ひびレビ

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仮面ライダーフォーゼ 第32話「超・宇・宙・剣」

2018-12-24 08:07:53 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第32話「超・宇・宙・剣」

 流星により弦太朗が始末され、他のライダー部員たちも次々にアリエスにより眠らされていく中、賢吾はタチバナの協力もあって何とか脱出に成功。しかしラビットハッチに帰っても、弦太朗を生き返らせる手立ては見つからない。そこへ再びタチバナから通信が入り、賢吾は弦太朗に最後の宇宙の力を与えるヒントが、ラビットハッチの外壁に刻まれていることを知る。

 一方流星はアリエスの力により次郎が目覚めたことに安堵するも、次郎は自分の弱さが流星を苦しめていることを知り、精神は回復したが肉体が回復しない事態に陥る。その時初めて、流星は誰を裏切ったのか気づき・・・


感想
 「次郎を目覚めさせる?何のことだ」「・・・話が違うぞアリエス!」みたいな展開になってもおかしくはないと思うんですけど、一応約束は果たす男・山田=アリエス・ゾディアーツ。王を名乗る者としての矜持なのか、はたまた自分の劇にアドリブはいらないというルールに則っているのか。

 さて今回は遂に登場コズミックステイツ!弦太朗1人の力ではなく、仮面ライダー部全員の絆で宇宙を掴むことが重要だったと。反面、それが後々コズミックステイツの弱点にもなるわけですが、それはそれとして。
 蘇った弦太朗は流星に対しても「なんだそりゃ!?別にわびることなんか一つもねぇだろ!お前も俺も、ダチを助けるために全力で戦った!そんでお前が勝った、ただそれだけじゃねぇか!友情の真剣勝負ができんなら、良いヤツだとわかった!」「お前は俺のダチだ、流星。もう1点の曇りもねぇ」と告げていました。嘘みたいだろ?これ、自分を一度は殺した相手に言ってるんだぜ・・・?この信じられないくらいの真っ直ぐさ。これが当時は眩しすぎたんだろうなと、改めて思います。今となっては普通にカッコいいシーンだと思えるんですけどね。「お前は俺のダチだ、流星。もう1点の曇りもねぇ」のシーンはとても好きです。

 そこからの、挿入歌「COSMIC MIND」をバックにしたコズミックステイツの初陣がこれまた熱い!挿入歌の入りが完璧ですし、盛り上がりも凄まじいですね。BGMも良いんですけど、やっぱここぞという時にはこうした挿入歌を、結構な音量と共に使ってもらいたいものです。
 両手両足、同じ部位に発動するアストロスイッチの力をかけ合わせられるのがコズミックステイツの特徴。今回はロケット&エレキの力をバリズンソードに付与し、さらにランチャー&フリーズで冷凍弾を発射を披露してくれました。ビルドジーニアスも折角の全部乗せなんだから、同じような感じで戦って欲しかったなー・・・って。
 ワープドライブしてからの、ライダー超銀河フィニッシュもまたカッコいい。とにもかくにも最高の初陣だったかと。

 
 流星が裏切っていたのは弦太朗と友達になりたいと思っていた自分自身の心。目覚めた次郎からそれを気づかされ、せめて弦太朗が守ろうとしていたものを守るべく奮闘していたところへ、弦太朗復活からの友情の拳を交わす・・・そして次回から弦太朗大好きっ子になると(笑。いや、あれ結構衝撃的だったんですよ・・・フォーゼに関してうろ覚えな部分が多い私でも記憶に残るぐらい「誰だお前」ってなりまして。多分「フォーゼはあんまり・・・でもメテオ好き!」だったから、余計に印象深かったんだろうなと。
 詳しくはまた次回。
 
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