市にも及び、約1600万人と家畜約1100万頭の飲み水が不足しています。4万3000平方キロ以上の 農地で作物に被害が出、うち9400平方キロはまったく収穫を見込めず、直接の経済損失は190億元(約2500億円)と推定されます。

 貴州省はもともと水が豊富ですが、全88県中84県で22日まで226日間雨が降らず、1700万人以上が被災しています。

 温家宝首相は19~21日、「80年ぶりの干ばつ」といわれる雲南省を訪れ、曲靖市で生育不良の麦畑や干上がったダムを視察。対策会議を開いて飲 料水の確保を最優先し、春の農作業に全力をあげるよう省幹部に指示しました。同省では水力発電所が機能せず、電力も不足しています。

 中央気象台は今後も雨の降らない天候が続くと予想しており、被害の拡大が懸念されています。



■関連キーワード


アメリカ国民の中にも闘っている人が たくさんいる

2010-03-23 | 世界を知る

  米軍は撤退を

      イラク開戦7年 全米団体などデモ


 米国でイラク戦争開始から7周年となる20日、ホワイトハウス北側にあるラファイエット広場で、米国などの外国軍のイラク、アフガンからの撤退を 求め、占領に反対する集会があり、全米各地から反戦兵士団体や女性・学生団体などの代表が参加しました。集会後、参加者はワシントン中心部をデモ行進しま した。(ワシントン=西村央)


写真

(写真)20日、戦争ではなく雇用、教育をと訴えるプラカードが林立する集会=ワシントン(西村央撮影)

 約3000人で埋まったラファイエット広場には、「戦争ではなく雇用と教育を」などと書かれたプラカードが林立。シカゴから駆けつけた学生のア ナ・サントヨさんは「この7年、イラクやアフガンの民衆が殺され、米国の若い兵士も5000人以上が命を落としている。ホワイトハウスの目の前で戦争やめ よと訴えたくて、仲間40人と参加しました」と語ります。

 ニューヨーク州から参加したマーサ・マッカロルさん(73)は「戦争は犯罪的だ。モラルに反し、違法」と語り、イエメンを含め、イラク、アフガン、パキスタンでの米国が関与している爆撃の中止を要求しました。

 バージニア州出身兵士のイラクとアフガンでの死者158人の顔写真と氏名を張った横断幕を持参した「平和のための退役軍人会」のトミー・テオリスさん(40)は、「あらゆる戦争に共通しているのは資金と資源の浪費だ」と語りました。

 広場内に設けられた演壇では、イスラム系団体、学生団体、女性団体などの代表が「戦争ではなく教育に予算を」「不当な占領の中止を」などと訴えました。



■関連キーワード