日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

英労働党、今回は常識的な態度

2010-09-30 | 世界を知る

 イラク侵攻は誤り

            英労働党新党首が明言


 【ロンドン=小玉純一】

 英労働党のエド・ミリバンド新党首は28日、マンチェスターで開催中の同党年次党大会で「新世代」と題して党首演説を行い、同党のブレア首相が強行した2003年のイラク侵攻を「間違いだった」と明言しました。

 ミリバンド党首は、イラク侵攻の誤りについては「正直になる必要がある」と述べて、「戦争は最後の手段でなかった」「国連を傷つけた」と誤りの理由を指摘しました。

 一方、アフガン戦争については、「アフガニスタンの安定と英国の安全のため」としてアフガン駐留に支持を表明する一方、「終わりのない戦争であってはならない」と述べました。

 また外交方針について「米国との同盟は非常に重要だが、われわれの価値観がどのような同盟をつくるか、どのような軍事行動を取るかを決める」と述べ、「同盟だけでなく価値観に基礎を置く」と強調。従来の米国べったりの対米姿勢を批判しました。

 新党首は、「経済成長の計画なくして、財政赤字削減の確かな計画は無い」と経済成長を重視しながら、歳出削減最優先の保守党主導政権を批判。銀行課税やリビング・ウエイジ(生活できる賃金)を強調しました。

 エド・ミリバンド新党首は、「レッド・エド」(赤いエド)という自身へのレッテルばりは「やめてほしい」と述べ、「国の将来についておとなの論争をしよう」と反論しました。

 26日に始まった労働党の年次大会は30日まで。大衆紙サンが25日の新党首発表後、最初世論調査を発表。支持率で労働党40%、保守党39%と なり、この3年で初めて労働党が保守党を上回りました。労働党は5月の総選挙で大敗し下野し、この大会で再出発をめざしています。


日朝友好運動の前進に直結する選挙!

2010-09-28 | 投稿・投書・私の意見

 沖縄県知事選支援へ

         国革新懇が代表世話人会開く


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(写真)全国革新懇の代表世話人会=27日、東京・文京区

 全国革新懇は27日、東京・文京区内で代表世話人会を開きました。日米安保の問題が憲法9条だけでなく暮らしの問題にまで及んでいること、名古屋市で市長が先導する議会のリコール運動や大阪府知事が狙っている道州制の問題点などについて意見を交わしました。

 11月の沖縄県知事選でイハ(伊波)洋一予定候補(宜野湾市長)への支援を強め、代表世話人会としてもアピールを発表することを確認。10月16、17日に山梨県で開く地域・職場・青年革新懇全国交流会のプログラムを決定しました。

 民主党代表選を経て発足した菅改造内閣については、世論調査をみてもその政策や路線が支持されているわけではないとの指摘が出ました。菅内閣は財 界と米国に忠誠を誓う路線を強めており、暮らしや平和の問題をめぐって国民との矛盾は避けられないとの見方が示され、「いまこそ革新懇の三つの共同目標を 掲げて大運動を起こしていくべきだ」との意見が出ました。

 名古屋市や大阪府の問題では、憲法や地方自治法が定める地方自治の原則が根底から覆される危険性があることなどが語られました。河村名古屋市長が公約に反し大金持ち優遇となる市民税10%の減税を打ち出していることの問題点が指摘されました。


全国交流会の日程

 27日の常任世話人会で確認された地域・職場・青年革新懇全国交流会の日程は以下の通りです。

 10月16日(土)午後0時30分開場。午後5時30分閉会。会場・APIO(アピオ・山梨県昭和町)

 ▽全体会(特別発言・日本共産党の志位和夫委員長、経済同友会終身幹事の品川正治さん、元愛知県評議長の成瀬昇さん・活動報告)

 10月17日(日)午前9時~正午。会場・APIO

 ▽分散会(地域、職場、青年の中での革新懇運動を交流)。

 

昨日できたことを、今日も続けてやれる身体

2010-09-27 | 世界を知る

  赤旗主張

           イチローと白鵬

   「スポーツの秋」の快挙を喜ぶ


 本格的な「スポーツの秋」の到来にあわせ、内外のスポーツ界からうれしいニュースが相次いでいます。米大リーグ、マリナーズで活躍するイチロー選 手の10年連続200安打という前人未到の記録達成と、横綱白鵬の62連勝(歴代2位)と秋場所での全勝優勝です。日本のプロ野球でもリーグ優勝に向けた 大詰めの攻防が続きました。

 ファンだけでなく、多くの国民を魅了したイチロー選手や白鵬の奮闘を一緒に喜ぶとともに、「スポーツの秋」にふさわしいスポーツの普及と、いっそうの発展を期待したいものです。

継続こそが最大の力に

 日本のプロ野球で活躍したあと大リーグに移ったイチロー選手の新たな記録は、日々の鍛錬が生み出した偉業です。長い歴史をもつ大リーグでも、10 年連続の200安打はだれもできませんでした。年間200安打を打つことさえ難しいのに、それを10年間も継続するのですから、想像もつかない努力が注が れたと思います。

 ひと口で200安打といいますが、まず1年間にある162試合にほとんど出場しなければ不可能です。そのために、つねに体調を管理し、コンディ ションを整え、集中して試合にのぞむことが必要です。もうすぐ37歳になるイチロー選手にとって、体力を維持し、毎試合ベストの状態で試合に出場し続ける ことは大変なことです。いまも少しずつフォームを修正しているのも、現在の自分に合った理想の打撃を追究しているからでしょう。

 日本のプロ野球で「鉄人」とたたえられた野球評論家の衣笠祥雄さんは、イチロー選手を「努力の天才」とたたえます。走攻守三拍子そろったトップ選 手として活躍を続け、次々と大記録に挑み、それを乗り越えていくイチロー選手。次はどんな新たな峰を築いていくのか、ほんとうに楽しみです。

 大相撲では横綱白鵬が連勝記録を伸ばし、歴代1位となる双葉山の69連勝にあと一歩と迫っています。白鵬は4場所連続の優勝となり、優勝回数も16回。これも継続こそが力といえるものです。

 白鵬の連勝記録は、暴力事件や野球賭博への関与など相撲界をめぐる不祥事が相次ぐ中で、最高位の横綱としての自覚と実力を示した点でも特筆すべき です。朝青龍が度重なる不祥事で引退に追い込まれ、一人横綱となった重圧、そして世間のきびしい目。その中で必死に土俵に打ち込んできました。

 もちろん、白鵬の活躍だけで相撲界が再生できるといえるほど、大相撲が抱える問題は軽いものではありません。改革への取り組みも緒についたばかりです。先頭に立つ横綱の奮闘と秋場所が無事終わったことが、再生に向けた一筋の光明となることを期待します。

スポーツの振興のため

 だれもがイチロー選手や白鵬のようにはなれませんが、スポーツは、プロ選手の活躍だけでなく、ファンの支援や愛好者の広がりがあってこそ発展していきます。

 トップ選手の活躍に力いっぱいの声援を送るとともに、「スポーツの秋」にふさわしく、この機会にそれぞれがスポーツに親しんでみることも大切です。そのためには、だれでも身近に手軽にスポーツができる環境を整える、政治の責任が大きいのは明らかです。


さすが!国連事務総長

2010-09-26 | 投稿・投書・私の意見

 核軍縮 さらに前進を

          国連総長、各国首脳に訴え


 【ニューヨーク=小林俊哉】

  各国首脳が演説する国連総会一般討論が23日、ニューヨークの国連本部で始まりました。潘基文(パンギムン)事務総長 が報告し、この1年で核軍縮・不拡散、貧困対策や気候変動対策で一定の成果を挙げてきたと強調。さらなる前進に向け、各国指導者に「強い政治的意思」を求 めました。

 潘氏は、核軍縮に関連し、米ロ間の新しい核軍縮条約(新START)の調印、5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議などを前進面として挙げ、 「(核軍縮分野では)今後数年が決定的に重要だ。前進か後退かは、われわれにかかっている」として、包括的核実験禁止条約(CTBT)発効や核分裂性物質 製造禁止(カットオフ)条約での合意などにむけた努力を促しました。

 ダイス国連総会議長は、地域機構が発展している国際情勢のもとで、国連の役割が低下しているとの議論があることを取り上げ、「さまざまな機構による努力の懸け橋がどうしても必要だ。国連と国連総会こそ、その役割を担える」と強調。国連総会の機能強化を呼びかけました。

 一般討論は30日まで開かれます。初日はオバマ米大統領、温家宝・中国首相らが演説しました。


加害責任の謝罪ができなくては、アジアに出て行けない

2010-09-26 | 韓国・朝鮮の旅

平和と友好の思い発信

            東京「慰安婦」問題で講演


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(写真)音楽劇「砕かれた花たちへのレクイエム」を熱演する出演者ら=25日、東京都千代田区

 「東京から平和と国際友好の思いを発信しよう」―。東京都内でパネル展示やフィールドワークなどを行っている「平和と交流のテーマパーク」(主催・同実行委員会)のメーン企画が25日、千代田区内で開かれました。

 声楽家の渡辺昌子さんと女優の有馬理恵さんが朝鮮の民族衣装、チマ・チョゴリを着て音楽劇「砕かれた花たちへのレクイエム」を熱演しました。日本軍「慰安婦」にされた少女たちの悲しみを表現した内容に、ハンカチで目頭を押さえる観客も見られました。

 「『韓国併合』と日本軍『慰安婦』問題」と題して、日本共産党前参院議員の吉川春子さんが講演。初めて被害女性と会ったときの衝撃や国会での自らの体験を交え、日本政府が被害者に誠実な対応をしてこなかったことを明らかにしました。

 国連からも早期に解決するよう勧告を受けていることに触れ、「女性への暴力撤廃の流れの中で、日本がいくら隠そうとしても国際的には『慰安婦』問 題が大きな比重を占めている。決して過去の問題ではない」と指摘。「被害者の救済はもちろんだが、日本が世界から信頼される国になるためにも、早急に解決 する必要がある」と力説しました。

 また地方自治体でも国に対して早期解決を求める意見書が次々と採択されており「議会で話し合うことで、この問題が住民にも知らされます。地域で運動していきましょう」と呼びかけました。


国連で米国への直接最大批判は、大切!

2010-09-25 | 投稿・投書・私の意見

 イラン核開発で応酬

        国連総会一般討論始まる


 【ニューヨーク=小林俊哉】 しんぶん赤旗

 国連総会一般討論の初日となった23日、イランの核開発問題をめぐり、各国からさまざまな意見が出ました。

 米国のオバマ大統領はイランについて、核開発が平和目的であることを示せない唯一の核不拡散条約(NPT)加盟国だと批判しました。

 イランのアハマディネジャド大統領は「核爆弾は最も非人道的な兵器で全面的に廃絶されねばならない」と強調。「国連安保理常任理事国の一部」が自国の核兵器を維持し続けていると暗に米国を非難しました。

 ブラジルのアモリン外相は、同国とトルコの仲介で、イランが備蓄した低濃縮ウランを国外に移送することで合意したことを指摘。イランとの“対決” 方針はとるべきでないとの考えを示しました。トルコのギュル大統領も、トルコとブラジルによる仲介は「外交上の好機をもたらすもの」と述べました。

 イラクのタラバニ大統領は「対話と外交が(問題の平和的解決という)目標を達成する最良の手段であり、問題を拡大させることはすべての当事者の利 益を損ない、地域の安全を危機に陥れる」と発言。カタールのハマド首長は「米国とイランとの直接対話が危機の解決につながる」と述べました。


狂った時代をまだ引きずっている政府

2010-09-24 | 投稿・投書・私の意見

 きょうの潮流  しんぶん赤旗


 「朝鮮人は一段落した。さあ次は日本人だ」。1950年代半ば、各地の福祉事務所でこんなかけ声が聞かれました.

▼政府は、在日朝鮮人の生活保護を 次々打ち切っていました。“朝鮮征伐”という言葉をつかう役人もいた、といいます。生活保護を受ける人は、戦争が終わり10年たった1955年度におよそ 193万人いました.

▼ところが政府は、アメリカとの間で結んだ旧安保条約にもとづき、わが国の再軍備に乗り出していました。ふくらむ軍事費をひねり出すた め社会保障の予算を削る。というわけで、生活保護も標的でした.

▼日本人の場合、保護打ち切りや支給額減らしへ、草の根分けても扶養者を探し出せ。後に生存 権の保障を求めて「人間裁判」をおこす朝日茂さんも、同様の仕打ちを受けます。福祉事務所は、35年も音信不通の、中国から引き揚げてきた兄をみつけ、朝 日さんへの仕送りを強います。しかし、国が仕送り分をそっくり保護費から差し引き、朝日さんの手元には残りませんでした.

▼ことし6月、生活保護を受けた人 は190万人を超えました。1年前より20万人多く、1955年度に迫ります。不況の影響も大きいが、政府がいくら保護の打ち切りや門前払いをしても、 1990年代から増え続けてきました.

▼広がり深まる日本の貧困。いたれりつくせりの米軍思いやりなど、むやみに続けている場合ではありません。わが国憲法 の、不戦を誓う9条と生存権を保障する25条は、切っても切れない縁で結ばれています。


こんな記事見つけました。良い仕事をしてくださいよ

2010-09-23 | 投稿・投書・私の意見

共同通信ニュース

 

kyodo

北朝鮮副首相に姜第1外務次官 核・対米担当昇進 (共同通信)

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  北朝鮮の姜錫柱氏と金桂冠氏

 【平壌、北京共同】北朝鮮最高人民会議常任委員会は23日、姜錫柱第1外務次官を副首相に、6カ国協議で北朝鮮首席代表を務める金桂冠外務次官を後任の第1外務次官に任命する人事を発表した。金外務次官の後任には李容浩外務省参事が任命された。朝鮮中央通信が伝えた。対米交渉や核問題めぐる外交を担当してきた2人の昇進は6カ国協議や米朝対話を仕切り直しする北朝鮮の意向を示唆している可能性も。


[ 2010年9月23日9時56分 ]

日朝協会は、原水協への参加団体です。

2010-09-22 | 投稿・投書・私の意見

 核兵器廃絶めざし運動

        秋のたたかい確認

             日本原水協常任理事会


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(写真)非核日本をめざすたたかいも交流した日本原水協の常任理事会=21日、東京都内

 東京都内で全国常任理事会を開いていた原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は21日、核不拡散条約(NPT)再検討会議・ニューヨーク行動や原水爆禁止世界大会の成果を確信に核兵器廃絶、非核日本へ世論と運動を大きく前進させようと当面の活動方針を確認しました。

 午前中は、「世界大会国際会議に初めて出席して世界の動きが手に取るようにわかった」(宮城)、「NPT報告会に予想を超える人がきて、NPT再 検討会議の様子も一般紙にない。元気もらったといわれた」(福岡)など、各県の代表や中央団体の代表がこの間のとりくみを報告しました。

 また、目標期限を設けた核兵器の禁止へ世界の流れが強まるなか、被爆国・日本での活動も視野を広げて、各界・各層を巻き込んだ国民的運動にする必要があるとの意見も出されました。

 全国常任理事会で確認された三つの活動方向は次のとおりです。

 (1)核兵器廃絶にむけた世論の強化では、10月の「6・9行動」を皮切りに、国連軍縮週間(10月24日から30日)最終日まで、「核兵器のな い世界を」国際署名を中心とする全国宣伝行動を展開する。10月21、22の両日、署名の国会提出や政府要請、シンポなど中央行動をする。また、世界の流 れに沿って、核兵器の廃絶・禁止の条約の実現を求める新たな署名活動を提起することを検討する。

 (2)「核の傘」からの脱却、非核日本への課題では、日本政府に「核の傘」からの離脱宣言をするよう求める世論を高める。「核密約」の破棄と非核 三原則の厳守と核搭載可能艦船の寄港拒否のネットワークづくり。非核三原則の厳守の自治体・議会賛同を広げる。「核抑止力」論の克服をテーマにした討論会 や学習会を企画する。

 (3)被爆の実相普及の課題では、絶版や入手しにくい本や原爆手記、ビデオなどの掘り起こしを。被団協と協力した被爆写真の再刊などです。


こういう報道があります。

2010-09-21 | 投稿・投書・私の意見

北朝鮮:28日党代表者会 

       総書記三男、公の場に初登場か

 【中国総局】   ヤフー毎日より

 ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の朝鮮中央放送は21日朝、朝鮮労働党代表者会が28日に平壌で開催されると伝えた。

 開催目的は「党最高指導機関選挙のため」であることを改めて確認した。北朝鮮は代表者会を契機に金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男正銀 (ジョンウン)氏への権力継承を本格化させると見られている。代表者会では、正銀氏がなんらかのポストに就任して、公の場に初めて姿を現す可能性がある。

 北朝鮮は当初、代表者会の開催を9月上旬と発表していた。この日の朝鮮中央放送は、延期の理由には触れなかった。


相手国の事情をを知らない外交は、「外交」ではない

2010-09-20 | 世界を知る

中国、日本からの上海万博訪問団

   1千人の受け入れ延期

2010年9月20日15時0分  朝日新聞より

 外務省は20日、中国の招待で21~24日に訪中の予定だった1千人の「日本青年上海万博訪問団」について、中国側が受け入れ延期を19日夜に通知してきたと発表した。

 同省によると、中国側の実施団体である政府系の「中華全国青年連合会」から19日夜、在中国日本大使館に電話があり、「現在の雰囲気でこのような友好交 流事業を実施することはふさわしくない」として、事業の延期を一方的に伝えた。沖縄県尖閣諸島沖で中国漁船の船長が逮捕された事件との関連については明言 しなかったという。

 日本政府は同日夜、在中国日本大使館幹部を通じ「青少年交流事業は安定した日中関係の礎を築く上で意義のあるもので、訪中直前の中国側の決定は極めて不適切かつ遺憾だ」と中国側に申し入れた。

 日本青年上海万博訪問団は、5月末の温家宝首相訪日時の日中首脳会談で、温首相が鳩山由紀夫前首相に提案。大学生ら約1千人が上海を訪問し、上海万博の視察や、中国の青年との交流を行う予定だった。


1944年11月から45年6月にかけて

2010-09-19 | 投稿・投書・私の意見

戦時下の強制労働   

          中国人犠牲者追悼式

                     事実伝え、平和・友好を 愛知

                                               井上議員が参列


 第2次世界大戦末期、爆撃機などを生産した三菱重工知多工場の専用飛行場「大府飛行場」(愛知県東海市、大府市)の拡張工事で亡くなった中国人5 人を追悼する式典が18日、東海市の玄猷寺(げんにゅうじ)で営まれました。日中友好協会愛知県連合会などが主催し、約150人が出席しました。

 追悼式は昨年に続き2回目。今回初めて、生存者2人が中国から参加しました。河北省定州市の楊印山さん(84)は、「日本の企業から非人道的な虐 待を受けました。過酷な労働で、食べるものも着るものも十分ではありませんでした」と体験を語りました。湖北省黄石市の唐燦さん(85)は、「犠牲になっ た同胞たちは、早くに私たちのもとを離れ、若い命が異国の地に捨て置かれました」と5人をしのび、日中両国人民が永遠に平和的に付き合っていくことを望み ますと語りました。

 式典には、中国駐名古屋総領事館の王軍領事、愛知華僑総会の丁秀山会長、日本共産党の井上哲士参院議員が参列。井上氏は「2007年の最高裁判決は企業と政府に救済の努力を求めました。被害者は高齢者で時間はない。一刻も早く人道的解決をはかるべきだ」と述べました。

 飛行場拡張工事を請け負った地崎組(現・岩田地崎建設)は、北海道で使っていた480人を愛知県に配置がえし、1944年11月から45年6月にかけて土木作業に使いました。

 大府飛行場中国人強制連行問題愛知対策委員会の冨田好弘事務局長は、「『日本中国友好祈念碑(仮称)』建立や調査活動を進め、記録に残し、広くこの歴史の事実を伝え、平和と友好の声を発信しよう」と呼びかけました。


アメリカが心を入れ替えて 臨めば、道は開かれる

2010-09-18 | 韓国・朝鮮の旅

  カーター元大統領

         米紙に寄稿

   “対北朝鮮外交 強化を”


 【ワシントン=小林俊哉】

 8月に北朝鮮を訪問したカーター元米大統領は、16日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、「6カ国協議は死刑宣告 を受けたが、まだ執行されてはいない」と北朝鮮の高官が述べたエピソードを紹介し、北朝鮮に対する外交的関与を強化することが必要だと強調しました。

 カーター氏は「私が訪問中にはっきりと受け取ったシグナルは、北朝鮮の政権が、米国、韓国との包括的和平条約の交渉、朝鮮半島の非核化の交渉を再開することを欲していることだ」と指摘しました。

 一方、米上院軍事委員会で同日開かれた朝鮮半島の安定に関する公聴会で、キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、「米国は朝鮮半島のあらゆる状況に備えねばならない」としたうえで、「北朝鮮と真に建設的な外交を行う用意もある」と述べました。

 キャンベル氏は、「米国にはしかるべき条件のもとで6カ国協議を再開する用意がある」と表明。そのために必要な第一歩として、南北朝鮮の交流の再開を挙げ、「それが前進のために不可欠だと思う」と述べました。


毎日新聞より・米ソの冷戦政策の犠牲者だ!

2010-09-18 | 投稿・投書・私の意見

南北赤十字:

  離散家族再会へ協議 沈没事件後初接触

 【ソウル西脇真一】

  韓国の大韓赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会は17日、朝鮮戦争(1950~53年)で南北に分かれた離散家族再会事業の再開に 向け、北朝鮮・開城(ケソン)で実務接触を行った。韓国統一省によると、10月下旬の事業再開を目指し24日に再度協議する。3月に発生した韓国海軍哨戒 艦沈没事件以降、南北の本格的接触は初めて。

 事業再開は10日に北朝鮮が提案。実現すれば昨年9月以来。08年に李明博(イ・ミョンバク)政権が発足して2度目となる。この日の協議で、北朝鮮側は同国・金剛山地区で100人規模の再会を提案。韓国側は事業の定例化も提起した。

 北朝鮮は今月4日、水害に対するコメの支援を要請。7日には拿捕(だほ)した韓国人漁船員らを送還したほか、15日には南北軍事実務会談の開催も提案するなど北朝鮮側の積極的な対話姿勢が目立っている。

 一方、北朝鮮は昨年10月、同9月に実施した離散家族再会事業の継続を話し合う南北赤十字接触で「誠意を見せよ」と食糧支援を要求した経緯がある。このため、今回もこうした協議の場を通じコメなどの支援を求める可能性がある。

 ただ、北朝鮮は沈没事件への関与を認めず、謝罪にも応じていない。玄仁沢(ヒョン・インテク)統一相は17日に行われた民間団体のシンポジウムで、大規模支援には慎重な姿勢を強調した。

毎日新聞 2010年9月17日 21時11分(最終更新 9月17日 22時52分)


国連の潘基文(パンギムン)事務総長から!

2010-09-16 | 世界を知る

国連事務総長から手紙

    原水爆禁止世界大会実行委に

  核のない世界へ一層貢献を


 国連の潘基文(パンギムン)事務総長は、原水爆禁止世界大会実行委員会あてに手紙を寄せ、核兵器のない世界の実現に向けて「今後の協力を心から期待する」と表明しました。

 潘氏の手紙は、世界大会実行委員会運営委員会代表をつとめる高草木博氏(原水爆禁止日本協議会事務局長)からの手紙に対する返信で、13日に届きました。

 このなかで潘氏は、核兵器のない世界を達成するという「同じ目標をめざす市民社会レベルでのあなた方の活動は、もっとも歓迎されるものであり、この目的へのみなさんのいっそうの貢献と私たちの間での今後の協力を心から期待するものです」とのべています。

 潘氏は、8月に広島・長崎両市で開かれた原水爆禁止2010年世界大会に連帯メッセージを寄せ、「みなさんの努力は、世界的な核兵器廃絶支持の大波をつくりだした」と指摘していました。

 今回の手紙では、「私の連帯メッセージが歓迎され、私の上級代表であるセルジオ・ドゥアルテ氏(軍縮問題担当上級代表)が立派に国連を代表し、核 兵器のない世界を達成する私たちの努力について(大会に参加して)説明したと聞き、大変うれしく思っています」とつづっています。

 国連事務総長として、「核兵器がもたらしている真の代価と危険性について、あらゆる機会を使って世論を喚起していく所存です」と語り、「ここ数カ 月間にみられる重要な発展を歓迎し、核兵器のない世界を実現するため努力するとの世界の指導者たちの約束に励まされています」としています。