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声楽コンクールを聞く

2022年11月20日 11時38分41秒 | オペラに挑戦
神奈川新聞、座間市が共同で「かながわ音楽コンクール」という催しを僕のホームグラウンド「ハーモニーホール」で昨日、今日と開催してる。昨日今日は予選で応募した76人が歌う。そこで何人なのかはしらないけれど12/18の本選に選ばれる そういうコンクールです。歌われる歌は9割はイタリア語、残る1割がドイツ語(シューベルト作品)、日本の歌曲も数曲。
部門が有って 高校生(15名)、大学生(6名)、一般(19名)、プロ(36名)に分かれてる。それぞれで順位をつけるようで、一般の優勝者、プロの3位までには賞金が出てるのと、優秀な人は来年催される当開場での音楽祭に出演できるようです。一般とプロの区分けは プロ=専門教育を大学またはそれ相当の場所で受けてきた、40歳までの人 と規定されてます。一般はそれ以外ということで、極端に言えば「こういう場で歌ってみたい」という方でも参加できるようでした。但し参加料は必要だし、伴奏のピアニストは自分で用意しないといけないです。
1日すっぽりここで過ごすというわけにもいかないので、一般とプロの部を聞いて来ました。
一般の部から聞いたのですが、僕より年上と見受ける方もいらして、「う~ん、ちょっと難しいな。趣味の世界なんだろうな」と思う方も歌われてました。「そうか、僕だって出れるかもな」なんて生意気な感想を持ったりして。い~え、このホールでピアノ伴奏で正装してイタリア歌曲を2曲歌うという経験なら、僕だってしてるんだからですかね。しかも聞いてるお客さんは僕の時のほうが多かった。生意気か。
まっそんな感想はいいとして、一般の中には年齢でプロの部に出れない方もいらっしゃるわけで、十分プロで歌えるんじゃないかという人もいました。そしてプロの部、やはり聞き応えありですね。それぞれが個性有って、違いがあるのいがいい。好きな声、上手いなと思う技術 そんなのを聞き分けてるのが面白い。36名の応募で男性は8人みたいです。売り出したい、認めて欲しいと考えてる女性が多いということでしょう。
審査員にバスバリトンの上江隼人さんが来てました。9月の公演でカヴァレリアを御一緒させていただいた。僕は帽子にマスクしてたのですが、すれ違った時、上江さんから声をかけて頂きました。こっちは「ご苦労さまです。」と返しただけですが、覚えていてくれたというのは嬉しいですね。舞台練習で上江さんからこっちにアクションしても「すんなり乗ってくれなかったおじさん」として記憶されてるのかもしれません。
今日も3時過ぎから聞きに行こうと思ってます。プロの部12名です。予選を入場無料なんですよ。この12名の中に9月公演「アンジェリカ」に出演した名古屋在住の女性が応募してるのをプログラムで知りました。彼女は24,25両日で開かれる来年公演の「ボエーム」のオーディションにも来るという話なので、出来たら応援のメッセージを届けられたらと思ってます。
これから花開くかもしれない個性を聞いてるのは良い時間だなと楽しめます。
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