機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第3話「散華」
アトラたちの手伝いにより、CGSのメンバーに温かい夕食が振舞われることに。ご飯が温かいということは、それだけで幸せなのかもしれません。クーデリアも手伝ったようですが、料理に関しては不器用で、たまたまビスケットの妹たちが配った三日月の分の食事には、彼女が切った大き目の具が入ってしまいました。クーデリアは慌てて、それは自分が責任を持って食べるというわけですが
クーデリア「そうです、とても人様にお出しできるものではないので、私が自分でわーーーーー!!」
三日月「・・・うん、これくらいでかい方が食ってる気がして美味い」
クーデリア「・・・そ、それは大変よろしかったですね」
・・・この一件でクーデリアがますます好きになったのはいうまでもなく。「わーーー!!」のあたり、大好きです(笑。クーデリアと三日月の距離が近づいたようにも思えましたが、ただ単に率直な感想を言っているだけで、クーデリアどうこうではないんでしょうね。しかし、料理が下手なお嬢様・・・どこぞの穴掘りさんも、嫁さんの料理が下手っていうレベルじゃなかったなぁと(笑。
そんな三日月を遠くから見ていたアトラは、三日月がピリピリしているのを感じて近づかないようにしていました。そこでおやっさんこと雪之丞に何か渡したようですが、これが後々三日月が身につけていたブレスレット?なんですかね。
ほのぼのした光景の一方で、オルガたちは一軍の残党たちに睡眠薬入りの食事を運び、眠らせて縛り上げていました。そして突きつけるのは、自分たちの下につくか、出て行くか、それともわめき散らして死ぬかという選択肢。この期に及んで状況が分かっていなかった一軍の人間2人を、三日月が容赦なく撃ち殺したのには凄く驚かされました。威嚇射撃も何もなく、完全に命を奪い取る容赦のなさが凄まじい。
で、会計の人は強制的に残らされ、上のご機嫌取りをしていた人物も残留。オルガは今後の会社の信用に傷がつかないよう、彼らに退職金を出していました。ここら辺はしっかりしていましたが、ただそれによって資金はもって3ヶ月という有様。
彼らが資金で悩む一方で、クーデリアは今後の身の振り方で悩んでいました。たまたま三日月を探していたオルガがクーデリアと出逢い、彼女の今後について聞くと答えは「分からない」。出来ることがあると「思っていた」、という過去形を指摘されたクーデリアは、今でも成し遂げたいとは思っているものの、そのために罪の無い人が犠牲になってしまう。この発言は三日月同様、オルガも何か感じるところがあったようですが、クーデリアは三日月とのやり取りを思い出し、無力な自分が悔しいだけだと告げる。
いっそのこと、ギャラルホルンにクーデリアを引き渡し、全部元一軍のせいにしてしまえば金も手に入るのでは・・・そんなアイディアが出されていた頃、クランク・ゼントが単機で、それも赤い布切れをつけて接近。その目的は、厄祭戦の前にはよく行われていたという決闘の合図。クランクは目的はクーデリアと鹵獲されたグレイズであり、自分が勝った暁に引き渡してさえくれれば、ギャラルホルンとCGSの因縁は断ち切ってくれるとまで宣言。
クーデリアは勝負するまでもなく、無意味な戦いは避けるべきだと出て行こうとする。ビスケットは命が狙われていることを心配するも、クーデリアは既に多くの人が死んでおり、何とか話を聞いてもらうように頑張ってもらうといい、その心意気を聞いたオルガはどこか嬉しそうでした。
そしてクランクの話がどこまで本当か分からないため、三日月に「やってくれるか!」というと、あっさり「いいよ」と返す三日月。
バルバトスは鹵獲したグレイズの左肩パーツを装備しており、対するグレイズはライフル無しのバトルアックスとシールドのみ。味方機を巻き込む心配が無い今回こそ、ライフルが活用できる場面だと思いますが、それを敢えて持ち出さなかったのは正々堂々と戦いたいからかなと感じました。そういえば今回のOPのバルバトスにもグレイズのパーツがついていたような。
戦いの直前、クーデリアは自分も阿頼耶識システムがあれば、みんなの力になれるかと考えたものの、オルガは自分たちは運がよかっただけだという。三日月やオルガと共に手術を受けた10人のうち、4人は今も生きていれば病院のベッドで寝たきり状態とのこと。そんなデメリットしかない手術を三回も、自分の意思で行っている三日月。
「頼んだぜ、ミカ!」このオルガの声に応えるようにバルバトスの目が光る演出、チョーイイネ!
いよいよ始まった戦いの中、どうなれば決着がついたことになるのかと問う三日月。クランクは死ぬ必要は無く、大人の争いのために子供が犠牲になることはないとはいうものの、三日月にしてみれば既に多くの仲間が殺された後。「あんたを、やっちまえってさ!」とオルガに言われたとおり、クランクに立ち向かっていく三日月&バルバトス。
三日月は強くなくては生きていけないことを知っている。意地汚くて、だけど潔い。矛盾だらけだが、だけど、だからこそ強い。
オルガの言葉に、クーデリアは「凄いのですね、三日月は。私も彼のように戦えるのでしょうか」「もう、手術を受けたいなどとは考えていません。私の戦う場所は、別にあることを知っています」といい、オルガもどこか満足げ。父に裏切られた可能性があり、三日月からも厳しい一言を言われた後だというのに、なかなかにクーデリアは精神の強い、良いキャラクターをしていますね。
犠牲になんてなってない、自分と仲間のためにできることをしているだけ。今はあんたが邪魔だと突進していくバルバトス。メイスの柄の部分がグレイズにより切り落とされるも、近くに落ちた先端部分を拾い上げ、メイス自身の噴出機構とメイスの先端から槍を出現させる一撃を放つ!
オルガ「鉄華団」
クーデリア「え?」
オルガ「俺たちの新しい名前。CGSなんてかび臭い名前を名乗るのは、癪に触るからな」
クーデリア「てっか・・・鉄の火、ですか?」
オルガ「いや・・・鉄の華だ。決して散らない、鉄の華」
「決して散らない、鉄の華」・・・このフレーズ、大好きです。決して散らず、如何なる困難にも負けじと燦然と生命の華を咲き誇らせていく、そんな意味も感じられます。
メイスで刺してもまだバルバトスの攻撃は終わらない。頭部を破壊し、コクピットが露出した時点でようやくバルバトスも攻撃の手を止めました。多少やりすぎにも感じますが、下手に油断して反撃にあったら元も子もないですからね。
先ほどの会話の中で、三日月たちが勝った際の条件を告げなかったことが、三日月は気に食わなかった様子。クランクはバカにしたわけじゃなく、その選択を持たなかったとのこと。自分の勝利を信じて疑わなかった、ということでしょう。「もし負けたら」なんて、負ける場合を考えて勝負をしていては、勝てる試合も逃してしまうからかな。
ここで自分が戻れば部隊の責任に、ここで散れば自分だけの責任になるとクランク。自分で終わることすらできないクランクは、三日月に殺されることを望むわけですが、三日月は彼が「ありがとう」という言葉を言い切る前にクランクを撃っていました。知らなかったこととはいえ仲間である子供を殺し、子供を大人の争いに巻き込んでしまっていると勝手な考えを押し付けてきた、そんな相手から感謝の言葉なんて聴きたくなかったのだと感じました。
ここで腕につけた何かの匂いをかぐ三日月。一体あれは・・・?アトラの贈り物だとすると、彼女が作った料理や食べ物の匂いがしみこんでいて、戦いの中から戻れるとか?
ギャラルホルンを敵にしてしまったことに騒ぎ立てる仲間がいる一方で、クーデリアは自分の護衛任務を続けてくれるように依頼。独立運動のスポンサーには大金持ちもいるとのことで、資金も確保できる模様。
三日月とバルバトスもいるとなって一気に活気付き、こうしてCGS改め「鉄華団」はクーデリアの護衛を続けることになったのでした。
というわけで、三日月の強さと容赦のなさ、そしてクーデリアの精神的な成長が描かれた第3話でした。可愛らしい一面もある一方で、悩み、そして成長していく強さも持ち合わせているクーデリアがどんどん好きになっていきます。もう1人のヒロイン・アトラは、今後地球への護衛任務となると離れることになりますから、彼女の今後も気になるところ。
そんなこんなで次回は「命の値段」。CGS改めて「ジャスティス」・・・何だかオノフォースかラスダーンに乗っているのが似合いそうな組織名ですねw
アトラたちの手伝いにより、CGSのメンバーに温かい夕食が振舞われることに。ご飯が温かいということは、それだけで幸せなのかもしれません。クーデリアも手伝ったようですが、料理に関しては不器用で、たまたまビスケットの妹たちが配った三日月の分の食事には、彼女が切った大き目の具が入ってしまいました。クーデリアは慌てて、それは自分が責任を持って食べるというわけですが
クーデリア「そうです、とても人様にお出しできるものではないので、私が自分でわーーーーー!!」
三日月「・・・うん、これくらいでかい方が食ってる気がして美味い」
クーデリア「・・・そ、それは大変よろしかったですね」
・・・この一件でクーデリアがますます好きになったのはいうまでもなく。「わーーー!!」のあたり、大好きです(笑。クーデリアと三日月の距離が近づいたようにも思えましたが、ただ単に率直な感想を言っているだけで、クーデリアどうこうではないんでしょうね。しかし、料理が下手なお嬢様・・・どこぞの穴掘りさんも、嫁さんの料理が下手っていうレベルじゃなかったなぁと(笑。
そんな三日月を遠くから見ていたアトラは、三日月がピリピリしているのを感じて近づかないようにしていました。そこでおやっさんこと雪之丞に何か渡したようですが、これが後々三日月が身につけていたブレスレット?なんですかね。
ほのぼのした光景の一方で、オルガたちは一軍の残党たちに睡眠薬入りの食事を運び、眠らせて縛り上げていました。そして突きつけるのは、自分たちの下につくか、出て行くか、それともわめき散らして死ぬかという選択肢。この期に及んで状況が分かっていなかった一軍の人間2人を、三日月が容赦なく撃ち殺したのには凄く驚かされました。威嚇射撃も何もなく、完全に命を奪い取る容赦のなさが凄まじい。
で、会計の人は強制的に残らされ、上のご機嫌取りをしていた人物も残留。オルガは今後の会社の信用に傷がつかないよう、彼らに退職金を出していました。ここら辺はしっかりしていましたが、ただそれによって資金はもって3ヶ月という有様。
彼らが資金で悩む一方で、クーデリアは今後の身の振り方で悩んでいました。たまたま三日月を探していたオルガがクーデリアと出逢い、彼女の今後について聞くと答えは「分からない」。出来ることがあると「思っていた」、という過去形を指摘されたクーデリアは、今でも成し遂げたいとは思っているものの、そのために罪の無い人が犠牲になってしまう。この発言は三日月同様、オルガも何か感じるところがあったようですが、クーデリアは三日月とのやり取りを思い出し、無力な自分が悔しいだけだと告げる。
いっそのこと、ギャラルホルンにクーデリアを引き渡し、全部元一軍のせいにしてしまえば金も手に入るのでは・・・そんなアイディアが出されていた頃、クランク・ゼントが単機で、それも赤い布切れをつけて接近。その目的は、厄祭戦の前にはよく行われていたという決闘の合図。クランクは目的はクーデリアと鹵獲されたグレイズであり、自分が勝った暁に引き渡してさえくれれば、ギャラルホルンとCGSの因縁は断ち切ってくれるとまで宣言。
クーデリアは勝負するまでもなく、無意味な戦いは避けるべきだと出て行こうとする。ビスケットは命が狙われていることを心配するも、クーデリアは既に多くの人が死んでおり、何とか話を聞いてもらうように頑張ってもらうといい、その心意気を聞いたオルガはどこか嬉しそうでした。
そしてクランクの話がどこまで本当か分からないため、三日月に「やってくれるか!」というと、あっさり「いいよ」と返す三日月。
バルバトスは鹵獲したグレイズの左肩パーツを装備しており、対するグレイズはライフル無しのバトルアックスとシールドのみ。味方機を巻き込む心配が無い今回こそ、ライフルが活用できる場面だと思いますが、それを敢えて持ち出さなかったのは正々堂々と戦いたいからかなと感じました。そういえば今回のOPのバルバトスにもグレイズのパーツがついていたような。
戦いの直前、クーデリアは自分も阿頼耶識システムがあれば、みんなの力になれるかと考えたものの、オルガは自分たちは運がよかっただけだという。三日月やオルガと共に手術を受けた10人のうち、4人は今も生きていれば病院のベッドで寝たきり状態とのこと。そんなデメリットしかない手術を三回も、自分の意思で行っている三日月。
「頼んだぜ、ミカ!」このオルガの声に応えるようにバルバトスの目が光る演出、チョーイイネ!
いよいよ始まった戦いの中、どうなれば決着がついたことになるのかと問う三日月。クランクは死ぬ必要は無く、大人の争いのために子供が犠牲になることはないとはいうものの、三日月にしてみれば既に多くの仲間が殺された後。「あんたを、やっちまえってさ!」とオルガに言われたとおり、クランクに立ち向かっていく三日月&バルバトス。
三日月は強くなくては生きていけないことを知っている。意地汚くて、だけど潔い。矛盾だらけだが、だけど、だからこそ強い。
オルガの言葉に、クーデリアは「凄いのですね、三日月は。私も彼のように戦えるのでしょうか」「もう、手術を受けたいなどとは考えていません。私の戦う場所は、別にあることを知っています」といい、オルガもどこか満足げ。父に裏切られた可能性があり、三日月からも厳しい一言を言われた後だというのに、なかなかにクーデリアは精神の強い、良いキャラクターをしていますね。
犠牲になんてなってない、自分と仲間のためにできることをしているだけ。今はあんたが邪魔だと突進していくバルバトス。メイスの柄の部分がグレイズにより切り落とされるも、近くに落ちた先端部分を拾い上げ、メイス自身の噴出機構とメイスの先端から槍を出現させる一撃を放つ!
オルガ「鉄華団」
クーデリア「え?」
オルガ「俺たちの新しい名前。CGSなんてかび臭い名前を名乗るのは、癪に触るからな」
クーデリア「てっか・・・鉄の火、ですか?」
オルガ「いや・・・鉄の華だ。決して散らない、鉄の華」
「決して散らない、鉄の華」・・・このフレーズ、大好きです。決して散らず、如何なる困難にも負けじと燦然と生命の華を咲き誇らせていく、そんな意味も感じられます。
メイスで刺してもまだバルバトスの攻撃は終わらない。頭部を破壊し、コクピットが露出した時点でようやくバルバトスも攻撃の手を止めました。多少やりすぎにも感じますが、下手に油断して反撃にあったら元も子もないですからね。
先ほどの会話の中で、三日月たちが勝った際の条件を告げなかったことが、三日月は気に食わなかった様子。クランクはバカにしたわけじゃなく、その選択を持たなかったとのこと。自分の勝利を信じて疑わなかった、ということでしょう。「もし負けたら」なんて、負ける場合を考えて勝負をしていては、勝てる試合も逃してしまうからかな。
ここで自分が戻れば部隊の責任に、ここで散れば自分だけの責任になるとクランク。自分で終わることすらできないクランクは、三日月に殺されることを望むわけですが、三日月は彼が「ありがとう」という言葉を言い切る前にクランクを撃っていました。知らなかったこととはいえ仲間である子供を殺し、子供を大人の争いに巻き込んでしまっていると勝手な考えを押し付けてきた、そんな相手から感謝の言葉なんて聴きたくなかったのだと感じました。
ここで腕につけた何かの匂いをかぐ三日月。一体あれは・・・?アトラの贈り物だとすると、彼女が作った料理や食べ物の匂いがしみこんでいて、戦いの中から戻れるとか?
ギャラルホルンを敵にしてしまったことに騒ぎ立てる仲間がいる一方で、クーデリアは自分の護衛任務を続けてくれるように依頼。独立運動のスポンサーには大金持ちもいるとのことで、資金も確保できる模様。
三日月とバルバトスもいるとなって一気に活気付き、こうしてCGS改め「鉄華団」はクーデリアの護衛を続けることになったのでした。
というわけで、三日月の強さと容赦のなさ、そしてクーデリアの精神的な成長が描かれた第3話でした。可愛らしい一面もある一方で、悩み、そして成長していく強さも持ち合わせているクーデリアがどんどん好きになっていきます。もう1人のヒロイン・アトラは、今後地球への護衛任務となると離れることになりますから、彼女の今後も気になるところ。
そんなこんなで次回は「命の値段」。CGS改めて「ジャスティス」・・・何だかオノフォースかラスダーンに乗っているのが似合いそうな組織名ですねw