goo blog サービス終了のお知らせ 

公演後始末とその次

2021年09月07日 07時59分11秒 | オペラに挑戦
昨日は後始末の1日。別件で大事な動きも始まったんだが。それは最後に。
公演後始末ではまず熱いうちに感想BLOGを書くことから。そこで書いたのが昨日の『「椿姫」やり終えた』の日記。
次は使った化粧品の始末。こんな物持っててももう使わない。使っても1年後の舞台。頻繁に使う長女への中古プレゼントにした。
次は衣装系。燕尾服は長い目でどうするかを決めにゃならんのだが、どないしたものやら。持ってても着るチャンスはないだろうし。好きな「椿姫」の公演にどこぞで参加させてもらうなんてことがあっても、最近の演出では燕尾服を着ないで、もっと現代風に作ることも多い。どうしますかね。棺桶装束として利用なんて冗談は言ってるのですが。体形は「AB5」です。お貸ししますよ。買っていただいでも結構。
おいおい決めるとして、まっクリーニングには出すべきだろうな。そこまで決めて今は室内で干してある。白の蝶ネクタイと胸のチーフは家で洗濯できるので、かみさんに依頼した。
これで用具系はとりあえず片付いた。その頃から始まったのが写真の掲載作業。またLINEが活躍。合唱団グループLINEのアルバムに各自がどんどん登録を始めた。いつ撮ってたのというくらいどんどん出てくる。スマホというこっそり持ち歩き、こっそり撮ることができる機器の発達がこんな事を可能にしたよね。2,300枚はでてくるんじゃないか。ほとんどが女性同士の撮りあいです。もう2度とないだろう着飾り方だったからな。撮っておきたいよね。解ります。
僕からアップする写真はなく、女性がアップした中から自分が写ってる物を頂いてるだけ。しかし、便利な世の中ですね。
一方で見に来てくれた友人から「良かった」の挨拶メールが来る。それにも一つ一つ対応。皆さんが「素晴らしかった。感激したよ。」と言ってくれる。嬉しいね。
まっそんなこんなでどうにか後始末はすんだのですが、公演が終わるとぼくには次の大仕事が予定されてて、その動きも早速昨日から始まったんです。それは10月両目の白内障手術をやる予定なんです。昨日は事前精密検査。10月5日に右目、12日に左目の予定です。10月は完全に手術月間で、白州にも帰らない予定。風呂に入れないらしいし、術後は数日の安静が必要らしいですからね。1か月は戻れないので、9月中に1か月不在の段取りをしておかないといけない。忙しいな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「椿姫」 やり終えた

2021年09月06日 09時41分30秒 | オペラに挑戦
     

素晴らしい公演になったと思う。合唱団のバスの1人としてはもちろん、公演に向け、いろんな面でできる範囲の協力をしようとやってきた。そんな個人的思い入れもあって、やり切った感がこれまで以上に大きい。僕のオペラ人生の一つのくぎり、集大成だったようにも思う。それほどにいい作品だし、その作品をこんな風に演じさせてくれた周りに感謝感謝でしかない。梨谷フローラとの共演も大きな刺激だった。いい思い出を作れた。
公演そのものは7作目ともなると、「やばい緊張感」なんて無い。「心地よい緊張感」は感じてた。1幕出を待つ上手袖での待機、いい興奮を感じてた。
始まった、あっという間に1幕は終り。そこから1時間楽屋待機。2幕は女性と絡んでの板付演技でスタート。朝彼女とちょっと演技を変更した。より色っぽくやろうで意気投合。どんな風になったかは録画が出てくるまで解らない。でもバッチリだったはず。男性合唱(闘牛士の歌)も格好良くきめられた。最高だね。その後の緊張の場面も雰囲気出せたんと違うかな。3幕は裏歌。これが最後の歌だと思ったら、歌の後の笑い声に力が入った。ちょっとやり過ぎたかも。 うん、これで終わった。
カーテンコール後ステージで解団式。プロから「良かった、素晴らしい、大成功」そんな話が。そんな中 指揮の瀬山さんが「こんなご時世だから、こういう芸術文化が大事なんだし、今日来たお客さんがそれに気づいてくれた公演になったと思う。皆さん全てがすてきです。」と言ってた。やり終えて、この言葉がやけに沁みた。
着替えて、ステージの片づけ手伝い。ホールの客席もピットが消え、元の座席に戻った。ほんとに終わった感を感じた。そして疲れがどっと。
疲れてるっていうのに9時から団員でLINEグループトーク。飲みすぎながら盛る上がった。「岳ちゃん しゃべり過ぎ」って言われるほど熱くなってた。
今朝 早速オペラ批評家が書いた批評文が紹介された。皆さんもご一読を。

上で「一区切り」なんて書いたけど、なんのなんの、歌うのは辞められないだろう。もう次を歌いたい自分がいる。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日本番

2021年09月05日 07時08分12秒 | オペラに挑戦
とうとうこの日が来た。いや、来てしまった。これで終わりなんだよな。
素晴らしいオペラです、オペラの傑作だと思います。そこまで惚れてしまった「椿姫」の世界にどっぷり浸かれるんです。至極の時間でしかない。
昨日のGP ダメ出しは無かった。演出は「全ていい、舞台のそこかしこにストーリー性が見えた。明日もこれを演じて」と興奮してたな。誉めるしかないというのもあるだろうし、演出してきた自分としても「これでいいんだ。今の自分ができるベストだ。」と納得するしかないじゃないですかね。でも間違いなく良くなってる。ここがうちの合唱団の底力。最後の2週間程でガーンと良くなるんです。舞台の中で聴いてて色を感じるようになるんです。みんなが「やろう、出そう」という気合だな それが歌声に乗ってくる感じかな。そんな歌声に包まれ、自分もそれにシンクロさせながら歌う、 最高だよね。 楽しめそうだし、いい歌歌うぞ。

    練習の後、フローラ役の梨谷桃子さんとツーショット。
             彼女との関係は以前の記事で書いたな。
             この写真をBLOGにあげることは彼女の了解をもらいましたよ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと自覚したか!

2021年09月04日 07時03分11秒 | 国を憂う
菅さん やっと諦めたな。当たり前だ! 
辞めた言い訳がまた頭にくる。 
「コロナ対策に専念したいから、総裁選に力を割くわけにはいかん」 なんじゃこの言い分は!
諦めた段になっても、まだ強がりを言うかね。
自分がどんな人間、政治屋だったかをやっと理解できたんじゃないの!
「私の政治は間違いでした。」と謝って辞めなさい。それが後継者への伝言だ。
菅さんも二階さんも国会を去りなさい。それが自民党への教育だ。

さてこれからの自民党。僕は岸田さんが無選挙で総裁=首相になると読んでる。今の自民党 衆院選を前にしてガタガタしたくないのが本音。そういう空気が長老達を「まっここは岸田にして、静かに衆院選挙に行くしかないだろう」と動かすだろう。
高市さん、下村さんでは上の力で抑え込まれてしまうな。一つ気になるのは石破さんがどう動くかでしょう。あの人は長老どもが働き掛けても簡単には動かんでしょう。
僕個人としては石破さんに一度やらせてみたいと思うのですがね。こんな情勢だから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あと3回

2021年09月03日 10時23分44秒 | オペラに挑戦
昨日舞台が作られたはず。今回は製作助っ人の要請が無かったので、舞台を作っていくあのワクワク感を味わうことはできなかった。もう完成してるはず。今日午後行けば、舞台上に高さ60cmの立体構造物が組まれてるだろう。気になってる座った位置からサラリと立ち上がりたい動きは実物の上で練習しておきたい。
今日は実際の舞台で、ほぼ本番通りの通し練習。衣装も着ます。「メイクはいいです」だけ補足されてた。マエストロ、演出の思いで途中で止まって、やり直しが入るかもしれない。幕間の休憩でダメ出しじゃないか。歌い直し、演技し直しもあるだろ。直しが効くのは今日だけだから。
前回の練習動画 ある場面での人の配置に違和感が有り。そこで後ろの女性と個人的にLINEで相談。今日の練習で彼女と と言ってもお互い絡んでる相手がいるんですが、そこも巻き込んで、こっそり立ち位置変える事にしてます。そんなことも今日ならやれます。
今日からは個人の道具を全て持ち込み、楽屋に置いて帰れるようになります。今日明日練習で汗することも考慮して予備も必要だ。こんな段取りも小さい楽しみでワクワク。
明日はGP(本番と全て同じの最終練習)。楽屋入りから、もっと言えば家を出る時間から全く本番と同じにして最終チェックです。
そして明後日はもう本番。これで「椿姫」ともさようならって事。
あと3回しか歌えない。9か月ほど苦労してきたな。歌えなかった、難しかった部分も今では全く心配なく、演技する余裕をもって歌える。舞台上のまさに1850年頃のパリで生きてる一老紳士として振る舞えるようにもなってしまった。でももう終わりか。
3日間70時間弱をしっかり楽のしまなくっちゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホール設備解説

2021年09月02日 10時00分41秒 | つれづれなるままに
一般的にオケピットのあるホールってこうなってるんでしょいうけど、びっくりするような仕掛けがあるんですよ。そこでちょっと雑知識として解説。

    この写真で解説しますね。

右がステージ、左が客席。その間にオケピットが現れる という仕掛け。
今見えてる客席座席は6列目です。普段はステージ前まで座席があります。
まず5列目の座席を床から外します。5列目だけがボルトで止めてあります。4列目までは床に固定されてます。外した5列目の座席を4列目までの空きスペースに置きます。
ここからですよ。4列目までの床がそのまま下がっていきます。それがピットの広さ。今見えてるオケピットの床の高さくらいまで下がったところで、その全体が左にスライド、つまり見えてる客席の下に収納されます。スライドしていく客席床の下にオケピット床が重なっていて、それが見えてきます。客席床が完全に収納されたら、オケピット床を上げて行って、ピットができるんです。
さらに取り外した5列目座席の床から見えてる壁が上がってきます。 これで完成ですね。 当然ですが、ピットに入る通路が一番奥にあり、数段の階段でピット面に入れます。2日前のオケピット写真にはその階段が写ってます。
ここでは関係ないですが、ステージの下も大きな空間になってて、ステージの中央部床が上下して収納されてる物を出したりいれたり。
「ピット作ります。手伝ってください。」と言われてやることは5列目の座席を外す作業だけ、あとは全部自動です。むしろ「近くに居ないで」と排除されるんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オケ合わせ 1回目

2021年09月02日 08時26分39秒 | オペラに挑戦
       「テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ」

昨日は初めてのオケあわせ。 ピットにオケが入り、ステージは前列にソリストが10人ほど、うしろに僕等合唱団がパート別に椅子に座っての練習でした。
3幕で歌う「裏歌」(バッカナーレと呼んでる。舞台の袖で歌う。ステージは室内で暗いムードだが、外では酔っ払いが騒いでる情景を表現)をピアノ伴奏で練習。これを歌う時はオケは鳴ってないんです。だから単独でここだけ練習。所詮酔っ払いの合唱だから「上手くない」方がいいで、簡単に終了。
次は1幕を頭からオケ伴奏で。ソリスト、合唱団は自分が歌う時だけ立って歌う。合唱団は皆そうだと思うけど、「ここでこう動いて、あっちに移動して」なんて考えながら歌ってるんだろう。1幕全部通して歌ったあと、ダメ出し。主にオケ指導。細かくやられてたな。凄いなと思ったのは、マエストロが20分程通して演奏したのに、「何ページの何小節目、弦はもっとピアノで」とか「ここの木管はもっとリズム感とスピード感を」なんて指示する。指揮しながらメモしてる訳じゃないのに。ここはやはりプロだね。全曲自分のイメージで頭の中で鳴ってるんだろうな。
休憩の後、2幕2場のオケ合わせ。ここも合唱への指導はちょっと。やはりオケにはガンガン。歌い直し、演奏直しを何か所かやってここも終了。
これで合唱部は無し。合唱団は解散。5時に開始、7時前に終了。
おそらくですが、この後2幕1場、3幕をソリストのオケ合わせをやったんでしょう。さらに、ソリストも帰った後でオケ特訓だったんじゃないかな。本番数日前、全てを聞いた時、どこに注射するのがレベルアップに効くかを考えて、今はオケだ とマエストロが判断したんだろうね。
やはりオケの音で歌うのはいいぞ。ガ~っと気分が上がっていく。本番に向けたテンションが3段も4段も駆け上がった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフガニスタン

2021年09月01日 10時50分17秒 | つれづれなるままに
今日はオペラやめて、地球上に目をやり、思いつくとこを。
どうしても「アフガニスタン」じゃないですかね。今地球上にある諸々の問題の縮図みたいな状況ですよね。これだって他人事じゃなく、自分事で考えないと。
ちょうど20年前ニューヨーク同時多発テロ以来米国はアフガンに侵攻し、報復なのか、異端児の一掃なのか、ともかく関与して行って、泥沼になり、収集できなくなって、撤退した ということでしょう。昔のベトナム戦争もそうだったな。
20年前に侵攻した時、こういう結果になるんじゃないかと書いてるかもしれない。先の世界大戦の時と世の中変わってるのに、「ああして抑え込んだんだから、今もできる。やるんだ。」で進んで行ったのが米国。いつまでも「世界の警察」を担い、地球上を統治できるという驕った思想。ここにすでに大きな間違いが。結果、返って混沌とさせるだけに終わったんじゃないか。
僕は「確かに現地の住民には可哀そうだと思うが、周りの国々はいっさい関与しない を基本にするべき」と考えるんです。大国どうしが権力争いをしてる現実の中、ああいう怪しい地域がその「代理戦争域」にされるのは当たり前。その地域の住民、国民は大変だろうけど、自分達でコツコツ作っていくしかない。でも長い目で見れば、それが近道なんとちがうかな。
そこで報道から
・アフガニスタン在住の英国大使が部下を脱出させた後も現地に残り、英国に協力して
 くれてた現地人に出国ビザを発給しつづけ、最後に自国軍と共に帰国したらしい。
・一方日本大使館は現地人スタッフを残したまま、国外退避したらしい。
  (自国軍が駐留してる国、してない国で事情は違うだろう。
              杉原千畝たれ というつもりもない が)
・この緊急事態に茂木外務大臣は8/15から予定されていた中東歴訪に出てしまった。
・外務省は事態の進行を読み誤り、初動が遅すぎた。8月上旬には米国から「自衛隊機を
 出した方がいい」の提言もあったらしい。
・自衛隊機が2機も行ったのに、救い出したのは共同通信社の女性通信員1人だった。

五輪だ、パラで、いやコロナだ と言ってる裏でこんな失態も演じてるのが今の我が国です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする