ロシア、イランに50億ドル支援 プーチン氏“同盟国”待遇
2015年11月24日 07:18
![](http://ryukyushimpo.jp/archives/kyodo/PN2015112401001077.-.-.CI0003.jpg)
記者会見で答えるロシアのプーチン大統領(左)と、イランのロウハニ大統領=23日、テヘラン(AP=共同)
【テヘラン共同】ロシアのプーチン大統領は23日、イランに対して発電所や港湾整備など35の事業で計50億ドルの支援を行うと表明した。テヘランでイランのロウハニ大統領と会談後、共同記者会見で述べた。
シリアのアサド政権を支えて軍事介入し、米欧と対立する両国が、経済面でも関係強化を鮮明に打ち出した。ロウハニ師は両国関係が「新たな段階に入った」と強調した。
プーチン政権は2013年、ウクライナで反政府運動の高まりに直面した親ロシア政権を支えるために30億ドルを融資。それを上回るイランへの融資は、同国を事実上の“同盟国”とみなす姿勢を示すものとみられる。
(共同通信)