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もう次だ

2021年09月19日 10時32分40秒 | オペラに挑戦
今年の公演が終わって2週間が過ぎた。 なのにもう来年のWS(ワークショップ)が始まった。理由はおもに2つだね。一つは「鉄は熱いうちに打て」でしょう。 椿姫を観た人、観なかった人、舞台に立った人 そんな感激が残ってるうちに次の計画に組み込み、熱の低下を避けること。もう一つは先生夫婦の稼ぎ維持ですね。
僕としては「歌うこと=生活のリズム」だから実施していただくことは大変ありがたいのです。
集まったのは大半がいつもの常連さん。これはしょうがないし、心強いことでもある。男性で2人、女性でも5,6人の新人さんがいらっしゃったのではないか。いいことです。もっと若い男性が欲しい というのが本根ですが。
来年は「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「修道女アンジェリカ」の2作の同時公演。前者は5,6年前に1度やってる。2度目の挑戦というのはこれが初めて。経験が重なるというほど経験してきたってこと? そんなわけ無いって! たまたま。 後者は初体験。この作品では合唱団は舞台に出ないのだそうです。最後の方で袖で簡単な讃美歌か何かを歌って終わりらしいです。まっこれも経験。
それで前者の「カヴァ」なんですが、今回はテノールで歌ってみようと思い立ちました。同じメロディーでは刺激が無いし、楽しみが少ないと思って。それで始まる前にヒロ先生に「今回テノールに挑戦したいが、どうでしょう?」と打診。「辞めたら」と言いたそうな苦悶の表情。前は「声質はテナだね。上の音がだしづらいんだったらバリトンでもいいよ」と言ってたのに。ぼくから「苦しかったら、僕からバリトンに戻る話しますから」で挑戦させてもらうことに。
初心者もいるというのに早速美しい合唱部分をパート別に教えて、最後は合唱まで。「ほらっこんな美しい合唱できるんですよ」を感じてほしかったんでしょう。でも、あのスピードだと「楽しい、美しい、嬉しい」と思えただろうか。ちょっと逆効果だったかもな。でも大半の参加者が一度経験してる曲なので合唱にはなってたような。
僕はというとテノール予習もちょっとしたのでそれらしくは歌えたのですが、高い「ミ ファ」あたりから出しづらさがありましたね。音があがってない、声が割れてるのは自分でも解ってた。まっそんなものでしょう。
終わった後で先生に「どうか?」と質問。「辞めとけ」じゃなく、「恥ずかしがっちゃ出ない。堂々と出せ。出るよ。」と指導され、さらに師の久しぶりの模範美声を聞かされた。及第というところか。一通り全曲テナで歌ってみて、決めればいいと思う。バリトンに戻るのはさほど苦じゃないはず。
うん、また新しい刺激が手に入った。
コメント (2)
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