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図書館便り 「LIBRARY NEWS 12月号」

2010-12-08 | 司書室より
図書館便り 「LIBRARY NEWS 12月号」を発行しました。

今月号の特集は「本の自炊」、先日ブログ記事にしました。
学校には、書類などもたくさん保管してありますので、
ドキュメントスキャナが1台あるといいのではないかと思います。
データ化しておけば探すのも簡単だし、どこからでも見ることができますよね。

古い本がたくさんある図書館でも使いたいなぁ。。。

学校で、生徒への印刷物といえば、
わら半紙とも呼ばれている更紙(ざらし)を使ってのインク印刷が定番でした。
LIBRARY NEWS も発行し始めてずっとそのように印刷してきました。
それが、この秋から大きく様変わり!
学校の印刷室にレーザープリンタが導入されました!!
しかもカラー印刷もできます。
(さすがにコストがかかるので、白黒印刷にしています・・)
印刷する紙は、このプリンター専用の中質紙ですからしっかりしていて白い紙です。

印刷がとっても楽になりました♪
液体状のインクを使うのではなく、粉状のトナーの吹きつけによって印刷されますから、
手が全く汚れません。
印刷してクラスごとにくるくるっと丸めるのですが、すぐ触っても大丈夫。
ミスプリントや枚数のカウント間違いも少ないです。
インクが紙ににじんだりしないので、写真も細かく綺麗に印刷されます!

司書室のプリンターも、机上に置けるコンパクトなレーザープリンターですが、
初めて使った時には、印刷スピードの速さにビックリしました。
全校生徒1500人分のバーコードが、あっという間に印刷されてしまいます。

印刷は、この何十年かでずいぶん変わりました。
私が小学生の頃は、ガリ版!
鉄筆でやすりの上に載せたロウ紙に、直接ガリガリと字や絵を書きました。
それを印刷する時は、シルクスクリーンの網のようなものに貼り付けて、
インクをつけたローラーで1枚ずつ刷りました。
(小学生の時、卒業文集の印刷をしたのでよ~く覚えています。)

その後、鉄筆ではなくボールペンで原稿を作る「ボールペン原紙」、
そして、手書き原稿をドラム型スキャナで転写できる「ファックス原紙」となりました。
(思い出すと懐かしい・・・!)
テストやお知らせ、文集、旅行のしおりなど、学校現場は大量印刷の場が多いです。
ドラム式プリンター(輪転機)の性能が上がったので印刷は早く正確になりましたが、
原稿を原紙に写して印刷するという形はずっと変わりませんでした。

でも、ついに原稿から直接大量印刷できるようになりました!
原稿自体も紙に印刷せずデータのままでも大丈夫です。
長く学校の場に携わってきた者として、この変化はすごく大きいと感慨無量です。

このレーザープリンターは、15年ほど前に年賀状印刷で一世を風靡した「プリ○トゴッコ」の会社のものです。
パソコンと家庭用インクジェットプリンターが普及してから年末に「アレ」を見かけなくなりましたが、
こちらにシフトしていたようです。

ちなみにこちらがコピー機です。

枚数が少ない時にはこちらを使います。

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