今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

台風一過

2014-07-11 | 本の紹介
日本各地に大きな被害をもたらした台風8号、
「50年に一度」という言葉が繰り返され心配になり、昨夜は家中のシャッターを閉めて休みました。

が、今朝は朝から抜けるような青空!
関東では風も雨もなく朝から晴れわたり、「休校のお知らせメール」は配信されませんでした。
そして台風後のお約束ともいえるフェーン現象と相まって、一気に暑くなりました。
今日の最高気温36.6℃・・・あの暑い夏がやってきました。

涼しいけれども、暗い梅雨空とジメジメが続く毎日にうんざりしていました。
暑いのは辛いけれど、やっぱりスカッと抜ける青空は気分がいい♪

台風で閉じこもりになるかも・・・と思って用意していた本がこれ。



『思い出のマーニー 上・下』 ジョーン・ロビンソン 作 松野正子 訳

話題のジブリ映画が公開される前に、どうしてもこの原作を読み終えておきたかったのです。
イギリスの児童文学です。
主人公は二人の少女、今話題の『赤毛のアン』も最近読んだ『本屋さんのダイアナ』も、
少女二人が登場する作品が気になります。
上巻を読み終えましたが、マーニーの不思議さと二人の関係がとってもいいです。
小さいころからたくさん読んだ岩波少年文庫は傑作を揃えている!と改めて思いました。

来週公開される映画も、とっても楽しみ♪

もう一つ楽しみなのは、江戸東京博物館で開催される「思い出のマーニー×種田陽平展」
映画の美術監督を務める種田陽平氏が「思い出のマーニー」の世界を巨大空間アートで表現します。
原作を読みながら、映画の予告映像で見た種田氏描く「海辺の“湿っ地(しめっち)屋敷”」が、
しきりに頭に浮かんで早く映画が見たいです!
やっぱり、すごく混むのでしょうね・・・

4年前に東京都現代美術館で「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」がありました。
「借りぐらしのアリエッティ」も原作はイギリスの児童文学『床下の小人たち』岩波少年文庫ですね。
あの時、あの美術館でバイトをしていた娘に会うためにも行ったのですが、
その彼女はもうママ。。。時の流れを実感します。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
台風一過 (りん)
2014-07-12 20:01:25
夏と言えば 何時もながら映画です。思い出のマーニーも すぐ始まります。楽しみですねU+266B
返信する
りんさま (holy)
2014-07-13 23:59:03
暑い夏には涼しい映画館がピッタリですね!
ジブリ作品、とっても楽しみです♪
ジブリ美術館でも関連イベントがあるみたいですね。
返信する
思い出のマーニー見てきました (学さん)
2014-07-21 22:00:41
ジブリ映画のブルーレイを買ったところ「思い出のマーニー」のリーフレットが入っていて、holyさんもお薦めのようだったので、今日、映画を見てきました。
原作はイギリスの児童文学なんですね、アリエッティもそうだったのですか。
映画では北海道の設定でしたが、外国に売るために洋風にしたのでしょうか。
で、少女趣味の不思議なアニメを見ましたが、後半は思わず目から汗が出てしまいました。
返信する
学さま (holy)
2014-07-21 23:39:06
もうご覧になったのですね!素早い!!
原作はイギリスが舞台なのですが、アニメは釧路を想定しているらしいです。
登場人物はどうなるのかな?と思っていましたが、マーニー以外は日本人なのですよね?!
マーニーを日本人にすることはイメージからどうしてもできなかったのでしょうね。
二人の関係が終盤に解明されるところは、原作を読んでいてビックリしました。
私も「目から汗」流しに行ってきます!
返信する

コメントを投稿