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千葉 養老渓谷

2015年11月19日 22時31分01秒 | 旅紀行
長女がハイキングに行こうと誘ってくれた。数か月前から計画してて、千葉の養老渓谷に行くことにしてた。
房総半島の真中に「渓谷だ」、「そんなのまがい物じゃろう」と思いつつ、無視してきたところはある。この時季にハイキングというし、娘は葛飾区で生活してるからあっちの方、千葉でもいいか となって騙された気分を持ちつつ養老渓谷と決めたしだい。
朝6時半に田園都市線に乗って錦糸町まで。そこからは総武線快速で五井へ。さらに小湊鉄道で養老渓谷へ。そこからバスで粟又の滝(養老の滝)まで。乗り換え3回、所要時間3.5時間で滝まで行った。驚くね東京近郊の交通の便利さ。

滝からの渓谷道を1時間散策。さらに車道を小一時間歩いてバス路線の中間地点老川まで戻って、観光センターで昼食。1時半にそこからバスで駅方面へ。途中で下車して中瀬遊歩道を1.5時間散策して駅へというちょっとハードなハイキングだった。
紅葉にはまだちょっと早い。来週から「紅葉祭り」だそうだ。12月上旬が見ごろみたいです。
「なにが房総半島に渓谷や」は暴言でした。むしろ「なんでこんな所にこんなりっぱな渓谷が」に変わりました。まず房総半島は昔は海底、それが隆起した土地らしい。平な大地が雨水で侵食されて渓谷ができたといういきさつらしい。それを想わせる地層の重なりが露呈してる場所も何か所か渓谷沿いに見られた。
イロハモミジの大木も多く、紅葉が始まったら凄い色になるだろうは想像できた。いいところですよ。交通の便もいいし。これからです、見ごろは。行ってみては。
帰りは渓谷駅で足湯に20分。電車待ちでゆっくりと。初体験だったが疲れ取るのにいいみたいです。娘が言ってた、全身の血行が良くなって筋肉のダメージが減るのだそうです。そのせいか、家までハードハイキングの痛みを感じずに帰ってきました。「たかが足湯、されど足湯」ですね。
渓谷駅を4時に出て、五井、千葉、錦糸町で乗り換えて8時前に帰り着きました。往復400kmを超えてると思うけど、こんな日帰りもできちゃうんだ。

  錦糸町駅のホームから見えたスカイツリー。

  五井駅のJRから小湊鉄道への乗換口。小湊さんにはまだ自動改札がなく、乗り換え時はめんどう。

  小湊鉄道発車前。平日だというのに観光客はいる。

  養老渓谷駅で乗り継いだバスから撮った渓谷駅。小さくてかわいい。

  養老の滝、粟又の滝 どっちが本名? バスは「粟又の滝行き」となってたぞ。
今日は条件が良かった。前日が雨で水量が多い。この時季淋しいくらいに小さい滝になるらしい。この滝みただけでりっぱな渓谷を理解しました。

        渓谷沿いの紅葉。谷の深さも解るでしょう。

  水量が解ります。こういう橋(?)が何か所かあって、これを渡って対岸に渡って渓谷を歩きます。

        「弘文洞跡」景勝地です。蛇行して反乱の多い川を真っすぐにするべく人間が掘った流れだそうです。

         途中の道端で見つけたリンドウ。民家の周りにこんなのが咲くのは初めて見た。山野草じゃないの?
コメント (10)
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