日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

 韓国の李俊揆(イ・ジュンキュ)さんは日本語で、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免を求めて数百万人単位で国民が立ち上がった「ろうそく革命」について述べました。

2018-08-06 | 原水爆禁止世界大会

被爆体験伝承へ 日・英・米・仏・韓の青年が交流

広がれ平和の“輪”

リング・リンク・ゼロ

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(写真)アメリカの青年(正面)の発言に耳を傾ける青年ら=4日、広島市

 広島市で開かれている原水爆禁止2018年世界大会の関連行事・「Ring! Link! Zero(リング・リンク・ゼロ)2018年in HIROSHIMA」が4日夜、開かれました。世界大会に参加する青年たちが被爆体験を聞きとり、世界や日本の核兵器廃絶運動を学び交流しました。600人が参加しました。

 5歳の時に広島の爆心地から13キロ地点で被爆した大越和郎さん(78)が証言。「黒い雨」にうたれ真っ黒になった人たちが家の庭にどんどん入って来る光景と、祖母やおじが次つぎに亡くなっていく様子を語りました。「被爆者は生きているうちに核兵器のない世界が実現することを夢見ています」と述べ、「ヒバクシャ国際署名」を一緒に取り組もうと呼びかけると、大きな拍手が送られました。

 世界と日本の運動交流では和歌山県の青年やイギリス、アメリカ、フランスの海外代表が登壇しました。

 民青同盟員らが「『ピースカフェ』を開き、高校生や若い労働者に呼びかけて被爆体験を聞いた」(神奈川)「核兵器が使われないように廃絶の発信者になりたい」(千葉)と活動交流や今後の決意を語りました。

 韓国の李俊揆(イ・ジュンキュ)さんは日本語で、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免を求めて数百万人単位で国民が立ち上がった「ろうそく革命」について述べました。

 参加者の青年が「韓国では若者がどんな思いでデモに参加したのか」と質問すると、李さんは「歴史を作りたいという思いが国民の間に広がっていた」と述べました。

 閉会あいさつをした民青の鈴木平人常任委員が行動提起し、被爆の実相と核兵器の非人道性、学んだことを周りの青年に伝え、「ヒバクシャ国際署名」に力を合わせようと呼びかけました。


今こそ、日本は被爆者の皆さんの声にも真摯に耳を傾け、改めて核のない世界への強く固い意志を示すべき・・・

2017-07-26 | 原水爆禁止世界大会

原水爆禁止2017年世界大会

小沢自由党代表がメッセージ

 

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(写真)小沢一郎氏

 自由党の小沢一郎代表が、8月に広島、長崎の両市で開かれる原水爆禁止2017年世界大会にメッセージを寄せました。

 メッセージのなかで小沢氏は、「広島・長崎への原爆投下により犠牲となられた方々に心より哀悼の意を表すると共に、貴委員会の核廃絶に向けた日々の取り組みに対して、深く敬意を表します」とのべ、「核兵器というのはいわば正当化されることのない『絶対悪』です」と指摘しています。

 人間が、科学技術を悪用し、自分たち自身を滅ぼすためにつくった、いわば最悪の兵器であり、地球を何回も滅ぼせるほど世界中に拡散しているとのべ、そういう意味で、「我々は日々破滅と隣り合わせの状況にある」と強調しています。

 唯一の被爆国である日本が、本来、核兵器のない世界のために議論を主導しなければならない立場だとのべ、「今こそ、日本は被爆者の皆さんの声にも真摯(しんし)に耳を傾け、改めて核のない世界への強く固い意志を示すべきなのではないでしょうか」と指摘。「核兵器のない世界を実現すべく、全力で取り組んで参ります」と表明しています。


原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は24日、核兵器禁止条約草案を心から歓迎する.

2017-05-25 | 原水爆禁止世界大会

核兵器禁止条約草案に歓迎の声

「被爆者の運動実った」

 

 

 核兵器禁止条約について交渉する国連会議のエレン・ホワイト議長が、同条約の草案を公表したことに対し、被爆者や被爆地自治体首長、市民社会から歓迎の声があがっています。


広島市長

 広島市の松井一実市長は24日までに、「現行の核拡散防止条約(NPT)体制も生かした包括的な内容で、今までの議論を十分そしゃくした提言だ」と評価し、「実効性のある条約締結に向け、これからの議論が進めばと期待している」と強調しました。

 草案の前文で明記された「核兵器の犠牲者(ヒバクシャ)や核実験被害者の苦痛に留意する」との文言に関しては、「英訳すればサバイバーとなる言葉を、ヒバクシャと記述された」と評価。「単に『生き延びた人』と英訳して書く以上の意味を、この一語に込めてもらった」と話しました。

日本原水協

 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は24日、核兵器禁止条約草案を心から歓迎するとする安井正和事務局長の談話を発表しました。

 談話では草案が、核兵器が三たび使われてはならないとの決意を明確にし、人道と相いれない戦闘手段・兵器の使用を禁止するという明確な立脚点を確認している、と指摘。

 また、「ヒバクシャ」「市民社会の役割」を高く評価しているとのべ、「被爆者を先頭とする運動の努力が実ったことを被爆者とともに心から喜びたい」と表明しています。

 6月15日から始まる核兵器禁止条約の国連交渉会議(第2会期)の成功のために、「ヒバクシャ国際署名」を通じて内外の世論の発展に全力をあげる決意をのべています。


広島、長崎で被爆し、被爆者健康手帳を持つ人は3月末現在で17万4080人。前年より9439人減

2016-08-06 | 原水爆禁止世界大会

広島、きょう被爆71年

 

 

 広島は6日、米国が原爆を投下した惨禍から71年を迎えます。広島市の平和記念公園では市主催の平和記念式典が開かれ、原爆投下時刻の午前8時15分に原爆死没者を追悼し、黙とうします。

 広島で被爆し、この1年に死亡が確認された原爆死没者は5511人となり、合わせて30万3195人となりました。

 広島、長崎で被爆し、被爆者健康手帳を持つ人は3月末現在で17万4080人。前年より9439人減りました。平均年齢は80・86歳です。

 オバマ米大統領は5月、現職の米大統領として初めて同公園を訪れて原爆碑に献花し、「核兵器なき世界を追求しなければならない」と演説しました。

 4月に開始された「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」で、広島県被団協など広島の被爆者7団体は初めて共同し、協力を呼びかけています。


広島で被爆したカナダ在住のセツコ・サーローさん、国連のキム・ウォンス軍縮担当上級代表代行も参加

2015-08-07 | 原水爆禁止世界大会

核兵器も戦争もいらない

広島被爆70年 誓い新たに

世界大会 5500人のコール

 

 

 米国が人類史上初めて原爆を広島に投下して70年がたった6日、広島市で、原水爆禁止2015年世界大会・被爆70年ヒロシマデー集会と、市主催 の平和記念式典が開かれました。記念式典で松井一実市長は、2020年までの核兵器廃絶と核兵器禁止条約の交渉開始に向けた流れを加速させる決意を表明。 つえをついた被爆者や遺族らが午前3時半には平和記念公園を訪れ、暗闇のなかで涙を浮かべて原爆碑に手を合わせました。核兵器も戦争も二度と繰り返しては ならないという被爆者の願いを胸に、平和な世界を築く誓いを新たにする日となりました。世界大会は7日から長崎へと舞台を移します。


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(写真)被爆70年ヒロシマデー集会のフィナーレで、歌いながらステージを下りる海外代表ら=6日、広島市中区

 ヒロシマデー集会が開かれた広島県立総合体育館・グリーンアリーナのステージは、「NO WAR NO NUKES(戦争も核兵器もいらない)」 「戦争法あかん」と書いた横断幕や垂れ幕で埋まりました。「核兵器のない世界へ―草の根の行動を」では、5500人の参加者が「戦争させない」「誰の子ど もも殺させない」とコール。新日本婦人の会の代表が「被爆者の願いを私たちがひきついでがんばろう」と訴えると、核兵器廃絶を訴えるタオルを振って応える人の姿も。

 「被爆70年・スペシャル企画 被爆地広島から世界へ」では、広島の爆心地から3キロメートルで被爆したピアノの演奏で、被爆者がいっせいに登壇しました。被爆者と参加者が心を一つに、被爆地への思いを込めた「折り鶴」を合唱しました。

 広島で被爆したカナダ在住のセツコ・サーローさんが「核兵器のない平和と正義の世界のために一緒にたたかいましょう」と呼びかけ、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の谷口稜曄(すみてる)代表委員が、病床からビデオメッセージを寄せました。広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長は、「核兵器禁止条約実現を日本政府に働きかけていこう」と訴えました。

 国連のキム・ウォンス軍縮担当上級代表代行が「私たちの任務は国際社会として核兵器のない世界に向かって精力的に努力することです」と発言。 キューバ諸国民友好協会のフェルナンド・ゴンサレス・ジョルト副会長が発言し、オーストリアのアレクサンダー・クメント大使がビデオメッセージを寄せまし た。

 日本共産党の志位和夫委員長が連帯あいさつ。海外代表3人が発言しました。

 ヒロシマデー集会は「広島からの呼びかけ」を採択しました。