祝！連日のノーベル賞受賞

2日連続、日本人ノーベル賞受賞という嬉しいニュース！

昨日は、ノーベル医学・生理学賞を北里大特別栄誉教授の大村智氏が受賞されました。
画像の本は『大村智 - ２億人を病魔から守った化学者』馬場錬成 著 中央公論新社　すでに品切れ中です。
大村氏の経歴を知れば知るほど、そのお言葉や行いに心が洗われるようです。
父と同じ世代、学校へ行く前や帰ってきてから農作業を手伝ったと、同じことを聞きました。
美術にも造詣がお深いというのも、理系の方には珍しく思いました。
出身地の山梨県韮崎市に私設美術館を造られ、収集されたコレクションを展示されているそうですね。
蓄えを文化のために使い、それを一般の方に公開され、それを美術館ごと韮崎市にすべてご寄贈されました！
受賞を記念して今日から1週間無料開館だそうで、太っ腹なのですよ～。
加えて、埼玉県内の某私立学園の名誉学園長、女子美術大学の理事長も精力的に勤めていらっしゃいます。

「自分は大学まで出してもらった。それなのになぜ、あまり勉強しなかったのか。」
「もう一度勉強し直して、学問をしよう」
「失敗を恐れないでほしい。誰よりも失敗した人が成功する。人がやらないことをやるから失敗するんだから。」
「世の中に役立つ仕事を一つでも二つでも余計にやりたいと思って研究を重ねてきた。」
「人に役立つこともいっぱいあるはずだ。そういうことに若い人たちに興味を持ってもらいたい。」
「言うだけでなく、実行しなくては駄目。」

ノーベル財団は素晴らしい方を選んでくれたと思いました。
日本人には細菌感染が少ないのであまり知られていませんが、世界で何億人もの方の命を救う国際貢献をされている、
本当に素晴らしい！

そして今日は、ノーベル物理学賞を、東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授が受賞されました。
平成14年にノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊さんと同じ「ニュートリノ」の研究だそうです。
文系の頭に、物理学賞の話は難しすぎる・・・と思っていたら、
友人から「母校、おめでとう！」のメッセージが！
えっ？私、（もちろん）東京大学ではないですよ～とお返事したら、大学は私の母校だそうです！！
あわてて、ニュースをいろいろ読みました。
梶田先生は、埼玉県東松山市の出身、県立川越高校、埼玉大学、東京大学大学院、というご経歴。
身近な地名のオンパレードに、親近感でいっぱいになりました。
年齢的には同じ時代にあのキャンパスで一緒ではありませんでしたが、
晴れがましいニュースに母校の名前が出て、嬉しくなりました。