日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

事情は違うが、韓国・朝鮮もこのようにやって欲しい

2010-06-30 | 世界を知る

 中・台 自由貿易協定を締結

    ゆるぎない経済協力関係へ


 【北京=小寺松雄】 しんぶん赤旗 より

 中国と台湾の間で29日、貿易自由化を柱とする経済協力枠組み協定(ECFA)が締結されました。双方の窓口機関の代表である 中国・海峡両岸関係協会の陳雲林会長と、台湾・海峡交流基金会の江丙坤理事長が中国の重慶で署名・締結しました。


 1949年に台湾が中国から分かれて以来、双方で初めて包括的経済協定が成立したことになります。

 この協定締結で双方は計806品目の関税を2013年1月1日までに撤廃。金融、医療など約20のサービス分野でも市場開放を進めます。

 中台間の貿易は、1978年に始まった中国の改革開放前は年間5000万ドル程度でしたが、その後は飛躍的に拡大。07年からは年1000億ドル を超えています。

 とくに台湾にとって中国への輸出は、08年から米国、日本を抜いてトップを占め、台湾経済にとってなくてはならない存在になっています。

 台湾で国民党・馬英九政権が2008年に誕生して以来、中台間は特に経済協力関係で前進。中国側はこの間も「祖国統一」を掲げ続けていますが、そ のもとでも貿易は伸び、双方の経済的結びつきはゆるぎないものになっています。

 今後、この協定による経済のいっそうの緊密化が、政治分野での接近に前進するのかどうかが一つの焦点になっています。

 ただ馬政権は「中国との政治対話」にはまだ慎重な姿勢をとっています。また野党の民進党は今回の協定に対して「中国にますます取り込まれる」と反 対しており、2年後の総統選挙へ向けて争点の一つになりそうです。


国内主要都市近くに米軍基地がある。米国内に日本の基地は一つもない

2010-06-29 | 軍事同盟・日米安全保障条約をやめさせよう

  基地あっても日米「対等」

         記者会見で問われ首相表明


 【トロント=小林俊哉】菅直人首相は27日、20カ国・地域首脳会合(G20サミット)の閉幕後、当地で記者会見し、「基地がある限り、どのよう に本当の(日米)対等なパートナーシップが可能なのか」と問われ、「基地があるからとか、ないからといったことで、対等であるとか、対等でないとか全く考 えない」と述べました。

 菅氏は「基地を国内に置くことを日本が積極的に認めてきたことも、それが主体的判断であれば、十分にあり得ることだ」と主張。「押し付けられて、 いやいややっていると考えるのか、アジア太平洋にとっても貢献できることか、と考えるのか。国民の多くが納得した形での日米同盟の深化、アジア太平洋地域 を中心にした貢献をになっていきたい」と述べました。

 菅氏は、普天間基地問題について、「私の姿勢は(米側に)十分伝わっている。5月末の鳩山内閣での日米合意をしっかりふまえて、対応していく」と 語りました。


       

時代は移り変わっていきます。G8薄れる存在感

2010-06-29 | 世界を知る

G8閉幕

  G8薄れる存在感

     核軍縮を呼びかけ

 哨戒艦問題北朝鮮を非難 首脳宣言を採択


 【トロント=小林俊哉、田中一郎】カナダ・トロント郊外ムスコカで開かれていた主要8カ国首脳会議(G8サミット)は26日午前(日本時間27日 未明)、首脳宣言を採択し、閉幕しました。同日夕(同27日朝)からは、トロントに場所を移して新興国を交えた20カ国・地域首脳会合(G20サミット) が始まりました。

 G8サミットの首脳宣言は、全核保有国に核軍縮に向けた努力を求めました。5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議が、2000年の同会議で合意 した核保有国による核兵器廃絶の「明確な約束」を再確認し、核兵器国に対し核兵器廃絶への「具体的な前進」を求めたことに呼応したものです。

 首脳宣言は、NPT再検討会議の結論に「歓迎」を表明し、「核兵器のない世界」のための条件づくりに向け、G8諸国が「具体的な核軍縮努力を最後 まで追求する」と表明しました。

 韓国の哨戒艦沈没事件では「合同調査団は北朝鮮に責任があると結論を出した。この文脈で攻撃を非難する」と表明。北朝鮮に対し、韓国に対する攻撃 や敵対行為をとらないよう求めています。

 イランの核開発問題では、同国への追加制裁を求めた国連安保理決議の完全な履行を各国に要請。ただ、G8の目標は「イランの指導者に対し、その核 活動についての透明性のある対話に取り組むよう説得することだ」とも強調しています。

 G8はこのほか、テロ対策に関する声明などを採択しました。しかし開発問題やアフリカ支援、気候変動対策などをめぐり、先進国の責任が問われてい るなか、具体的成果に乏しいものとなりました。


G8薄れる存在感

20カ国・地域首脳会合(G20サミット)が国際経済協力の「第一の会合」です。

 「今回が、北米で開催される最後のG8になるかもしれないとの指摘があるが」―カナダ・トロント郊外で開かれていた主要8カ国首脳会議(G8サ ミット)が閉幕した26日、議長国カナダのハーパー首相が会見で記者団に真っ先に問われた質問でした。

 来年のサミットは、新興国を加えてG8そのものを拡大しようと主張するサルコジ仏大統領が議長を務めます。そのため、再来年に米国で開催予定のサ ミットにはG8の枠組みそのものがなくなっているのではないかとの指摘があります。

 ハーパー氏は「G8は不可欠の機関だという点で、各国首脳とも強い見解を持っている」と強調しました。しかし、採択された文書には、さしたる成果 はみられません。

 カナダが力を入れた途上国への50億ドルの「母子保健」支援策も、05年の英グレンイーグルズ・サミットで先進国が約束した500億ドルの途上国 支援策が180億ドルも未達成であることから、色あせます。

 すでに経済問題では20カ国・地域首脳会合(G20サミット)が国際経済協力の「第一の会合」です。G8での経済議論を記者団に問われたハーパー 氏は、「G8での話し合いは非公式のものだ」とぼそり。先進国の責任が問われる気候変動対策では「真の協議の場は国連だ」。安全保障分野でも、アフガニス タン戦争について問われると「現状は非常に厳しい」とのべるだけでした。G8の存在意義が目に見えて薄れています。

 25日のG8ワーキング・ディナーでは、国際社会の構造変化を受けて、G8のあり方そのものが議題にあげられました。各国首脳とも、中国、イン ド、ブラジルなど新興国の関与・参加を高めていくことが重要だとの点で一致。一方で、“価値観”を共有する国の集まりとしてのG8も引き続き有用だとの議 論が大勢を占めました。(トロント=小林俊哉)


韓国・8強入りならず。残念

2010-06-27 | 韓国・朝鮮の旅

南アW杯:韓国、意地の1点 ウルグアイに惜敗

【ウルグアイ・韓国】後半、同点ゴールを決める韓国・李青龍(右)=南アフリカ・ポートエリザベスのネルソン・マンデラ・ベイ競技場で2010
年6月26日、佐々木順一撮影
【ウルグアイ・韓国】後半、同点ゴールを決める韓国・李青龍(右)=南アフリカ・ポートエリザベスのネルソ ン・マンデラ・ベイ競技場で2010年6月26日、佐々木順一撮影

 ○ウルグアイ2-1韓国●(26日、決勝T1回戦)

 試合終了のホイッスルが鳴ると、降りしきる雨の中、韓国の選手たちは次々とピッチに倒れ込んだ。健闘したからこそ、悔しすぎる敗戦だった。

 「アジアの雄」が意地を見せたのは後半23分、左サイドからのFKが相手DFに当たって高く浮いたボールに反応したのは李青龍。渾身(こんしん) の力でジャンプし、頭で合わせたボールは、ゴールネットに吸い込まれた。名前から「ブルードラゴン」という異名を持つ21歳が、試合を振り出しに戻した。

 試合開始早々、韓国らしくない集中力を欠いたプレーで、いきなりつまずいた。

 前半8分。ウルグアイの左サイドに流れるフォルランにカバニが浮き球のパスを出した。韓国守備陣はオフサイドと思ったか、反応が鈍い。簡単にゴー ル前に折り返されると、ゴール前のDFの足も止まったまま。逆サイドにフリーで走り込んだスアレスに、やすやすと流し込まれた。

 1次リーグ無失点の相手に、先制点を与えては苦しい。だが、韓国の選手たちはひるまなかった。後半開始早々から波状攻撃を仕掛け、フランスも破れ なかったウルグアイのゴールをこじ開けた。その後も、強まる雨で傘もささずに応援するサポーターの後押しを受け、何度も相手ゴールを脅かした。

 後半35分にスアレスの見事なミドルシュートで勝ち越しを許し、4位になった日韓大会以来の8強入りはならなかった。だが、朴智星が「大会が終 わった後、02年のチームより強かったと言いたい」と話していた「韓国史上最強チーム」が、フィジカル、精神力、技術のすべてにおいて、強い印象を残した ことは間違いない。

                          ヤフーより 【野村和史】


南北双方が、変わらなければなりません。

2010-06-26 | 韓国・朝鮮の旅

朝鮮戦争開戦60年

   安定と平和の回復を

          韓国大統領が式典で演説


 朝鮮戦争(1950~53年)の開戦から60年を迎えた25日、ソウル市内で韓国政府主催の記念式典が開かれ、参戦した元兵士やその遺族ら 5000人が出席しました。韓国海軍の哨戒艦沈没で南北関係が悪化している中、韓国では休戦状態を「平和体制」に転換すべきだとの声が出ています。(中村 圭吾)


 李明博(イ・ミョンバク)大統領は記念式典で演説し、「われわれの究極的な目標は軍事的対決ではなく、平和的統一だ」と強調。「朝鮮半島の安定と 平和を速やかに回復し、韓民族の共同繁栄を模索しなければならない」と訴えました。

 韓国軍の哨戒艦沈没事件に関連し、北朝鮮に「率直に誤りを認めて謝罪し、国際社会の前で責任ある姿勢を取る」ことを要求。「これ以上、無謀な軍事 挑発をやめ、7000万の民族が共生する道に進まなければならない」と述べ、北朝鮮に事態の解決に向けた対応を促しました。

 各政党は同日、声明を発表。与党・ハンナラ党が、朝鮮半島の平和体制の構築には、「自由民主国家への統一」が必要と述べたのに対し、最大野党・民 主党などは、南北の和解、対北朝鮮強硬策の転換が必要だと主張しました。

 全国ネット局MBCのニュースでは論説委員が、「当時、明らかになったように、朝鮮半島での戦争はどちらか一方の勝利を保障するものではない」と 指摘。「哨戒艦事件で、戦争も辞さずと叫ぶ人もいるが、戦争が起これば、南北がともに滅びる」「平和的共存がわれわれの唯一の道だ」と強調しました。

 延世大学国際学大学院の朴明林(パク・ミョンニム)教授は、日刊紙・韓国日報に「停戦体制を平和体制に転換するためには、南北双方が変化しなけれ ばならない」と主張。「強硬な対北朝鮮政策は望ましくない。北朝鮮も核開発を放棄する措置を取るべきだ」と述べました。


お知らせ・よろしくお願い致します。

2010-06-26 | 「協会」の公式見解・談話
                 第46回府連総会のご案内

  第46回定期総会を下記のとおり開催します。お忙しいとは存じますが、ぜひ、ご出席ください。なお、今後の活動についてのご意見などを、福谷までお寄せください。
<メールアドレス> ta-san@kyoto.zaq.ne.jp  <TEL・FAX> 075-841-4316
                                      記
と き 8月1日(日)午後2時~4時
ところ 京都市右京ふれあい文化会館 2F 第3会議室
  (京都市右京区太秦安井西裏町11-6 TEL822-3349)
内 容 活動報告、決算報告、運動方針案、予算案、新役員選出
交 通
市バス 27号系統「右京ふれあい文化会館前」下車、91号・93号系統「花園駅前」下車、
          8号・75号系統「黒橋」下車
JR 嵯峨野線「花園駅」下車、南へ300メートル
市営地下鉄 東西線「太秦天神川駅」下車、北へ800メートル


   引き続き、会費納入と夏期カンパにご協力ください

日頃のご協力に心よりお礼申しあげます。会費と夏期カンパにつきましては、6月25日現在、会費約20万円(34名・4団体)、カンパ約5万円(19名)のご協力をいただいております。ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
請求内容等のお問い合わせは、福谷(TEL/FAX 075-841-4316)までご連絡ください。


  予告   韓国「併合」100年を考える府市民のつどい


10月3日(日)午後、ひと・まち交流館大会議室で開催します。6月4日の第3回呼びかけ人会議で決定しました。内容は、井口先生の講演と韓国舞踊などの予定です。

韓国「併合」100年を考える京都の会への賛同金のご協力は、6月25日現在、約9万円(9団体・33名)です。引き続き、ご協力をお願いします。会費・カンパと一緒に振り込んでいただくと、手数料が節約できます。よろしくお願いいたします。

 
      第30回平和のための京都の戦争展


8/3(火)~8/8(日) 立命館大学国際平和ミュージアム中野記念ホール

 今年の中心展示企画は、韓国独立記念館から文書・写真資料を多数お借りして「韓国併合100年から学ぶ アジアの平和をつくるために私たちにできること」をメインテーマにして行われます。

韓国独立記念館は、1990年代に日本の「歴史教科書記述問題」に端を発して、韓国の若者に自国の歴史を正確に教えようとの趣旨で、民間人の寄付金によって作られた博物館です。

 5月末に、戦争展実行委員3名(福谷をふくむ)が訪韓し、交渉した結果、この独立記念館から資料が提供されることになりました。この際に、韓国留学中の Mくんが、通訳として大活躍してくれました。


異議なし、殺人道具で人類も平和も守れない

2010-06-25 | 世界を知る

国連総会議長 貧困削減呼びかけ

    飢餓10億人 軍事費の無駄指摘


 【メキシコ市=菅原啓】

 南米ベネズエラを訪問中のトレキ国連総会議長は23日、首都カラカス市内で会見し、貧困削減をはじめとする「国連ミレニア ム開発目標」達成のため、世界各国が努力するよう改めて呼びかけました。

 トレキ氏は、世界の10億人が飢餓に苦しみ、20億人が飲料水の入手さえ困難となっているなどの例を挙げて、世界は重大な問題に直面していると指 摘。ミレニアム開発目標達成に努力するよう強調しました。

 さらに「軍備のために使われている費用は3兆ドル(約270兆円)にも達する」と述べ、軍事費の無駄を減らして社会開発に振り向けることが必要だ と訴えました。

 会見には、ベネズエラ全国統計庁のエルフリ長官が同席。チャベス政権下で貧困人口の半減を2006年に達成するなど、同国がミレニアム開発目標の ほぼすべてを超過達成しつつあることを説明しました。

 今年9月には、達成状況を検討する首脳会議が国連で開催される予定。トレキ氏は首脳会議準備の一環として、中南米を歴訪中です。


 国連ミレニアム開発目標 2000年9月に開かれた国連ミレニアム・サミットを受け、同年12月、従来の国際会議などの成果を統合 し、共同の枠組みとしてまとめられた国際的な開発目標。発展途上国の持続的な開発に向けて、極度の貧困の半減や初等教育の完全普及、乳幼児死亡率の引き下 げなど八つの目標があります。15年が達成期限。


日朝協会愛知県連が頑張っておられるのです

2010-06-24 | 韓国・朝鮮の旅

三菱重・内閣府に 署名13万人

挺身隊訴訟 韓国市民・国会議員分


 戦時中の三菱軍需工場への強制連行・強制労働に対する謝罪と補償を求めている名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身(ていしん)隊訴訟の原告と弁護団、韓 国国会議員らは23日、三菱重工業本社(東京都港区)と内閣府に、同社と日本政府の謝罪と補償を求めて署名を提出しました。同訴訟は2008年に最高裁で 原告側の敗訴が確定しています。

 同署名は韓国国内で、「勤労挺身隊お婆さんと供にする市民の会」が集めたもので、市民13万4162人分、韓国国会議員100人分。

 原告らは対応した三菱社員に、涙ながらに「私たちの命はもう長くない。13万余の署名の後ろには韓国の全国民がいる。三菱は目をさませ」「『韓国 併合』100年の今年こそ解決を」とのべ、速やかな解決のため7月15日までに協議団を設けることを要求しました。

 同日、本社前では、「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」が、「尊厳回復の解決策を」などの横断幕や亡くなった被害者の遺影を掲げ て宣伝しました。


まさに戦争の避難訓練と同じですね

2010-06-24 | 投稿・投書・私の意見

   米軍機の恐怖いつまで

    普天間第二小で墜落避難訓練


写真

(写真)米軍機墜落を想定した避難訓練の子どもたちの頭上を、米軍輸送機がかすめる=22日、沖縄県宜野湾市の普 天間第二小学校付近の広場

 警報音とアナウンスが校舎内に鳴り響きました。「ただいま普天間第二小学校の運動場、基地フェンス側に飛行機が落ちました。先生の指示に従い避難 してください」―。22日、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)とフェンス一枚隔てた普天間第二小学校(知念春美校長)で、米軍機墜落を想定した避難訓 練が行われました。

 避難訓練は毎年6月に実施しています。児童らは口や鼻にハンカチを当て、足早に教室を出て整列。校舎を出たところで、実際の米軍機KC130の低 空飛行が眼前で“出迎え”ました。避難場所での先生の説明も、米軍機の爆音で中断しなければなりませんでした。

 知念校長は「一日も早く危険性を除去し、普天間基地は撤去してほしい。辺野古への『移設』では、沖縄県の基地負担は変わりません」と語っていまし た。

 同様の訓練は、同基地付近のほかの小学校、米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)付近の小中学校でも行われています。



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米国の基準に合っていないものを、おしつけるのか?

2010-06-22 | 投稿・投書・私の意見

基地“移設”日米合意

      米国内からも批判

     “政府は沖縄の声聞け”


 【ワシントン=西村央】

 米海兵隊普天間基地を沖縄県名護市辺野古に「移設」するとした「日米合意」に対して、米国内の市民団体や日本に詳しいシン クタンク・スタッフから、「新たな基地建設の撤回を」「沖縄の声は米政府に届いているのか」との声が上がっています。

 4月28日付の米紙ワシントン・ポストに沖縄での新基地建設反対の全面広告を出した市民団体「ネットワーク・フォー・オキナワ」は、このほど発表 した声明で、辺野古に新基地を建設するとした日米両政府の発表に対し、「民主主義の理念に反し、環境を脅かす」と批判しました。

 声明は、沖縄県民の91%が沖縄の米軍基地の削減または撤去を求めており、71%が沖縄に海兵隊は必要ないと考えていると指摘。「米大統領と日本 の首相に対し、2国間合意を変更し、普天間の土地を所有者に返還し、新基地建設を撤回するよう求める」と要求しています。

 沖縄の基地問題に詳しいスティーブン・クレモンス氏(ニュー・アメリカ財団戦略企画部長)は「沖縄の声は米政府に届いているのか」と自らのブログ で疑問を呈しています。

 同氏は、沖縄県内の自治体首長のほとんどが普天間基地の県内移転に反対し、海兵隊基地が「抑止力」だとの主張に異議を唱えていることを紹介。普天 間基地が周辺住民に強いている深刻な重荷を米国が理解していないと批判しています。



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金大中さんの心を みんなの心にして

2010-06-21 | 韓国・朝鮮の旅

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6.15北南共同宣言発表10周年 北、南、海外各地で記念行事

統一運動に再び拍車を

 6.15北南共同宣言発表10周年を迎えて、平壌、ソウル、東京など各地で記念行事が催された。北、南、海外の3者は共同宣言発表10周年に際した共同 行事を平壌で開催することに合意していたが、南朝鮮の李明博政権が南側代表の平壌訪問を全面遮断したことで中止に追い込まれた。今年の6.15行事は地域 ごとの分散開催となった。各行事では6.15共同宣言実践民族共同委員会が採択した北、南、海外3者による共同声明が発表された。

東京 3者連帯の強化へ

 6.15共同宣言発表10周年記念の日本地域同胞大会(主催=6.15日本地域委員会)が14日、豊島区の南大塚ホールで行われた。(写 真)

 6.15日本地域委員会の郭東儀議長、副議長である総連中央の徐忠彦国際統一局長、在日朝鮮人平和統一協会の李漢洙会長、在日韓国民主統一連合の孫亨根 議長をはじめとする各界各層の在日同胞400人あまりが参加した。

 基調報告を行った郭東儀議長は、2000年6月の北南首脳会談の結果、民族史に和解と団結、統一の新時代を開く6.15共同宣言が発表されたと指摘し た。

 郭議長は今回の3者共同行事の開催を李明博政権が阻んだことを、「統一を渇望するわが民族に対する敵対行為」だと非難し、「天安」号事件を機に北南関係 を一触即発の状態に追い込んだ南側当局を糾弾した。また、2日の地方選挙における与党ハンナラ党の敗北は李政権に対する「民心の峻厳な審判」だと述べた。

 郭議長は「6.15の旗を高く掲げ、内外の反統一勢力の挑戦を退け、統一運動をより活性化させる」ために、▼南当局の反民族的行為を糾弾する各種宣伝活 動と大衆運動▼6.15、10.4両宣言の固守、履行▼6.15民族共同委員会の強化、北、南、海外3者の連帯促進▼日本による「韓国併合」100年に際 した日本の過去清算、対朝鮮制裁と「高校無償化」除外などの在日同胞差別と弾圧の中止を求める活動を提起した。

 続いて、在日韓国民主女性会の金知栄会長、国平寺の尹碧巌住職、在日韓国青年同盟の文世賢委員長、日本地域委員会副議長である都相太・NPO法人三千里 鐵道理事長と在日本朝鮮民主女性同盟の姜秋蓮委員長が演説を行った。

平壌 事態打開のカギは宣言履行

 共同宣言発表10周年記念の中央報告会が14日、人民文化宮殿で行われた。

 党、国家の幹部、社会団体、省、中央機関、各部門の活動家、6.15北側委員会と祖国統一汎民族連合(汎民連)、祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学 連)北側本部メンバー、平壌市民、南朝鮮の韓相烈牧師、海外同胞が参加した。

 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は報告で、分断から55年目にして初めて北南首脳の対面が行われ、「わが民族同士」を基本核とする6.15共同 宣言が発表されたのは、自主統一の実現で歴史的転換を成し遂げた民族史的出来事だったと述べた。

 また宣言発表後、過去には想像できなかった驚異的な出来事がもたらされたことは「わが民族同士」の理念の正当性を示していると強調した。

 現在の情勢に関して同氏は、朝鮮半島に一触即発の危機が醸成されていると指摘。現在の重大な事態を打開できる唯一の方途は北南共同宣言の固守、履行にあ ると主張した。

 南側当局に対しては、「外部勢力と共助して『膺懲』と『報復』の動きをわずかでも見せるなら、必ずや高価な代償を払うことになる」と警告した。

 この日、人民文化宮殿では記録映画の上映会、写真展示会なども催された。

ソウル 「6.15に立ち返るべき」

 南朝鮮では6.15南側委員会や野党を中心に記念行事が催された。

 13日、6.15南側委員会と野党4党の代表で構成された6.15共同宣言10周年行事準備委員会が主催する平和統一汎国民大会がソウル広場で開かれ た。(写真=統一ニュース)

 約3千人が参加した行事では、李昌馥行事準備委員長のあいさつや野党代表らの演説、歌、ダンス公演などが行われた。

 李委員長は、共同行事の平壌開催を許可しなかった当局を厳しく非難。「政府は対北政策を根本的に転換すべき」だと述べた。

 野党代表らも6.2統一地方選挙での勝利を追い風に、李政権の政策を批判し、共同宣言の履行を強く求めた。民主党の朴智元院内代表は、「大統領が 6.15共同宣言の精神に立ち返ることを願う」と語った。民主労働党の姜基甲代表も「地方選挙で噴出した国民の声から顔を背けてはならない」と述べた。

 参加者らは朝鮮半島が描かれたピケを手にし、「6.15共同宣言実践」や「戦争反対」「平和実現」などのスローガンを叫んだ。

 また、15日には6.15南側委員会の主催で平和統一民族大会が開催された。

 6.15南側委員会の金祥根常任代表は、「李明博政権が6.15宣言を事実上廃棄した結果が現在の南北間の緊張と対立の激化」だと指摘。同委員会の白楽 晴名誉代表も、「大統領の『天安』事件に関する対応は、今まで積み上げてきた南北和解の雰囲気を一気に覆した」と非難の声を上げた。

 一方、野党党首らも「李政権下で歴史は後退した」(丁世均・民主党代表)などと北南関係破たんに対する現政権の責任を厳しく追及した。また、「誰も 6.15時代の流れを止めることはできない」(李在禎・国民参与党代表)、「政府が6.15精神を現実化できるよう、われわれが牽引車の役割を果たしてい こう」(宋永吾・創造韓国党代表)と宣言履行に向けた取り組みを強化していく意向も表明した。

 この間、ソウル以外にも各地で集会、マラソン大会、文化公演など多彩な行事が行われた。

[朝鮮新報 2010.6.21]


庶民イジメは、間違った政治です!!

2010-06-21 | 世界を知る

英新政権の緊急財政方針

   消費増税 異論噴出

      労組・業者 「貧困層・小売業に打撃」


 財政赤字削減を最優先課題とする英新政権は22日、緊急財政方針を発表する予定です。この中に付加価値税(消費税)増税が含まれるとの憶測が流 れ、労組や小売業界が異論を唱えています。(ロンドン=小玉純一)


 労組のナショナルセンター、労働組合会議(TUC)のバーバー書記長は14日、「付加価値税増税は富裕層より貧困層や小売業、その雇用に打撃とな る。金融取引税やキャピタルゲイン課税(株や不動産売買益への税)強化で歳入を増やす方が公平だ」と主張しました。

 英小売協会(BRC)のスティーブン・ロバートソン事務局長は7日、「赤字削減策は必要だが景気に痛手となってはならない」と指摘。小売最大手の テスコのロリー・マキルウィー財務担当取締役は「付加価値税増税は先延ばしした方がいい。食料品への適用はばかげたこと。消費者の消費を下げてしまう」と 指摘しました。

 5月6日の総選挙で下野した労働党の次期党首候補の1人、エド・ボールズ元教育相は、「付加価値税『爆弾』を阻もう」と運動を展開しています。

 キャメロン首相(保守党党首)は「付加価値増税はない」との言明を避けています。

 労働党前政権は景気刺激策の一つとして昨年末までの13カ月間、課税を2・5ポイント下げ15%にしていました。


あらゆる方々が 平和運動に参加されるように!

2010-06-20 | 投稿・投書・私の意見

    “人権と平和を考える”

     山本薩夫監督生誕100年の集い


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(写真)山本薩夫監督・生誕100年の集い=19日、東京都新宿区

 「人権と平和を考える山本薩夫監督生誕100年の集い」が19日、東京都新宿区の四谷区民ホールで開かれました。会場をほぼ満席にした400人の 参加者は、社会派映画監督として知られ日本映画の民主的発展に尽力した山本監督の業績や人柄について聞き入りました。

 女優の大竹しのぶさんがあいさつし、監督の優しさに触れながら、「明日を担う子どもたちに、いい映画を残すという監督の思いを引き継いでいきた い」と決意を述べました。

 次に、俳優の地井武男さん、赤塚真人さん、山本宣さんと映画監督の後藤俊夫さんによるトークショーを行いました。地井さんは「あゝ野麦峠」の撮影 で、農民が資本家に立ち向かう姿勢を演技指導された思い出を語り、「監督は、『権力』というものに対する考え方を教えてくれました。監督ほどストレートに 言ってくれる人はいませんでした」と述べました。

 山本さんは「第2次世界大戦とはなんだったのかを大きく描いた監督は山本監督だけではないですか」と語りました。

 監督の代表作「あゝ野麦峠」が上映され、会場から大きな拍手が起こりました。

 続いて「山本薩夫監督 生誕100年の夕べ」が開かれ、映画「映画監督 山本薩夫」の上映と懇談会がおこなわれました。


時間を見つけてご参加ください。 投稿

2010-06-20 | 投稿・投書・私の意見
今月23日(水)午後6:30~  ハートピア大会議室において

「核兵器のない世界をめざす京都講演会」が開催されます。

主催は「平和市長会議の2020ビジョンの実現をめざす京都実

行委員会です。非核の会もここに参加しています。
 
内容は
1、広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー
 さんのお話です。秋葉広島市長のスポークスマンとして
 アメリカや日本で講演活動を精力的にこなされている方
 です。リーパーさんはアメリカ人でありながら広島平和
 文化センターの理事長をされています。若い頃には京都
 YMCAで英会話の講師をされていたこともあります。
 リーパーさんには、5月に開催された NPT再検討会議
 最終合意文書について平和市長会議が どのように評価され
 ているのか、また今後どのような展望 をもっておられるのか、
 興味深い話をしていただけると思いま す。
 
2、また、講演会では、京都からNPT再検討会議要請団に
 参加した青年(寺島さん)、宗教者(出口さん)、被爆者
 (花垣さん)の報告もしてもらいます。
 
3、京都府内自治体の反核平和施策担当者にも案内しています。
 
何かとお忙しい時期だと思いますが、ぜひご出席をお願いします。
 
長谷川長昭