日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

音楽家の坂本龍一さんは「これを一過性にせず、行動を続けてほしい。僕もみなさんと一緒に行動します」

2015-08-31 | 戦争法は反対です。

12万人 怒りの包囲

戦争法案ノー 全国1000カ所超

 

 

 違憲立法・戦争法案の廃案と安倍政権の退陣を迫る「国会10万人・全国100万人大行動」が30日におこなわれました。北海道から沖縄まで列島 津々浦々に戦争法案と安倍政権への怒りのコールがとどろきました。国会大行動を呼びかけた総がかり行動実行委員会が「12万人の参加で成功した。全国 1000カ所以上で数十万の人がいっせいに行動に立ち上がった」と紹介すると、「オー」と大歓声がわきあがりました。戦争法案に反対する最大の全国行動に なりました。主催者は9月8日からの大宣伝、国会集会、座り込みの連続行動を提起し、「安倍政権を倒すまで必ずやりぬこう」と訴えました。


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(写真)国会を取り囲み、戦争法案廃案、安倍首相退陣を求めてコールする人たち=30日、国会正門前

 午後1時45分、国会正門前は、「ウォー」という歓声と拍手とともに、あふれた参加者で歩道も車道も完全に埋め尽くされました。身動きできない人 の波です。子どもを抱いたママ、キャリーバッグを引いた若い男性、プラカードを持って初めて国会に来た学生…。「安倍やめろ!」と書いた特大の垂れ幕つき 風船もあがりました。国会にむけ老若男女、全世代が心ひとつに「戦争法案いますぐ廃案」「安倍政権は今すぐ退陣」と怒濤(どとう)のコールを響かせまし た。

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(写真)国会正門前であいさつし、そろって激励にこたえる4野党党首=30日

 国会正門前に特設されたメーンステージでは、国会論戦と国民の圧倒的運動で参院段階で廃案めざそうと野党4党首がそろいました。

 日本共産党の志位和夫委員長はじめ民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表がマイクを握り、スピーチしました。ともに手を握りあい、参加者と一緒にコールしました。

 作家の森村誠一さん、学者の袖井林二郎さん、憲法学者の浦田一郎さんらが次々にスピーチ。音楽家の坂本龍一さんは「これを一過性にせず、行動を続けてほしい。僕もみなさんと一緒に行動します」と語ると、大きな拍手がおきました。

 シールズ関西の寺田ともかさんは「主権者の声を安倍さんは聞こえますか。この国の進むべき道に責任をもっている一人として、この法案を許すことは絶対にできません」と訴え、「安倍はやめろ、戦争反対」とコールしました。

 日比谷公園霞門前のメーンステージで、アニメーション監督の宇井孝司さんは、アニメの語源が「アニマ(命)」であるとし、「今、命をないがしろにして脅かそうとする力が働いてる。平和憲法が殺されようとしている。何としても止めたい」と訴えました。

 東京都板橋区から参加した女性(44)は「安倍首相はこの12万人の声を聞くべきです。きっと、この場所に来たくても来れない人がいる。その人のためにも行動に参加し続けたい」と語りました。


8・29:2015年中京朝・日親善の集いに会員が多数参加しました。

2015-08-30 | 日朝協会京都府連の行事

     記念講演を行う井口和起府立大学名誉教授

 

 

挨拶をされる:金尚一(kim sang il)総連京都府本部委員長

フィナーレ参加者全員が輪になって

 

日朝協会京都府連の挨拶、

代表理事の大橋です。

 今年も皆さんとご一緒に「友好親善の集い」を開けることを大変嬉しく思います。

 去る5月9日に開きました、日朝協会創立60周年記念のつどいに、朝鮮総連京都府本部から柴松枝さんと中京支部委員長の金鐘現さんにご参加いただき、大変ありがとうございました。

 また、8月8日、平和のための京都の戦争展で、日朝協会が主催する文化企画の講演会に、「在日朝鮮人の歴史とくらし」民族教育をまもるたたかいの歴史、と題して、柴松枝さんにお話していただきました。同じ日の「お昼のコンサート」に、京都朝鮮歌舞団にご出演いただき、参加された皆さんに深い感銘を与えました。

 この場をお借りして御礼申し上げます。大変ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、日朝協会は「安倍総理大臣談話」にがっかりしています。15日付けで日朝協会本部会長名の声明をだしました。5つのポイントがあります。

①、  世界が望む日本政府の談話は、アジア諸国への侵略を認め・謝罪し諸懸案を解決して、憲法9条を活かした北東アジアの平和構築、朝鮮との国交正常化への道筋を示すことが期待されていたと思うのです。

②、 ところが安倍談話は、「侵略」、「植民地支配」、「痛切な反省」、「心からのお詫び」の文言を入れましたが、自分の言葉で反省もお詫びもしませんでした。

③、 許せないのは、日露戦争が「植民地支配下にあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけた」と歴史を歪曲したことです。

日本が1875年江華島事件以降、武力で朝鮮を侵略し、1905年第二次日韓協定・日韓保護条約〔乙巳ウルサ條約〕を強要し、当時の大韓帝国から内政も外交権も奪い、警察も軍隊を解散させ、1910年戒厳令を発動して、違法な韓国「併合」を強行しました。この歴史の真実をごまかすことは絶対に認められないものです。

④、謝罪に関して、「先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と言いましたが、宿命を背負わせているのは安倍政権です。今回の談話で、はっきりと過去の日本の侵略を認め、謝罪し、憲法第9条を生かした平和外交を行うことを世界に表明すれば、安倍総理が心配する宿命を断ち切ることができたのです。

⑤、談話の最後に述べている『積極的平和主義』について、国会で審議中の「戦争法案」が「戦争を未然に防ぐためのものだ」と主張し、

「日米同盟が完全に機能することを世界に発信することによって戦争を未然に防ぐ力はさらに強くなっていく」と述べ、「戦争法案」を強行する姿勢を示しました。

このことは、「談話」が平和な世界を目指すものではなく、「戦争法案」を進めるものであり、到底認めることはできないものです。

日朝協会は、日本政府が敗戦70年に当たり、正しい「歴史認識」の立場にたつこと、そして未解決の朝鮮との国交正常化やその他の懸案事項の解決に真摯な態度で対応することを強く求めるものです。

以上のことから「戦争する国づくり」宣言ともいうべき「安倍談話」に断固抗議するものです。

日朝協会は、本日お集まりの皆さんと力を合わせ、日朝友好親善のためにいっそう努力することを誓って挨拶といたします。

 

 


外にあふれて4500人、8・29円山集会:京都・日本弁護士会連合会共催

2015-08-30 | 戦争法は反対です。

平和安全保障法制の今国会での成立NO!緊急府民大集会:日朝協会取材

 

会場あふれる4500人

京都 戦争法案止めよう 弁護士ら大集会・・赤旗より

 

 

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(写真)4500人が集まった集会で、「戦争法案」廃案をアピールする参加者=29日、京都市・円山音楽堂

 今国会での戦争法案成立を止めようと、京都弁護士会主催の「緊急府民大集会」(日弁連共催)が29日、京都市東山区の円山音楽堂で行われ、会場あふれる4500人が参加しました。登壇者の一言一言に歓声や拍手が沸き起こり、熱気に包まれました。

 小林節・慶応大学名誉教授が講演。小林氏は「憲法9条は海外派兵を禁止している。自衛隊が海外でドンパチやれば海賊になる」と指摘。権力の独裁をしばる憲法を取り払おうとする安倍政権を先に進ませてはいけないと強調しました。

 白浜徹朗会長が「これだけの集会は弁護士会では初めて。国民の声を集めることが阻止する上で一番だ」とあいさつしました。

 「SEALDs KANSAI」(シールズ関西)の齊藤凜さん、「ママの会」発起人の西郷南海子さん、府保険医協会副理事長の渡辺賢治さん、岡野八代同志社大学教授がスピーチ。日本共産党の井上哲士参院議員、民主党衆院議員らが訴えました。


「安倍政権の暴走はあまりにもひどい」「国民を無視してこんなことやっちゃうのか」などの怒りの声

2015-08-29 | 戦争法は反対です。

あす8・30大行動

戦争法案必ず廃案 注目・期待・反響 “いてもたってもいられない”

 

 

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかける「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行 動」に注目が集まっています。とりわけ「国会10万人大行動」は大きな反響を呼んでいます。政界も注視しており、女性週刊誌や夕刊紙は特集を組みました。


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(写真)8・30国会行動について報じる『女性自身』(下)と「日刊ゲンダイ」

国会包囲10万人

 総がかり行動実行委員会は、23日付の「朝日」「毎日」「東京」の3紙に全面広告を掲載し、大行動への参加をよびかけました。同実行委員会に参加 する「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の高田健さんは「電話をかけてきた人数を把握しきれないほどです。半数は『初めてデモに参加する』という人で す。『50年ぶりに参加する』という人もいました」と語ります。

 同じく実行委員会に参加する「憲法共同センター」や「戦争をさせない1000人委員会」によると、「地元での行動はないか」「なにかやりたい」と いう多数の問い合わせとともに、「安倍政権の暴走はあまりにもひどい」「国民を無視してこんなことやっちゃうのか」などの怒りの声も寄せられています。

 学生たちでつくるSEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)は、全国の学生と若者に「30日は国会前に集まろう」と呼びかけ てきました。これに呼応して、バスを仕立てて参加する若者たちが相次いでいます。長崎県の若者はツイッターで「長崎から国会に行くには時間も費用もかかる けど、もういてもたってもいられない」と書いています。

 こうした動きにメディアも注目しています。

 週刊誌の『女性自身』9月8日号は、「8・30国会前10万人デモが、日本の命運を左右する!」と、見開きの見出しで特集。「いったん安保法制が 成立すれば、あとはなし崩し。自衛隊の出動と原発再稼働が来年には現実のものに。この暴走を止めるには、私たち国民ひとりひとりが声をあげることが急務 だ」と書きました。

 夕刊紙「日刊ゲンダイ」(8月8日付)も「安倍官邸が怯(おび)える8月30日10万人デモの破壊力」と報道しています。

 一方、政界では自民党の谷垣禎一幹事長が28日の会見で、「(大行動は)注意深くみていかなきゃいけない」「波及をよく観察し、対応しないといけ ない」と大行動を意識した発言をしています。ある野党幹部は26日の会合で「(法案を)つぶせるパーセンテージは、集まる人数に比例します。メディアが取 り上げざるを得ないようにバーンと取り組むことが大事」と語りました。

志位委員長も参加

 「国会10万人大行動」は、午後2時から4時まで、国会周辺と日比谷、霞が関を中心におこなわれます。政党から日本共産党の志位和夫委員長、民主 党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首らが参加してスピーチします。作家の室井佑月さん、映画監督の神山征二郎さん、名古屋大学名誉教授の池内了さん、 沖縄・ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんらがスピーチを予定しています。

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(拡大図はこちら)

福島第一原発事故の放射性物質によって、モミの木の形に異常が生じた可能性がある。

2015-08-28 | 気になるマスコミの記事

原発事故が原因? モミの木の形に異常

日本テレビ系(NNN) 8月28日(金)19時45分配信

 福島第一原発事故の放射性物質によって、モミの木の形に異常が生じた可能性があるとする論文が28日、イギリスの科学誌のウェブサイトに掲載された。

 環境省の依頼で放射線医学総合研究所(放医研)がまとめた論文によると、福島第一原発周辺の帰還困難区域のモミの木を調べたところ、原発から距離が近く て空間線量が高い地域ほど幹の先端部分が欠け、二股に分かれるといった形態異常の木の割合が多く、その割合は、原発事故の翌年以降に著しく増えたという。

 環境省は44種類の野生動植物を調査しているが、形態の異常が明確に確認されたのはモミだけだったという。

 環境省と放医研は今後、モミの木に人工的に放射線を当てるなどして放射能と形態異常に因果関係があるかさらに調べるとしている。


オディエルノ米陸軍参謀総長が12日「いくつかの国との特殊作戦部隊の訓練中だった」と述べている

2015-08-28 | 戦争法は反対です。

第三国も訓練参加か

米軍ヘリ墜落時 井上議員が指摘

 

 

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(写真)質問する井上哲士議員=27日、参院外防委

 日本共産党の井上哲士議員は27日の参院外交防衛委員会で、沖縄県東沖での米軍ヘリ墜落時の日米特殊部隊による訓練に日米以外の第三国が参加して いた可能性を指摘しました。外務省は「承知していない」としつつ、第三国の部隊による在日米軍基地・区域の使用が安保条約上、容認されるとの立場を明らか にしました。

 井上氏は、オディエルノ米陸軍参謀総長が12日の会見で事故について、「いくつかの国との特殊作戦部隊の訓練中だった」と述べていることを指摘。 13日付の在日米軍発表でも「訓練は…米国と太平洋地域の多くの国々の参加により行われるもの」と説明していることを示し、「どこの国が参加していたの か」とただしました。

 岸田文雄外相は「第三国の軍人が参加したことは承知していない」と繰り返すだけで、米側に照会する姿勢すら示しませんでした。

 井上氏は、第三国が訓練目的で在日米軍基地・区域を使用することは「安保条約上認められない」と歴代政府が答弁してきたことをあげ、このような多国間の訓練が認められるのかと迫りました。

 外務省の冨田浩司北米局長は「米軍の活動への第三国人の参加は事案に即して判断する」と容認する姿勢を示しました。

 井上氏は、新ガイドラインと戦争法案で第三国との協力の推進まであがっていることにふれ、「まさに歯止めがなくなる」と批判しました。

 今後「研修」ではなく「訓練」として自衛隊が参加する可能性について、防衛省の真部朗人事教育局長は「将来的に排除されることではない」と述べ、特殊部隊間の連携をさらに強化していく考えを示しました。


日本弁護士連合会(日弁連)は同日夜、「立憲主義を守り抜く大集会&パレード」を開催

2015-08-27 | 世界を知る

正義と真理 総結集 法曹界・学者300人一堂に

戦争法案は廃案しかない

 

 

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(写真)記者会見する学者・法曹関係者=26日、東京都千代田区の弁護士会館

 「戦争法案を必ず廃案に」と26日、東京都内で、史上初の「オール法曹、オール学者」のいっせい行動があり、成立阻止をアピールしました。この日 の行動を呼びかけた日本弁護士連合会(日弁連)は同日夜、「立憲主義を守り抜く大集会&パレード」を開催、学生、市民ら約4000人が参加しました。これ に先立つ学者との共同会見で日弁連憲法問題対策本部長代行の山岸良太氏は、「法の支配にもとづき正義を貫く法曹と、理性にもとづき真理を探究する学者の多 くが集まって、同じ認識に立ち、今回の安保法制が憲法に違反し、真理と正義に反するということ、廃案しかないということで活動していきたい」とあいさつし ました。 


 法曹界の代表と学者ら300人以上が参加し、千代田区の弁護士会館で開かれた合同記者会見には、元内閣法制局長官、日本弁護士連合会の歴代会長、 各学界の研究者らが列席。参加者全員で戦争法案「廃案」「違憲」と書かれたプラカードをいっせいに掲げました。一つひとつの発言に拍手が湧き起こり、会場 は熱気に包まれました。

 会見に先立ち、日弁連の村越進会長をはじめ、全国すべての52弁護士会から参加した弁護士らが学者らを拍手で出迎えました。

 「こんなに幅広い人々が総結集したのはおそらく初めてのこと」と切り出した村越氏は、「立憲主義の破壊だけは認めることができない」と語りました。

 日本学術会議前会長の廣渡清吾氏(専修大学教授)は、法律家が法案反対の声をあげ、行動していることは「心強く、国民を勇気づけるもの」と指摘。「真理を探究する仕事をしている私たち学者も市民、主権者として、法案を廃案まで追い込むため活動する」と決意をのべました。

 元最高裁判事の那須弘平氏は、「平和憲法の理念が破棄されようとしている中、戦争で非業の死を遂げた人々への誓いを果たしたと言えるのかと日本の良心に問う必要がある」とのメッセージを寄せました。


NHKは戦争法案反対の運動などをあまり放送していない」と批判しました。

2015-08-26 | NHKは、昔の大本営発表か?

NHKを市民“包囲”

“アベチャンネル”にするな

 

 

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(写真)「政権べったりの報道はやめろ、戦争法案に加担するな」とNHKを包囲する人たち=25日、東京都渋谷区

 戦争法案への怒りはNHKにも―政府べったり報道をやめよと25日、東京・渋谷区のNHK放送センターを包囲する抗議行動が行われ、集まった約千人(午後7時時点)が声を響かせました。NHKに関心のある個人・団体がつくった実行委員会の主催です。

 参加者は3カ所の出入り口を中心に「“アベチャンネル”にするな」などと書いたプラカードを掲げてアピール。合わせて「政府広報はやめろ」「戦争法案に加担するな」とコールしました。

 主催者の一人、醍醐聰元東大教授(NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表)は「番組を見て意見を言うのが基本ですが、NHKの対応は あまりにしゃくし定規。目に見える行動を、と企画したら大変な反響でした」と話しました。街頭での抗議行動に初めて参加したという会社員の女性(33)は 「NHKは戦争法案反対の運動などをあまり放送していない」と批判しました。

 この日は広島、大阪、京都でも抗議行動がありました。事前に奈良(19日)、岐阜(22日)で申し入れやビラ配布が行われています。また行動に先立ち、視聴者団体が籾井会長らの罷免要求署名をNHKに届けました。累計約7万7千人分に上っています。


軍事緊張状態から脱す ることになった。これを機に南北が大幅な関係改善に進むことになるのか注目される。

2015-08-25 | ハンギョレ新聞社

南北当局者会談、離散家族面会推進で劇的に合意

登録 : 2015.08.25

高位級接触で6項目の共同合意文発表

キム・グァンジン大統領府国家安保室長(右)とファン・ビョンソ人民軍総政治局長が25日明け方、板門店の「平和の家」で南北高位級接触共同合意文に合意した後握手している=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 

 南北が4日間の「2+2」高位級接触を通じ、地雷爆発と砲撃事件で北側が遺憾を表明し、南側は対北拡声器放送を暫定中断することで劇的に合意した。これ で南北が4日の非武装地帯(DMZ)地雷爆発事件、10日の対北拡声器放送再開、20日の西部戦線砲撃衝突を経て高まった軍事緊張状態からとりあえず脱す ることになった。今後、これを機に南北が大幅な関係改善に進むことになるのか注目される。

 

 南北は22~25日、板門店(パンムンジョム)で2+2高位級接触を開き、以上の内容に合意したとキム・グァンジン大統領府国家安保室長が25日明らか にした。キム室長はこの日午前2時頃、大統領府で同内容の共同合意文を発表した。合意によると、北側は軍事境界線の非武装地帯南側地域で発生した地雷爆発 で南側軍人が負傷したことに対し遺憾を表明し、準戦時体制を解除することにした。また、南側は異常事態が発生しない限り軍事境界線一帯ですべての対北拡声 器放送をこの日昼12時から中断することにした。今回の高位級接触の中心議題だった「地雷爆発に対する謝罪」と「対北拡声器放送中断」をめぐり、北側は遺 憾を表明し、南側は条件付き中断する折衝となった。

 

 南北はまた、今年の秋夕(中秋節=9月27日)を機に離散家族面会の行事を進め、今後継続させることにも合意した。そのための赤十字実務接触は9月初め に行うことにした。さらに南北関係を改善するための南北当局会談をソウルまたは平壌(ピョンヤン)で早期に開催し、今後、様々な分野で対話と交渉を進める ことにも合意した。また、多様な分野での民間交流を活性化することでも同意を得た。これに伴い李明博(イ・ミョンバク)政権と朴槿恵(パク・クネ)政権を 経て悪化の一途をたどってきた南北関係が梗塞局面を抜け出す突破口を用意したと評価される。

 

 これに先立ち南北は22日午後6時30分、板門店で最初の2+2高位級接触を開き、23日の明け方4時15分まで9時間45分交渉を続けたが、合意に至 ることができなかった。引き続き23日午後3時30分から板門店で2回目の接触を開始させ、30時間を超えるマラソン交渉を継続した。今回の接触は、北側 が21日午後にキム・ヤンゴン秘書名義の通知文を送り、キム・グァンジン室長との高位級接触を提案した後、南側の修正提案と北側の再修正提案を経て実現し た。

 

 北側は20日に京畿道・漣川(ヨンチョン)の西部戦線で二度に亘り南側に向け砲撃を加えた。これに対し南側も北側の非武装地帯に向け29発の対応砲撃を 加えた。北側は引き続きキム・ヤンゴン秘書名義の書簡をキム・グァンジン大統領府国家安保室長宛てに送り、対北拡声器放送の中断・撤去を要求すると同時に 「現事態を収拾して関係改善の道を開くために努力する意志がある」と明らかにした。

 

キム・ジフン記者、チェ・ヘジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-25 04:12

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/705869.html訳Y.B


中国が開催する記念式典は、米国や欧州各国の首脳は中国の軍拡への懸念から欠席する意向?

2015-08-25 | しんぶん赤旗より

首相、来月訪中見送り

“戦争法案審議を優先”

 

 

 安倍晋三首相は24日の参院予算委員会で、9月に検討していた中国訪問を見送る意向を示しました。中国側が9月3日に北京で開催する抗日戦争勝利 70周年記念式典への首相出席を求めていましたが、「国会の状況などを踏まえて判断した」と述べ、戦争法案の参院審議を優先したと説明しました。公明党の 横山信一氏への答弁。

 また、これに先立つ同日午前の記者会見で菅義偉官房長官が、出席見送りを既に中国側に伝達したことを明らかにしました。菅長官は、「総理出席を前 提にしての調整は今まで行ってこなかった」と述べ、「3日の前後に訪中する予定もない」と語りました。さらに、「中国とは引き続き、国際会議などを利用 し、首脳同士が率直に話し合う機会を設け、両国関係のさらなる発展に向けて取り組みたい」と述べました。9月の国連総会や11月のアジア太平洋経済協力会 議(APEC)首脳会議、秋の開催を目指す日中韓首脳会談が念頭にあるとみられます。

 中国が開催する記念式典は、米国や欧州各国の首脳は中国の軍拡への懸念から欠席する意向で、日本側にはこのタイミングでの訪中に慎重な意見もありました。


浮島丸殉難70周年追悼集会に参加!

2015-08-25 | 日朝協会京都府連の行事

浮島丸殉難70周年追悼集会・・・舞鶴市下佐波賀「殉難の碑公園」

     

追悼歌「ハマナスの花さきそめて」京都朝鮮中高級学校の生徒さん                    「追悼の舞」 金一志韓国伝統芸術院のみなさん

この海に沈没しました。

     

「追悼する会」余江勝彦さん                                                献茶をたてる


円山公園から四条河原町や三条大橋を行進し、ラップ調の音楽に合わせて「戦争法案絶対反対」

2015-08-24 | 戦争法は反対です。

全国で若者いっせい行動 安倍政権に怒り 戦争法案止める

「ひたすら声を上げる」 「政府のウソを暴け」

 

 

 23日、全国の若者たちが戦争法案の廃案を求めていっせいに立ち上がりました。北海道から沖縄まで、本紙が確認できただけでも21都道府県で集会 やデモ、ロングラン宣伝などがおこなわれました。首都圏の学生たちでつくるSEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)が呼びかけたも の。東京では、シールズの「表参道デモ」、若者憲法集会実行委員会の「戦争法案つぶすデモ@吉祥寺」などが繰り広げられました。


東京・表参道

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(写真)「戦争法案を廃案に」と表参道をデモする人たち=23日、東京都港区

 学生を中心に、学者や親子連れなど幅広い6500人(主催者発表)が、東京・港区の表参道駅周辺をデモ行進し、「戦争法案絶対廃案」「安倍を倒せ」の声を響かせました。主催はSEALDsです。

 SEALDsの女性=大学3年生=が「このデモは若者が呼びかけているけど、日本国民みんなの問題です。一緒にがんばりましょう」とあいさつしました。

 大学生や高校生がスピーチ。高校2年生のタクヤさんがマイクを握り、「戦場に行き、命をかけてたたかうのは僕たち自身です。憲法違反を犯した政治 家たちではない」と訴えました。大学1年生の女性も「平和安全法制の下に、私や私たちの求める平和はありません。私は、多くの人の不断の努力によって守ら れた憲法をないがしろにする現政権に怒っています」とスピーチしました。

 東京都八王子市から参加した男性(21)=大学4年生=は「僕はもともと自民党支持者でした。政権を任せるなら自民党と思っていた。でも今は、立憲主義も無視し、太平洋戦争と同じ道を歩んでいるようで、裏切られた気分です。ひたすら反対の声を上げ続けます」。

 沿道では手を振っていく女性や、ピースサインを向ける人、家から出てきてデモを見つめる住民や、パンフレットを受け取る店員などが目立ちました。

 「安保法案(戦争法案)に反対です」というのは、杉並区から買い物で通りかかった、出版会社に勤める女性(30)です。「法案が衆議院を通過した瞬間は怒りを覚えていたのに忘れかけていた。恥ずかしい。改めて考えるきっかけになったし、自分でも行動したいと思った」

京都

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(写真)「戦争法案絶対反対」とコールしながら京都市内をデモするSEALDs KANSAIの学生たち=23日

 「SEALDs KANSAI」がよびかけたデモが23日、京都市内で行われ、1800人が参加しました。

 出発の円山公園から四条河原町や三条大橋を約2時間かけて行進し、ラップ調の音楽に合わせて「戦争法案絶対反対」「安倍政権のウソを暴け」とコールしました。思想家の内田樹(たつる)氏がスピーチしました。

 京都造形芸術大学1回生の男性(18)は「戦争ができる国になる最悪の法案だ。政府が憲法も国民も無視しているのは独裁政治だ。いま全国で同じ思いを持った人たちが立ち上がっている。この動きは必ず日本を変えます」と訴えました。

 関西国際大学4回生の女子学生は「戦争はいつも、平和のためにと始まる。絶対に戦争につながる道を歩んではいけない。あきらめず、まだまだ叫び続けます」と述べました。

 初めてデモに参加した京都大学の大学院生(22)は「いままで無関心だったが、シールズ関西の街頭演説を聞いて、自分も行動しなければと動かされた。他国に揺さぶられて、加害者を生む国にしてはいけない」と話していました。


日弁連は26日、「安保法案廃案へ!立憲主義を守り抜く大集会&パレード」を!

2015-08-23 | 戦争法は反対です。

戦争法案必ず廃案に 弁護士会奮闘の夏

集会・パレード・シンポ・講師派遣…

 

 

 戦争法案を廃案に追い込もうと、全国各地の弁護士会が取り組みを広げています。日本弁護士連合会によると、弁護士会が呼びかけた大規模な集会やパ レード、街頭宣伝、シンポジウムなどは、戦争法案が衆院本会議で強行採決された7月16日以降だけでも22都道府県で行われました。各種集会、学習会に弁 護士が講師として参加するケースも多くあります。


日弁連、26日大集会

 集会とパレードに取り組んだ鳥取県(8月2日)と、岡山県(7月25日)はそれぞれ1500人が参加。滋賀県の集会(20日)には1300人が集まりました。安倍首相の地元・山口県(8月9日)には約500人。

 日弁連が東京都内で開いたシンポジウムは、350人が集まり、パネリストの山崎拓・元自民党副総裁らの発言に沸きました。

 今後も、弁護士会が主催する集会などが予定されています。日弁連は26日、「安保法案廃案へ!立憲主義を守り抜く大集会&パレード」を東京都千代 田区の日比谷野外音楽堂で計画しています。また同日、「安保関連法案に反対する学者の会」と合同記者会見も行います。23日に栃木県弁護士会、29日には 京都弁護士会や兵庫県弁護士会(4カ所)が集会を開催。山形県弁護士会は30日、集会を開きます。


北朝鮮が21日、会談を提案。会談の結果次第では緊張緩和に向かう可能性もある。

2015-08-22 | 資料提供

南北高官が板門店で会談=緊張緩和策模索

時事通信 8月22日(土)15時11分配信

 【ソウル時事】

  韓国と北朝鮮の高官が22日、板門店の韓国側施設「平和の家」で会談した。
 韓国政府が明らかにした。北朝鮮が韓国の政治宣伝放送の中止を要求、応じなければ軍事行動に出ると警告している問題をめぐり、南北の高官接触で打開策を探る。


 米韓両軍が厳戒態勢を敷く中、北朝鮮の要求期限である平壌時間同日午後5時(日本時間同5時半)は過ぎたが、砲撃などは起きていない。会談の結果次第では緊張緩和に向かう可能性もある。
 韓国側は大統領府の金寛鎮国家安保室長、洪容杓統一相が出席。北朝鮮は黄炳瑞軍総政治局長、金養建労働党書記(統一戦線部長)が参加した。
 韓国当局によると、北朝鮮が21日、韓国側に通知文を送り、金党書記と金室長の会談を提案。これに対し、韓国側は、黄軍総政治局長の出席を要請する修正提案を行った。北朝鮮側は洪統一相も加わるよう求め、「2対2」の会談となった。 


南北間の衝突可能性が高まっている。南北相互に危険性を熟知しており正面対決を避ける可能性 !

2015-08-22 | ハンギョレ新聞社

今日17時まで緊張高潮…拡声器打撃があれば武力衝突は不可避

登録 : 2015.08.21 22:43 修正 : 2015.08.22 06:37

 北朝鮮、準戦時体制宣言で自縄自縛
 韓国は妥協せず放送継続

韓国・北朝鮮の休戦ライン配備火力 //ハンギョレ新聞社

南北相互に危険性を熟知しており正面対決を避ける可能性

 

 北朝鮮が対北拡声器放送の中断と施設撤収の期限として指定した時間が迫り、南北間の衝突可能性が高まっている。

 

 北朝鮮が20日に電話通知文を送りつけ「この日5時から48時間以内」と期限を切っただけに、北朝鮮が黙って見過ごすのが困難な自縄自縛の状況に陥った ためだ。 実際、北朝鮮はこの日、労働党中央軍事委員会非常拡大会議を開き「準戦時体制」を宣言し、全軍の完全武装命令を伝えた。準戦時体制は、北朝鮮が非常事態に 備えている6段階の作戦命令の中で2番目に強く、戦争直前の状態に切り替える意味だという。 北朝鮮は1983年と1993年の韓米合同軍事訓練「チームスピリット」演習の際、準戦時体制を宣言したことがある。 特に93年には3月8日の準戦時体制宣言の4日後の核兵器非拡散条約(NPT)脱退宣言で第1次核危機を招いた。 それだけに北朝鮮の立場としては断固たる態度を示したものだ。

 

 北朝鮮はまた、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が直接招集したこの会議で、政治・軍事的対応計画が議論され、人民軍の作戦進入準備実態点検、軍前線 司令部の攻撃作戦計画の検討・承認も行われたと報じた。 事実上、22日午後5時以後の状況に対する軍事行動計画を樹立したと見られる内容だ。

 

 一方、韓国側も非武装地帯地雷爆発事件に対する報復次元で北朝鮮向け拡声器放送を再開しただけに、北朝鮮の威嚇に押されて北朝鮮向け拡声器放送を中断す ることはできない立場だ。 ペク・スンジュ国防部次官は21日、国会予算決算特別委員会に出席し、拡声器放送を継続するのかという質問に「北朝鮮が韓国の要求した政治・軍事的要求を 聞き入れず態度の変化がないならば(継続)する」と答えた。 軍当局は実際、この日も北朝鮮向け拡声器放送を当初計画どおりに行った。

 

 北朝鮮は現在設置されている北朝鮮向け拡声器施設11カ所の所在を把握していると韓国軍当局は評価している。 軍当局者は「北朝鮮がその気になれば打撃できるだろう」と話した。 実際、北朝鮮は今回韓国側に撃った14.5ミリ高射砲と76.2ミリ直射砲以外にも、170ミリ自走砲や122ミリ放射砲、240ミリ放射砲などより威嚇 的な火力を保有している。 北朝鮮が実際に打撃に出るならば、断固たる対応を公言した韓国も報復措置に出るほかなく、人命被害が出る局地戦につながる可能性もある。 また、状況が適切な水準でコントロールされない場合、全面戦争への拡大憂慮もある。 ハン・ミング国防長官が22日に全軍作戦指揮官会議で「断固たる対応を行い、効果的に状況を管理しなければならない」と注文したのも、こういう複雑な状況 を反映したものと解釈される。

 

 しかし、南北共に武力衝突の危険性を十分に承知しているだけに、南北が無理な軍事行動まで進みはしないだろうとも展望される。 北朝鮮の場合、南北間の在来式兵器の劣勢をよく認識しており、やみくもに照準射撃をする正面対決は避ける可能性が高いと分析される。韓国軍当局者は「北朝 鮮は挑発をしながらも、韓国と正面対決するよりは木箱地雷埋設のように韓国側が直ちに対応できないよう巧妙な手法によるヒットアンドラン戦略を駆使してき た」として「今後もそういう形で出てくる可能性を鋭意注視している」と述べた。 米国と中国が共に南北間の緊張高揚を望んでいないという点も南北間の偶発的衝突が戦争拡大につながることに対してブレーキの役割をするという観測も出てい る。米国は多様な方式での韓米間連合協力体制を通じて自国の意思を伝達しているという。

 

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

 

韓国語原文入力:2015-08-21 20:17
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/705499.html 訳J.S(1723字)