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大統領府は20日を前後して平壌で2泊3日の南北首脳会談を開催することを北側に提案したという。

2018-09-06 | 朝鮮はもともと一つの...

金委員長に会った特使団…北朝鮮指導部と予定になかった晩餐も

登録:2018-09-06 06:29 修正:2018-09-06 07:30

昨日訪朝…文大統領の親書伝える  
9月20日頃2泊3日の首脳会談を提案  
北朝鮮指導部と晩餐会…夜9時40分に帰還  
 
大統領府、今日訪朝結果をブリーフィング 
第3回南北首脳会談準備委員会開く

 
北朝鮮の金正恩国務委員長が今月5日に訪朝したチョン・ウィヨン大統領府国家安保室長から、文在寅大統領の親書を受け取っている=大統領府提供//ハンギョレ新聞社

 チョン・ウィヨン大統領府国家安保室長を首席代表とする対北朝鮮特別使節団は5日、平壌(ピョンヤン)で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に会い、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を手渡したと、大統領府が明らかにした。

 キム・ウィギョム大統領府報道官は同日夜の記者会見で、「訪朝特使団は今日(5日)金正恩委員長と会って、親書を手渡すと共に、意見交換を行った」と明らかにした。キム報道官は、特使団が誰と晩餐会をしたのかについては「確認されていない」とし、金委員長といつ、どこで面会したかについても、「まだ分からない」と答えた。ただし、特使団が金委員長と昼食を共にしたわけではないと述べた。特使団は同日、晩餐会の後、夜8時40分に平壌を出発し、夜9時40分にソウル空港に到着した。特使団の訪朝結果に関する国民向けブリーフィングは6日に行われると、キム報道官は発表した。さらに、大統領府はイム・ジョンソク大統領秘書室長の主宰で第3回南北首脳会談準備委員会を開く予定だ。文在寅大統領も準備委に出席する。

 
文大統領の対北朝鮮特別使節団が今月5日、11時間40分間の平壌日程を終え、同日夜、京畿道城南ソウル空港に到着した。左からチョン・ヘソン統一部次官、チョン・ウィヨン国家安保室長、ユン・ゴニョン大統領府国政企画状況室長、ソ・フン国家情報院長/大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 大統領府は20日を前後して平壌で2泊3日の南北首脳会談を開催することを北側に提案したという。大統領府の内外では、特使団と金委員長の面会が実現したこと自体が肯定的なシグナルだと見ている。マイク・ポンペオ米国務長官は7月初めの訪朝当時、金委員長と面会できず、先月には訪朝直前に日程を取り消した。そのため、今回の特使団の訪朝をきっかけに、北朝鮮の非核化と終戦宣言をめぐる朝米の膠着状態を解消できる突破口が切り開かれるかに関心が集まっている。大統領府関係者は「北朝鮮が特使団を手ぶらで帰したりはしないだろう」と話した。

 これに先立ち、対北朝鮮特使団は同日朝7時40分にソウル空港を出発し、午前9時に平壌の順安(スンアン)国際空港に到着した。空港にはリ・ソングォン北朝鮮祖国平和統一委員長と統一戦線部関係者たちが出迎えたと、ユン・ヨンチャン大統領府国民疎通秘書官が明らかにした。特使団は高麗(コリョ)ホテルに移動し、金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長とリ・ソングォン委員長と歓談を交わしてから、公式面談のために10時22分頃、面会場所に移動したと、ユン首席は伝えた。金正恩国務委員長との面会は、この時に行われたものと推定される。

キム・ボヒョプ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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来月5日から始まる国政調査に財閥トップ9人に出席要求  国政調査・特検控え「賄賂罪」捜査に及ぶか戦々恐々

2016-11-23 | 朝鮮はもともと一つの...

「キャンドルの民意」意識し、財閥トップ多数が「国政調査の証人に立つ」

登録 : 2016.11.23 00:11 修正 : 2016.11.23 05:54

 

 

18日昼、ソウル汝矣島の全経連前で全国事務金融サービス労働組合の組合員がイ・ジェヨン、朴槿恵、チェ・スンシルの仮面をつけて朴槿恵退陣、全経連解体などを要求している=キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社

 「朴槿惠(パク・クネ)・チェ・スンシルゲート」の国政調査の証人に採択された財閥トップ多数が「キャンドルの民意」を意識してか、国会に出席する意向を明らかにした。トップが証言台に立つ大企業は国政調査だけでなく特別検事の調査まで受けなければならない状況であるため、対応に腐心している。

 

 与野党が国政調査聴聞会の証人に採択することで合意した人物は、財界上位圏を網羅する9人であり、史上最大規模の財閥トップが証言台に立つ見込みだ。サムスン電子のイ・ジェヨン副会長、現代(ヒュンダイ)自動車のチョン・モング会長、エスケー(SK)のチェ・テウォン会長、エルジー(LG)のク・ボンム会長、ロッテのシン・ドンビン会長、ハンファのキム・スンヨン会長、韓進(ハンジン)のチョ・ヤンホ会長、シージェイ(CJ)のソン・ギョンシク会長、ジーエス(GS)のホ・チャンス会長(全国経済人連合会会長)が、近く召喚状を受けるものとみられる。国会が暫定決定した出席日は来月5日だ。

 

 ハンギョレが22日、関連企業に尋ねたところ、相当数が出席する、もしくはその可能性が高いと答えた。CJの関係者は「現在、国政調査にソン・ギョンシク会長が出席することになった。出席要求書が来れば他の企業と歩調を合わせて進める」と明らかにした。ロッテ側は「国民の間で焦眉の関心事なので、シン会長が国会で述べるのが義務を果たすことだと思う」と話した。ハンファ、GS、SK、LG、韓進もトップが出席するものと予想される、もしくは出席を避けられないという立場を明らかにした。サムスン電子のイ・ジェヨン副会長と現代自動車のチョン・モング会長は出席するかどうかを検討中だという。

 

 かつて財閥一家は聴聞会に出席せず国会の告発を受け入れる場合もあった。しかし、今回は出席が避けられないと見ているのは、沸き立つ世論などを考慮した判断だとみられる。キャンドル集会の現場では「財閥も共犯」だというスローガンが現れている。ある大企業の関係者は「この状況で出席しないと言うのは容易ではない」と話した。

 

 一方で、大企業は負担が大きいと主張する。最近検察の調査時には検察の「配慮」で出席の場面が公開されなかったが、国会聴聞会では生中継されるものと見られるからだ。イメージ失墜も予想されるうえに、朴槿恵大統領との面談など敏感な内容をどこまで話さなければならないかも悩むところであり得る。ともすれば一貫して否認すると偽証容疑を受ける可能性もある。ある大企業の関係者は「特検よりも国政調査がもっと負担だ」とし、「生中継で国民に見せるのもそうだが、グローバル企業の立場としてパートナー会社に不正容疑として映り、信任度が下落しかねない」と話した。

 

 国政調査後には特検がある。企業人たちが最も懸念するのは賄賂提供容疑の捜査だ。検察は20日、中間捜査結果を発表し、ミル・Kスポーツ財団への拠出は「不利益を被ることを恐れて」行ったものとし、企業を「被害者」と判断した。しかし、特検が同じ立場を堅持するという保障はない。これに関連して、サムスンとロッテが一番ぎりぎりの立場にある。チェ・スンシル氏側に直接金を渡したサムスンは、最近サムスン物産と第一毛織の合併に国民年金が賛成した背景をめぐっても疑われている。チェ氏側に70億ウォンを渡して返金を受けたロッテは、シン・ドンビン会長に対する捜査と関連して請託があったかどうかが疑惑の中心だ。背任罪の有罪判決を受け執行猶予中のハンファのキム・スンヨン会長は、もし追加で刑事処罰を受ければ、執行猶予が取り消される場合もある。

 

コ・ナム、イ・ワン、イ・ジョンヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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在日韓国人民主統一連合、在日韓国青年同盟、在日韓国民主女性会、在日韓国人学生協議会が、・・朝鮮新報

2016-11-20 | 朝鮮はもともと一つの...

朴槿恵退陣求め、連帯行動

南の運動に呼応、各地4カ所で

12日にソウルをはじめとする南朝鮮全土で行われた朴槿恵大統領の退陣を求める大規模集会に連帯し、在日韓国人民主統一連合、在日韓国青年同盟、在日韓国民主女性会、在日韓国人学生協議会が、東京、大阪、愛知、兵庫で同時行動を行った。

朴槿恵退陣を求める韓統連メンバーら

朴槿恵退陣を求める韓統連メンバーら

12日、韓統連のメンバーらは東京・京成上野駅前で街宣活動とビラ配りを実施。「朴槿恵は即刻退陣せよ!」と書かれた横断幕やピケットなどを掲げながら、朴槿恵政権による数々の悪政や不正腐敗について列挙し、朴槿恵大統領を退陣に追い込むまで闘い抜くことを表明した。

街宣行動に続いてメンバーらは、駐日南朝鮮大使館(東京・港区)前で抗議活動を展開した。「朴槿恵は即刻退陣せよ!」「朴槿恵-崔順実ゲートの真相を究明せよ!」などのスローガンを叫び、抗議文を南朝鮮大使館に伝達した。

抗議文は、朴政権は国と民族の運命を奈落の底に陥れたと糾弾し、南朝鮮市民らの運動に呼応し、在外同胞も朴大統領の退陣を訴えていくと主張した。

韓統連の金梨恵事務局長は、「不正が明らかになったことで、人々の朴槿恵政権への積み重なった怒りが、退陣要求という大きな運動の流れに向かわせている。真の民主主義、朝鮮半島の統一を志向する政権樹立を目指し、国内の運動に足並みをそろえて共に闘っていく決意だ」と語った。

(金淑美)

 

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果たして当選者は、破滅を避けることができる賢者か、それとも愚者か。平壌で交わされる政治談議!

2016-11-14 | 朝鮮はもともと一つの...

「トランプショック」がない国=朝鮮民主主義人民共和国

米大統領選でのトランプ勝利を受け、世界各国に衝撃が走ったとメディアは伝えた。朝鮮のメディアは、今回の選挙結果に対する自国政府の立場を伝えていない

▼米国の歴代政権は朝鮮敵視政策を踏襲してきた。「誰が大統領になろうと米国と敵対関係にあることに変わりがない」というのが、これまでの朝鮮政府の立場だ。米帝の強権と傲慢の実態を知りぬく政府は、その国の大統領選の結果に一喜一憂することはない春夏秋冬

▼当然ながら、朝鮮国内に「トランプショック」は発生しなかった。平壌の人々も、その選挙結果と今後の情勢を冷静に分析していた。そもそも国内では「ヒラリーか、トランプか」と両者の優劣を論じたり、それぞれに対する批判や期待を述べるようなことがなかった。選挙戦での発言や振る舞いが、当選後の言動と必ずしも一致するとは限らないからだ。「チェンジ」を訴えて当選した大統領が、現状維持に甘んじ、むしろ問題をこじらせ、状況を悪化させるのを人々は目撃した

▼しかし、朝鮮問題に関しては、オバマ路線の行き詰まりは明確で、今回、誰が当選したとしても、現状維持は選択肢とならない。対話、もしくは戦争につながりかねない制裁と軍事的威嚇のさらなる強化の二者択一しかない。その選択者がトランプに決まった。果たして当選者は、破滅を避けることができる賢者か、それとも愚者か。平壌で交わされる政治談議は今、その話題で持ちきりだ。(永)

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朝鮮半島の平和と北朝鮮の変化に向けた国連の役割を議論した。

2016-10-28 | 朝鮮はもともと一つの...

「アジア情勢が不安な今こそ米朝対話開始するとき」

登録 : 2016.10.28 01:43 修正 : 2016.10.28 04:18

 

2016ハンギョレ・釜山国際シンポジウム 

27日午前、釜山海雲台区ヌリマルAPECハウスで「米新政権の北朝鮮政策と朝鮮半島の平和」というテーマで開かれた第12回ハンギョレ・釜山国際シンポジウムの開会式を終えた出席者が記念写真を撮っている=釜山/キム・ボンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

ドナルド・グレッグ元駐韓米国大使 
「朝鮮半島の平和…」基調講演で明らかに

 

 27日に開幕した「第12回2016ハンギョレ・釜山国際シンポジウム」にて、ドナルド・グレッグ元駐韓米国大使は「北朝鮮の核実験とタイ国王の逝去などで朝鮮半島をめぐる情勢が不安な今こそ、北朝鮮政権との対話と交渉を始める時」と強調した。この日「朝鮮半島の平和のための国際社会の協力と衝突」というテーマで基調講演を行ったグレッグ元大使は、10月21~22日、マレーシアのクアラルンプールで行われたロバート・ガルーチ元米国務省北朝鮮核問題担当特使とハン・ソンリョル北朝鮮外務次官などの米朝非公開接触について「肯定的で素晴らしいこと」と高く評価した。

 

 グレッグ元大使はまず6月、米国スタンフォード大学で開かれたカンファレンス「東北アジアのセキュリティ協力:北朝鮮の核問題と解決策」でジョージ・シュルツ元米国務長官、ウィリアム・ペリー元米国防長官などの専門家らが「現在必要なのは北朝鮮との対話と新しい政策、そしてこれを履行できる新しい人々」という意見に同意したと伝えた。同時にクアラルンプールでの米朝接触が示唆する今後の米朝関係の発展の可能性に期待感を示した。

 

 彼は1992年、韓日米政府が両国の合同軍事演習であるチームスピリット演習の中止を発表した後、南北間に9回の会合を実現させたという点を例に挙げ、長年の対北朝鮮の経験の中で得た教訓の一つは「誰が先に敗北するかを追求しないこと」だと助言した。

 

ドナルド・グレッグ元駐韓米国大使、イム・ドンウォン ハンギョレ統一文化財団理事長、ムン・ジョンイン延世大学特任教授(左から)=釜山/キム・ボンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 基調講演に先立ち、ハンギョレ統一文化財団のイム・ドンウォン理事長は、開会の辞を通じて「北朝鮮の5回目の核実験の余波の中で米大統領選挙が行われるなど、大きな変化が起きている朝鮮半島および東アジアの未来像を共に考えるため、各国の著名な学者が一堂に会した」とし、12回目のシンポジウムの趣旨を説明した。

 

 続いて開かれた午後の第1セッションでは、全米北朝鮮委員会(NCNK)のキース・ルース事務総長と北京大学のパン・スミン教授など、米国、中国、韓国、日本の専門家らが米新政権の対北朝鮮政策が米中関係や対北朝鮮政策にどのような変化をもたらすかを各国の観点から照明を当てた。ルース事務総長は新しい政権が対北朝鮮政策を対話と交渉の積極外交に転換するためには、2017年1月中に北朝鮮との対話を真剣に考慮しているというシグナルを北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長に伝えることができる高位級の対北朝鮮政策担当者(特使)を任命すべきであり、ヒラリー・クリントンが大統領になれば、ビル・クリントン元大統領がその役割を担う可能性もあるだろうと述べた。

 

 さらに、第2セッション「北朝鮮の変化に向けた国連の役割」では、世界保健機関のナギ・シャフィック前平壌事務所プロジェクトマネージャーをはじめとする学者、専門家、市民社会代表などが北朝鮮への人道的支援と北朝鮮・中国・ロシア接境地帯である豆満江(トゥマンガン)地域開発計画など、朝鮮半島の平和と北朝鮮の変化に向けた国連の役割を議論した。

 

 2日目の28日には、海洋水産開発院との共同主管で「海洋スタートアップと海の雇用創出」というテーマの「海洋セッション」が開かれ、韓中日市民社会の専門家や学者らが参加する討論「東アジアの平和と歴史の和解のための市民社会の役割」が行われる。

 

釜山/カン・テホ先任記者、キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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北朝鮮外務省の韓成烈外務次官とチャン・イルフン国連大使はマレーシア・クアラルンプールのホテルで

2016-10-24 | 朝鮮はもともと一つの...

米国 北朝鮮との接触に「政府は無関係」=韓国当局者

2016/10/23 11:25 

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省幹部と米国の元国務省幹部らがマレーシアで非公式に接触したことについて、韓国外交部の当局者は23日、米国側が今回の対話は民間レベルのもので米政府とは無関係だと説明したと伝えた。

クアラルンプールのホテルに姿を現した韓成烈外務次官=22日、クアラルンプール(聯合ニュース)
クアラルンプールのホテルに姿を現した韓成烈外務次官=22日、クアラルンプール(聯合ニュース)

 同当局者は、米政府は北朝鮮の非核化を最優先するという確固たる原則の下、非核化の意思が全くない北朝鮮と性急に対話を持った場合、北朝鮮の行動を正当化するだけだという明確なスタンスを取っていることを強調した。

 その上で、北朝鮮が民間レベルの対話に現職の外交当局者を派遣したことについて、「前例のない国際社会からの制裁と圧力を受けて、外交的に孤立していることを示すもの」と指摘。「韓米両国は国際社会と緊密に連携しながら、北に対する制裁と圧力を加え続けていく」と話した。

 北朝鮮外務省の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官とチャン・イルフン国連大使はマレーシア・クアラルンプールのホテルで21日、1994年の米朝核枠組み合意締結時に米国の首席代表を務めたガルーチ氏や元6カ国協議次席代表のデトラニ氏と会合した。

sarangni@yna.co.kr

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昨年、両政府後援のもと平壌とソウルで画期的な写真展も開催されました。

2016-10-20 | 朝鮮はもともと一つの...

ロジャー・シェパード写真展「JUST KOREA

朝鮮半島の山々は連なる」を観て/朴敦史

「非ー分断」への呼び声

会場のようす

会場のようす

朝鮮半島に連なる「白頭大幹」(ペットゥデガン)。白頭山に始まり、金剛山、太白山を経て智異山へ至る約1700kmもの山脈は「虎の背骨」にも喩えられ、民族的神話や民衆信仰の源泉ともなっています。「分断」以後、朝鮮人が白頭大幹を自由に探訪できなくなるなか、ニュージーランド出身の写真家・探検家ロジャー・シェパード氏は2007年から2012年にかけ、初めて白頭大幹を縦走。山々の景観、豊かな自然、その途上で出会った人々を撮影しました。

朝鮮の山々を「北か南か」ではなく、一つの「KOREA」として捉えた彼の作品は南北両国において大きな反響を呼び、昨年、両政府後援のもと平壌とソウルで画期的な写真展も開催されました。そんなシェパード氏の作品を日本で初めて紹介する写真展「JUST KOREA ―朝鮮半島の山々は連なる」が京都市の「東本願寺しんらん交流館」で開催中です。9月下旬、大谷大学での第一期展示(9月20日〜30日)を訪れました。

自然へ柔らかな視線

「JUST KOREA」展は、韓国で制作されたシェパード氏のドキュメンタリー番組を観た大谷大学教員の鄭祐宗氏が、彼に連絡したことがきっかけとなり実現。日本開催のために選ばれた20数点の作品がニュープリントで展示されています。

紺碧の「天池」がまぶしい白頭山、瀑布のかすむ頭流山、四季ごとの名を持つ金剛山、祈りの場でもある太白山、そして智異山など。シェパード氏の作品は、遥か先まで深くピントを合わせた雄大な奥行きを持ち、白頭大幹の厳粛さと深淵さを余すところなく表現しています。また、四季の変化、昼夜それぞれの表情もが写し込まれ、自然へ柔らかな視線を注ぐ「撮影者」の存在に親近感が湧いてきます。

今回の写真展のコンセプトを鄭祐宗氏はこう説明します。

「白頭山はKOREAの山です。智異山はKOREAの山です。それぞれKOREAの山です。ただそれだけです。」(ギャラリートークより)

会場にはいわゆる「国」を象徴するシンボルや境界線が一切見当たりません。同展は白頭大幹を「北」や「南」の山々としてではなく、本来の姿通り境界線のない「KOREA」の山々として示すことで、来場者に「境界」や「分断」について再考させる試みでもあるのです。

鄭祐宗氏によると、「どこからが韓国で、どこからが北朝鮮ですか?」と境界線の所在を問われることが多いそうです。私も思わず、「このあたりだろうか」と見当をつけようとしていました。「分断」を所与の事実として受け入れ、「分断」を固定させてもいる自分自身の慣習的な身体感や歴史観が露わになった瞬間でした。

ロジャー・シェパード写真展のタイトル

ロジャー・シェパード写真展のタイトル

「ウリナラ」への想い

同展には在日同胞の来場者も多く、私が訪れた際にもウリハッキョ出身とおぼしき同胞の方々が鑑賞され、白頭山などに行った思い出を話されていました。白頭大幹を前に「ウリナラ」への想いや記憶が多く語られることは、平壌・ソウルでの写真展とは異なる、同展に特徴的な光景ではないでしょうか。

また、資料として朝鮮の古い地名の載った図録などが展示されていますが、何人もの同胞が自身の故郷の名を探し求め、列をなしていたそうです。「邑」など、聞き覚えた故郷の名が古く、現在は地名が変わって探せなくなっていることも多いためです。「分断」/「離散」を強いられ、生きさせられているともいえる在日朝鮮人。いわば朝鮮人の「変数」の存在が、シェパード氏の鮮やかで深く澄んだ山々の写真に微妙な陰影を与えているように思えます。

『朝鮮』の統一を支援

シェパード氏は白頭大幹を縦走しながら、やがて「分断」の悲哀を分かち持つようになったといいます。

「『朝鮮人』が自らの祖国では南北の境界線を超えてその山々を歩いたり、写真を撮ったりすることができず、外国人だけがそれを許されるのは不幸だ…いつかすべての『朝鮮人』が平和で統一された朝鮮半島を自由に移動し、私がなしたことと同じことができるように…『朝鮮』の統一を支援するのが私の役割だと考えました」(会場パンフレットのエッセイより)

朝鮮人の歩みそのものと心情を重ね、このように稀有な変遷をたどった彼の存在に、私は連帯感と一種の清涼感を覚えました。そして、彼の作品は記念碑的な記録写真であるばかりでなく、「KOREA」の「分断」を固定化しようとする強い磁力に対する、「非-分断」への呼び声に他ならないと思われました。その意味で、私たちが「統一」へ向かうために、まず「非-分断」を生き直すことができるのかが、あらためて問われているのではないでしょうか。

※「JUST KOREA」展は10月31日(月)まで「東本願寺しんらん交流館」で開催(入場無料)。20日(木)17時半より鄭祐宗氏によるギャラリートークが予定されています。シェパード氏の様々な写真は、彼のサイト「One Korea Photography」でも見ることができます。「KOREA」の人々、民俗、宗教、日々の暮らしが捉えられていて、興味が尽きません。

(コマプレス、『60万回のトライ』共同監督)

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フィナーレには参加者が一斉に「統一列車」をつくって会場を練り歩き、大いに盛り上がった。 

2016-10-16 | 朝鮮はもともと一つの...

“北・南・海外の青年学生統一大会合の実現を”

東京で10.4宣言9周年記念青年学生統一文化公演

10.4宣言発表9周年記念在日同胞青年学生統一文化公演「統一の世は、歌につれ」(主催=6.15共同宣言実践日本地域委員会青年学生協議会)が10日、東京・千代田区の日本教育会館で行われた。6.15共同宣言実践日本地域委員会議長である在日韓国民主統一連合(韓統連)・孫亨根議長、副議長である総聯中央・徐忠彦国際統一局長、在日朝鮮人平和統一協会(平統協)・李東済会長、共同実行委員長である朝青中央・金勇柱委員長、在日韓国青年同盟(韓青)中央・金承民委員長、中央青商会・李泰一幹事長、留学同中央・金賢一委員長、在日朝鮮学生委員会・宋明男委員長、在日韓国人学生協議会(学生協)・康帝洙会長をはじめとする各団体の青年学生、活動家、関東地方の同胞など800余人が参加した。

文化公演出演者たち

文化公演出演者たち

朝青、韓青、留学同、学生協、在日朝鮮学生委員会、青商会の6団体からなる6.15青年学生協議会(2014年10月結成)は今年、「自主統一の新しい時代を開く在日同胞青年学生の集い」(4月)、「同胞青年の小さな音楽会」(6月)、「6.15連続講座」(6~10月、計5回)をはじめ、祖国統一について考え、実践につなげるためのさまざまな活動を行ってきた。

公演には、朝青、韓青、留学同のメンバーや金剛山歌劇団団員、東京朝高の生徒などが出演。歌と踊り、民族打楽器演奏やテコンドー演舞など多様なプログラムを通して、統一運動における青年たちの足跡をたどるとともに、「第2の6.15統一時代」を開いていく決意をあらわした。

フィナーレには参加者が一斉に「統一列車」をつくって会場を練り歩き、大いに盛り上がった。 

この日、北と南の青年学生たちに送る6.15青年学生協議会のアピールが発表された。アピールは、北・南・海外の青年団体、青年学生が参加する青年学生統一大会合をいち早く実現させることについて強調した。

朝青、韓青の重唱

朝青、韓青の重唱

朝青西東京中部支部の愼相佑さん(23)は、「全ての演目がよかった。特に、出演者と観客が一緒に統一列車をつくって盛り上がったところがよかった。公演を通して、朝青や留学同以外にも韓青といった同胞青年団体が活動していることを知って、視野が広がった」と話した。

韓青のダンスに出演した白洙愛さん(亜細亜大学4年)は舞台に立ちながら「統一を願う青年たちの一体感」を感じたと話す。

「これまであまり朝青や留学同と交流を持つ機会がなかったけれど、今回の行事を通して同胞青年たちが同じ目標を目指しているのだと気づき力が沸いた。今後もこのような場に積極的に参加して同胞青年たちとつながりを深めると同時に、統一問題についてもっと深く勉強して多くの人々に発信していきたい」(白さん)

留学同東海の国際統一部長である金洋武さん(名城大学4年)は「水準の高い演目を通じて、統一を願う各青年団体メンバーの気持ちを肌で感じ、文化公演が与える影響力は大きいと思った」とし、「今日の公演のように、青年たちの統一を願う気持ちを奮い立たせる活動一つひとつが積み重なり、大きな大衆運動につながっていくと思う。だから、まずは自分が祖国分断の原因、構造、現状を具体的に学び、それを周りの同盟員たちに伝える取り組みを積極的に行っていきたい」と語った。

出演者に拍手を送る観覧者たち

出演者に拍手を送る観覧者たち

朝青埼玉東部支部の沈永俊さん(20)は、「これまで祖国の統一は、あくまで『教科書で習ったこと』であり、リアリティを伴うものではなかった。でも今日の公演を観て、統一が自分にとっても身近なものなんだというふうに感じた」と話した。

沈さんは、「若い世代が分断70年の歴史をこれ以上ズルズルと引きずってはいけない」としながら、統一運動において、団体を問わず在日同胞青年同士で連帯していくことが重要であるとも語った。

(取材班)

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