ひびレビ

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ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(2024) 第14話&第15話

2024-05-11 07:10:09 | ウルトラシリーズ
 ウルトラマンニュージェネレーションスターズ(2024)、第14話「それぞれの道 僕が僕であるために」と第15話「ココロのカタチ 奪われた星雲荘」はいずれもウルトラマンジード本編の振り返り。

 第14話では上層部からセブンガー強化に着いてこってりと絞られ、「上の人は偉そうに小言を言うだけで良い」と愚痴をこぼすユカ。そんな彼女にエディオムは「立場が違えば背負うものが違う」といい、「ウルトラマンジード」においてリクとレイトが互いにサラリーマンとウルトラマンの大変さを知った様を通して、「邪推や憶測は得てして根拠のない決めつけになってしまうもの。同じ推測なら良き方向に思いを巡らせたほうが、お互いにとってプラスになるのではないでしょうか」とユカにアドバイスしていました。
 エディオムの言葉には説得力があるのですが、一方で実際こういう場面に出くわすとついつい邪推してしまいますし、愚痴をこぼしたくはなってしまうため、ユカの気持ちも理解できます。理論としては理解できても、感情が先に出てしまうこともある。難しいものです。

 続く第15話では、エディオムのように自我を持つに至った人工知能の例として、同じくジードからレムが取り上げられました。
 人間のように感情を持つに至った人工知能と人間の違いはどこにあるのかと考えるユカ。エディオムもそれに答えることはできませんでしたが、ユカが対等に見てくれている、それだけで十分だと感じているとのこと。無理に区別する必要はなく、それこそ人間が人間に接するのと同じように、課題や困難を解決する仲間として協力し、相手に負けないよう切磋琢磨していかなければならないのかもしれませんね。

 
 ……で、取り上げられたジード本編の方は……レイトが娘の誕生をきっかけに街や地球を愛おしく思うようになったと語る件は印象的でしたが、それ以外はあんまり(汗。いずれの話ももうひと捻り欲しい、物足りない、言いたいことはわかるけれどもグッとくる要素が無い、どこかダイジェストを見ている感じがする……そんな感じです。特にメカゴモラ戦。レムが乗ったメカゴモラが強い!というよりは、単純にレムがいるから攻めあぐねているだけという印象の方が強かったですね。やるならジード各形態・技に的確に対処するぐらいの動きは見せて欲しかったですが、レムがいるのに高専技バンバン打つ方が違和感ありますし、強さの表現が難しかったんだろうなとも。


 そんなこんなで次回はニセモノ大集合。
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