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「市長としての職責を全うしているとは言い難い」毎日新聞 2013年05月30日 02時30分

2013-05-31 | 投稿・投書・私の意見

橋下市長:大阪市議会が問責決議可決へ?

                                                                                  毎日新聞 2013年05月30日 02時30分

                                                                ◇自民、民主系、共産の3会派が共同提案 公明も賛成  一転ドローに

 

 旧日本軍の従軍慰安婦を巡る発言などで市政を混乱させたとして、大阪市議会が30日に橋下徹市長に対す る問責決議案を可決することが分かった。自民、民主系、共産の3会派が共同提案し、公明も賛成する。同市議会で市長への問責決議案が可決されるのは史上初 めてで、市政運営への打撃は必至だ。

 自民など3会派が29日、問責決議案を30日の本会議で提案する方針を確認した。維新は反対する方針。

 決議案では、橋下市長が 沖縄の米軍司令官に風俗業の活用を求めた発言について、「米軍・米国民には発言を撤回・陳謝したものの、市民に対する謝罪は一切なく、誠意が全く感じられ ない。市長でありながら市政を大きく混乱させ、深刻な国際問題にまで発展しつつある」と指摘。発言の影響で6月の訪米を中止したことについては、「国際交 流の歴史を傷付けたばかりでなく、外国人観光客倍増計画などへの影響も避けられない」としている。また、「市長としての職責を全うしているとは言い難い」 と断じ、「公人の立場での発言には責任問題が伴うことを自覚すべきだ」と猛省を促している。

 問責決議は、地方自治法に基づく不信任決議と異なり、法的な拘束力はない。埼玉県志木市長(2013年)や奈良県天理市長(12年)、福島県南相馬市長(同)などが問責決議を受けたが、大阪市では例がない。【林由紀子】

 

公明が政治的脅迫に屈して、別案提出、ドローにした。


京都市議会・京都の常識示す決議…一人だけ反対。

2013-05-29 | 世界を知る

          橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に対する決議

  去る5月13日に、日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長は、「第二次世界大戦当時は慰安婦制度が必要だった」との発言をした。

 この発言は、米軍幹部に対する発言も含めて、女性をはじめ多くの人々の人格を否定し、人権を侵害するものである。
 

よって京都市会は、橋下徹大阪市長に強く抗議し、そのような発言の撤回と謝罪を求める。

 以上、決議する。

                                                             平成25年5月28日  京都市会

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提出者
 自民党市議団
 日本共産党市会議員団
 民主・都みらい
 公明党市議団
 無所属(清水)

賛成:自民、共産、民主、公明、京都、無所属(清水)

反対:無所属(森川) (維新系)

 

    米側に受け入れてくれる人も、自治体も、企業もない。橋下市長 訪米中止

                    「慰安婦」暴言に米国反発

                   キャンセル料については公費で支出すると言明しました。・・・市長辞職に値する!

 
 日本軍「慰安婦」は必要だったと発言して、国内外から厳しく批判されている日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は28日、市役所内で記者団に対 し、6月中旬に予定していた米国視察について、一連の暴言に対する米国内での反発が根強いことなどから「いまこの状況で僕が訪米することにメリットはな い。総合的に判断し、中止とした」と述べ、訪米中止を表明しました。

 橋下氏は「(首長の)発言で行政が影響を受けることもある」と開き直り、自身の責任については「最終的に選挙での審判にゆだねられる」と突っぱねました。キャンセル料については公費で支出すると言明しました。

 橋下氏は、維新幹事長の松井一郎大阪府知事と共に6月10日から同16日の日程で、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市や、ニューヨーク市への訪問を計画していました。


参観者を迎えるためおめかしをしているところ。

2013-05-28 | 世界を知る

           〈ピョンヤン笑顔の瞬間 5〉チョゴリでおめかし

月曜日から土曜日まで0~4歳までを預かる金正淑週託児所。

園児たちは親に代わって朝起きてから寝るまで世話する保育員にすっかりなついている。

写真は最近やっと、チマ・チョゴリも自分で着られるようになったという2歳児たち。

参観者を迎えるためおめかしをしているところ。髪のセットはまだまだ保育員の仕事だという。

 (盧琴順)


弁護士会が・基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とする立場から 「橋下に渇!」

2013-05-28 | 投稿・投書・私の意見

橋下発言は人権侵害

大阪弁護士会会長が抗議声明

 

 

 大阪弁護士会の福原哲晃会長は27日、「日本維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長の日本軍「慰安婦」発言問題に関する抗議声明を発表しました。

 声明は、橋下氏の「慰安婦は必要だった」などの発言は「市民の人権擁護に関する諸施策や教育行政、労働行政等を統括し公権力を行使する立場にある 公人が、戦時下の性暴力という最も深

刻な人権侵害を正当化し、女性の人としての尊厳を深く傷つける」ものであり「極めて不適切」と批判しています。

 また、声明は、大阪弁護士会が1998年の会長声明で「将来にわたって国際社会のより一層の信頼を獲得し名誉ある地位を得ていくためには、自国のたどった歴史的事実を正しく認識すること

が必要」として、教科書から「慰安婦」問題の記述を削除すべきでないと表明したことも示し、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とする立場から、「国政政党の共同代表であり大阪市長で

ある橋下氏が、人権を軽視する風潮を助長し、人権侵害を容認するような発言をしたことに強く抗議する」としています。


参加者によるフリートークで、「憲法は押しつけだと言う人が、安保条約を押し付けといわないのはおかしい」

2013-05-27 | 投稿・投書・私の意見

改憲草案の怖さ語り合う

京都 クラブで若手弁護士ら

 

 

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(写真)会場の質問に応じる福山氏(左)と参加者ら=26日、京都市

 憲法をテーマにしたトークイベント「自民党の改憲草案を、クラブで語る!」が26日、京都市のクラブで開かれ、弁護士や司法修習生、市民らが、自民党改憲草案の内容や96条改定の狙いについて考え合いました。

 自民党の改憲草案の内容と怖さを知らせることを目的に立ち上げた「明日の自由を守る若手弁護士の会」(約250人の有志で構成)の主催で、関西では初めてです。

 主催者あいさつで遠地靖志弁護士は、「クラブを会場に借りた初の試みです。憲法について気軽に語り合い、今後の運動につなげたい」とのべました。

 憲法の成り立ちや立憲主義を解説した同会製作の紙芝居「王様を縛る法~憲法のはじまり」を上演した後、福山和人弁護士が「憲法改正で幸せになれるか」と題して講演。

 憲法が、個人の人格の尊重を目的とし、それを権力者に守らせることを義務づけているのに対し、憲法が、個人の人格の尊重を目的とし、それを権力者に守らせることを義務づけているのに対し、自民党の改憲草案は、国防軍の創設や国民に憲法尊重義務を課すなど、逆立ちした内容になっていることを指摘し、改憲を許さない世論を広げる運動の重要性を強調しました。

 参加者によるフリートークでは、「憲法は押しつけだと言う人が、安保条約を押し付けといわないのはおかしい」(70代男性)、「改憲で幸せにはな れないと思った。仕事をし、家族と団らんする当たり前の生活ができるのは憲法があるからだと伝えていきたい」(司法修習生)などと意見交流しました。

 


平和な社会を望んでいる。「慰安婦」としてアジア各地の戦地を連れ回された。

2013-05-26 | 世界を知る

                    妄言を言い なぜ市長

                        大阪 集会で元「慰安婦」証言

 

 

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(写真)参加者のあたたかい拍手に応えて立ち上がり証言と平和への訴えを締めくくった元日本軍「慰安婦」の(左から)吉さんと金さん=25日、大阪市

 日本軍「慰安婦」問題の解決を求めて、「何度でも語る 歴史の事実はこれです」と題する集会が25日、大阪市内で開かれ、橋下徹大阪市長に暴言の 撤回と謝罪を求めている元日本軍「慰安婦」の韓国人女性2人が証言しました。主催は日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク。約500席の会場は満席とな り、ロビーにも人があふれました。

 元「慰安婦」の金福童(キム・ボクトン)さん(87)は、まだ少女のとき、日本の植民地支配下の朝鮮で軍需工場に連れていくと言われたが、結局、 「慰安婦」としてアジア各地の戦地を連れ回され、「私は日本軍の奴隷となって散り散りに引き裂かれた」と証言。「私たちは罪を憎んでも人は憎んでいない。 望むのは平和」と話し、日本の市民に問題解決と戦争反対への協力を呼びかけました。その上で「妄言を言う人がどうして市長でいられるのか」「今後、日本の 責任者には素晴らしい人を選んでください」と訴えると参加者は大きな拍手で応えました。集会では、もう一人の吉元玉(キル・ウォノク)さん(84)も戦争 の犠牲者を増やしたくないという切実な思いを強調しました。

 中央大学の吉見義明教授が、橋下氏が「証拠がない」としてきた軍や官憲による強制連行の事例についても十分な証拠があるが、連行形態にかかわらず軍の慰安所で行われたことが強制であったことが最大の問題であり、「慰安所は文字通りの性奴隷制度だった」と指摘しました。


5月21日付けに(上)掲載、今日は京都朝鮮歌舞団(下)紹介します。

2013-05-25 | 韓国・朝鮮の旅

         〈歌舞団の舞台裏 2〉京都朝鮮歌舞団(下)

                  「うちのカムダンすごいねんで!」/プライド、葛藤の壁乗り越え

  4月19日に京都朝鮮歌舞団ウリハッキョチャリティーコンサート「シアッ~The seeds~」当日まで数日を控えた団員たちの素顔とは。

約48年の歴史をもつ京都朝鮮歌舞団。移りゆく時代と共に同胞社会の形態も変化を遂げる中、「現在の同胞社会に何をどう伝えるか」という葛藤を抱えながらも、明日への希望を自ら作り上げようとする団員たちの思いがあった。

「司会の原稿が全然進まなくて…」。本番まであと3~4日となったある夜。事務所でパソコンを見つめながら険しい顔をする団長の姿があった。原稿を 覚え、さらに磨きをかける時間を考えるとあまり時間がないが、「こんなに原稿がはかどらないのははじめて。観客は同胞だけじゃない。自分たちの歴史を伝え たいけど、押しつけるようにはしたくない。みんなで理解しあって、手をつないでいきたい。その思いを伝えたいんだ」と真剣な表情で団長は語る。

高級部時代、在日朝鮮学生中央芸術コンクールでは独唱で優秀作品に輝き、大学も優秀な成績で卒業した。常にそのプライドが先立っていたが、「結局自 分は何もわかっていなかった。自分の小さなプライドが自らの成長を妨げていたことにやっと気づいた。自分が歌いたい歌じゃなく、同胞が聴きたい歌を歌える ようにもっと頑張らないと」そう力強く話す明姫さんだった。

姉の夢を背負い突き進む玉希さん、今年4月に入団し、夢と現実の狭間で悩む志紅さん。団員一人ひとりの葛藤はそれぞれだが、「同胞がいる場所ならど こへでも駆けつける」という共通のモットーを持ちながらひた走る団員たち。「『うちのカムダンすごいねんで!』なんていわれるような、同胞たちの自慢の歌 舞団になれるようもっともっと鍛錬していきたい。日本のどこでも通用するようなアーティストになることが、すなわち在日朝鮮人の地位向上につながると信じ ている」という京都同胞社会の未来を担う強い信念が彼女たちの表情、言葉の節々から垣間見えた。

 

 

 


株や円を売り買いしている主役は内外の投機 マネーです。  しんぶん赤旗より

2013-05-25 | 気になるマスコミの記事

         政府が「投機とバブル」をあおり立てる危険な政策を中止せよ

                                     京都 志位委員長が演説

 

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(写真)志位和夫委員長を迎えて開かれた日本共産党演説会=24日、京都市・みやこめっせ

 日本共産党の志位和夫委員長は24日、京都市で行った演説のなかで、昨日来、東京株式市場で株が急落し、長期金利も乱高下する状況について、「ア ベノミクスが制御不能に陥りつつある」とのべ、政府・日銀が「投機とバブル」をあおり立てる危険な政策を中止し、大企業の過剰な内部留保を活用して大幅賃上げをはかることによって「デフレ不況」から脱出するという大道にたった対策への転換を求めました。

 志位氏は現在の経済情勢について、「働く人の給与の落ち込み、設備投資の減少など、経済の土台―実体経済のところで落ち込みが続くもとで、金融の 操作だけで人為的に株を引き上げるという、きわめてリスクの高い経済政策が破綻に陥りつつあります」と指摘。「株や円を売り買いしている主役は内外の投機 マネーですから、今後どういう展開をたどるか、どこにどういう形でゆがみが噴き出すかは、誰も予測できません」として、次のように表明しました。

 「資本主義のもとでは経済の膨張のなかでバブルが起こることは避けがたいことですが、実体経済とかけ離れたところで、政府・日銀が率先して『投機 とバブル』をあおり立てるという政策は邪道であり、その深刻な弊害がすでに各分野にあらわれています。直ちにこの危険な政策を見直し・中止し、大企業の過 剰な内部留保を活用した大幅賃上げによって『デフレ不況』から抜け出すという大道にたった政策への転換を求めます」


男性も馬鹿にされている。全議員のアピールを出せばいい!橋下のような男性は、極極極極少数

2013-05-24 | 投稿・投書・私の意見

暴言問題 橋下市長辞職求める

共産党の大阪府内女性議員

 

 

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(写真)暴言に抗議し、辞職を求める(前列右から)石村、山中、中村、寺戸、太田、(後列右から)西田、吉開、山下の各氏=23日、大阪市

   日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が「『慰安婦』制度は必要」「米軍は風俗業の活用を」と暴言をはいた問題で、日本共産党大阪府委員会は23日、市役所内で記者会見し、府内64人の全女性地方議員のアピールを発表しました。

 アピールは、公人としての歴史認識のひどさに驚くとともに戦時下のみならず女性を男性の欲求の道具としてしか見ない、世界にも通用しない女性観、 ゆがんだ人間観は男性の尊厳も踏みにじるものと指摘。「公職の座にいすわり続けながら、女性の人権を繰り返しじゅうりんし、侵略戦争の真実から目をそら し、過去に日本が犯した過ちを自ら認めようとしない態度は許されません」とのべ、発言の撤回と謝罪、公職の辞職を求めています。

 太田いつみ党府副委員長と山中智子、寺戸月美両大阪市議、中村玲子高槻市議ら8人が出席しました。

 山中氏は「元『慰安婦』の人たちや市民、国民に対していっさい謝罪がなく、『日本だけではなかった』と弁明を繰り返している。おためごかしは許せ ない」と批判。「安倍首相が『立場が違う』というだけで、批判していないことを危惧している」と話しました。アピールを橋下市長あてに届けました。


94年に四世千作を襲名。狂言界では初めて文化勲 章を受章した。

2013-05-23 | 資料提供

          訃報:茂山千作さん93歳=狂言師、文化勲章受章者

                          毎日新聞 2013年05月23日 02時34分(最終更新 05月23日 03時43分)

茂山千作さん=京都市上京区で2010年3月、望月亮一撮影
茂山千作さん=京都市上京区で2010年3月、望月亮一撮影
 

 文化勲章受章者で狂言界の第一人者、人間国宝の四世茂山千作(しげやま・せんさく、本名・七五三=しめ)さんが死去した。93歳だった。

 江戸時代から続く京都の大蔵流狂言師、茂山千五郎家に生まれる。5歳で初舞台。子供のころから弟の千之 丞さんと狂言を演じ、名コンビとうたわれた。21歳の時、狂言師の卒業論文といわれる「釣狐(つりぎつね)」を初演。戦時中は海軍に配属。重巡洋艦に乗り 組み真珠湾攻撃にも参加した。戦後は狂言の場がなく苦労しながら知人の紹介で学校を巡演。これが後に狂言普及の基礎を作った。

 さらに当時は珍しかった現代演劇と伝統芸能のコラボレーションなどに千之丞さんと出演。歌舞伎に出演し た時は能楽協会から退会を勧告されたりした。しかし千作さんの当時の活動は今、普通になっている。狂言600年の歴史上、これほど多彩な活動をした兄弟は いないと言われ、新時代を開いた。その芸は格調高い一方で、天衣無縫。愛嬌(あいきょう)も豪放さもあり大名、太郎冠者、山伏、僧侶などどんな役でもこな した。代表作は数多く「枕物狂」「木六駄」「素袍落」「萩大名」など。66年に十二世千五郎(当主名)、94年に四世千作を襲名。狂言界では初めて文化勲 章を受章した。日本芸術院会員。


訪日 は検討しておらず、中国重視の姿勢を打ち出す方針だ。

2013-05-22 | 世界を知る

      韓国朴大統領:6月末訪中へ 「米の次は日本」の慣例破る

                       毎日新聞 2013年05月22日 20時00分(最終更新 05月22日 21時05分)

韓国の朴大統領=西脇真一撮影
韓国の朴大統領=西脇真一撮影
 

 【ソウル大貫智子】

 韓国青瓦台(大統領府)報道官は22日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪中につい て、6月末の日程を軸に中国側と調整していることを明らかにした。22日付の韓国紙・韓国日報は26~28日を中国側に提示していると伝えた。一方、訪日 は検討しておらず、訪米後に訪日するという歴代政権の慣例を破り、中国重視の姿勢を打ち出す方針だ。

 訪中では習近平(しゅう・きんぺい)国家主席と首脳会談を行う。北朝鮮は18~20日に短距離ミサイル を相次いで発射する一方、22日には金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の特使として崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長を訪中させるなど硬軟 両様の動きを見せており、北朝鮮に影響力が強い中国との連携を強化する。

 朴大統領は今月7日の米韓首脳会談に続き、南北が信頼を積み上げ関係を改善していこうという基本政策「朝鮮半島信頼プロセス」について説明し、支持を得たい考えだ。

 また、朴大統領は外交の基本姿勢として米韓同盟を重視しつつ、中韓関係強化や「米中韓3カ国戦略対話」 の推進などを掲げている。3カ国の戦略対話については、米側が慎重で実現の見通しは立っていないが、外交筋は「どんな形でも3カ国の枠組みを作ろうという のが朴政権の強い方針」と話しており、習主席との会談で直接提案する可能性もある。

 一方、歴史認識問題などを巡り、韓国側は対日不信を深めており、大統領訪日のメドは立っていない。

 日本とのパイプ役である韓日議員連盟所属の与党セヌリ党議員から、安保協力について「既存の韓米日(3カ国協力)中心から韓米中(3カ国協力)体制へ変えることを検討すべきだ」との意見も出るほどだ。

 米国のデービース北朝鮮担当特別代表が今月中旬に日中韓3カ国を歴訪した際、日米韓3カ国の局長級協議を検討したが、韓国側が慎重で実現しなかった経緯もある。今回の訪中で、朴政権の「日本外し」が一層際立つことになりそうだ。

 


日朝協会も政府・文部科学省・該当する都道府県知事に、朝鮮学校を差別するなと申し入れています。

2013-05-22 | 世界を知る

  〈ジュネーブ・オモニ代表団〉社会権規約委員会 日本審査/「高校無償化」も議題

                        国連でも朝鮮学校差別あらわに

社会権規約委員会の日本政府報告書審査を傍聴するオモニ代表団(写真:李相英記者)

【ジュネーブ発=李相英】4月30日(現地時間)にスイス・ジュネーブの国連人権高等弁務官事務所で行われた国連社会権規約委員会第50回会議で、日本政府の同規約に関する第3回政府報告書の審査が行われた。

ジュネーブに滞在中の朝鮮学校オモニ代表団も会議を傍聴した。

日本審査が行われた国連人権高等弁務官事務所の会議室(写真:李相英記者)

日本政府が2010年4月から高校授業料無償化・就学支援金支給制度を実施し、昨年9月には長きにわたり社会権規約第13条2項(b)(c)に付し ていた留保を撤回したこともあって、規約委員会の委員の間では教育の権利に関する日本の取り組みに多大な関心が寄せられていた。日本政府も審査の冒頭の挨 拶で、「高校無償化」制度と留保の撤回を「大きな前進」と評していた。一方で、「高校無償化」から朝鮮学校が除外されている現状にもさまざまな懸念が寄せ られていた。審査前日のNGOミーティングでオモニ代表団が朝鮮学校を取り巻く差別的状況について発言し、同委員会が日本政府に対して一刻も早い「高校無 償化」の適用を勧告するよう要請したこともあって、13条に関する審査では「高校無償化」からの朝鮮学校除外問題が大きく取り上げられた。

午前の会議の終わりに、この問題に関して委員会側から質問があった。国連社会権規約委の申恵秀委員(南)は、日本政府が2010年から施行している 高校授業料無償化措置を評価しつつも、「なぜ朝鮮高校の生徒たちはその対象に入っていないのか。彼らは日本で生まれ育った子どもたちだ。日本は北朝鮮と国 交がないというが、生徒たちの中には韓国籍も多く、日本国籍もいる。朝鮮学校に対する差別的な待遇を撤回し、救済措置がとられるべきだ」と述べた。

日本政府代表団は午後の会議で申委員の質問に回答。朝鮮高校を「高校無償化」の適用対象外にした理由について、▼朝鮮学校は朝鮮総聯と密接な関係が あり、教育内容、人事、財政にその影響が及んでいるため、無償化審査基準に記されている、法令に基づく学校の適正な運営に適合するとの確信が現時点では得 られていない、▼拉致問題に進展がないため、現時点で高等学校就学支援金制度の対象とするには国民の理解が得られない。したがって、文科省の省令によって 朝鮮学校への支給根拠となる規定を削除し、不指定処分にしたと述べた。朝鮮学校が学校教育法に定めた1条校となるか、北朝鮮との国交が回復すれば対象とな ることができると付け加えた。

さらには、今回の朝鮮学校の不指定処分は、「民族という観点から判断するのではなく、審査基準の観点から制度の対象となる学校を限定するもの」であ り、「特定の民族を差別する措置ではない」と発言。現状で1条校や省令に基づき指定されたほかの外国人学校に在学する在日朝鮮人は制度の対象となってお り、韓国系の学校も対象になっていると焦点をはぐらかした。

日本政府の回答に対して申委員が再び質問。「高校無償化」は教育に対する平等の権利を保障するものであり、朝鮮高校の生徒たちと拉致問題との間には 何の関係もなく、彼らを排除する理由にはならないことを強調、日本政府の措置は日本で生まれ育った子どもたちの教育の権利を奪うことになると厳しく追及し た。

しかし日本政府代表団側は、朝鮮学校と総聯、朝鮮との密接な関係を再度強調しながら、「国民の税金をそのような学校に対して支給することは国民の理 解を得られない」と筋違いの強弁に終始した。「民族差別ではない」としつつも、政治的な理由による朝鮮学校の差別的処遇を正当化する日本政府側の発言に、 傍聴席に陣取る日本や国際NGOの代表からは「悪質だ」「朝鮮高校生徒に対する明白な差別」「日本政府は国内世論しか見ていないのではないか」と非難の声 が上がった。

(朝鮮新報)


京都朝鮮歌舞団。団長の姜 侑里さん、団員の朴玉希さん、呉明姫さん、朴志紅さん

2013-05-21 | 韓国・朝鮮の旅

〈歌舞団の舞台裏 1〉京都朝鮮歌舞団 上

〝希望の「種」蒔いていきたい〟

一日中でずっぱり 夢に向けひた走る

 花見、納涼祭、朝・日の集い、結婚式など同胞行事の舞台に欠かせないのが日本各地7ヵ所にある朝鮮歌舞団。民族文化の粋を守りながら常に同胞たちの そばに寄り添ってきた団員たちの普段見えない姿を追った。一回目は4月19日、大盛況となったチャリティーコンサートを成功させた京都朝鮮歌舞団の日常と 舞台裏を密着取材した。

4月14日。日曜日の午前9時、誰もいない総聯京都府本部に着き、鍵がかけられたドアの前でウロウロしていると、「オンニ、アンニョンハシムニカ! 遠くからはるばるスゴハシムニダ」と明るい声が聞こえた。その声の主は、京都朝鮮歌舞団団員の朴玉希さん(21)。兵庫県出身で、今年で4年目。団長の姜 侑里さん(32)、6年目の呉明姫さん(25)、今年4月1日に入団したばかりの朴志紅さん(20)も集まっていた。全員が集合したところで昨年購入した 「歌舞団車」に機材と衣装をパンパンに積んで出発。総聯伏見支部と南支部の合同花見が行われる京都・豊国神社へと向かった。

花見開始の2時間半前。現場に着くや否や、早速仕込みに入る。特設ステージなどはなく、大きなマットにスタンドマイク、音響装置だけで舞台が完成。 重たい装置やマイクコードをテキパキ運び、手際よくセッティングしていく。着替える楽屋や空き部屋などはないため「そういう時は、車の内側を全面布で覆っ て、その中で着替えるんです」と、当たり前のような調子で言い放つ。そしてきれいなチョゴリをまとったら準備万端。

「何度やっても緊張する」と、強張った表情で話す明姫さん。他の団員らの口数も少ないようだった。そうしているうちに徐々に人が集まり、たちまち焼肉の煙があちこちで立ち上がっていく。

いよいよ本番。「ヨロブーン、アンニョンハシムニカー!」。さっきまでの緊張感は消え、音楽と共に明るい笑顔で登場すると、子どもたち、若者からお年寄り、それまで焼肉をつついていた人たちも立ち上がり、オッケチュムを踊り、統一列車で野原を駆け回った――。

※全文は朝鮮新報5月20日付5面をご覧ください。

 

 

 


朝鮮新報日本語版  人間の尊厳を無残に踏みにじられた『少女』たちの生の声を、

2013-05-19 | 韓国・朝鮮の旅

         「慰安婦」問題、橋下市長の発言に怒り噴出

              「許しがたい人権侵害」「歴史認識欠く発言」

「慰安婦制度は必要だった」。日本軍「慰安婦」問題をめぐって「軍の強制性を示す証拠はない」と主張する日本維新の会共同代表である橋下徹大阪市長が13日、当時の「慰安婦」制度を容認する考えを表明し、物議を醸している。

橋下市長は「なぜ日本の従軍慰安婦制度だけが取り上げられるのか。当時は(「慰安婦」制度を)世界各国が持っていた」などと述べたほか、沖縄の米軍司令官に「風俗業の活用」を促したことも明らかにした。

一連の発言に対し、日本軍「慰安婦」問題に取り組む人々や市民団体からは怒りの声があがっている。

「口にしてはならない暴言」 

映画監督の朴壽南さんは、ドキュメンタリー映画「アリランのうた―オキナワからの証言」(1991年)以来、一貫して「慰安婦」問題に関心を寄せている。

朴さんは、一連の橋下市長の発言にまざまざとよみがえるいくつかの場面があると述べ、次のように語った。

「1995年5月、水野法相(当時)の『慰安婦は公娼だ』という発言に韓国のハルモニたちが、『このままでは死ぬに死ねない』と、15人が来日し た。『娼婦』にでっち上げられてきた『慰安婦』被害者たちが沈黙から立ち上がったのだ。その中には、13歳で拉致された河壽任さんがいた。『最初の夜、司 令官が私をなぶりものにした。噛みついて、滅多打ちにされ、3日間、私は死んだ―。生き返ったがこの通り右腕は折れてぶら下がったままだ。見舞金260万 だと? この体を元に戻せ! 私を返してくれ!』。天皇のため働けと言われ、人間の尊厳を無残に踏みにじられた『少女』たちの生の声を、産む性を蹂躙され たその怒りを、橋下や日本の政治家に伝えたい」

15日、「I女性会議・大阪」など3団体の代表らが大阪市役所で記者会見を行い、橋下市長の発言を厳しく非難した。また、市長宛てに謝罪と発言の撤回を求める抗議文を提出した。

「I女性会議・大阪」のメンバーの1人である長崎由美子さん(「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」事務局長)は、橋下氏の「慰安婦制度が必 要だった」という発言について、「『戦争には犠牲が必要であった』というようなことは、本来ならば口にしてはならないこと。このような暴言が公然と発せら れ、マスコミに大きく取り上げられるような社会の風潮が恐ろしい」と述べた。

長崎さんは、「橋下氏の発言は、日本が過去に行った侵略と植民地支配をめぐる歴史認識を欠いたもの。これは朝鮮学校差別の問題にもつながる」と指摘する。

一方、朝鮮学校に対する弾圧が横行しているかたわらで、「日の丸・君が代」強制の府条例をはじめ、橋下市長を中心として市民たちに対するさまざまな 「締め付け」が強化されている大阪の現状についても言及しながら、「まるで治安維持法によって統制されていた戦前のよう。意見することがはばかられ、差別 などに声をあげにくい状況がつくられてしまっている」と危惧した。 

「『第二の橋下』生まれかねない」 

現代史の専門家や国際人権NGO関係者も、橋下市長の発言を非難した。

「地域に学ぶ関東大震災」の著者の一人である小薗崇明さん(東京大学大学院文学研究科博士後期課程在籍)は、「橋下市長の発言にはがっかりした。私 が考えているのは、なぜ今、日本で国民に人気のある為政者があのような発言を平気でできて、それが許されるのかということだ。戦後に行ってきた歴史研究や 平和教育は何だったのかという問題がたち現れていると思う。この点を考えなければ、『第二の橋下』がより過激な形で生まれかねない。いわゆる『在特会』の デモや過激なヘイトスピーチと同じことだ」と話した。

40年近く関東大震災時の朝鮮人虐殺を追及している平形千恵子さんは、「呆れて言葉も出ない。人権をひとかけらも感じない発言。関東大震災時に罪の ない朝鮮人を虐殺した当時の日本人と同じく、人を人として見ていない侮蔑を感じる。関東大震災時に起こった朝鮮人虐殺、そして現在このように『慰安婦は必 要だった』と言える状況を考えてみると、今も昔も根は変わらないと思った。日本にはこんなことを思っている日本人ばかりいると思われることが一番恐ろし い」と話した。

反差別国際運動(IMADR)の原由利子事務局長は、「『慰安婦』制度とは、戦時性奴隷制であり、その容認は言語道断。橋下市長の発言は、犠牲に なった女性たちの尊厳を踏みにじる暴言であり、女性を道具としか見ない全ての女性に対する人権侵害だ。戦後国際社会が再発防止のために60年かけて国際人 権法や人道法を発展させてきた、その議論や努力を完全に無視する暴挙である」と述べ、「社会的に影響力と責任がある立場にある公人の問題発言を許せば、日 本の民度が問われる。何らかの処分等抑制策が必要」と話した。

(取材班)

 


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2013-05-19 | 韓国・朝鮮の旅

「韓国はどうしてドイツのように統一できないか?」 決定的な違いは…

2013年05月17日15時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

李元馥(イ・ウォンボク)教授が16日、ソウルポスコセンターで統一をテーマに講演している。
  「ミサイルカードで威嚇する北が崩壊直前に極端な選択をしないだろうか」。「天文学的な費用がかかる統一を必ずしなければならない理由はあるのか」。

  社団法人「1090平和と統一運動」の主催で16日午後にソウル大峙洞ポスコセンターで開かれた「平和と統一人文学講座」。北朝鮮の3度目の核実験後、韓半島の緊張が高まったためか、ポスコの役職員からは南北関係に関する質問が次々と出てきた。

  この日の講演をした「遠い国、近い国」の著者、李元馥(イ・ウォンボク)徳成女子大大学院教授は「金正恩(キム・ジョンウン)第1書 記を出して緊張を高める北指導層が体制の最大の受恵者だが、彼らは極端な選択をしないと考える」とし「若者は必ず統一しなければいけないのかという質問を するが、統一はある瞬間に突然迫ってくる可能性があるので準備しておく必要がある」と答えた。

  この日の講演は、3月に発足した社団法人「1090平和と統一運動」が韓半島の平和と統一に対する国民意識を高めるために準備した講 座で、定期的に開かれる予定だ。白髪の60歳代の役員から入社したばかりの新入社員まで、ポスコCR本部とマーケティング本部職員300余人が参加し、講 演を聴いた。

  1989年にベルリンの壁の崩壊現場にいた李教授は「ドイツと韓国の統一、どう違うのか」というテーマで、韓半島統一の現実と課題を わかりやすく解説した。李教授は「ドイツと韓国はともに外勢によって強制的に分断を経験した“外勢型分断”だが、決定的な違いは分断国間の戦争有無」とし 「約300万人が死亡した韓国戦争(1950-53)で南北間の不信の幅は大きく、統一条件はドイツより悪い」と説明した。

  続いて「ドイツは歴史的に統一の経験が74年(1871ー1945年)にすぎず、相互互換主義の観点で統一を眺めたが、韓国は三国統一(676年)以降1945年の分断まで1269年にわたり一つの国だったため、理想的かつ感性的に統一を考える」と指摘した。

  李教授が「北風と太陽」のイソップ童話を借りて描いた漫画(核のコートを脱がない北朝鮮が裸で「暑いからといって脱いで寒くなればど うする」と話す漫画)で北朝鮮がすぐに南北交流に出てこない事情を説明すると、ポスコの職員は納得する表情を見せた。李教授は、周辺4強国の韓半島をめぐ る利害関係、南北の経済格差、天文学的な統一費用などを、韓半島統一の障壁に選んだ。

  またメディアの役割を強調した。李教授は「88年のソウルオリンピック(五輪)が東欧圏の崩壊を呼ぶきっかけになった」とし「当時、 東欧ではソウルは貧しいところと考えられていたが、五輪中継を見て韓国の発展に衝撃を受けた」と説明した。資本主義の発展の姿をテレビで視聴しながら、共 産圏国が内部の矛盾を悟ったということだ。

  ◆「1090平和と統一運動」=10代から90代まですべての世代を合わせて、韓半島の安定と平和、統一に対する関心と意志を拡散しようという趣旨で設立された民間の統一準備団体。