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ハロイン@渋谷

2015年11月01日 09時40分10秒 | つれづれなるままに
機動隊が出、DJポリスまで出動する事態をみれば誰しも何か考えるんじゃないの。

僕の第一感は「商業主義に乗せられたバカ騒ぎ」だった。ついでに「おまわりさんも大変だな。先日は国会前で高齢者の指揮、今度は若者のバカ騒ぎ規制」「渋谷のは税金の無駄使いだ」まで思った。

でもこの現象表から裏から、上から下から、いろんな角度で冷静に観察すると今の日本社会が見えてくるんじゃないかな。

「ストレスの発散」
  あのエネルギーの原点はやはり今の日本人1億総ストレス人間ということかな。ああいう形で発散できる(と考える)人がああして集まるんじゃないの。
  よく言われる「希薄な存在感」っていうのが蔓延してんるんだろうな。社会的には非正規扱いだし、「オレ1人くらいいなくたって」会社困るわけじゃなし、「んで、オレって何者?」。大半がそんな不安というか、宙ぶらりんな存在として生きてる。何となく感じてるんだよ。そこで皆んでつるんで騒ぐ(祭やる)ことで発散しようとする。

「化けて '皆んで渡れば怖くない'」
  祭やるにしても素顔じゃできないんじゃないかな。自分がばれるのはどこか怖い。自分を明かさずに騒ぎたい。ハロインはそれに恰好の場。化ける祭だ。化けていいなら徹底してばけてやる。化ける道具がその一夜のものだとしても、ここぞとばかりに金かけて化ける。化けた自分が今の自分と錯覚できる。われを忘れる。

「油に火」
  そういう社会心情を商業側は見逃さない。あの手この手で金につなげようと努力する。買った化け道具で即変装できるように臨時の「変装室」まで作ってお待ちする。警察、自治体との交渉も案外あのあたりの商店街自治会みたいなのがやってたんじゃないか。あとの街掃除も商店街側がやってるよ、たぶん。
 「やれるならやりたい」油に「準備するから買って、やって」と火が投げ込まれてああなった。

「新しい若者の祭」
  第一感で「バカな」と表現したけど、訂正だ。いつの時代も新しい文化ってこういうバカ騒ぎから生まれることだってあるだろう。ほんとに文化になるものは残っていくだろうし、なりきれないものは消えて行く。それだけのこと。頭っから規制する必要もないし、規制してはいかんのだろうな。
  逆から見て、あれで迷惑を受けてる人がいるかってことだけど、まっいないんじゃないか。道路が閉鎖状態だったかもしれないが、そんなこと祭にはつきもの。「京都の葵祭り」はよくて、「渋谷のハロイン」は駄目では変。

「やはり節度がある」
  そこでだ、新しい祭、文化として残れるかどうかの境目はやる側がどれだけ規律をもって、節度を守れるかだろう。「ゴミするな。持ち帰れ。」とだけは言いたい。「あの祭は終わった後でも街が汚れないんだ」となればそれだけでりっぱな文化だと思うのだ。
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NZ 強かった。

2015年11月01日 06時58分09秒 | スポーツ観戦
20時半就寝、23時半予定前の目覚め、1時~3時観戦、3時再就寝、6時起床

NZ-豪 オンタイムで観戦した。予想通りNZが圧倒した内容だった。1枚か2枚上だったんだろう。
豪のフォワードも準決勝以上にがんばった。防御はできたが、NZの防御ラインを突破する組織力はなかった。
このクラスになるとほとんど防御ラインに穴があかない。一瞬の崩れをどう突くかが差になる。NZはその瞬間別のチームを思わせる集中力、組織力で個々が動きだすところが凄かった。
豪の2トライはNZのフルバックが退場してる10分間に取ったもの。そこにこのクラスの実力を見た気がする。

これでまたひとつ観戦に値するスポーツが終わった。終わるのは淋しい。次は何だ? プロ野球の世界大会があるのかな?野球はあんまりだな。 大学と社会人のラグビーか
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