ひびレビ

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ウルトラマンアーク 第5話「峠の海」

2024-08-03 10:37:37 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンアーク 第5話「峠の海」

 今回は巨鯨水獣リヴィジラの化石が発見された峠が数日にして湖が出現。そこで化石発掘にあたっていた牧野博士は、「想像力は僕らの翼!」とユウマに怪獣を生き物として向かい合うきっかけをくれた人物であり、そして伴所長とは既知の間柄であることが明らかに。
 隊長と知り合いの先生……というと、ブレーザーの記憶がよみがえってきて、この博士も世界を海に沈めるんだ!とか言い出さないか心配でしたが、かつて伴所長が持ちこんだ化石を「過去の経験や知識だけで判断して、若者の意見を退けてしまったこと」を悔いている、良識のある人物で何よりでした(笑。
 
 峠に海を作り上げたのは巨鯨水獣リヴィジラ……何だこう、私の中の恐怖心を呼び覚ますような見た目は……あぁ、あれだわ。「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる大海獣だわ。当時鬼太郎のあまりの変貌っぷり、誰にも理解してもらえない孤独さが恐ろしかったので、印象に残っています。
 それはそれとして、リヴィジラとの戦いは水中が舞台。海中戦はトリガーでも描かれましたが、今回は「峠の海」故に、水の色も全体的に暗い緑色、、木々や重機、鉄塔、電線など本来地上にあるべきものが水中にあったため、普段の海中戦とは異なる面白さがありましたね。海に沈んだ古代都市で戦っているようでいて、沈んでいるものが現代的という異質な雰囲気も良かったです。

 アークの視界を遮り、自身は超音波でアークの位置を的確に把握し、一方的に追い詰めていくリヴィジラ。
 「ソリスアーマーで水を蒸発させたりするんかね」とか思っていたら、何故かアークギガバリヤーを展開。「ゼットンよろしく、360度をバリヤーで囲むつもりか?」と思っていたら、バリヤーを横にして「アークエクサスラッシュ」を手にもって……あ、そう使うのね!?穴掘ったり、靄吹き飛ばしたり、アークエクサスラッシュくんの利便性が凄い。その場その場で新しい技を生み出すのではなく、既存の技でどうにかするのが、想像力のウルトラマンらしくて良いですね。
 まぁ、リヴィジラの穴を塞ぐ方法は割と力技だった気はしますが(笑。次はどんな木の使い方を見せてくれるんだろうか。


 事態は一件落着したものの、想像力の翼をはばたかせまくっている二人の議論は止まらない、微笑ましいラストとなりました。

 次回はシャゴンが再登場。思ったよりも早かったな?あとシュウがいつもと違う様子を見せるとのことですが、当のあけぼの荘が彼にとって思い出の場所だったり、実は温泉旅館のレビュアーだったりするのかな?

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