国連総会 空爆反対相次ぐ
対「イスラム国」 非軍事求める
【ワシントン=洞口昇幸】ニューヨークで続いている国連総会一般討論で27日、イスラム過激組織「イスラム国」の対処をめぐり、シリア現政権の承 認や国連安保理決議なしにシリア領内にいるイスラム国に空爆を行う米国の方針に反対する声や、非軍事的な対処に比重を置くことを促す意見が出されました。
アフリカ南東部モザンビークのバロイ外相は、24日に採択したイスラム国への外国人戦闘員の合流などを阻止する措置を国連加盟国に求める国連安保理決議を「歓迎する」と強調しました。
その上で、イスラム国に対処する「集団的な戦略を形成するにあたって、次の要素を見失ってはいけない」として、▽国連憲章を完全順守した多国間の取り組みの強化▽過激主義が増長する背景となる貧困、不正義、社会的排除の対処などをあげました。
ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は「すべての国は国際関係における選択肢としての武力行使を捨て、代わりに平和的な手段による紛争の解 決をしなければならない」と強調。アフガニスタンのオスマニ外相は「われわれはシリアで罪のない民間人が殺されていることに深い悲しみを表し、政治的解決 を支持する」と語りました。
ロシアのラブロフ外相は「シリア領内でのテロリストとの戦闘は、シリア政府との協力の下で計画されるべきだ」と述べ、米国などによるシリア空爆について批判の立場を示しました。
中国の王毅外相は、テロ対策の国際的な協力には、「国連安保理が主要な役割を完全に果たすべきだと考える。テロリズムとたたかうにあたってダブルスタンダード(二重基準)があってはいけない」と、米国の方針に否定的な考えをほのめかしました。
<アジア大会>野球韓国代表が中国破り決勝進出、台湾と決勝へ
2014年09月28日/中央日報日本語版
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アジア大会決勝進出を決めた韓国野球代表チーム。 |
ユ・ジュンイル監督率いる韓国代表チームは27日、仁川(インチョン)の文鶴(ムンハク)球場で行われたアジア大会野球準決勝で中国に7対2で勝利した。
決勝に進出した韓国は28日午後6時30分から同球場で台湾と金メダルをめぐり闘うことになる。台湾はこれに先立ち行われた準決勝で日本を10対4で破り決勝進出を決めている。
韓国は組別リーグ予選で台湾に10対0、8回コールドで勝利している。
この日の中国戦は韓国の無難な勝利が予想されていた。しかし予想と異なり試合中盤までは接戦が繰り広げられた。
韓国は2回1死満塁でミン・ビョンホンの適時2塁打で先取点を決めたが、3回2死3塁で中国に適時打を許し同点に追いつかれた。今大会4試合で韓国の初失点だ。
続く3回にカン・ジョンホのソロ本塁打で再度リードしたが4回1死2塁で適時打を許し再度同点に追いつかれた。
しかし韓国は5回にナ・ソンボムの適時打で均衡を破った。ナ・ソンボムはファン・ジェギュンの打席で盗塁を試み、相手の失策を誘発してホームまで駆け抜けて得点を上げた。
この後6回にパク・ビョンホが左中間のフェンスを超える3点砲を炸裂させ、7対2で逃げ切り勝利を決めた。
一方、韓国の先発投手として出場したイ・ジェハクは4イニング4被安打2失点とやや振るわない姿を見せた。しかしイ・ジェハクに続き 5回からマウンドに立ったイ・テヤンは4イニング1被安打5奪三振無失点の完璧な送球で勝利投手となった。続くハン・ヒョンヒが9回最後のイニングを三者 凡退で押さえ試合を終えた。
準決勝の試合を見守ったネットユーザーらは「金メダルまであと1試合だ」「コールドゲームを予想したが、中国の実力もかなり伸びた」「韓国、優勝しよう」などの反応を見せた。
松島法相 在特会 何とも言えない
松島みどり法務相は26日、日本外国特派員協会で記者会見し、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)をどう見ているかを問われ、「日本の憲法 で結社の自由が認められている。結社の自由があることと、そういう会があることを一応知っている程度にすぎない。何とも言いようがない」と述べました。
在日韓国人・朝鮮人に対して「殺せ」「出て行け」などとヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返す在特会をめぐっては、同会の元関西支部長と山谷えり子国家公安委員長との関係が問題になっています。
松島氏は「(在特会が)どういう言論をしているか、子細に承知しているわけではない」「法務大臣が所管する会ではないのでわからない」と述べました。
別の記者からヘイトスピーチによる人権問題は法務省の所管だと問われると、「特定の人種や民族、国籍の方に対する憎悪、侮蔑、そういう言動は絶対に許してはならない」と述べました。
平成26年9月25日
1 北朝鮮の特別調査委員会による調査に関しては,先般,北朝鮮側から,調査は初期の段階であり,それを超えた説明はできないと連絡してきました。このた め,その後,現段階での調査の現状について詳細な説明を受けるため,北京の「大使館」ルートを通じて調整を行ってきた結果,北朝鮮側から調査の現状につい て説明を受けるための日朝外交当局間会合を開催することとなりました。これは,調査結果についての「第一回目の通報」に当たるものではありませんが,外交 当局から現状の説明を受けるものです。
2 9月29日,場所は中国・瀋陽(シンヨウ)です。日本側の代表は伊原アジア大洋州局長が,北朝鮮側の代表は宋日昊(ソン・イルホ)外務省大使が務めます。
3 日本側としては,北朝鮮側が拉致被害者を始めとする全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を迅速に行い,その結果を速やかに通報すべきと考えています。こうした観点から,今回の会合において,北朝鮮による調査の現状をしっかり聴取し,見極める考えです。
4 引き続き,拉致問題を含む全ての日本人に関する問題の早期解決に向け,最大限努力していきます。
アジア大洋州局 北東アジア課
<アジア大会>北朝鮮女性たちの水中群舞…3000人の観衆を魅了
2014年09月23日09時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
![22日、仁川アジア競技大会のシンクロナイズドスイミング団体戦で銅メダルを獲得した北朝鮮の群舞。](http://japanese.joins.com/upload/images/2014/09/20140923092552-1.jpg)
<アジア大会>授賞式コンパニオン、練習も美しく…
2014年09月23日/中央日報日本語版
![22日、仁川桂陽体育館で開かれた2014仁川アジア競技大会のバドミントン女子団体戦決勝戦(韓国-中国)の授賞式を控えて練習を行うコンパニオンたち。](http://japanese.joins.com/upload/images/2014/09/20140923075752-1.jpg)
22日、仁川桂陽体育館で開かれた2014仁川アジア競技大会のバドミントン女子団体戦決勝戦(韓国-中国)の授賞式を控えて練習を行うコンパニオンたち。
NHK:会長への辞任勧告を申し入れ…退職者有志
毎日新聞 2014年08月21日
呼びかけ人の一人、元社会部記者の大治浩之輔さん(80)は、籾井会長が就任会見で「政府が『右』と言うものを『左』と言うわけにはいかない」と 発言したことを「ジャーナリストのトップにいる資格はない」と厳しく批判。元プロデューサーの永田浩三さん(59)は退職者による申し入れの理由を「現職 の職員には言論の自由が保障されていない。残念に悔しく思っている職員の代わりだ」と説明した。
仁川アジア競技大会が開幕…「45億人の夢、一つになるアジア」
2014年09月20日/中央日報日本語版]
![点火された聖火台](http://japanese.joins.com/upload/images/2014/09/20140920045659-1.jpg)
点火された聖火台 ・ イ ヨンヘさんと少年少女
在特会幹部自慢 山谷氏宿泊先訪れ「諸々相談」
この蜜月
![]() (写真)在特会関係者と写真に納まる山谷えり子国家公安委員長=元在特会関西支部長のブログから(山谷氏以外の顔の部分を修正しました) |
第2次安倍政権の内閣改造で国家公安委員長に就任した山谷えり子自民党参院議員が、在日韓国・朝鮮人を攻撃するヘイトスピーチ(憎悪表現)などを 繰り返す「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の関係者と親密な関係にあることが、元在特会関西支部長のブログ(日記形式のインターネットサイト)で 明らかになりました。
2009年2月22日の同ブログによると、当時支部長だった男性らは街頭宣伝を行うために松江市に入り、「竹島の日」関連行事出席のため前日から 市内のホテルに宿泊していた山谷氏を訪問。「山谷先生の宿泊されているホテルへ押しかけ、少々遅い『夜明けのコーヒー』。諸々の事案を相談」しました。男 性はさらに、「いつものことながら、先生ハイテンション。あのエネルギーはどこから来るのか。『えりこ先生ホの字の会』(勝手応援団)の設立を検討中」な どと、山谷氏との親密ぶりを誇示。男性ら7人が山谷氏と撮影した記念写真を公開しました。(18日現在、当該写真は表示されない状態になっています)
この問題で山谷氏は18日の記者会見で、男性らについて「在特会の人だとは知らなかった。政治家なので、いろいろな方と会って写真を求められれば撮ることもある」と釈明しました。
在特会は、京都市の朝鮮学校に対するヘイトスピーチをめぐり威力業務妨害などで構成員が有罪判決を受けた団体です。
国家公安委員会は戦後、「国民の良識を代表する者が警察を管理することにより、警察行政の民主的管理と政治的中立性の確保を図ろうとする目的」 (同委ウェブサイトの説明)で設置された機関です。このような団体の関係者と密接な関係にある山谷氏が国家公安委員長の職責にふさわしくないことは明らか です。
シンポジウム「甲午戦争と東アジアの歴史プロセス」が開催
中日甲午戦争(日清戦争)120周年を記念して、学術シンポジウム「甲午戦争と東アジアの歴史プロセス」(主催:中国社会科学院、山東省人民政府)が17日、山東省威海で開幕し、中国、日本、韓国、シンガポールの専門家、学者、記者ら200人近くが出席した。
歴史を鑑として、未来に向かう。出席者らは日本が甲午戦争を発動した内因、戦争前後の国際関係、東アジアのシーパワーなどの議題について話し合い、「甲 午戦争は日本が入念に画策し、企てをもって発動した侵略戦争であり、中国と東アジアの歴史プロセスの転換点となると同時に、中華民族が覚醒し、祖国を滅亡 から救い、民族の生存を図る道を断固として探るスタートともなった。戦争を総括するのは戦争を回避し、人類文明の進歩の促進に貢献することが目的だ」との 認識を示した。出席した日本の学者、伊勢弘志氏は人民日報の取材に「日本の学者も甲午戦争に注目している。日本の民衆は安倍政権の歴史観や外交政策を支持 してはいない。日本メディアの中国関連報道も全面的ではない。両国民衆が理解を強化し、中日関係を正常な軌道に乗せることを希望する」と述べた。(編集 NA)
「人民網日本語版」2014年9月18日
辺野古新基地建設
ハルペリン氏が辺野古視察 「美しい海、ダメージ考えるべきだ」2014年9月18日
新基地建設が進められている名護市辺野古の海を視察するモートン・ハルペリン氏=18日午後1時すぎ
沖縄米軍基地返還に関する米政府の交渉に携わり、来沖中のモートン・ハルペリン氏が18日午後0時45分ごろ、名護市辺野古漁港を船で出発し、新基地建設が進めら れている辺野古海上の様子を視察した。出発前には漁港に駆け付けた稲嶺進名護市長が「辺野古の海をじっくり観察してほしい」と歓迎した。
約1時 間ほどで視察を終え、辺野古漁港に戻ったハルペリン氏は「とても美しい海だ。こんな美しい自然を壊す前に、新基地建設でどれぐらいのダメージがあるか考え ていかないといけない」と感想を述べた。カヌー隊の抗議について「政府と地元住民の対立はどの国にもあるが、そのために話し合いが必要だ」と指摘し、「そ の権利は誰にも認められている」と述べた。
18日午後7時からは那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれるシンポジウム「基地の島・沖縄の今を考える」(主催・琉球新報社、新外交イニシアチブ)に出席する。
【琉球新報電子版】
2014年9月17日 市民ら「新基地反対」 視察の菅氏に抗議
沖縄を訪問している菅義偉官房長官は17日午後、米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古沖をヘリコプターに搭乗して上空から視察した。新基地建設に反対する市民ら約140人が「辺野古の埋立を許さないぞ」「菅官房長官帰れ」「大浦湾を守ろう」など抗議の声を上げた。菅官房長官の視察中、巡視船や海上保安庁のゴムボートは確認されなかった。
翁長知事誕生へ心一つ
選挙母体結成、事務所開き
沖縄
![]() (写真)事務所開きで団結がんばろうを三唱する翁長市長(前列中央)ら=16日夕、那覇市 |
沖縄県名護市辺野古への新基地建設を断念させることを掲げて10月30日告示の県知事選(11月16日投票)に挑む翁長雄志(おながたけし)那覇 市長の選挙母体「平和・誇りある豊かさを! ひやみかち うまんちゅの会」の結成総会と事務所開きが16日、那覇市内でありました。
結成総会では、前嘉手納町長の宮城篤実会長ら役員を選出。顧問団に長浜徳松・沖ハム会長や古堅実吉・日本共産党元衆院議員、座喜味彪好(ざきみた けよし)元県副知事、仲里利信元県議会議長ら、副会長には日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、呉屋守将・金秀グループ会長、平良朝敬・かりゆしグループ最高経 営責任者、稲嶺進名護市長ら、県経済界の有力者を含む保守・革新の枠を超えた顔ぶれが就任しました。
宮城会長は、県民の命とくらし、沖縄の将来を託すべきたたかいの道しるべとして、県内に新たな基地は造らせないことなどを保革を超えた「オール沖 縄」で求めた「建白書」があると強調。「建白書に盛り込まれた県民の熱い思いを体現する翁長市長こそが沖縄のリーダーにふさわしい」と力を込めました。
事務所の外に人があふれるほどとなった事務所開きで翁長市長は、米軍が県民から強制的に土地を奪い、基地を造ったことにふれ、「沖縄は今まで一度 たりとも自分たちで『どうぞ』と土地を差し出したことはない。仲井真弘多(なかいまひろかず)知事の辺野古埋め立て承認で初めて沖縄は自ら基地建設を認め ることになりかねない。絶対に止めなければならない。保革を超えて心を一つに知事承認への審判を下そう」と呼びかけました。