日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

片山さつき総務政務官(自民)は,9条がなかったら撃っていますよ と本音!

2013-07-31 | 軍事同盟・日米安全保障条約をやめさせよう

小池氏 “集団的自衛権は日本防衛と無関係”

 

憲法9条 自共対決

 

TVタックル

 

 
 

 

 日本共産党の小池晃副委員長は29日放送のテレビ朝日系「TVタックル」に出演し、憲法9条について各党議員らと討論しました。中国・北朝鮮の脅 威を口実に9条を変えて「国防軍」の創設などを訴える自民党議員に正面から反論し、対案を示す共産党の存在感が鮮明になりました。

 

 佐藤正久防衛政務官(自民)は北朝鮮のミサイルや中国軍艦の海洋活動の拡大をあげ、「今の9条では国家・国民の命を守ることができない場合も出て きている」などと不安をあおり、改憲を主張。小池氏は「これまでの政府解釈でも日本を守ることは、個別的自衛権の話だったではないか」と反論。9条があっ たために、海外での武力行使が禁止され、自衛隊の海外派兵や、集団的自衛権の行使の歯止めになってきたと指摘しました。

 

 議論は自民党が改憲草案で示している集団的自衛権の行使や、「国防軍」に波及。佐藤氏は「憲法には国連憲章が認める自衛権も書かれていない。自分 の国を守る基本原則がない」などと説明。小池氏は「日本を守る権利かのように議論されているが、集団的自衛権というのは日本の同盟国が攻撃された場合に一 緒になってたたかうということだ。日本を守ることと関係ない」と批判しました。

 

 片山さつき総務政務官(自民)は中国軍艦の海自護衛艦へのレーダー照射事案(1月)をあげ、「9条がなかったら撃っていますよ」との暴言。小池氏 は「北朝鮮や中国と事を構える国にするのか。絶対に衝突を起こさせない外交努力こそ必要です」と述べ、対話による解決に本腰を入れるよう求めました。


歴史認識の一致・現実をよく見よう・・見出しは日朝協会

2013-07-30 | 投稿・投書・私の意見

朝鮮戦争と日本

 

朝鮮で祖国解放戦争勝利60周年を記念する様々な行事が行われた。「勝利者の大祝典」と銘打たれた祝賀行事は、米国に勝利した60年前さながらの歓喜に沸いた。経済建設にまい進する人々の希望が伝わる一方、日本メディアの第三者的なとらえ方に違和感がある

 

▼日本では、停戦協定を破り南朝鮮に軍を駐留させ、核兵器を持ち込み、北侵演習を繰り返す米国の脅威について報じられることは皆無。朝鮮が戦争危機をあおっていると逆さに報じられる。「朝鮮半島危機」に乗じて再軍備、核武装を主張した政治家が首相に収まっている

 

▼朝鮮戦争当時のトヨタ自動車社長は、「(戦争の)特需という神風」によって倒産危機を脱することができたと振り返った。米軍への兵器・物資・サー ビスの提供により、日本には後の高度成長につながる「朝鮮特需」がもたらされた。朝鮮戦争の傍ら、日本では国産の蛍光灯、小型カメラ、コンタクトレンズ、 ナイロン製ストッキングなどの市販が始まった。50~52年の3年間、実質経済成長率は10%を超えた

 

▼当時の吉田茂首相は、朝鮮戦争勃発の報を受け、「これこそ天の恵み」と言って神棚に手を合わせた。自国で作られる兵器が、かつて植民地にした地で 再び大勢の命を奪うことなどおかまいなしだ。それだけではない。日本人は朝鮮戦争の前線で作戦に参加した。米国に追随して朝鮮戦争に参戦した当事国として の責任は極めて重い。(天)


   

 


 

核兵器全面禁止の流れを促している国々の政府代表が参加し、発言します。

2013-07-29 | イベント案内

原水爆禁止世界大会

海外代表 19カ国89人参加

国連と5カ国政府代表含む

 

 8月3日から広島、長崎両市で始まる原水爆禁止2013年世界大会に、国連と5カ国の政府代表をはじめ19カ国から89人の海外代表が参加することが28日までにわかりました。

 国連からは、潘基文(パンギムン)事務総長の代理としてアンゲラ・ケイン軍縮問題担当上級代表が参加し、7日の世界大会・長崎開会総会で発言します。

 国際政治の舞台で核兵器の非人道性に焦点をあて、核兵器全面禁止の流れを促している国々の政府代表が参加し、発言します。

 核兵器禁止条約交渉の即時開始を求めている非同盟諸国からはマレーシア、キューバの代表が参加します。核兵器廃絶をめざす7カ国のグループ「新アジェンダ連合」からは、「核兵器による人道的影響」国際会議の次期開催国メキシコの代表が参加します。

 北大西洋条約機構(NATO)加盟国でありながら、ことし3月に「核兵器による人道的影響」国際会議を主催したノルウェーの代表が参加。マーシャ ル諸島からはトニー・デブラム副大統領が初参加し、アメリカのビキニ水爆実験の被災から来年で60年となるなか、依然として深刻な被害の実態を告発しま す。

 ことしの世界大会は、核兵器の非人道性を告発する動きを核兵器禁止条約の交渉を求める流れと合流させ、いっそう力強い核兵器廃絶の国際世論を築く運動の出発点となります。また、被爆国にふさわしく、核兵器廃絶の先頭にたつよう日本政府に迫る大会となります。


来年3月までに県民過半数の100万人をめざし、全国にもよびかけます。

2013-07-27 | 世界を知る

「収束宣言」撤回・原発ゼロ

県民過半数の署名を

福島 復興共同センターが論議   11月県民大集会

 

 ふくしま復興共同センター(代表委員・斎藤富春県労連議長)は26日、福島県二本松市で加盟団体・地域センター代表者会議を開きました。活動内容 を交流するとともに、県民過半数を目標にした「事故収束宣言」の撤回と、「即時原発ゼロ」を求める署名の推進を論議し、秋の県民大集会開催を確認しまし た。

 報告では、国や東京電力が、事故の収束作業や賠償の費用を抑制しようとするなど、福島原発事故を過去のものとし、県民を切り捨てる姿勢を強めてい ることを批判。「これらを打ち破るには、県民の切実な要求を掲げた『オール福島』のたたかいを発展させる以外に道はない」とのべ、国と東電を動かす大きな 世論と運動をつくろうと呼びかけました。

 同センターが11日から始めた署名は、来年3月までに県民過半数の100万人をめざし、全国にもよびかけます。

 「県民過半数の署名は並大抵のことではない」として、署名を集める人を10万人規模で組織することも打ち出しました。

 県民大集会は11月2日に福島市で開催。原発推進、被害者切り捨ての国・東電に対して抗議の声をあげ命と暮らしを守り、「オール福島」のたたかいを前進させる場とすることをめざしています。


「憲法守って」「原発ゼロにして」などと次々と声をかけてくれるんです

2013-07-26 | 投稿・投書・私の意見

国民の期待担って 新参院議員に聞く

京都選挙区 倉林 明子さん(52)

暴走と対決 やる気満々

 

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 15年ぶりに改選数2の京都選挙区で議席を獲得しました。選挙区で初めて勝利を経験したという若い人たちが涙を流して喜んでくれ、勝つことが支援してくれる方々のエネルギーとなり激励となることを実感しました。

 自共対決の構図が鮮明になった選挙でした。それだけに自民党の暴走と対峙(たいじ)できるのは共産党しかない、という切実な期待がかつてなく大きく広がりました。

 街頭で訴えていても知らない人が「憲法守って」「原発ゼロにして」などと次々と声をかけてくれるんですね。「アッコ、アッコ」ってコールもわきおこりました。

 演説会も選挙戦がすすむにつれ、どんどん参加者が増えて過去最高の入りという状況になりました。初めて共産党の演説会に参加したという方がたくさんいて、そういう方がまた支持を広げてくれ、草の根から広がっていきました。

 消費税増税を止めてほしいという願いは切実です。京都市の2桁の商店会で支持・推薦をしてくれ、保守的な業界団体からも推薦決議を上げていただいた。増税ストップを言っている共産党に、比例でも選挙区でも伸びてほしい、という期待をひしひしと感じましたね。

 改憲の問題では、京都の自民党、民主党のどちらの候補者もごりごりの「ウルトラ改憲派」なんです。この問題でも共産党と倉林しかないという声が上がり、私自身も改憲派に議席を独占させてなるものか、と闘志がわきました。

 日本共産党への期待の高まりを恐れ、他党派や京都財界、知事、京都市長ら総がかりの反共攻撃がやられました。しかし、旗振れど踊らずで、反共では縛りがかからない状況になっていたんです。

 民主党にいたっては、自民党や公明党に票を回してと依頼したことが表面化しました。野党が与党に票の「おねだり」をするという見苦しさが、逆にマイナスになったんじゃないでしょうか。

 やはり日本共産党がぶれずに主張し、自民党政治に対決してがんばり抜いていることを、卑劣な反共攻撃があっても府民はちゃんと見てくれたんだと思います。

 いよいよ国会での活動です。府民の声を集め、首長とも一致できる問題では、協力・信頼関係をつくって、国会とのパイプ役として役立ちたいです。

 改憲阻止、消費税増税ストップなど公約にかかげた大きな課題が緊迫した状況です。これからが本番。切実な期待に応えて「はたらくぞー」って、やる気満々です。


現在は、高級部1年~3年まで約40人の生徒たちが受講している。

2013-07-25 | 投稿・投書・私の意見

           京都府青商会の新たな学校支援、朝高生対象に「未来ゼミナール」

朝高生の学力向上目的に

問題の解き方を根気よく教える講師

問題の解き方を根気よく教える講師

京都府青商会が朝鮮学校支援を目的に、5月から新たな取り組みを始めた。京都朝鮮中高級学校の高級部生徒たちを対象に独自の夜間特別学習指導「未来 ゼミナール」を運営している。教材費を除く参加費はすべて無料。5月20日の開講以来、毎週同校で行われている。京都府青商会が主管し財政的なバックアッ プを行い、留学同京都と同校の協力のもと授業が運営されている。生徒たちのさらなる学力向上が目的だ。関係者は、こうした取り組みを通じて朝鮮学校保護 者、生徒たちが、朝高進学への魅力とメリットをより強く感じることができればと話す。

留学同、学校関係者が協力

「未来ゼミナール」の開講は、今年の5月20日。月、火、水、金曜日の週4日、クラブ活動の後に京都中高の教室を借りて運営されている。

講義内容は、英語、政治・経済、世界史、数学、小論文、古文・漢文、物理、現代文、化学だ。講義は一コマ1時間30分。現在は、高級部1年~3年まで約40人の生徒たちが受講している。

開講前、関係者の間では全体で20人前後の希望者を予想していたが、実際には予想を超える多くの生徒たちが受講を希望した。

「未来ゼミナール」の最大の魅力は、充実した講師陣だ。偏差値60以上を目指す授業の提供を目標に、京都大学、同志社大学などに通う留学同京都のメンバーとOBたちが、ボランティアで授業を行っている。

講師を務めている李伸さん(京都大学工学部4年)は「講師を務めるにあたり、現在学校が直面している現状や今後の課題などについて、京都中高関係者 から話を聞いた。最初は手探りの状態から始まったから緊張もあったけど、こうした活動によって少しでも生徒数増加や学校の発展に自分が貢献できたらと思 い、すぐにやると決めた」と語る。

一方、講師たちにとってもこうした経験は初めて。毎回、生徒たちがより理解を深め効率的に学力を伸ばせるよう、自らの受験経験などを参考にしながら 指導方法を模索している。授業準備にも余念がない。講師たちは、同校の教員に現在の学校授業での進度などを確認しながら、学校授業の補強にも努めている。

同校で高3の学年主任を務める姜世哲教員はこうした取り組みについて「京都中高は、京都・滋賀地域唯一の朝高だ。ウリハッキョらしさをいかした本来 の学校教育と共に『偏差値60以上』という質の高い学びの場が無料で提供されることで、様々な理由から朝高進学を懸念する保護者、生徒たちに対する一つの 有効なアプローチに繋がると思う」と話す。

学習意欲いっそう沸いた

生徒たちも講師の話に熱心に耳を傾けている

生徒たちも講師の話に熱心に耳を傾けている

「ここは試験によく出る問題だから、必ず解けるようにしましょう」「これは数式だけわかれば、簡単に解ける問題なのでコツを覚えましょう」

水曜日の「未来ゼミナール」では数学、英語、漢文、物理の授業が行われていた。授業は少人数で行われているため、講師は生徒たち一人ひとりに質問を投げかけたり学年や理解力に応じて根気よく説明していた。

生徒たちも、分厚い参考書や問題集を広げ講師の言葉に集中している様子。わからない箇所については何度も質問を重ねていた。

こうした「学習塾」に通ったのは初めてという周泰秀さん(高2)は、「学力向上のために塾に通いたい気持ちはあったけど、部活などが忙しくてなかな か実行できなかった。『未来ゼミナール』は学校で行われるので通いやすいと思って受講した。何より、無料というのが魅力的だ。内容は難しいところもあるけ ど、先生方が根気よく教えてくれるしわかりやすいから楽しく勉強できる。以前よりもっと学習意欲が沸いた気がする」と話す。

週に4回通っているという孫貴玲さん(高1)は「勉強がいっそう楽しいと思えるようになった。先生方と年が近いから、たまに冗談を言ったりもできる し、毎回あっという間に授業が終わってしまう印象がある。英語の長い文章も最近ではもっとすらすら読めるようになったのが嬉しい」と語った。

京都府青商会では、数年前から府下の朝鮮学校教員を「教育アドバイザー」として常任幹事会に置き、絶えず朝鮮学校の現状、直面している問題点などについて理解を深めてきた。またそうした話し合いの中で、地域の現状にあった学校支援方法を実践してきた。

2011年からは、京都中高の中3を対象にしたイベント「未来塾」を企画。今回始まった「未来ゼミナール」に続いて、8月には府下の朝鮮学校初級部低学年児童たちと日本学校に通う同胞児童たちの交流を目的としたサマーキャンプを予定している。

京都府青商会の金慶和会長(41)は、「これまでも、これからも朝鮮学校を拠点に同胞社会が循環されていくはず。朝鮮学校は絶対になくてはならない 存在だと思っている。府青商会ではこれまで、その時代ごとにニーズに合わせた活動を企画し、引き継ぎ、発展させてきた。『未来ゼミナール』でいうと今は形 ができた段階。まずは活動の継続化に努めたい」

(周未來)

 

参加者たちはみな気兼ねなく自由に質問や意見交換を行えるようだ。

2013-07-25 | 韓国・朝鮮の旅

                    京都・西陣青商会、地域密着の経営セミナー「未来塾」を運営

                                                           活発な質疑応答が魅力

地域単位で行われるため、毎回、質疑応答が活発に行われている

地域単位で行われるため、毎回、質疑応答が活発に行われている

京都府西陣地域青商会では現在、独自の経済セミナー「西陣未来塾」を月に1度、参加費無料で運営している。同胞企業家や商工人の数が減少する中、西 陣青商会では、朝鮮学校や同胞社会を経済面で支える若い世代の商工人育成と経営力向上の機会を作ろうと、こうしたセミナーを発起した。

セミナーの開講は、2011年。当初は、「まずは自らの実力を蓄えることが先決」という思いから青商会の常任幹事たちのみの自己学習形式で行われていた。

昨年から講習会の形となり参加対象も地域青商会会員と朝青員、総聯の40代同胞へと拡大。経済にくわえ、法律や行政など幅広い内容の講義を年2回行った。

さらに今年4月からは、セミナーをいっそう定着化させ、参加者たちが短期間で能力向上を図れるようにと開催頻度を月1回に。より専門的な知識を習得できるように講義内容を経済に特化させた。

青商会常任幹事たちが中心となり総聯支部をはじめとする地域の各団体と協調しながら毎回同胞に参加者を呼びかける一方、「強制ではなく、あくまで本気で学ぶ意欲のある人だけに対象を限定している」。

西陣青商会の朴慶浩会長(40)によると、西陣には昔から地域同胞社会や学校に対する思いの強い同胞が多い。地域の伝統産業である「西陣織」業者な ど同胞商工人も多くいたが、同胞社会全体でも地域でもそうした存在が少なくなってきているという。セミナーはこうした現状を打開する突破口として始まっ た。朴会長は「学校や同胞社会を守るためには、現実問題として財政問題を解決しなければいけないし、そのためには心ある商工人の存在が不可欠だ。セミナー が参加者たちにとって人間力、社会力、経営能力を養うきっかけ、互いに刺激を分け合うきっかけにになれば」と話す。

毎回、総連西陣支部会館で行われる「西陣未来塾」の特徴は、講師と参加者の間で盛んに交わされる質疑応答だという。地域単位のためアットホームだという雰囲気により、参加者たちはみな気兼ねなく自由に質問や意見交換を行えるようだ。

約1時間30分にかけて行われるセミナー時間のうち、3分の1が質疑応答にあてられているほか、その後には食事会を企画するなど、参加者が講師と会話する場が積極的に設けられている。

6月29日に行われた第5回セミナーでも、参加者たちが講師の発言に熱心に耳を傾け質問を投げかける姿があった。

この日、講師を担った京滋信用組合の金孝男総務部長は、京滋信用組合が歩んできた歴史と様々な中小金融機関を取り巻く日本の経済状況、今後の課題と 展望などについて発言。同信用組合で実践している若手経営者へのバックアップ体制、その上で若手経営者に求められる条件などにつても言及し参加者の興味を ひいた。

セミナーに参加した金仁植さん(44)は、「地域同胞社会にコミットしながら歩んできた京滋信用組合の取り組みから学ぶことが多かった」と感想を話 しながら、「『未来塾』のよさは専門的な知識をインプットするのみならず、そこで芽生えた問題意識を講師に投げかけたり意見交換したりと、その都度アウト プットできる点だ。無料で参加できるのも、魅力の一つ。知識欲を充足する場として、今後も参加していきたい」と語った。

西陣青商会では、今後もセミナーを継続的に運営すると共に、内容を段階的に深め参加者にとってより有意義な形式などを絶えず模索していくという。

(周未來)


倉林明子さんに電話で相談  入院中の父親に認知症状  あかんときは、抱きしめて添い寝したらええ

2013-07-24 | 投稿・投書・私の意見

     きょうの潮流

 10年以上前ですが、入院中の父親に認知症状が出て介護に悩んだとき、当時京都市議で看護師出身の倉林明子さんに電話で相談しました

▼ていねいな アドバイスをしてくれた彼女は、こんな“秘策”を授けてくれました。「大切なのは愛情です。どうしてもあかんときは、抱きしめて添い寝したらええ」。教え てもらった方法で、症状は驚くほど改善したのです

▼参院選で改選2の大激戦を制し、京都選挙区で日本共産党の議席を獲得した倉林さん。添い寝は、看護師時 代に実践していたことでした。演説会で応援に立った元同僚看護師は、献身的な看護を紹介し、「患者さんを思う倉林さんの体を張っての看護に頭が下がった」 と語りました

▼「弱い者いじめは絶対に許さない。これが私の信条です」。倉林さんは、演説でいつもこう訴えます。憲法改悪、福祉切り捨て、消費税増税。命 と暮らしを踏みにじる自民党政治に正面から対決し建設的対案を示す日本共産党を伸ばしてほしい―。自らの体験と重ね、思いをこめて呼びかけ共感を広げまし た

▼就職難改善に取り組み、官邸前行動に毎回参加している東京選挙区の吉良佳子さん。9年間で7000人の生活相談に応じてきた大阪選挙区の辰巳孝太郎さ ん。比例でも選挙区でも共産党候補の訴えは、自分の言葉で党を押し出し、輝いていました

▼参院での躍進は、三段跳びのホップです。ステップ、ジャンプと大 飛躍するために、幅広い人に党の魅力と日本の前途について思いを込めて語りたい。


京都で、増税反対をきっぱり主張した候補は、倉林さんだけです。

2013-07-23 | 投稿・投書・私の意見

三都 燃ゆ

東京・京都・大阪 議席奪還

 

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(写真))支援者と当選を喜びあう吉良佳子さん=22日、東京・新宿駅西口

ブラック企業追及 若者共感

東京 吉良 佳子さん

 東京選挙区(改選数5)で日本共産党の吉良佳子さん(30)=新=が3位で当選し、2001年以来、12年ぶりに共産党の議席を獲得しました。最年少の参院議員になります。

 日本共産党東京都委員会と後援会は、比例90万票で5人全員当選に貢献し、当落線上の大接戦の吉良さんを押し上げようと、最後まであらゆる手だてをとりつくすことを追求してきました。

 吉良さんは、ブラック企業根絶と働くルールの確立や原発即時ゼロ、憲法を守る、国民の声をまっすぐ届ける政治の実現をと訴えてきました。「就職氷 河期」に就職活動をし、何十社も受けて1社しか内定が取れなかったなど自らの経験を語り、異常な働き方を変えたいと立候補を決意しました。1300人もの 若者の生の声、実態を聞きとりました。

 街頭でワタミやユニクロなど大企業の実名をあげ、「月250時間以上も働かされたのに、手取りは月数万円」など切実な実態を示し、「ブラック企業 のようなひどい働かせ方はなくし、働くみなさんの給料を抜本的に引き上げる改革こそが必要です」と対案を示した迫力ある訴えが、若者らの反響をよびまし た。

 吉良さんは「原発いらない」と声をあげてきました。福島第1原発事故以来、毎週のように首相官邸前の抗議行動に参加し、選挙中もタスキをはずして スピーチ。「一緒に声をあげてきた仲間だ」と吉良さんの人柄に信頼を寄せ、応援の輪が広がりました。6月には、保守系や無党派など幅広い人たちが「キラキ ラサポーターズ」(吉良よし子勝手連)を結成しました。

 開票日の21日夜、若者を中心に多くの支援者が、当選を喜びあいました。勝手連で活動する男性(56)は「選挙戦を通じて、吉良さんの訴えが力強 さと優しさを増していったのを感じ、20~30年先を見通して活動していける人だと思いました。これからが勝負だと思います」と話しています。

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(写真)マスコミの質問にこたえる倉林明子さん=22日、京都市中京区

京の怒りかった「反共シフト」

京都 倉林 明子さん

 「めっちゃうれしい」「議席を取り戻したで」。大激戦となった改選2の京都選挙区で21日午後11時10分、日本共産党の倉林明子さん(52)の当選確実が決まると京都市中京区の選挙事務所は、われんばかりの拍手と歓声に包まれました。

 15年ぶりの党議席獲得をめざす倉林さんが、自民、民主、維新などの候補と7人で2議席を争う大激戦。倉林さんは21万9273票を獲得し、民主党候補に約1万8000票差をつけ2位で当選しました。

 京都新聞が「共産旋風 京で復権」と大見出しを掲げて報道するなど、大きな反響を呼んでいます。

 京都でも選挙戦は、比例でも選挙区でも「自共対決」の様相が浮かび上がりました。

 憲法問題では、自民、民主の候補は「ウルトラ改憲派」で、平和と護憲の願いが倉林さんに集まりました。

 消費税増税をめぐっても増税反対をきっぱり主張した候補は、倉林さんだけです。京都市で2桁の商店会から支持・推薦が寄せられるなど、大きな変化が生まれました。

 日本共産党と倉林さんへの期待の広がりに危機感を深めた他党派と京都財界、知事や京都市長らが総がかりの「反共シフト」で共産党落としを画策。民 主党は「共産党は反対ばかり」とデマ攻撃に終始。自民党や公明党に「共産党を落とすために票を回して」と“おねだり”戦術に走りました。

 京都の党と後援会は「総がかりの『反共シフト』をはね返し、比例、選挙区勝利を」といっそう奮起。宣伝、対話・支持拡大に大奮闘しました。

 有権者からも批判が続出。「民主党への票回しを指示された創価学会員が憤慨して、逆に倉林候補支持を知人に訴えた」(北部地域)など党派を超えた支援が拡大。民主党関係者も選挙後、「姑息(こそく)なやりかたが裏目に出た」と語りました。

 倉林さんは22日朝、比例代表で3選を果たした井上哲士さんらと京都市で当選の報告。「新しい国会で自公政権に対決し、頑張りぬきます」

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(写真)当選を報告し、支援者と握手をかわす辰巳孝太郎さん=22日、JR大阪駅前

共産党への見方変えた猛奮闘

大阪 辰巳 孝太郎さん

 1増の改選数4の大阪選挙区。主要政党有力5候補がしのぎを削る大激戦を制し、日本共産党の辰巳孝太郎さん(36)が、15年ぶりに党議席を獲得しました。

 「猛暑のさなか、支持者や後援会員、党員の皆さんがまき起こしてくれた“共産党フィーバー”の結果です。自民党と対決し、消費税増税中止、原発即時ゼロ、憲法改悪反対、若者をすりつぶすブラック企業の根絶などの訴えが府民の願いと重なりました」

 22日朝、辰巳さんは大阪駅前でこう力を込めました。若者が両手を大きく広げてエールを送り、自転車に乗った女性が会釈をしていきました。

 他方、今回唯一の現職で6年前は128万票でトップ当選した民主党は33万票しか獲得できず、2001年から得ていた議席を失いました。

 日本共産党と辰巳さんは、どんな問題でも抜本的対案を示してきました。「自共対決」を貫き、維新の会に痛打を、民主に再び審判をと呼びかけました。

 日本共産党と後援会がくり広げた対話では、党支持を約束した高齢の女性が「くらしをよくしてほしい。絶対に裏切らないでください」と切々と訴えました。「共産党は国民を裏切りません」というと「頼みます」と声をふり絞りました。

 「50年来支持してきた自民党に入れないで『日本共産党』に乗り換えました。少しでも気が変わる前にと期日前投票で入れてきた」「共産党の言い分 は理想で、死票になると思ってきた。民主党に裏切られ、雇用が安定してこそ社会も安定すると、夫婦で比例代表も選挙区も共産党に入れることにした」

 多くの有権者が日本共産党への見方を変え、党と辰巳さんへの期待が広がりました。各種調査では、共産党が安倍自公政権や維新批判の受け皿となり、無党派層の2割前後の支持を得ています。

 辰巳さんは言います。「府民の皆さんの苦しみ、願いを受け止め、一刻も早く国会での論戦を高め、要求実現へ全力を挙げます」


日朝国交正常化の力に!

2013-07-22 | 軍事同盟・日米安全保障条約をやめさせよう

共産党躍進 比例5議席  東京・大阪・京都で議席

 

比例区(山下・小池・紙・井上・仁比氏)

選挙区 吉良(東京)・辰巳(大阪)・倉林(京都)氏

沖縄選挙区 糸数氏が当選

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山下芳生氏(比例)

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小池晃氏(比例)

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紙智子氏(比例)

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井上哲士氏(比例)

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仁比聡平氏(比例)

 

 自公政権が復活して初めての国政選挙となった第23回参議院選挙は21日投・開票されました。日本共産党は、比例代表で山下芳生・書記局長代行= 現=、小池晃・副委員長=前=、紙智子・農林・漁民局長=現=、井上哲士・参院幹事長=現=、仁比聡平・弁護士=前=の5議席を確保しました。選挙区で は、東京で12年ぶりに吉良佳子、京都で15年ぶりに倉林明子、大阪で15年ぶりに辰巳孝太郎の新人3氏が大激戦を制し、日本共産党の議席を獲得しまし た。これによって日本共産党は非改選とあわせて11議席となり院内交渉会派となりました。

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(写真)糸数慶子氏(沖縄・推薦)

 沖縄選挙区では、日本共産党が推薦した糸数慶子氏=現=が自民党を打ち破って3選を果たしました。

 一方、自民、公明両党は非改選と合わせて過半数に達し、与党が参院の常任委員長を独占して各委員会の半数以上を占める「安定多数」となる見通しです。自民党は、選挙区では全区当選はできませんでした。

 民主党は改選44議席を大きく減らし、結党以来最低の獲得議席となる見通し。維新、みんなは議席を増やしたものの総選挙並みの伸びはみられませんでした。

 日本共産党は、比例代表で17人、選挙区で46人を公認してたたかいました。

 選挙戦は、改選121議席(比例代表48、選挙区73)に433人が立候補。

 投票率は午後7時半現在36・62%で、前回2010年を6・76ポイント下回りました。一方、期日前投票は1294万9978人で、前回2010年比で86万人、7・2%増加し、過去最高を更新しました。

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(写真)支援の青年と当選を喜びあう吉良佳子さん=21日、東京都渋谷区

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(写真)当選を決め支持者らと万歳する、辰巳孝太郎氏=21日、大阪市中央区

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(写真)当選がきまり万歳する倉林明子さん(右から3人目)と集まった人たち=21日、京都市中京区


7月25日(木)午後6時30分より、  場 所:東京台東区民会館でシンポジウム

2013-07-20 | 「協会」の公式見解・談話

    東アジアの平和を求めるシンポジウム


             「朝鮮戦争休戦協定60周年記念・東アジアの平和を求めるシンポジウム」が開かれます。
             朝鮮戦争停戦協定は、1953年7月27日板門店で署名され同日発効されました。以来60年、
             戦争が再開されないように、いま私たちがどのように行動すべきなのでしょうか、
              ご一緒に考えてみませんか?


          日 時:7月25日(木)午後6時30分より、  場 所:東京台東区民会館で

         パネリストは、
              日本平和委員会常任理事の川田忠明さん、
              日本中国友好協会副会長の大村新一郎さん、
              日朝協会代表理事の大橋満さんです。

         主催は、日朝国交正常化の早期実現と東アジアの平和を求める各界懇談会です。

         どうぞ、お気軽にご参加ください。  参加費は千円(資料代を含む)


     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 

           朝鮮と欧州の議会代表団が会談

 

                                  相互の関心事を意見交換

 

朝鮮中央通信によると、ヘルベルト・ロイル委員長を団長とする欧州議会朝鮮半島関係担当分科代表団が15~19日、朝鮮を訪問した。

 

欧州議会朝鮮半島関係担当分科は2004年に設立され、同代表団の朝鮮訪問は2006年から始まり、今回が6度目となる。

 

外信報道によれば、朝鮮訪問を前に取材に応じた代表団メンバーの一人は朝鮮人民の生活向上問題に関心を示しながら、電力問題解決のための核エネルギー利用を朝鮮側に提案することになるだろうと話した。

 

崔泰福議長を表敬訪問した欧州議会代表団(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

崔泰福議長を表敬訪問した欧州議会代表団(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 

朝鮮EU(欧州連合)親善議員団代表団と欧州議会代表団との会談が16日、平壌の万寿台議事堂で行われた。

 

会談には、朝鮮側から李種革委員長を団長とする代表団メンバーが参加した。

 

会談で双方は、両議会の関係をさらに発展させることと、相互の関心事となる一連の問題について意見を交換したとされている。

 

18日には、朝鮮最高人民会議の崔泰福議長が万寿台議事堂で、表敬訪問した欧州議会代表団と会見した。李種革委員長も同席した。

 

代表団はまた、朝鮮訪問期間に万景台、高麗医学科学院、板門店を参観した。ヘルベルト委員長は万景台を訪問した際に、金日成主席の生家を訪れて朝鮮の歴史について知ることができた、主席に対する朝鮮人民の敬慕の念を深く感じることができたと話したという。

 

(朝鮮新報)



京都は直接影響します。関電の世界的横暴を許さない府民の怒りを集めましょう。

2013-07-19 | 世界を知る

「もんじゅ」“調査 さらに必要”

破砕帯で専門家チーム

 

 原子炉建屋直下を走る破砕帯(断層)に活断層の可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)につい て、原子力規制委員会の専門家チームは18日、前日に続いて現地調査しました。2日目の調査を終えた規制委の島崎邦彦委員長代理は「(活断層かどうか)す ぐ結論が出る状況ではない。さらに調査が必要だとの感触を持っている」と述べました。

 現地調査の焦点は、もんじゅの原子炉建屋直下にある8本の破砕帯(断層)の、敷地の西500メートルにある長さ約15キロメートルの活断層「白木 (しらき)―丹生(にゅう)断層」との連動性や、敷地南東方向にある線状地形(L―2リニアメント)との関連性です。原子力機構は4月に、破砕帯は活断層 でなく、L―2リニアメントの活動性はないとする報告書を規制委に提出しています。

 専門家チームはこの日、L―2リニアメント沿いを歩き、露頭(地表に現れた断層)などを調べました。この線状地形は、もんじゅの敷地に延びている 可能性が指摘されています。また、もんじゅの北側の海岸沿いの岩場の割れ目を観察し、L―2リニアメントとの関係を見ました。 

 今回の調査の中で、専門家チームが追加の調査の必要性を指摘した項目の一つが、原子力機構が原子炉建屋北東側の地表をはぎ取った地点で、原子炉直 下にある8本のうち最も長い破砕帯の延長方向にある「α破砕帯」です。島崎氏は「新たな知見が得られた」と述べ、はぎ取り領域の拡張を求めました。

 また、α破砕帯の形成年代について、原子力機構が4000万年前としているのに対して、試料採取点を増やすことや、違う年代測定法でやり直すことを提案しています。

 α破砕帯などの上の地層は建設時にはがされ、活動した最新の年代を特定するのが難しいとされていますが、島崎氏は調査中にこの問題の進展に向けた具体的な案が専門家から示されたと話しています。

 島崎氏は、調査後の会見で、破砕帯だけでなく白木―丹生断層自体がもんじゅに与える影響の評価も今後の課題としてあげました。


ヘイトスピーチ/日本軍「慰安婦」/首相・閣僚の靖国神社参拝/日朝国交正常化交渉問題など

2013-07-18 | 投稿・投書・私の意見

在日コリアン・朝鮮半島に関連する政策についての政党アンケート [2013.7.10]

 

 

在日コリアン青年連合(KEY)はこのほど、民族差別を助長するヘイトスピーチ(憎悪表現)や「慰安婦」問題などについて、各党アンケートの結果 を公表しました。国会に議席を有する12党にアンケートを送付、4党から回答を得、自民党、みんなの党からは「回答しない」との返答がありました。日本維 新の会や生活の党などは回答しませんでした。

 

 東京や大阪などのコリアンタウンで行われているヘイトスピーチ・デモについて「国による対策が必要か」との問いに、日本共産党は「必要がある」と 回答。「首相をはじめ政治家が、ヘイトスピーチを許さない断固とした立場を表明し、社会的批判で包囲する先頭にたつ必要がある」と表明。同時に社会的な背 景・要因への対策にも言及し、「歴史認識の誤りや人権感覚の欠如の是正、貧困問題などへの取り組みが必要」「怒りの矛先を日本の悪政にではなく在日外国人 に向ける構図を変えなければなりません」としています。

 

 差別禁止法の制定については「検討は必要」とし、「いま問題になっているようなヘイトスピーチは許されず厳しい対処が必要」「人種差別撤廃条約に基づく法的規制、差別禁止法についても、当面の対処をすすめつつ、検討・議論が必要です」としました。

 

 「慰安婦」問題については、政府による資料公開や事実調査が不十分であると回答。解決のための立法化や、歴史教科書への記述は必要だとしています。



   【回答結果】


質問1 ヘイトスピーチ問題について[質問内容]

  1) 国が何らかの対策を立てる必要性について
     必要がある / 必要はない
     【その理由】(ご自由にお書きください。以下、同じ)

  2) 差別禁止法の必要性について
     必要がある / 必要はない

公明党 1)「必要がある」を選択
  いわゆるヘイトスピーチをめぐっては、常軌を逸した過激な言動が報道されており非常に憂慮しています。人々に不安感や嫌悪感を与えるだけではなく、差別意 識を生じさせることにもつながりかねず、さらなる人権啓発等が重要です。さらに、一部の報道にあるように暴力など違法行為が伴う場合には厳正な対処が必要 と考えます。
2)いずれも選択せず (選択肢外)
一人ひとりの人権が尊重される社会の実現へ、表現の自由の観点を踏まえながら検討する必要があると考えます。
民主党 1)2)※選択なし(選択肢外)
 いわゆるヘイトスピーチには強く反対します。主義・主張の違いがあっても、それを民族や国籍を結びつけ、差別・排除する言動は、人間としてやってはならないことです。
 愛国心と排外主義はまったく別のもの。国を愛するなら、日本としての品格を持った言動を行うようにすべきです。日本に対する世界のイメージを貶めるものでもあります。
 法的側面については、現行法で何が可能か、言論の自由との兼ね合いや諸外国の例なども含め、慎重に考えていく必要があります。
日本共産党 1)必要がある
 首相をはじめ政治家は、ヘイトスピーチ・デモを許さない断固とした立場を表明し、社会的批判で包囲する先頭に立つべきです。もちろん行政・警察は、在日 の人々をはじめ住民の安全を保護する必要があります。とくに脅迫、威力業務妨害に当たる行為、生命身体への著しい危険な行為については、適切な警告と制 止、取締りをすべきです。
 同時に、ヘイトスピーチ・デモの社会的な背景・要因への対策が欠かせません。歴史認識の誤りや人権感覚の欠如の是正、さらには貧困問題などへの 取り組みが必要であり、若者らが怒りの矛先を日本の悪政にではなく在日外国人に向ける構図を変えなければなりません。日本の過去の侵略戦争と植民地支配を 合理化・美化し、朝鮮学校の授業料無償化を除外する、一方で労働法制や生活保護法を改悪するような政治は、転換が求められます。
2)検討は必要(選択肢外)
 いま問題になっているようなヘイトスピーチは許されず、厳しい対処が必要です。国連の社会権規約委員会が今年5月、日本政府に対し、「ヘイトスピーチや憎悪表現を防ぐよう勧告する」との報告を出したのは当然です。
 1)でも述べたように、ヘイトスピーチを許さず生まないためにできること、必要なことを速やかに実行することが求められます。
 人種差別撤廃条約に基づくヘイトスピーチの法的規制、差別禁止法についても、当面の対処をすすめつつ、検討・議論が必要と考えます。
社会民主党 1)必要がある
 憎悪表現は、連鎖的に周囲の者を感化して憎悪表現の蔓延を促進させる可能性が高く、長期的には社会全体の人々の偏見や憎悪を増進することとなりかねない。何らかの対策は必要と考える。  
2)必要がある
 ただし、表現の自由の観点から慎重に検討することが必要である。



質問2 日本軍「慰安婦」問題について   [質問内容]

  1.政府による資料公開をはじめとする事実調査は
    十分になされている / 十分ではない

  2.日本軍「慰安婦」問題に関しては、

  1)問題解決のための立法化の必要性について
     必要がある / 必要がない

  2)国・地方自治体議員による否定論への、政府による反論の必要性について
     必要がある/必要はない

  3)歴史教科書への記述の必要性について
     必要がある/必要はない

公明党 1.どちらとも言えない(選択肢外)
 旧日本軍の関与を認めた1993年の河野官房長官談話を公明党は支持し、継承する立場です。政府としても、河野談話を継承し、従軍慰安婦問題が多くの女 性の名誉と尊厳を傷つけた問題であるとの認識のもと、元従軍慰安婦の方々への医療・福祉支援事業や「償い金」の支給等を行うアジア女性基金に対し多大な協 力を行うなどの対応を進めてきました。 一方、一部政治家による誤った認識や発言については、到底容認できないとの立場であり、今後とも歴史認識問題などの課題解決に真摯に取り組んでいきたいと 考えております。
2.の1)どちらとも言えない(選択肢外)
 立法化の必要性については、現段階においてその結論に至っておりませんが、引き続き、慰安婦問題等の課題解決のため、必要な方策について検討していきたいと考えております。
2.の2)どちらとも言えない(選択肢外)
 一部政治家による誤った認識・発言が近隣諸国の反発を招いていることについて、第一義的には、当事者が反省し発言等を改めるべきと考えます。また、こう した発言に対し、公明党としても断じて容認すべきではないという立場を明らかにしており、近隣諸国への配慮を含め、政府が適切に判断すべきと考えます。
2.の3)必要がある

 1993年の河野談話にもあるとおり、この問題が「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」との認識に立ち、歴史の教訓として直視し、歴史研究、歴史教育を通じて、二度とこうした問題が起こらないように取り組んでいくことが大切であると考えます。
民主党 1及び2.の1)2)3)※選択せず(選択肢外)
〇慰安婦問題については、請求権の問題については、日韓国交正常化に至る長い交渉の末、法的には、完全かつ最終的に解決済みというのが日本の立場です。
〇そのうえで、アジア女性基金を通じた「償い金」の支給や総理大臣からの「心からお詫びと反省の気持ち」を述べた手紙の発出など、日本側もできることはやってきました。
〇こうした日本の取組みは韓国においても当初は肯定的に受け止められたが、途中から否定的な評価に変わってしまい、多くの心ある日本人を傷つける結果となっていることは残念です。
〇いずれにしても、過去の問題を乗り越えて未来志向の関係を築くためには、双方の努力が不可欠だと考えます。
〇軍や政府が直接強制連行を行ったか否かについて議論があることは承知しており、なお一層真摯な検証を進めるべきことに異存はありません。
日本共産党 1.十分ではない
 国連の拷問禁止委員会の見解と勧告でも、日本軍「慰安婦」問題に関して日本政府が、「事実や資料を隠す、あるいは開示していないこと」に引き続き懸念を 表明し、「関連の資料を開示し、事実を徹底的に調査すること」を求めました。政府は、こうした国際社会の要求にすみやかにこたえるべきです。
 日本政府はすでに、日本軍「慰安婦」とされた女性たちの証言に基づいて出された1993年の「河野談話」によって、強制性=「本人の意に反して 慰安婦とされた」ことを認定しています。「強制連行を立証する文書がないから強制の事実はない」などと「慰安婦」制度の強制性を否定したり、「慰安婦」制 度を正当化する議論は、成り立つ余地はありません。こうした暴論を許さないためにも、積極的な資料開示と事実の徹底調査が求められています。
2.の1)必要がある
河野談話などで政府は、強制連行の慰安所での痛ましい生活の事実を認め、謝罪しました。しかし国による賠償はおこなわれておらず、いまだ未解決です。被害者は高齢化し、亡くなった方もおり、一日も早い解決が必要です。
 政府に日本軍「慰安婦」問題の真の解決と、国による謝罪・賠償、教科書への記載をおこなうことを求めていきます。同時に、国会の責任として、これを促す「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律」の成立のために力をつくします。
2.の2)必要がある
橋下徹・日本維新の会共同代表をはじめ一部の国・地方の議員や首長らによる、強制性を否定する暴言は、歴史を偽造し、アジア諸国のみならず世界との関係を 悪化させ、日本軍「慰安婦」問題の解決に逆行するもので、絶対に許されません。政府として厳格な対応・批判が必要であり、安倍首相の「(橋下氏とは)立場 が違う」といったあいまいな態度は改める必要があります。
2.の3)必要がある
1997年の中学歴史教科書では7社のものすべてに「慰安婦」問題についての記述が載りました。しかしその後、安倍晋三氏などかつての侵略戦争を美化・正 当化する勢力の巻き返しにより、ほとんどの教科書で記述が消えました。日本の将来を担う子どもたちが、朝鮮半島をはじめアジア諸国民との本当の心通う友情 を確立していくために、教科書への日本軍「慰安婦」問題の記述復活は不可欠です。
社会民主党 1.十分ではない
 国会図書館に戦争の事実調査を行なう恒久平和調査局を設置するための「国立国会図書館法改正案」の動きに冷淡で、常に「臭いものに蓋」の対応に始終してきたことは明らか。
2.の1)必要がある
 被害者は高齢で、早期に解決をはかる必要がある。社民党は、「慰安婦」問題の最終的な解決をはかるための「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」を作成し、超党派での成立をめざしている。
2.の2)必要がある
 本来は反論というより、公的な立場で否定することは禁ずるべきだ。
2.の3)必要がある
 アジアの諸国と共生していくために、また再び同じ過ちを繰り返さないためには教育が重要だと考える。


質問3 首相・閣僚の靖国神社参拝について  [質問内容]

  1)首相
    賛成 / 反対

  2)閣僚
    賛成 / 反対

公明党 1)反対
 公明党はかねてから、首相の靖国神社参拝に対しては、憲法の政教分離原則に違反する疑義があること、また、我が国が先の大戦において侵略行為や植民地支 配という耐え難い苦痛を与えた中国や韓国などの近隣アジア諸国の国民感情に配慮すべきという観点から、一貫して反対してきました。  
2)反対
1)で述べたとおり。
民主党 ※選択なし(選択肢外)
 国に殉じた方々に感謝や敬意を表することは当然のことだが、総合的に考慮すると、総理や閣僚が靖国神社を公式参拝することは差し控えるべきとの立場です。
日本共産党 1)2)参拝に反対
 靖国神社は過去の軍国主義による侵略戦争を“自存自衛の正義のたたかいだった”“アジア解放の戦争だった”と丸ごと美化し宣伝することを、その存在意義 とする特殊な施設です。首相や閣僚による参拝や奉納は、侵略戦争を肯定する立場に自らの身を置くことを示すものであり、絶対に許されません。
社会民主党 1)反対
 憲法が定める、政教分離原則に反する。  
2)反対
 憲法が定める、政教分離原則に反する。  


質問4 日朝国交正常化交渉について  [質問内容]

  日朝国交正常化交渉について
    早期に行うべき / 行うべきでない

公明党 早期に行うべき
 日朝間の政治、経済、文化的関係を樹立する国交正常化は、双方の国益に資するものであり、東アジアの平和と安定に大きく寄与するものと考えます。日朝国 交正常化交渉にあたっては、拉致、核、ミサイルなどの諸懸案の解決なくして正常化なしとの原則のもと、六者会合を早期に再開し、同第5回会合で設置された 「日朝国交正常化のための作業部会」の議論を進めるなど、両国間の協議を進展させるべく、その環境整備に取り組むべきです。
民主党 ※選択なし
 主権と人権の重大な侵害である拉致問題の解決に全力をあげます。北朝鮮の核・ミサイルの開発・配備等に対しては、米韓などを始めとする国際社会と連携した対処によって地域の安全を確保します。
日本共産党 早期に再開すべき
 「日朝平壌宣言」にもとづき、核・ミサイル、拉致、日本による植民地支配などの過去の清算といったい日朝間の諸懸案を包括的に解決し、国交正常化するこ とは、両国のみならず北東アジアの平和と安定にとっても切実な課題です。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、植民地支配という日本の“過去の遺産”が いっさい生産されないまま残っている唯一の地域であえり、日本政府は、歴史的責任を果たす立場でとりくむことが必要です。
社会民主党 早期に行うべき
 隣国同士で国交がないことは不自然。両国間には様々な問題があるが、交渉がなければなにもすすまない。単に制裁政策を続ければ、相手が折れて日本の思い 通りになるということはあり得ない。様々な懸案を日朝国交正常化交渉のテーブルで議論すればよい。  


質問5 在日外国人の地方参政権について  [質問内容]

  在日外国人の地方参政権について
    付与すべき / 付与すべきでない

公明党 付与すべき
 永住外国人(一般永住者と特別永住者)に対する、地方議会の議員および首長の選挙権を付与すべきと考えます。(当分の間は、前記と同等の地方選挙権を外 国において、日本国民に付与している国の国籍を持って日本に居住している永住外国人が対象)
民主党 ※選択なし
 様々な意見があるが、各党各会派において、しっかり議論していくことが必要です。
日本共産党 付与すべき
地方自治体の運営は、本来、すべての住民の参加によってすすめるのが憲法の保障する地方自治の根本精神です。永住外国人(特別永住資格を含む)を地方自治 の担い手としてむかえ、日本国民と等しく参加する政治を実現することは、わが国の民主主義の成熟と発展につながります。被選挙権を含む地方参政権を保障す る立法の実現をめざします。
社会民主党 付与すべき
 ①地域問題は住民の意思に基づいて解決すべきとの地方自治の原則の尊重、②北欧やEUの例(スペイン、ポルトガル、イギリス、EUなどは相互主義の原則 に基づいて地方参政権を付与)にみられる海外のすう勢、③永住外国人の日本に定住するに至った歴史的経緯(植民地支配、強制連行への反省)、④日本が率先 して取り組むことは民主主義の拡充にとって意義が大きい等を踏まえ、「外国人も住民」であるという立場で、外国人住民の地方参政権問題に取り組んできまし た。  
 1995年2月に出された、最高裁の「地方自治の重要性がの趣旨から立法で選挙権を付与することは憲法が許容する」という判断を受けて、まず当面は最高 裁判断の基準で格闘の合意を得るようにしていくべきであるとの立場に立っています。①永住者等の範囲、②特段に緊密な関係、③意思の反映、④公共的事務、 ⑤選挙権の内容について、なおその意味の検討を行っていく必要がありますが、イメージとしては、将来的にも自治体と関係をもつ蓋然性が高いことから、一般 永住者と特別永住者を対象として、選挙権を付与することとし、政治に参加するための意見表明できるようにする方向で検討しています(最高裁の判断が被選挙 権については直接語っていないことから、被選挙権は選挙権の先の課題)。

 



   【回答しない理由】

 

自由民主党 ※電話による返答
期限内にFAXで回答がなかったら、できなかったものとお考えください。回答しないものについては理由なども出していない。
みんなの党 ※電話による返答
回答できない。アンケートが多いので、間に合えば回答します。

 


 

   【回答なし】

 

日本維新の会、生活の党、みどりの風、沖縄社会大衆党、新党大地、新党改革

平壌国際サッカー学校、羊角島スポーツ村も参観した。

2013-07-17 | 韓国・朝鮮の旅

国連スポーツ担当顧問が訪朝

         朝鮮中央通信によると、国連開発と平和のためのスポーツ事務所(UNOSDP)事務総長特別顧問のウィルフリード・レムケ氏と一行が6~9日、朝鮮を訪問した。

馬息嶺スキー場建設現場を参観するレムケ特別顧問(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

馬息嶺スキー場建設現場を参観するレムケ特別顧問(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

外信報道によると、レムケ特別顧問は訪問を前に「朝鮮スポーツの活性化、特に女性、障がい者スポーツを活性化させる方案などを論議する予定」だと話したという。

一行は朝鮮訪問中、馬息嶺スキー場(江原道)の建設現場を見て回り、平壌の人民野外スケート場とローラースケート場、綾羅人民スポーツ公園、平壌国際サッカー学校、羊角島スポーツ村も参観した。

(朝鮮新報)