日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

日朝協会京都府連合会第49回定期総会を行いました。

2016-07-25 | 「協会」の公式見解・談話

東アジアには、複雑な状況がありますが、

日本・韓国・朝鮮には、国民の友好親善を願う強い気持ちがある。

日朝協会にご入会ください


 

第一部 内藤玲子(ないとうりょうこ)さんの お話し

       内藤さんは、1936年京都生まれ。1944年1月、7歳のとき両親弟妹とともに中国北東部に

       渡り、第二次大戦の終戦を旧ソ・満州国境で体験する。

       ソ連軍からの逃避行、母・妹・弟との死別ののち、1946年8月に帰国。京都平和遺族会で、

       戦争体験の語り部として活躍されています。

第二部 総会

     日韓朝関係をめぐる情勢の特徴 以下の内容が詳しく説明されました。

      韓国・4月13日の国政選挙の結果300議席中与党は122議席、来年の大統領選挙は?

          アメリカのサードミサイル基地問題、米韓(日)軍事演習、セオル号事件2周年、「現代」労組のスト、慰安婦問題、韓国人被爆者問題と

          オバマ広島発言、日韓旅行者は引き続き多数の方が行き来している。

         朝鮮・労働党第7回大会後の変化の特徴

          韓国・中国への積極対話、休戦協定を平和協定に!、朝鮮半島非核化プログラム提案、アメリカとの直接対話要求、ミサイル・ロケット・

          核実験、拉致

          在日朝鮮韓国人の暮らしを守る、自治体や国への働きかけ、地域での交流促進、総連・民団との友好親善、 

          京都朝鮮歌舞団・金剛山歌劇団公演

         日本・参議院選挙の結果、改憲勢力3分の2と憲法争点かくし、野党共闘への期待と今後の発展、東京知事選結果と国際友好姉妹都市

          「ヘイトスピーチ解消法」市民運動でよくする、


         日朝協会自身が積極的に活動すれば組織を大きくすることができる。

         

     2年間の活動報告と決算報告(監査報告) (承認)

     運動方針案と予算案 (決定)

     新役員選出(決定) 


70年前のアジア・太平洋戦争で300万日本国民と2000万人を超えるアジア諸国の 人々が犠牲となった。

2015-09-26 | 「協会」の公式見解・談話
戦争法成立強行に断固抗議する
                   
2015年9月19日
日朝協会会長 石橋正夫



 安倍政権は、7月16日の衆議院、そして9月19日未明、参議院でも憲法違反の「戦争法案」の成立を強行した。

安倍政権は戦後の歴代内閣の中でも最悪、最低といわなければならない。主権者である国民の圧倒的多数の継続審議や廃案を要求する声に耳をかすことなく、心を痛めることもなく国会内での多数を背景に力づくで成立させたことに断固抗議するものである。

そして憲法違反の「戦争法」は認めることはできない。

安倍首相は、国会審議を通して「集団的自衛権」行使の論拠が悉く打ち砕かれても「日本国民の命を守るため」と大嘘をついて強行した。

彼は日本のこれまでの侵略戦争の歴史から学ぼうとしない。70年前のアジア・太平洋戦争で300万人以上の日本国民と2000万人を超えるアジア諸国の 人々が犠牲となった。戦争で真っ先に犠牲になるのは常に一般国民である。だから全国のあらゆる地域・職場で老若男女が「戦争法案反対、安倍はやめよ」の声 をあげているのだ。

 安倍政権は、中国や北朝鮮などを引き合い出して日米同盟を強固にし抑止力を高める必要があると言うが、わが国がやるべきことは世界に誇る憲法九条を生かして平和の構築にこそ積極的に力を注ぐべきである。

 「戦争法」は強行されたが、反対の闘いはこれからさらに強まることは必至である。

私たち日朝協会も北東アジアの平和と友好促進のためさらに力を尽くすものである。


日朝協会は、「戦争する国づくり」宣言ともいうべき「談話」に断固抗議するものです。

2015-08-21 | 「協会」の公式見解・談話

          安倍首相による「戦後70年談話」に抗議する
                2015年8月15日 日朝協会 会長 石橋 正夫
 

 日朝協会は、「戦後70年談話」が、1995年の「村山談話」を継承し、憲法第9条を生かした平和外交で、北東アジアと世界の平和の構築・北東アジア平 和協力構想に役立つこと、そして朝鮮民主主義人民共和国との国交正常化を含む関係諸国との懸案事項を解決する道筋を示されることが、世界の諸国から期待さ れていると考えていました。

 ところが安倍首相が発表した「戦後70年談話」には、「侵略」、「植民地支配」、「痛切な反省」、「心からのお詫び」の文言を組み入れてはいるものの、 村山談話で示された、日本が「植民地支配と侵略」を行ったとする「歴史認識」を認めていません。具体的にどのような行為が侵略にあたるか否かについて、安 倍首相は記者会見で、歴史家の議論にゆだねるべきだという持論を述べました。

 「談話」では、1904年~1905年の日露戦争が「植民地支配の下にあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけ」たとしていますが、これは歴史 の事実の歪曲以外の何ものでもありません。日本は1875年雲揚号(江華島)事件以降、武力で朝鮮を侵略し、日露戦争の終結をまたいで1905年第二次日 韓協定・日韓保護条約〔乙巳ウルサ條約〕を強要し、当時の大韓帝国からその外交権を奪いました。そしてその5年後に、違法な「韓国併合」を行いました。こ の歴史を美化することは絶対に認められないものです。

 日本軍「慰安婦」問題について、「戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。」と一般化し、犠牲者ハルモ ニたちが求める、日本軍「慰安婦」問題の解決への意思がまったくみられません。また、韓国での元徴用工らへの損害賠償には一顧だにしていませんでした。

 その上、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と無責任な ことを言いました。安倍政権が過去の日本の侵略を認め、謝罪し、憲法第9条を生かした平和外交を行うことを「談話」ではっきり表明すれば、謝罪を続ける宿命は解消されたはずでした。

 「談話」の最後で述べられた『積極的平和主義』については、記者会見で「戦争法案」について「戦争を未然に防ぐためのものだ」などと主張し、「日米同盟 が完全に機能する、そのことを世界に発信することによって紛争を未然に防ぐ力はさらに強くなっていく」と述べ、「戦争法案」を強行する姿勢を示しました。

 このことは、「談話」が平和の構築を目指すものではなく、「戦争法案」を進めるものであり、日本国民としては到底認めることはできないものです。

 日朝協会は、日本の敗戦70年に当たり、正しい「歴史認識」にたつこと、そして未解決の戦後補償問題に日本政府が真摯な態度で対応することを強く求めます。

 その上で、「戦争する国づくり」宣言ともいうべき「談話」に断固抗議するものです。


安倍晋三首相を支持する自民党の若手議員らが同党本部で開いた会合:自民党総裁謝罪せず!

2015-06-27 | 「協会」の公式見解・談話

自民会合で言論弾圧大合唱

議員“広告減らせ” 百田氏「沖縄2紙つぶせ」

 

 

 戦争法案に対する国民の批判が高まる中、安倍晋三首相を支持する自民党の若手議員らが同党本部で開いた会合で、講師として招かれた作家の百田 (ひゃくた)尚樹氏や出席議員から「マスコミを懲らしめる」「つぶせ」などと言論弾圧をあおる暴言が相次いでいたことが明らかになりました。26日の衆院 安保法制特別委員会で野党側が追及。浜田靖一委員長は発言があったことを認める一方、安倍首相は「事実なら大変遺憾だが、党の正式な会合ではない」などと 居直りました。

 問題の会合は、自民党の若手・中堅議員が25日に開いた「文化芸術懇話会」(代表・木原稔党青年局長)。出席した議員からは、戦争法案を批判する報道に関して「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」などの声が上がりました。

 百田氏は「本当に沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島でも中国に取られれば(沖縄県民も)目を覚ますはずだ」などと暴言。米軍普天間基地(宜野湾市)の成り立ちについても、「もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。基地の周りにいけば商売 になると、みんな何十年もかかって基地の周りに住みだした」などと発言し、米軍による民有地の強奪によって集落がつぶされ基地がつくられた歴史をゆがめま した。

 26日の特別委員会で、安倍首相は「報道の自由というのは民主主義の根幹で当然尊重されなければならないというのが安倍政権、自民党の立場」と発言したものの、現に党内で異常な発言がまかり通っていることについて、謝罪したり、改める姿勢を見せませんでした。

塩川議員が謝罪を要求

 日本共産党の塩川鉄也議員は26日の衆院安保法制特別委員会で、自民党の会合で報道規制を求める発言が相次いだ問題を取り上げ、「報道の自由、言論の自由に対する許しがたい挑戦であり、沖縄県民に対する許しがたい発言だ」と批判。安倍晋三首相に対し、「自民党総裁として事実関係の徹底した調査と謝 罪を強く求める」と述べました。


21世紀だというのに、日本が世界で唯一鎖国をしているのは共和国だけだ。

2015-05-19 | 「協会」の公式見解・談話

日朝友好運動こそが、

まともな日本人を育てる運動だということを深く理解したのです。

 

 5月17日(日)12時より、京都ホテルオークラで、在日本朝鮮人総聯合会結成60周年記念 総聯京都府本部祝賀会が

開かれ、500人近い人々が参加されました。終始友好的な雰囲気の中にも、長く続いてきた日本人との硬い連帯の絆で、

新しい歴史を切り開く決意を確認するすばらしい祝賀会でした。

 日朝協会から井口和起府立大学名誉教授が、歴史研究者を代表して挨拶されました。

また、日朝協会京都府連は、代表理事の大橋満名で次のメッセージを文書で送りました。

 

 日朝協会代表理事の 大橋満です。

 在日朝鮮人総聯合会、京都府本部、創立60周年おめでとうございます。

 私たち日朝協会も去る5月9日、創立60周年の集いを開きましたが、総聯京都府本部より、柴松枝様や 中京支部長

の金鐘現様が、ご参加いただき連帯のご挨拶をいただきました。この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。

 朝鮮総聯の60年は弾圧や差別との戦いでまさに命をかけた取り組みだったと思うですが、私たち日朝協会も日本の色

いろな団体の中では、差別と偏見を乗り越えて、朝鮮・韓国人の皆さんと連帯して戦ってきました。

 結成当時は立命館大学の末川 博さん、同志社大学の和田洋一さん、草野昌彦さんや、谷田シュウ望さん、井口和起

さん、事務局員は西川さん、後になって西村喜八郎さんがこられました。

 私は1962年創立7年目に入会し、青年部長をしていましたが、当時の京都の朝鮮青年同盟の委員長は、

呉鳴夢さんでした。今も親しくさせていただいております。

 

 1955年12月11日、朝鮮民主主義人民共和国で千里馬運動の実施が決議され、あらゆる部署で千里馬のような勢い

で建設にとりくむことが呼びかけられておりましたが、日朝協会もチョンリマのスローガンを掲げて、

明るく楽しく勇ましく取り組み、大いに会員をふやしました。

 

 1959年12月11日から帰国事業が開始され第一便が1000名を乗せて新潟港を出港しましたが、このとり組みで

日本国民のなかに在日朝鮮人問題を日本人の問題として解決しなければならないという自覚が広がりました。

  少し後になって帰国事業のことで、色いろと批判的な意見を言う人がおりますが、私たちはこの取り組みを通して、

大いに勉強し、大日本帝国憲法下におけるアジア侵略政治。日清・日露戦争、1910年韓国「併合」に始まる日本帝国

主義の朝鮮占領支配とアジア諸国への侵略戦争、日本国内の民主主義的な活動への弾圧と軍国主義的支配、

第二次世界大戦の歴史、戦後の朝鮮・韓国人への不法・不当な支配について勉強しました。

そうして日朝友好運動こそが、まともな日本人を育てる運動だということを深く理解したのです。


 1965年の日韓条約反対の取り組みは、日朝協会府連の歴史にのこるもので、会員が増え新しい班が生まれました。

韓国だけが朝鮮半島唯一の政府ではない。共和国を認めよ、共和国への戦後処理問題の解決をはかれ、

米日韓軍事同盟反対と、その他の課題と結合させて、反対運動が盛り上がりました。

 

1980年韓国の光州事件がらみで、金大中さんを救出しようと四条河原町で署名行動をしましたが、後に韓国大統領に

なった金大中さんが、日本と韓国の文化交流をはじめ、韓国の民主化運動を今日のように発展させた基礎を築かれた

ことは、将来、朝鮮半島の二つの国が、自主的平和統一を果たすときに必ず活きてくると確信するものです。

 

 今、日朝協会は、日朝国交正常化の実現を第一の目標にして活動しています。政府・外務省に直接何度も申し入れを

しています。国交正常化に向けて何度も日朝協議が行われ中断しておりますが、日付けを追って調べてみると、いつも

日本政府が中断させるための原因を引きお越し、あたかも共和国に問題があるかのようにマスコミを使って宣伝しています。

 政府は、拉致問題についても解決するための道筋が合意されても、共和国の「調査の答えが気に食わない」と被害者

家族の方々を利用して、解決を遅らせ、国交正常化への話をすすめないというひどいものです。

 

しかし私たちは日本人の問題として、21世紀だというのに、日本が世界で唯一鎖国をしているのは共和国だけだ。

一日も早く「日朝国交正常化を実現しよう」とのぼり旗を作ってメーデーデのデモ行進に参加しています。

これからも皆さんの運動と固く団結して諸問題の解決のために頑張りたいと思います。

 

安倍内閣が進める「戦争法の制定」を許さず、憲法9条を守り抜くために、がんばります。

 

最後に北東アジア平和協力構想実現のためにも 共にがんばる決意を述べて60周年をお祝いするご挨拶といたします。

 

 


開会挨拶をする京都大橋代表理事

2015-05-10 | 「協会」の公式見解・談話

 

日朝協会京都府連合会創立60周年記念のつどいご報告  京都府連

 

  2015年5月9日午後3時半から8時半まで、 京都教育文化センター 第103会議室で日朝協会京都府連合会創立60周年記念のつどいが開催されました。 会場には、福岡県、栃木県、千葉県、岡山県、東京都からも参加された88名がつどいました。

第一部の司会は、井口和起、大橋美津子が行いました。

 冒頭、日朝協会京都府連を創立し礎を築かれた、末川 博、和田洋一、草野昌彦、谷田しゅうぼうさんをはじめお亡くなりになられた多くの先輩のご冥福を祈って黙祷を捧げました。

 開会挨拶にたった、大橋満代表理事は、京都府連の60年を振り返りながら、①、激動する東アジアの情勢を前進させる一翼を担ってよくがんばってきたこと。②、その取り組みで日朝・韓友好運動が、まともな日本人を育てる取り組みでもあったと確信を持つことが出きたこと。③、これからは、ご参加いただいた団体とも協力して、北朝鮮との国交正常化と北東アジア平和協力構想の実現のために奮闘すること、安倍政権が進める戦争への道をゆるさず、日本国憲法を守り抜く決意を述べました。

ご来賓の朝鮮総連京都府本部の 柴 松枝(シ ソングジ)さん、日本共産党京都府委員会、京都市会議員の蔵田共子さん、日朝協会本部会長の石橋正夫さんから連帯のご挨拶をいただきました。ご来賓は15団体20名が参加されました。

国際政治学者の畑田重夫さんに記念講演をしていただきました。畑田さんはこれまで京都府連青年部の学習会に何度もきて頂きましたが、今回の講演も参加者がこれからの取り組みに大きな力を得る事ができました。91歳になられてもなお1時間以上も立ったままで話をされたその姿にも感銘を受けました。

第二部は、横川和男、柳川育子が司会をしました。

開会挨拶は、木村幸一代表理事、乾杯の音頭を井口和起元会長が行いました。

歓談の中で、参加者からメッセージを頂きました。60年を振り返るスライドが和気藹々の中で上映され、若かりし頃を思いだしながら 参加者一同決意を新たにしました。  閉会挨拶は、福谷忠行代表理事が行いました。


 記念講演 畑田 重夫 氏(国際政治学者)

2015-02-14 | 「協会」の公式見解・談話

「日朝協会京都府連合会結成六十周年記念のつどい」のご案内

 

                日本と韓国・朝鮮との友好親善をめざす日朝協会の活動に、

               ご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

                さて、日朝協会京都府連合会は一九五五年一月に結成され、

               今年で結成六十周年を迎えました。

                戦後七十年にあたり、北東アジアに平和で友好的な協力関係を

               築くため、朝鮮半島の非核化、「慰安婦」問題の早期解決、

               日朝国交正常化の実現、拉致問題の解決などのため、微力では

               ありますが、引き続き努力する決意です。

                 つきましては「結成六十周年記念のつどい」を左記のとおり

               開催いたします。

               ご多忙のことと存じますが、なにとぞ万障お繰り合わせいただき、

               ご出席賜りますようご案内申し上げます。

 

二〇一五年二月

日朝協会京都府連合会

代表理事  大橋 満

 

 

日 時  二〇一五年五月九日(土)午後三時半~

(受付 三時~)

場 所  京都教育文化センター 一〇三号室

京都市左京区聖護院川原町四‐一三

電話(〇七五)七七一―四二二一

 

第一部 記念集会         午後三時半~五時半

 記念講演 畑田 重夫 氏(国際政治学者)

 

第二部 祝賀会          午後六時~八時半

 

参加費 六千円(第一部のみ参加の場合は千円)

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

戦争被害解決 戦後70年にふさわしく

3・6大集会成功へ 実行委が共産党に要請

 

 

写真

(写真)「戦後70年・戦争被害のすべて解決を!大集会」の実行委員の人たち(左側の7氏)と懇談する(右から)山下書記局長、浦田国民運動委員会責任者、田村参院議員、宮本衆院議員=13日、党本部

 空襲被害者など民間人の戦争被害の解決を求めて3月6日に東京で開く「ふたたびこの国を火の海にさせないために! 戦後70年・戦争被害のすべて 解決を!大集会」の実行委員の人たち(実行委員長・中山武敏弁護士)が13日、日本共産党本部を訪れ、集会成功へ協力を要請しました。

 日本共産党から山下芳生書記局長、浦田宣昭国民運動委員会責任者、田村智子参院議員、宮本徹衆院議員らが出席、懇談しました。

 全国空襲被害者連絡協議会の星野弘運営委員長(84)は「多くの人に戦争や空襲の実態を伝え、戦後70年にふさわしい解決への道を切り開きたい」と、表明しました。

 日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市(すえいち)事務局次長(75)は「国民は等しく我慢せよという『受忍論』の壁を破り、国に責任を果たさせたい」と話します。

 高岡岑郷(しんごう)同実行委員会事務局長は「被害者は置き去りにされ苦しんできた。集会を『空襲被害者等援護法(仮称)』の本格的な出発点にしたい」とのべました。

 山下氏は「まさに政治の責任が問われている。立法化に向け、超党派で動かしていきたい。集会成功のために私たちも力を尽くします」と語りました。


新年のご挨拶

2014-12-31 | 「協会」の公式見解・談話


2015年 あけましておめでとうございます。


今年を、日・朝・韓友好親善を飛躍的に発展させる年にするため


日朝協会にご入会ください。

 

 

 日朝協会会員の皆様、読者の皆様、お元気で新年をお迎えになられたでしょうか

今年は日朝協会京都府連が結成されて60周年です。

5月9日(土)京文センター103号室、午後3時半開会で、畑田重夫先生をお迎えして記念のつどいとレセプションを行います。

ぜひご参加ください。その他の年間行事にも積極敵にご参加ください。


 昨年は、北朝鮮との間では、「日朝協議」が再開され国交正常化に向けて新たな動きが始まっています。

韓国とは「慰安婦」問題が解決されず首脳会談すらもたれない事態となっており依然として困難な情況が続いています。

一方では中国・ロシア・北朝鮮の関係改善がすすみだしています。6カ国協議の動きも水面下で動き出しています。

 第3次安倍内閣は、靖国史観にもとづく外交で、アジアの国々から歴史修正主義だと批判され続けています。

しかし、京都では在特会を裁判で敗訴においつめ、12月京都市議会でのヘイトスピーチ被害に対する意見書が、全会一致で可決されるなど、

市民の良識が広がってきています。

 日朝協会の運動を発展させることが、国民の暮らしを守り平和な国づくりに貢献するものと確信しています。

日・朝・韓友好親善のために力を発揮して行こうではありませんか。

 

                                                               日朝協会京都府連合会代表理事 

                                                                    大 橋  満

 

右下のコメントをクリックして申し込んでください。


内容を修正するなり、今回は見送るなりの賢明なご判断をお願いいたします。

2014-12-24 | 「協会」の公式見解・談話

 

下記の議員団のコメントを見せていただき、日朝協会は12月23日理事会を開き、以下の申し入れを自民党府議団に送り、多賀久雄議長にも申し入れました。

 

 自由民主党京都府議会議員団  御中

                                                                   日朝協会京都府連合会

                                                                            京都市右京区太秦安井一町田町10-41 

                                                                            TEL・FAX 075-841-4316

  安倍政権の対韓国政策の推進に相応しくないとおもわれる「いわゆる『従軍慰安婦』問題の更なる真相解明と早期解決を求める意見書案」について、

  内容を修正するなり、今回は見送るなりの賢明なご判断をお願いいたします。

 

  日朝協会は結成依頼60年もの長い間、日韓・日朝友好親善の発展のために活動してきた市民団体です。

 12月24日の京都府議会最終本会議に自民党府会議員団が「いわゆる「従軍慰安婦」問題の更なる真相解明と早期解決を求める意見書案」を提出されることを聞き、意見書案を拝見いたしました。

 衆議院議員選挙後安倍内閣は、韓国・中国との首脳会談をはじめ、ロシア、北朝鮮等との懸案事項を解決するために努力されています。とりわけ韓国との首脳会談が持てない最大のネックが「慰安婦問題」です。

 自民党議員団の皆さんのお考えとは異なり、相手の韓国では「慰安婦問題」を解決しなければ首脳会談をしても意味がないとまで言っています。

  善し悪しは別にして実際にこういう状況になっているのに、今回の意見書は、その内容を実施した場合、安倍政権のアジア政策の足を引っ張る結果になるとともに、日本国のこれからの発展に役にたたないものになるのではないでしょうか。

 京都府議会では、2013年2月議会で「旧日本軍『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」が採択されておりますが、自民党としてお考えいただきたいこと は、小さい政治的発想ではなく今の日韓情勢を好転させるために、「前意見書の更なる早期解決を求める」とすれば、全府民の支持を得て安倍政権の外交政策に もよい結果をもたらすことは間違いありません。

 どうか私たちの意見にも耳をかたむけていただき、内容を修正するなり、今回は見送るなりの賢明なご判断をお願いいたします。

                                                                           2014年12月24日

                

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    自民党府会議員団提出の「いわゆる『従軍慰安婦』問題の更なる真相解明と早期解決を求める意見書案」について

2014年12月22日

日本共産党京都府会議員団

団長 前窪義由紀

 本日夕刻から開かれた議会運営委員会理事会で、自民党府会議員団は「いわゆる「従軍慰安婦」問題の更なる真相解明と早期解決を求める意見書案」を24日の最終本会議に提出することを表明した。

  意見書案の主な内容は、朝日新聞の吉田証言報道の取り消しを口実に、「更なる真相解明が不可欠」と述べ、また「諸外国の従軍慰安婦の存在を前提にした歴史 教育」と批判し、それを「我が国の国益の損失」「在外邦人が厳しい環境におかれている」などと指摘し、政府に「更なる調査・検討を実施し」「歴史の事実と 教訓の次世代への承継に取り組むこと」を要望している。

 これらは、戦争犯罪を容認し、「従軍慰安婦」問題をはじめ、侵略戦争による多くの被害者の人権を踏みにじる歴史の捏造であり、国際的に見ても極めて重大で、断じて許されない。

 まして、京都府議会では、2013年2月議会で「旧日本軍『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」が府民的運動とあいまって採択されたが、今回の意見書案は、その否定につなげようとするものである。

 すでに多くの府民や市民団体により、自民党や各会派に、この意見書の提出と採択に反対を求める府民的取り組みが急速に広がっている。わが党は府民のみなさんと力を合わせ、自民党の意見書案採択を許さないたたかいに全力をあげるものである。


 

 



ベトナム戦争で戦死した韓国兵士の墓・・アメリカの尖兵として参戦し戦死した日本青年の墓とならぬよう!

2014-06-24 | 「協会」の公式見解・談話

ベトナム戦派兵50周年=韓国

2014年06月24日/中央日報日本語版

  銅雀洞(トンジャクトン)の国立ソウル顕忠院第2墓地には、ベトナムの密林の中で戦死した韓国の若者たちが眠っている。

                       銅雀洞(トンジャクトン)の国立ソウル顕忠院第2墓地には、ベトナムの密林の中で戦死した韓国の若者たちが眠っている。


国際化社会に生きる日本人として、憲法9条を守り、非核非同盟の国づくりをめざし連帯して活動する。

2014-06-05 | 「協会」の公式見解・談話

 

在日本朝鮮人総聨合会京都府本部第23回定期大会

日朝協会京都府連合会からの連帯の挨拶


在日本朝鮮人総聨合会

京都府本部第23回定期大会 御中

 

親愛なる在日本朝鮮人総聨合会京都府本部第23回定期大会にお集まりの代議員の皆様、日朝協会京都府連合会を代表して連帯のご挨拶を申し上げます。

日朝協会は1955年結成以来、国際連帯の諸原則を守りながら、 朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国との友好発展を進めるために活動してきました。最近においては、日本政府が世界の人々の平和の願いを聞き入れず、憲法9条を変え、集団的自衛権行使でアメリカと一緒に戦争する国に変えようとしていることなどが、私たちの運動を妨げる最大の原因になっています。私たちは日本政府が「日朝平壌宣言」を誠実に守り、日朝国交正常化の早期実現や北東アジアの平和構築のために、各国と友好条約を結ぶよう活動を強めています。

 私たちは民族教育の発展・推進は、日本人自身の問題であり、国際化社会のもとで在日外国人師弟が増え、その教育を保障する体制を整えなければこれからの社会に通用しないと考えています。

日朝協会横浜の役員である佐藤知也さんが、光陽出版社から出された本「平壌で暮らした12年の日々」の中で、1946年12月26日 日本人学校「平壌日本人人民学校」を開校したとき、朝鮮当局は、机・椅子・黒板・オルガン・文房具類を十分そろえてくれたが、授業の方針とか内容には、全くタッチしてこなかった。

北朝鮮人民委員会は、財政局から師弟教育費として200万円支出した。当時金日成さんの給料が4000円だった。と書かれています。日朝協会は日本政府への申し入れに、この歴史を知るべきだと書き、在日朝鮮人の民族教育を補償し差別するなと強調しました。

 また日朝協会は、「朝鮮王朝儀軌返還」運動でも、唯一日本の市民団体として協力し、韓国・慧門僧侶は、「儀軌 -取り戻した朝鮮の宝物- 」という本の中で、・・「我々は、日朝協会のメンバーに“日本の良心的人々の自発的努力により儀軌返還問題の進展が、真の韓日友好に寄与することであるという認識を同じくし、儀軌返還運動を共同で展開することを提議した。”と書かれています。慧門僧侶は、北朝鮮の仏教会とも協力し、南北国民の心を一つにするためにとりくんだと言っておられます。

 日朝協会は、国際化社会に生きる日本人として、憲法9条を守り、非核非同盟の国づくりをめざし、在日朝鮮人の皆様が掲げておられる「地域同胞社会の発展と諸権利の擁護」「朝鮮の自主的平和統一」「朝日国交正常化の早期実現」などの諸要求を支持し、共に連帯して活動することをお約束して連帯の挨拶といたします。

 

 

20146月吉日

 

日朝協会京都府連合会

代表理事 大橋 満

 

 

 

 

 


ご遺族、韓国国民の皆さんに、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

2014-05-26 | 「協会」の公式見解・談話

 

駐大阪大韓民国総領事館 総領事李賢主様

大韓民国民団京都地方本部 団長 王清一様

 

旅客船セウオル号沈没事故犠牲者に対する弔辞

 私たち日朝協会京都府連合会と会員一同は、友好国・韓国の前途ある若者をはじめ多くの方々が旅客船セウオル号沈没事故により犠牲となられたことに心から哀悼の意を表します。そして亡くなられた方々とそのご遺族、韓国国民の皆さんに、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

沈没中の船から送られた「母さん、愛してる」という携帯電話のメッセージを見ると、胸が張り裂けそうです。こんなに進歩した時代に、旅客船の沈没事故で生命を失わなければならないのかと思うと本当に残念で、悲しみに耐えません。

 日朝協会京都府連合会は、皆様方との友好親善を今まで以上に大切にして、これからも一層前進していきます。

  2014年5月5日

日朝協会京都府連合会 代表理事 大橋 満

京都市右京区太秦安井一町田町10-41福谷気付


「靖国」派の攻撃の中心点に「見解」が正面から反論している。  これを契機に新たな動きが出ています。

2014-04-06 | 「協会」の公式見解・談話

  日朝協会は、4月11日「慰安婦」問題の早期解決を求めて、衆・参両院議長に請願書を提出します。

同時に、内閣総理大臣に同趣旨の要請書を提出し、外務省に事務方として、国民の願いに応えるよう 申し入れをします。

日朝協会は、全国の会員とともに進めてきた署名を集約し今回の請願をいたします。

 

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「慰安婦」志位見解 新たな展開

“運動に勢いつき始めた”

記者座談会

 
 
 

 

 日本共産党の志位和夫委員長が発表した見解「歴史の偽造は許されない――『河野談話』と日本軍『慰安婦』問題の真実」(3月14日の記者会見)がパンフレットとして発行され国内外の反響が広がるとともに、これを契機に新たな動きが出ています。担当記者で話し合いました。


写真

(写真)日本軍「慰安婦」問題についての「見解」を発表した志位委員長の会見(3月14日、上)、「毎日」3月27日付の特集記事(左)、「東京」3月19日付の特集記事(右)

  パンフレットは衆参両院の全国会議員や元議員、各国大使館や国内メディアなどにも届けられている。他党議員から「きちんとした ものをまとめられましたね」「この問題の全体がよくわかり、大変勉強になりました」との声が出ているという。「見解」の英語版・ハングル版もつくられた。 韓国の挺身(ていしん)隊問題対策協議会からも、ハングル版を送ったことへのお礼のメールがきたというよ。

  「見解」発表の会見には海外メディアも多数取材にきていた。香港の新聞記者は日本共産党のことをあまり知らなかったようだが、「底辺の人たちの声を代表すると同時に、平和を愛する正義の党」「大多数の日本国民の真心を代表する党だ」と評していた。

  韓国のソウル新聞の記者も、政権や一部政治家からの「河野談話」の「見直し」論に憤慨しつつ、日本共産党がこういう「見解」を出したことで「日本の良心を守ってくれた」と語ってくれた。聞いた私自身がジーンときた。

  日本のメディアの論調にも影響を与えていると思う。「見解」発表後、「東京」3月19日付は特集「河野談話バッシングの背景」、「毎日」同27日付夕刊は特集「世界が注視する従軍慰安婦」を掲載した。それぞれ「見解」と共通する論理と材料で書かれているのが特徴だ。

  これまで「慰安婦」問題の報道は、「河野談話」の見直しは是か非かとか、強制連行を証明する文書があったのかなかったのかな ど、「靖国」派の土俵に乗ったのが多かったからね。それが、最近の特集記事では、ひとたび「慰安所」に入れば自由を奪われ、監禁拘束のもと強制的に兵士の 性の相手をさせられた―つまり強制使役の下におかれた事実にこそ日本軍「慰安婦」問題の核心があるという点を、学識者のコメントを交えながら突いている。 これも「見解」が強調した角度だ。「慰安婦」問題で“潮目の変化”が起こりつつある。

  3月29日に、「慰安婦」問題に取り組んでいる中央大学の吉見義明教授の講演に行った。会場は満席だった。講演後、吉見さんに 「慰安婦」問題の報道の変化の感想を聞いたら、「黙っているとどんどん変になるので、みんな行動を起こさなければいけないし、起こすべきだと思い始めてい る。それは非常に重要なことで、心強い」と語った。

  「慰安婦」問題の解決を日本政府に求める国際署名に取り組むキリスト教婦人矯風会の寺岡シホ子さん(業務執行理事)は、「見解」が出たことで「『慰安婦』問題への関心が高まっているようです。私も勇気づけられたし、(運動にも)勢いがつき始めている」と語っていた。

「靖国」派攻撃 正面から反論

広がる「慰安婦」問題の真実

写真

(写真)「歴史の偽造は許されない」―「慰安婦」見解パンフ

  ある大手紙記者が「見解」について「本当に堅牢(けんろう)な論理構成だ」と感想を述べていた。自民党の元国会議員も「打ち破りがたい論理だ」と述べていた。

  それは、「靖国」派の攻撃の中心点に「見解」が正面から反論しているからだと思うよ。彼らは、「強制連行」があったかなかったかの一点に絞って攻撃し、「河野談話」全体を信ぴょう性のないものにしようとたくらんでいる。

  とくに最近持ち出してきているのが、16人の元「慰安婦」証言がずさんで裏付けがないものだという点だ。

当時の経過 丹念に検証

  「見解」は、この点について「河野談話」に至る経過を丹念に検証し、当時の政府が「被害者でなければ語り得ない経験だ」「被害 者でなければ到底説明することができないような証言というものがその中にある」(河野洋平元官房長官)として、元「慰安婦」の証言の全体と当時の資料など を「総合的に判断」するならば「慰安婦とされる過程で強制性が存在したことは否定できない事実だとの認定をおこなった」こと、それは「当然の責任ある判 断」で「公正で正当なもの」と指摘している。

  私は、元「慰安婦」の裁判を取材してきたが、裁判そのものは敗訴の連続でつらい思いをした。しかし裁判がこういう形でまとめられ、日本の司法判断で「河野談話」の真実性は認定されていると指摘してもらい、非常に勇気をもらったし、運動してくれた方々への期待を感じた。

  「見解」を読んで早稲田大学の浅倉むつ子教授も、「元『慰安婦』たちの被害の実態はすでに司法を通じて詳しく事実認定されている」という「この重要なことに気づかせてくれます」と述べてくれた。

  いま学者・研究者を含め多くの人が声をあげている。3月30日に「日・中・韓の歴史認識論争―誰と誰が対立しているのか」と題 するシンポジウムも開かれた。翌31日には、「河野談話」を維持すべきだという点で一致する学者が「河野談話の維持・発展を求める学者の共同声明」を出 し、賛同署名は1600人以上となっている。

談話を保つ強い「武器」

写真

(写真)「慰安婦」問題についてのセミナーで講演する吉見義明中央大学教授=3月29日

  歴史学者や研究者に「見解」の感想を聞くと、“私たちの研究の水準に達している”という反応で共通している。逆にいうと、安倍 晋三首相やその周囲の人たちの水準があまりにも低いということの裏返しだ。国立歴史民俗博物館の前館長の宮地正人名誉教授は、本紙への寄稿で「『河野談 話』を抹殺しようとし、国際社会に勝ち目のない“あらがい”(抵抗)を挑み続ける勢力に対する強力な『武器』となる」と高く評価してくれた。

  女性団体の中では、「見解」による解明を力に署名を大いに集めようということが語られている。新日本婦人の会愛知県本部が高校 生など若者と一緒に「慰安婦」問題の証言会を3月23日に開いたが、そこに600人も集まったという。大学の新入生歓迎運動で民主青年同盟が「見解」を示 して対話すると、「真実を知りたい」と加盟する人が増えている。

  政治の動きはどうだろうか。オバマ米大統領の仲介で、日米韓首脳会談が初めて開かれたが、歴史認識問題は議題にされていない。 会談前に安倍首相は国会で「河野談話」について「安倍内閣としては見直す考えはない」と言明したが、一方で菅義偉官房長官は「検証する」との立場をとり続 けている。明らかな矛盾だ。「見直さない」なら「検証」など必要がない。

見直し勢力追いつめる

  3月30日のNHK「日曜討論」で日本共産党の山下芳生書記局長が「見直し勢力に対してなんら政府は反論していないではない か。つまり迎合的な態度を取っている」と指摘した。これに対し自民党の石破茂幹事長は「迎合していない」といいながら、「(談話が)どういう経緯でできた のか『検証』する。しかし、『見直し』はしない。パーフェクトにつじつまが合うことはないかもしれないが…」と苦しい言い訳だった。

  「河野談話」見直しを政府に迫った日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長は、山下さんの批判に何も反論できなかった。

  「見解」も指摘しているが、日本が事実に正面から向き合い、反省し、二度と繰り返さないという立場を明らかにすることこそが本当の日本の名誉であり、日本への信頼を高め、日本が世界と仲良くなる道だ。

  集団的自衛権行使を日本に迫ってきたアメリカだが、“こういう歴史修正主義者の安倍政権にやらせていいのか”と危ぶんでいる。 その原因が、安倍首相の靖国神社参拝と「慰安婦」問題での言動だ。「慰安婦」問題での「見解」を広めることは「戦争する国」づくりを許さないたたかいとし ても意味がある。


記事のタイトルを入力してください(必須)

2014-03-29 | 「協会」の公式見解・談話

阪神 今季初勝利!呉昇桓が来日初登板初セーブ、最速153キロ

スポニチアネックス 3月29日(土)18時24分配信

 

 

 ◇セ・リーグ 阪神5―3巨人(2014年3月29日 東京D)

 阪神が接戦をものにし、今季初勝利をマークした。期待の新守護神・呉昇桓(オ・スンファン)が来日初登板初セーブを挙げた。

 呉昇桓は9回、阿部を三飛。ロペスに中前打を許すも、代打・矢野を投ゴロ。橋本に15球粘られたが、中飛に抑えた。最速は153キロを記録した。

 阪神は3―3同点の9回。無死満塁と攻め、西岡が一ゴロ。一塁・ロペスがファーストベースを踏んだ後、本塁送球。捕手・阿部は三走・上本(代走)へのタッチプレーが必要だったが、タッチはせずに再び一塁へ転送してしまった。

 上本の生還が認められ、勝ち越しに成功。続くゴメスが1死二、三塁から左前適時打を放ち、追加点を挙げた。

 初回、ゴメスの左犠飛で先制。「打てるボールをしっかりと前へ飛ばすことができました」。1―1同点の3回には、1死二、三塁からマートンの左前適時打 で一時勝ち越した。「甘く入ってきたスライダーをきっちりとミートできました。ランディ(メッセンジャー)のためにも勝ち越し点が取りたかった。打ててよ かったよ」。マートンは2―3と勝ち越された直後の8回にも、左越えへ同点となる今季1号本塁打を放った。

 先発・メッセンジャーは6回2失点。2ケタ11安打を浴び、球数も118球を要した。

 巨人は連日の2ケタ16安打を放ちながら、3点止まり。先発・杉内が4回80球で降板。「調子自体は悪くなかったのですが、ボール球を見極められて球数が多くなってしまいました。もっと大胆に攻めなければいけませんでした」と肩を落とした。