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ソウル拘置所は「監房の暖房は床を暖めるオンドル方式であるため『冷たい床』ではなく、拘置所の収容施設の暖房も約1週間前から始まり、現在寒くない状態」だと反論した。

2017-10-19 | 朴槿恵氏の動き

「拘置所で人権侵害」受けているという朴前大統領の収監生活は?

登録 : 2017.10.18 21:56 修正 : 2017.10.19 07:26

 

CNN放送、朴前大統領の弁護人通じ報道 
法務部など直ちに反論… 
韓国国内では逆に“皇帝収監”が論議

米国CNNが17日(現地時間)、朴槿恵前大統領の国際法務チームの「MHグループ」の報告書を引用し「朴前大統領が拘置所で深刻な人権侵害を受けているという内容を国際社会に訴える予定」と報道した=CNNホームページキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 「適切なベッドで寝ることができず慢性疾患が悪化している」

 

 国政壟断と巨額のわいろ授受の容疑で裁判を受けている朴槿恵(パク・クネ)前大統領が、「拘置所で深刻な人権侵害を受けている」という内容の報告書を国連人権理事会(UNCHR)に提出する予定だと米国のCNN放送が単独報道し、論議が起きている。法務部とソウル拘置所は事実ではないとし、直ちに反論に出た。

 

 17日(現地時間)、CNNは朴前大統領の国際法務チームであるMHグループが提供した「人権状況に対する報告書」を引用して「朴前大統領が汚く冷たい監房に閉じ込められ、まともに眠れないようずっと灯りをつけている」と報道した。この報告書には「朴前大統領が腰痛をはじめ膝や肩の関節の骨関節炎、栄養失調などの慢性的疾患で苦痛を受けている」として「彼女の状態はますます悪化していて、適切な治療を受けているという証拠がなく、床で寝ている」と記されていた。朴前大統領の国際法律代理人であるRodney Dixon弁護士は「彼女は適切なベッドで寝ることができず、慢性疾患が悪化している」と主張した。

 

 ソウル拘置所は18日、朴前大統領側のこうした主張と関連して「ベッドは韓国の拘禁施設で必須とは見なされないのみならず、朴前大統領は初めて収容された時から折り畳み式のマットレスを使っていた」として「非人道的待遇を受けたとは考えない」と反論した。ソウル拘置所は「監房の暖房は床を暖めるオンドル方式であるため『冷たい床』ではなく、拘置所の収容施設の暖房も約1週間前から始まり、現在寒くない状態」だと反論した。監房内にずっと灯りが点いていて寝つきにくいという朴前大統領の主張もやはり誇張されたものだと付け加えた。

 

朴槿恵前大統領が8月30日、ソウル市瑞草洞のソウル聖母病院で腰痛のために診療を受け、車椅子に乗って病院を出ている/聯合ニュース

 法務部は、朴前大統領が拘置所内で適切な治療を受けているとも明らかにした。法務部は「拘置所内部の医療スタッフから必要に応じていつも診療を受けているのはもちろん、外部の専門医療施設でも2回診療を受けるなど、適正で十分な診療機会を保障している」と話した。実際、朴前大統領は7月と8月に外部の医療機関で二度の健康診断を受けた。診断結果は加齢にともなう軽い退行性症状だった。

 

 3月に拘束収監された朴前大統領は、今まで「人権侵害」どころか逆に「皇帝収容」論議を起こしてきた。

 

 国会法制司法委員であるノ・フェチャン正義党議員(院内代表)が8日に法務部から提供された国政監査資料によれば、朴前大統領は8月24日基準で拘禁日数147日間に弁護人と148回会った。また、収監期間に24回も矯正公務員と面談した事実も明らかになった。特にソウル拘置所長とは平均10日に一度の頻度で都合12回も面談していた。

 

 朴前大統領が使う独房も一般服役者の独房より2倍近く広い。法務部は3月31日「朴前大統領はソウル拘置所の12.01平方メートル(約3.2坪)の独房に収監中だ」と明らかにした。この独房は、ソウル拘置所が複数の収容者が一緒に使っていた混居室を朴前大統領専用に改造したもので、一般服役者の独房の広さは6.56平方メートル(約1.9坪)だ。

 

 一方、国連人権委は韓国の人権状況に対する定期調査を来月に控えている。朴前大統領の国際法務チームであるMHグループは「朴前大統領が人権侵害を受けている」という内容の報告書を、まもなく国連人権委員会に提出する予定だ。

 

カン・ミンジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


大統領府は、今月23~25日中に対面調査する案を検察と調整している。

2016-11-19 | 朴槿恵氏の動き

「被疑者」朴槿恵…検察「朴大統領、犯罪嫌疑が問題になるかもしれない状況」

登録 : 2016.11.18 23:16 修正 : 2016.11.19 06:48

チェ・スンシル氏起訴状に朴大統領の共謀・指示を反映する意向

再び国政の前面に。朴槿惠大統領が18日午後、大統領府で開かれた新任政務職の任命状授与式に参加している=大統領府  写真記者団//ハンギョレ新聞社

 「チェ・スンシル国政壟断疑惑」を捜査している検察が18日、朴槿恵(パク・クネ)大統領を被告発人として刑事立件したと発表した。これは朴大統領を、参考人から事実上の被疑者に切り替えたことを意味する。検察は特に「朴大統領に対する犯罪の有無を決定する」として、朴大統領に対する調査が行われる前に、共謀・指示を行ったかどうかを判断する意向を明らかにした。

 

 検察特別捜査本部の関係者は同日、「今日までに大統領に対する対面調査を行わなければならないというのが捜査チームの立場だったが、大統領の弁護人の発言などを考えると、今日も調査が実現されるのは難しいと思われる。(チェ・スンシル氏の)起訴前に大統領を調査することが困難になっただけに、大統領に対する犯罪の有無については被疑者らと参考人らの供述、これまで家宅捜索などで確保した物的証拠を総合して決める」と明らかにした。彼は「逮捕された被疑者らの犯罪事実と関連し、(朴大統領は)重要な参考人であり、犯罪嫌疑が問題になるかもしれない状況」だと付け加えた。チェ・スンシル氏らの起訴状に、朴大統領による共謀や指示の有無を何らかの形で反映するということだ。

 

 同関係者は「事件の実体的真実を明らかにして、逮捕された人たちの犯罪事実を確定する前に、大統領に供述の機会を与えるため、対面調査をしようとした」として、朴大統領に対する対面調査の目的が「実体的真実の究明」にあることを明確にした。検察は「チェ・スンシル氏に演説文などを手伝ってもらった」と認めた朴大統領の先月25日の談話について、「証拠法的に『是認』と『自白』は別の問題であり、そのために対面調査が必要だった」として、朴大統領の公務上秘密漏洩の疑いが焦点になっていることを示唆した。

 

 一方、朴大統領の弁護人が来週には調査に応じる立場を明らかにしたことと関連し、大統領府は、今月23~25日中に対面調査する案を検察と調整している。大統領府関係者は「21日と22日には大統領の日程があるため、調査(に応じるの)が難しい」と話した。

 

キム・ナムイル記者 (お問い合わせ (お問い合わせ japan@hani.co.kr ) )


警察は集会翌日の30日「デモ隊に感謝する」という要旨の報道資料を発表した。

2016-10-31 | 朴槿恵氏の動き

「朴槿恵を選んで子どもたちに申し訳ない」「チェ氏壟断に怒り、初めて集会に参加」

登録 : 2016.10.31 00:14 修正 : 2016.10.31 07:08

キャンドル集会の広場に集まった市民たち

29日午後、ソウル鍾路区清渓広場で民衆総決起闘争本部主催「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」を終えた市民らが光化門の世宗大王銅像付近で警察と対峙している=キム・ボンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 29日、ソウルの清渓(チョンゲ)広場と光化門(クァンファムン)広場一帯で行われた「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」には、最大3万人あまり(警察推算1万2000人)が集まり、「朴槿恵(パク・クネ)大統領下野」、「挙国内閣構成」などを要求した。デモに初めて参加する中高校生から、小さな子どもの手を取って参加したお母さん、朴槿恵大統領に投票したという壮年層まで、さまざまな市民が一堂に会した。彼らはなぜろうそくを持って広場に出てきたのだろうか。

 

■「チョン・ユラの不正入学に一番腹が立つ」

 この日の集会では怒りの声よりも絶望の声が大きかった。妻と小学生の娘と一緒に集会に参加したイ・サンレ氏(48)は「まずは集会に参加すべきだと思ったので来た。大学卒業以来初めてだ。荒唐無稽でとても腹が立つ。密室で側近らと勝手に使えといって国民が与えた権力ではない。多くの人がそれは間違っていると感じていることを示したかった」と話した。

 

 チェ・スンシル氏の娘チョン・ユラ氏の梨花(イファ)女子大学不正入学疑惑を、集会に参加した理由に挙げる人々も多かった。城南(ソンナム)から来た高校生のユン・ジョンファ君(16)は「チェ氏の娘は話にもならないレポートを出して単位を取った。私たちはいくら勉強しても彼女が入った大学に行けないのに、勉強する意味がないという虚脱感に襲われた。傾いた運動場の実体が発見された。不道徳が法になれば闘争は義務だ」と話した。ソウル鍾路(チョンノ)区に住む40代のヤンさんも「集会などというものに初めて参加した。チョン・ユラ氏の梨花女子大学不正入学事態に最も怒りを感じる。親が共働きして懸命に稼いで子どもたちに学ばせても就職すらできないのに、チェ氏は校則まで改定させて娘を梨花女子大という良い学校に不正入学させた」と話した。

 

■「朴槿恵を選んで子どもに申し訳ない」

 「朴大統領下野」を求める市民の声も大きかった。京畿道高陽(コヤン)市一山(イルサン)から息子をベビーカーに乗せて参加したチョン・ダウンさん(34)は「あまりのことだったので子どもたちを連れてまで参加した。怒りと失望を超えて惨憺たる感情を心に溜めておくことができずに来た。国家が陰の実力者に統治されていた。政策、人事、文化コンテンツまですべてが調整されていたということ自体が常識では理解できない。朴槿恵大統領が犯罪の先鋒に立った。下野するしかない」と話した。

 

 京畿道坡州(パジュ)から子どもたちと一緒に来たイ・ジスさん(40)は、前回の大統領選挙の時には朴大統領に投票したと話した。イさんは「大統領が良くやってくれると信じて選んだが、今回のことですべての信頼が崩れた。大統領府の秘書陣だけを切れば済むことではない。大統領が直接関連している。下野すべき時期だ。一山のお母さんたちのオンラインカフェの会員は20万人を超えているが、皆集会に参加したいといい、ただの1人も政府を支持する人はいなかった」と話した。ソウル冠岳(クァナク)区から息子夫婦と小学生の孫娘と一緒に集会に参加したイ・ウンミさん(60)は「私は朴槿恵大統領を応援していたが、後悔を越えて裏切られた気持ちだ。子どもたちに本当に申し訳ない。きちんと税金を払っているが、その税金を陰の実力者という方が自分の利益のために使ったということではないか。こんなにも国民を欺瞞することができるのか」と話した。イさんは「朴槿恵退陣」と書かれたプラカードを振った。

 

■警察「デモ隊に感謝」

 集会に対応する警察の態度は大きく変わった。警察は集会翌日の30日「デモ隊に感謝する」という要旨の報道資料を発表した。ソウル地方警察庁は「29日の集会に対する警察の立場」というタイトルの報道資料で、「昨日行進中に申告されたコースを外れ、光化門広場に移動しながら、一般市民など参加人数が増加し、これを遮断する過程で一部のデモ隊と警察の間で小競り合いもあった」と述べながらも、「市民が警察の案内に従ってくださり、理性的に協力してくださったことに感謝する。今後も成熟した市民意識と法を遵守する集会デモ文化が定着することを期待する」と明らかにした。警察は報道資料で鐘路警察署のホン・ワンソン署長が前日デモ隊に向かって「国を心配すると同じく集会デモでも成熟した市民意識を示してほしい」と放送した事実も言及した。「不法集会」後、警察がデモ隊に向かって「感謝する」という報道資料を発表したのは非常に異例だ。ペク・ナムギ氏が放水銃に撃たれ倒れた昨年11月14日の民衆総決起直後には、「都心の不法暴力デモの主導者を全員司法処理し、厳重に責任を問う方針」という内容の報道資料を出している。警察関係者は「今、大統領府がデモ対応指針を明確に下すことができない状況だ。集会の管理責任を負ったソウル庁長の立場では、強硬な対応をして事故など起きれば政権が崩れる恐れがあるという負担がある。集会に曖昧に対応せざるを得ない」と話した。実際、前日のデモ現場で警察の阻止線は、デモ隊に対して無力に突破された。現場にいた警察官はハンギョレに「私たちも人間だから当然ではないか」とも話した。民衆総決起闘争本部は来月5日と12日にも、朴槿恵大統領退陣要求デモを行う予定だ。警察の対応が注目される。

 

キム・ジフン、パク・スジン、コ・ハンソル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )


民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!

2016-10-30 | 朴槿恵氏の動き

[フォト]「退陣せよ朴槿恵」光化門キャンドル集会3万の叫び

登録 : 2016.10.29 23:04 修正 : 2016.10.30 07:51

 

 29日午後、ソウル、鍾路区(チョンノグ)の清渓(チョンゲ)広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている。

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」に先立ち、操り人形の行為劇をしている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 

29日午後、ソウル鍾路区の清渓広場で民衆総決起闘争本部主催で「集まろう! 怒ろう! #降りてこい朴槿恵!市民キャンドル集会」が開かれている=キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

キム・ポンギュ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は28日、国連総会で行った一般討論演説

2015-09-30 | 朴槿恵氏の動き

「慰安婦」問題解決早く

国連総会 韓国大統領が強調

 

 

 【ニューヨーク=洞口昇幸】

  韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は28日、国連総会で行った一般討論演説で、日本軍「慰安婦」問題の速やかな解決を訴えました。朴氏は「第2次世界大戦中の残虐な性的暴力の被害者」に言及し、「彼女らが生きている間に、心の傷を治す速やかな解決策が必要だ」と強調しまし た。

 朴氏は「過去を認識できずに未来を切り開く道はない」と述べ、日本政府の誠実な対応を促しました。

 安倍政権が強行成立させた戦争法については、「最近、北東アジアの安全保障秩序に深刻な結果をもたらしかねない新しい動きがあり、域内諸国の不安につながっている」と述べました。

 朴氏は、「日本が最近成立させた国防安保法制は、透明性を持って、地域の平和と安定と地域諸国間の友好関係に寄与するように実行されるべきだ」と強調しました。


環境をしっかり整え、一歩でも前進 する会談に すべきだ。日本の姿勢の転換、変化が重要だ!

2015-01-12 | 朴槿恵氏の動き

国交50年、日本は慰安婦問題解決を=北朝鮮に対話要求―韓国の朴大統領

時事通信 1月12日(月)11時23分配信

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領は12日、年頭の記者会見を行った。朴大統領は日韓首脳会談について「環境をしっかり整え、意味がある、一歩でも前進 する会談に

すべきだ。日本の姿勢の転換、変化が重要だ」と述べ、従軍慰安婦問題解決のための日本の前向きな姿勢が前提との考えを改めて示した。


 朴大統領は今年、日韓国交正常化50周年を迎えることに触れ「今年が、正しい歴史認識の下、両国が未来に向けて新たな出発をする契機になることを願う」 と関係改善

に意欲を表明した。一方で、「元慰安婦は高齢で、早期に解決しなければ永久に未解決で残り、日本にとっても重荷になる」と早期解決を要求。日韓 の外務省局長級協議

を今年も続け、国内世論も国際社会も納得する解決案を導くために努力すると語った。 


文昌克(ムン・チャングク)首相候補指名に対する反発が支持率に反映されたもの

2014-06-17 | 朴槿恵氏の動き

朴槿恵大統領の支持率、40%台に下落

2014年06月17日/中央日報日本語版

 

  世論調査専門機関「リアルメーター」は6月第2週における朴槿恵(パク・クネ)大統領の国政遂行支持率が48.7%を記録したと16日、明らかにした。前週より3.1%ポイント下落した数値だ。

  同機関のイ・テクス代表はある韓国メディアを通じて「朴大統領の支持率が40%台に下落したのは、昨年12月に鉄道労組によるストラ イキが長期化した当時に48.5%を記録してから5カ月ぶりのことで、今年に入ってからは初めて」と話した。また「文昌克(ムン・チャングク)首相候補指名に対する反発が支持率に反映されたものと分析される」と明らかにした。

  文昌克候補は日帝植民地統治が神の意によるもので、慰安婦問題について日本からの謝罪は受けなくてもよいと発言して激しい批判を受けている。

  朴大統領の支持率は旅客船セウォル号惨事を受けて50%台に落ちたが今回は40%台となった。

私を信じて候補に指名した朴槿恵(パク・クネ)大統領に申し訳ない!

2014-05-29 | 朴槿恵氏の動き

韓国次期首相に指名の安氏が辞退 判事退官後の厚遇に批判

 

2014/05/28 

 

【ソウル聯合ニュース】韓国の次期首相に指名された安大熙(アン・デヒ)元最高裁判事が28日、指名からわずか6日で辞退を表明した。

  安氏はソウル市内の政府庁舎別館で記者会見し、「さまざまな不足のある私がこれ以上、首相候補にとどまることは現政権の負担になるだけでなく、支えてくれ る家族らが苦しむ姿を見るのが耐えられない」と辞退の理由を説明した。また、「私を信じて候補に指名した朴槿恵(パク・クネ)大統領に申し訳ない」と述べ た。

 朴政権発足後、首相候補者が辞退するのは発足当時に大統領職引き継ぎ委員会委員長の金容俊(キム・ヨンジュン)氏が辞退したのに続き2人目。

 最高裁判事出身の安氏は、旅客船セウォル号の沈没事故発生後、批判が高まった官僚と民間の癒着根絶などを目指す公務員改革の看板となることが期待されていた。しかし、国会の人事聴聞会さえ開かれる前に辞退したことで、朴大統領にとって大きな痛手となる。

 また、統一地方選(6月4日投開票)の前後に予定されていた内閣と青瓦台(大統領府)の組織改編の日程に支障が出るのは避けられなくなった。

 安氏は「前官礼遇(公職者への退任後の厚遇)という誤解や非難を受けないよう行動に気をつけてきた」とした上で、「指名後にいくつかの疑惑で国民を失望させ申し訳ない」と謝罪した。

  安氏をめぐっては、2012年に最高裁判事を退官後、昨年に弁護士事務所を開設したが、5カ月間で16億ウォン(約1億6000万円)の収入を得ていたこ とが判明。安氏は11億ウォンを社会に寄付すると表明したが、過度な厚遇を受けたとの批判が高まり、辞退を求める声が出ていた。

 セウォル号沈没事故の責任を取るとして先月、辞意を表明した現職の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相の後任として、安氏は22日に朴大統領から指名を受けた。

 mm指名を辞退した安大熙氏=28日、ソウル(聯合ニュース)指名を辞退した安大熙氏=28日、ソウル(聯合ニュース)


日韓関係の悪化を懸念したオバマ大統領が仲介し、実現した。 

2014-03-26 | 朴槿恵氏の動き

 日米韓、北朝鮮核問題で連携=安倍首相、

朴大統領と初会談―従軍慰安婦には触れず

時事通信 3月26日(水)2時49分配信

 【ハーグ時事】安倍晋三首相は25日夜(日本時間26日未明)、オランダ・ハーグの在オランダ米大使公邸でオバマ米大統領、朴槿恵・韓国大統領と約45 分間会談した。3首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発への対応を中心に意見交換し、連携強化で一致した。日韓間の懸案である従軍慰安婦問題や歴史認識、関係修 復に向けた方策などは話題にならなかった。
 冒頭、首相は「北朝鮮の問題に関して日米韓の緊密な連携を確認することは極めて重要だ」と指摘。核・ミサイル開発や日本人拉致をはじめとする人道問題で3カ国の協力を呼び掛けた。
 朴大統領は「北朝鮮の核問題は地域の平和と安定に対する重大な脅威だ。3カ国が核問題を話し合うこと自体が非常に意味がある」として3カ国で共同歩調を取っていく考えを表明。オバマ大統領は「外交的、軍事的に3カ国の協調を強化したい」と述べた。
 会談の大半は北朝鮮問題に費やされ、首相は公式な日朝政府間協議が30日に再開されることを説明。米韓両国と連携して拉致問題の決着を目指す考えを伝えた。3首脳は、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向け中国に相応の役割を果たすよう促す方針も確認した。
 首相は中国の不透明な軍備増強や東・南シナ海への進出を念頭に、「力を背景とした現状変更は許さないということを日米韓共通の立場として示すことは重要だ」と強調。アジア太平洋地域の戦略環境の変化を踏まえ、幅広い分野で日米韓の協力を深めることで一致した。
 首相は会談後、記者団に「(朴大統領と)直接会い、率直に話すことが大切だと再認識できた。未来志向の関係に発展させる第一歩にしたい」と語り、今後の日韓2国間の首脳会談実現に意欲を示した。
 首相と朴大統領の公式会談は、両国の現政権発足後初めて。日韓首脳の会談は野田政権下の2012年5月に北京で行われて以来で、約1年10カ月ぶりだ。日韓関係の悪化を懸念したオバマ大統領が仲介し、実現した。 

 

初めて会談に臨んだ朴大統領と安倍首相…北核では協力

2014年03月26日/中央日報日本語版

朴槿恵(パク・クネ)大統領が25日午後(現地時間)、第3回核安全保障サミットに参加した53カ国の首脳と4つの国際機構代表ら と記念写真を撮影したあと退場している。このあと朴大統領はオバマ大統領、安倍首相と首脳会談を行った。一方、この日の核安全保障サミットでは「ハーグ・ コミュニケ」を採択し、核と放射能テロから自由な世の中に向かう国際社会の意志を改めて明言した。
  朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相、バラク・オバマ大統領が25日午後(現地時間)、オランダ・ハーグで首脳会談をもち、「北核を認めない」 という原則を再確認した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「首脳会談における対話内容の大部分は北朝鮮の核問題に当てられた」とし、「北核と関連 した現象を評価し、北朝鮮の非核化が成し遂げられるような韓日米間の意見交換と対応策が話し合われた」と述べた。3首脳はこの日、韓半島(朝鮮半島)非核 化問題の平和的解決と北核の問題解決のための6カ国協議再開についても意見交換をしたことが伝えられた。特に朴大統領は、前日に中国の習近平国家主席と韓 半島非核化に向けて共同で努力することを確認した対話内容を紹介し、北核議論を主導的に進めたことを政府関係者が伝えた。

  3首脳が一堂に会して会談したのは今回が初めてだ。朴大統領と安倍首相も、就任後初めて対話テーブルに向かい合って座った。

  一方、北朝鮮のイ・ドンイル国連代表部次席大使は24日(現地時間)、国連本部で記者会見を行い、「米国が核威嚇を継続する場合、わ れわれは核抑制力を誇示する措置を取らざるをえない」とし「追加的な措置を連続的に取っていくだろう」と追加の核実験の可能性を示唆した。この発言は朴大 統領によるサミット開幕演説の直後に出された。

  これに先立ち開かれた米中首脳会談で、オバマ大統領と習主席は6カ国協議再開に対して見解の違いを見せた。習主席が「早く6カ国協議 を再開しなければならない」という立場を明らかにした半面、オバマ大統領は「6カ国協議再開についての議論は、北朝鮮の(誠意ある)行動が先にあってこそ 可能だ。北朝鮮はまだその誠意を見せないでいる」と述べた。

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ブログ管理者の思い

核・ミサイル開発への対応を中心に意見交換されたらしいが、日本国民として聞きたいのは、
①アメリカが核・ミサイルを使用しないこと、
②日本と韓国が核保有しないこと、
③ミサイルを使用しないことを約束できたのかどうか。

私は、北より米・日・韓の軍事同盟強化が脅威だ。

日本政府と企業らは強制徴用被害に関心を持って積極的に出なければならないと強調した。

2013-11-02 | 朴槿恵氏の動き

韓国地裁、三菱勤労挺身隊の女性らに賠償判決

2013年11月01日中央日報日本語版

 

  日帝強制占領期間に強制動員された勤労挺身隊の女性らが、三菱重工業を相手取って韓国と日本の裁判所で訴訟を起こして14年ぶりに韓国の裁判所で勝訴した。

  光州(クァンジュ)地方裁判所は、ヤン・クムドクさん(82)ら強制動員被害者5人が三菱を相手に起こした損害賠償訴訟で原告の一部 勝訴の判決を下した。裁判所は、ヤンさんら被害当事者の原告4人に1億5000万ウォン(約1385万円)ずつ、死亡した女性に代わって訴訟を起こした遺 族1人には8000万ウォンなど計6億8000万ウォンの慰謝料を三菱重工業が賠償するよう命じた。

  裁判所は宣告に先立ち、韓国政府が被害を冷遇していた15年間近く訴訟をしなければならなかった原告に慰労の言葉を伝え、日本政府と企業らは強制徴用被害に関心を持って積極的に出なければならないと強調した。

  日帝強制徴用の被害者が日本企業を相手に起こした損害賠償訴訟で勝訴したのは、今年7月のソウル高裁、釜山(プサン)高裁の判決以来3例目だ。

  

日本の政治家らは歴史に対する謙虚な省察と反省に基づき周辺国と信頼を築き上げる言動を

2013-10-19 | 朴槿恵氏の動き

                         韓国政府 日本政治家の靖国神社参拝を非難

 

                                                                               2013/10/18 【ソウル聯合ニュース】
 
  韓国政府は18日、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社を大勢の日本の政治家らが参拝したことを非難した。

 韓国外交部当局者は「日本の政治家が過去の侵略の歴史を正当化する靖国神社を参拝してはならないというのが韓国政府の一貫した立場だ」とした上で、「日本の政治家らは歴史に対する謙虚な省察と反省に基づき周辺国と信頼を築き上げる言動を示すべきだ」と促した。

 新藤義孝総務相を含む日本の国会議員約160人は同日、靖国神社の秋季例大祭(17~20日)に合わせて参拝した。

 安倍晋三首相は参拝を見送ったものの、17日に「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納した。これに対し外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は同日の定例会見で、強い懸念と遺憾を示す論評を発表した。

 

                 中国:閣僚らの靖国参拝で駐中国大使に抗議と申し入れ

                                                                                                                                 毎日新聞 2013年10月18日 

 【北京・工藤哲】中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は18日の定例会見で、安倍晋三内閣の閣僚や国会議員の靖国神社参拝を受け、劉振民(りゅう・しんみん)外務次官が木寺昌人駐中国大使を呼び、参拝に抗議したうえで、隣国の国民感情に配慮するよう厳重な申し入れをしたことを明らかにした。劉次官は8月の終戦記念日に閣僚らが靖国神社を参拝した際も木寺大使を呼び、強く抗議していた。

 北京の日本大使館は18日、木寺大使が「首相や閣僚の私人としての行動については政府として見解を述べる事柄ではない。個別の問題があっても両国関係全体に影響を及ぼさないよう、戦略的互恵関係にのっとり日中関係を進めるべきだ」と反論したことを明らかにした。

 18日付の中国共産党機関紙「人民日報」は安倍首相が真榊(まさかき)を奉納したことについて「性質は(参拝と)完全に同じだ」と批判したうえで、日本の一部メディアが中国の反応について「冷静」と伝えている点に触れ、「どうして冷静な反応ができるだろうか」と反論する論評記事を掲載した。さらに「日本の誤った歴史観や軍国主義の風潮は、アジアの平和にとって脅威だ」と指摘した。


日本政府が協議に応じないことに「深い遺憾」を表明しました。

2013-09-02 | 朴槿恵氏の動き

韓国の憲法裁判断から2年

進まない「慰安婦」賠償

協議拒否、不誠実な日本政府

 
 
 

 

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(写真)日本軍「慰安婦」被害の謝罪と賠償を求めるデモ行進=8月14日、東京都新宿区

 韓国の憲法裁判所が、日本軍「慰安婦」の賠償請求権をめぐり同国政府が日本と交渉する努力をしないのは違憲と判断(2011年8月30日)してか ら丸2年がたちました。韓国政府は、日韓請求権協定に基づき協議に応じるよう日本政府に再三、要求していますが、日本側は拒否する不誠実な態度を続けてい ます。

 韓国の外務省は30日、声明を発表し、日本政府が協議に応じないことに「深い遺憾」を表明しました。韓国政府は、憲法裁判所の判断が下された直後の11年9月と同年11月に、外交文書を通じ協議を要求。今回も文書で求めると報じられています。

 日韓請求権協定の第3条は▽協定の解釈や実施に関する締結国間の紛争は外交上の経路で解決する▽解決できない場合は仲裁に付託する―ことを明記しています。

 しかし、日本政府は、協定によって財産・請求権問題は解決ずみで、「紛争は存在しない」という立場をとり続けています。

 先月、日本共産党の笠井亮衆院議員の調査によって、同協定締結当時、日本の外務省が、日韓間で対立する見解が生じた場合、外交上の努力によって解 決されるべきだとする「条約解説」をまとめていたことが判明しました。この「解説」は、紛争の発生時期について「何ら制約はない」「今後生じることのある すべての紛争が対象になるべき」だと主張しています。

 「慰安婦」問題は、被害者たちの告発によって1990年代以降、問題化したもの。協定上の紛争であることは疑いなく、「解決ずみ」という日本側の主張は成り立ちません。

 韓国の「慰安婦」被害者12人は8月15日、日本政府を相手取り慰謝料を求める民事調停をソウル中央地裁に申し立てました。同日、朴槿恵(パク・ クネ)大統領は、「光復節」式典での演説で「過去の歴史による苦痛と傷を今も抱えて生きている方に対する、痛みを治癒できる責任ある誠意を持った措置を期 待する」と述べました。

 日本政府は韓国側の要求に、速やかに応じるべきです。

 (誠)


朝鮮新報・青瓦台(大統領府)、与党・セヌリ党への非難の声が高まっている。

2013-08-26 | 朴槿恵氏の動き

開始から2カ月、続く国情院糾弾デモ

消えぬキャンドル

   国家情報院(国情院)の組織的な大統領選挙(昨年12月)不法介入事件の真相究明を求めるデモは、開始から2カ月が経ったが、南朝鮮の各地で広がりを見せている。

6月末に数十人の大学生たちを中心に数百人規模で始まったキャンドルデモは、その後拡大の一途をたどり、参与連帯や進歩連帯をはじめとした280を 超える市民社会団体からなる「国情院選挙介入糾弾のための非常時局会議」も構成された。非常時局会議は大規模デモを定期的に開催しており、10日の第6回 デモ参加人数は10万人(主催者発表)にまで膨れ上がった。デモ参加者からは事件の真相究明だけなく、政治介入を続ける国情院の徹底した改革を求める声が 上がると同時に、朴槿恵大統領の責任論も噴出いている。

これらの動きには、最大野党・民主党をはじめ統合進歩党など野党も合流しており、事件の真相究明を回避しようとする青瓦台(大統領府)、与党・セヌリ党への非難の声が高まっている。


特に国内問題だけでなく地球村への関心度を高めなければならない。

2013-08-19 | 朴槿恵氏の動き

【コラム】8・15慶祝辞と韓国外交の夢(1)

2013年08月19日中央日報日本語版

  8月15日の光復節祝辞で朴槿恵(パク・クネ)大統領は、日本に対し「過去の歴史から始まった苦痛と傷を抱いて生きている人々に対し責任のある、誠意 のある措置を期待する」と話した。それと共に「多国間対話の枠組みをつくって北東アジアの平和と共同繁栄を共につくること」を提案した。韓国側としてはあ まりにも当然の常識のような提案だが、日本の政治家たちが過去の歴史を直視して相手方の傷を癒す「勇気あるリーダーシップ」を見せる可能性は低いと見え る。日本の政治家たちは、国力の衰退期を迎え過去の歴史を否定して軍事力を強化するやり方で国家的な自負心を取り戻そうと試みてきた。軍隊慰安婦、歴史教 科書、独島(ドクト、日本名・竹島)紛争の3つの問題は、韓日葛藤を深化させながら多国間関係における韓日協力を制限する可能性が大きい。4強外交の一つ の軸である日本との関係が転換期に入っただけに、韓国政府は対日政策を最大限柔軟に広げつつ、未来外交のエネルギーを多国間外交側に回せば良いだろう。

  韓国戦争以後、韓国外交は韓米同盟を最優先にするという原則のもと、周辺国である中国、日本、ロシアとの関係を改善して両者協力を確 かめる外交を繰り広げてきた。分断国家の冷厳な現実の中で、国家安保と経済発展のためにこうした強大国重視戦略は有効で効率的だった。しかしいわゆる「周 辺4強」という韓国外交の空間設定は、日本やロシアの退潮で変換点を迎えている。グローバル勢力地図が米中2強構図に再編されるところに国際社会がネット ワーク化して水平的な関係に進んでいるためだ。国家間の国境を越えて相互依存性が増大する世界において国力を育てるには、強大国重視の両者外交に劣らない 利害関係が合う多様な国との外交力を強化しなければならない。そうした点で韓国の多者外交の舞台は、強大国が競争する北東アジアを越えていかなければなら ない。国際舞台ですでに中堅国として尊重される国々と優先的に連帯・協力を強化する戦略がまさにそれだ。これからはこれらを束ねていくグローバル外交ネッ トワークを構築することが必要だ。

  冷戦終息以後、国際舞台では平和、環境、開発、人権などいわゆる「ソフトアジェンダ」が注目されている。そうした中で先導的な中堅国 は、時には強大国を牽制し、時には強大国を活用しながら多者外交の舞台で影響力を誇示してきた。これらは相当な経済力や文化力、ネットワークを兼ね備えて いるという共通点がある。代表的な国としてカナダ、豪州、オランダ、ノルウェーなどはグローバルガバナンスで創造的アイデアと理解調整力、説得のリーダー シップを発揮してきたと評価されている。

  (中央SUNDAY第336号)

【コラム】8・15慶祝辞と韓国外交の夢(2)


  デジタル世界が広がる21世紀の外交環境では、小さい国でも特別な議題を先行獲得して 意思が似通った色々な国を集めることができる。これだけでなく民間企業、市民団体、専門家ネットワーク、さらに個人に至るまで非政府行為者らの外交的影響 力が増大する中で彼らが政府抜きに外交の隙間市場を確保することができる。多者外交の舞台が地域別、イシュー別に機能する数多くの国際機構やフォーラムと して広がるにつれ、「外交の遊び場」は冷戦時代よりもはるかに広く、多様化された。

  韓国は短い時間に産業化と民主化を成し遂げた中堅国家だ。だからこそ多者外交の舞台で開発途上国と先進国の間のかけ橋的な役割を果た せる良い位置にいる。サムスン・現代(ヒョンデ)のようなグローバル企業の商品競争力と、大衆文化の韓流も外交的資源として活用できる。韓国人特有の躍動 性と創意性は、適切な制度的装置で後押しされれば、市民外交官や海外ボランティアメンバーの躍進につなげられる。例えば韓国国際交流財団は最近、民間機関 と一緒に韓国に留学に来た外国人学生と、海外に出て行く韓国の若者を対象に公共外交の草の根ネットワークを結成している。ここに予想よりもはるかに多くの 若者が呼応してきた。韓国外交の底辺を広げようとする民官協力体制に希望的な信号を与えたわけだ。

  韓国が名実共に多者外交の舞台で認められる中堅国になろうとすれば、改善すべき点も多い。特に国内問題だけでなく地球村への関心度を高めなければならない。また自己中心的な理解・感情に従うよりも普遍主義的な価値・規範の枠組みで世間を観察して行動することが重要だ。

  産業化・民主化を60年で成し遂げた経験と自信をもとに、韓国も多者外交の舞台で果敢に前進していかなければならない。先代が成し遂げた自主独立の念願は、私たちが伸びていくべき未来の広い世の中と相対している。

  李淑鍾(イ・スクジョン)ハーバード大社会学博士。現在、成均館(ソンギュングァン)大行政学科教授。大統領国家安保諮問団委員。『2013大統領の成功条件』『日本と東アジア』などを出版した。

  (中央SUNDAY第336号)


南代表が日本を倒し、朝鮮代表が優勝を飾った。

2013-08-15 | 朴槿恵氏の動き

【インタビュー】在日本朝鮮蹴球協会・李康弘理事長に聞く

東アジアカップ朝鮮女子が初優勝!/グラウンドに広がった統一の輪

喜び抱き合う北南両選手たち(写真=連合ニュース)

喜び抱き合う北南両選手たち(写真=連合ニュース)

南朝鮮で開催されたEAFF女子東アジアカップ2013決勝大会(7月20日~27日)で初優勝を飾ったサッカー朝鮮女子代表。

大会期間中、朝鮮代表チームの役員の一人として帯同した朝鮮サッカー協会副書記長の在日本朝鮮蹴球協会の李康弘理事長に優勝した朝鮮女子チームなどについて聞いた。(聞き手=盧琴順)

朝鮮代表の優勝には最終戦の南朝鮮対日本戦の結果次第だった。

南代表が日本を倒し、朝鮮代表が優勝を飾った。

日本に勝利した南代表が観客席に挨拶に駆け寄り、朝鮮代表は国旗を広げグラウンドをビクトリーランした。グラウンドで両チームは駆け寄り涙しながら 互いの勝利を喜びあう光景を目の当たりにした李理事長は、その地が南だとは思えない程感動的で、一つのチームのように見えたと語った。