クイズとマナーとCMと

　「早起き頑張ったので、宮城のご当地問題出します!」
⇒「仙台藩の戦国武将は～」
　・・・いや、ご当地なんでしょうけども、ご当地っていうよりかは歴史の問題だから正直宮城県勢にとってアドバンテージも何もあったもんじゃない気がした高校生クイズ2017。

　今年は基本的に去年の流れをなぞっている感じでした。去年と大きく違う点といえば、抜き打ちマナー問題が加わったことかなーと。てっきりフルコースの食べ方を1から10まで採点するのかと思いきや、採点ポイントはスープ、肉料理、デザートの3種類。スープにパンをつけない、フィンガーボウルの使い方、デザート（メロン）は手づかみ厳禁など点が注目されていました。あの場面は「食べ方が分からないから周りに相談する」といったことがあっても良さそうですが、まさかクイズの一環だとは思ってなかったのでしょうね。よほどリラックスされていたのでしょう。
　違反0のチームは「おじいちゃんに怒られた」「親に感謝しかない」とのコメントを残していました。いいコメントだなぁと思いつつ、違反があったチームに対しても「まだ高校生だしなぁ」という変な安心感を抱きながら見ていました（汗。

　クイズ自体は程よいバランスでしたし、知力・体力・時の運も見事に発揮されていたと思いますが、そういえば今年は敗者復活戦がありませんでしたね。ここ最近がどうだったかは定かではありませんが、何かしらの救済措置があるのが通例だとばかり。
　ラストは優勝候補!3年連続同じペアで出場!女子ペア久々の優勝なるか!という三つ巴の大接戦が繰り広げられ、なんともドラマチックな展開が待っていました。あの接線そのものは凄く見ごたえがあったのに、ラストのCMラッシュがひどすぎて・・・必要なんでしょうけども、最後の最後であれをやられると若干盛り下がります。一本も挟むなとは言いませんから、2分ぐらいでCM挟むのだけはマジ勘弁。

　あとは「新潟の2人の関係はほっといてやれよ・・・」とか「宮城県勢が『アメリカまで行ったのに、縄跳びしている間に問題終わってた』という展開にならなくて良かった・・・」といったことを感じた今年の高校生クイズでした。
　しかし、相変わらず1回戦突破できなかったチームの紹介がこじんまりとしていましたなぁ・・・