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ブーニン 復活のリサイタル

2023-12-10 | 音楽
昨日は、サントリーホールでのスタニスラフ・ブーニン ピアノ・リサイタルを楽しみました♪
TVドキュメントでブーニンの闘病の様子を見てからどうしても生演奏を聴きたく、
コンサートのチケットを奇跡的に手に入れてずっと前から楽しみにしていました。
サントリーホールもすっかりクリスマスムードで素敵☆
 

ブーニンは1983年ロン=ティボー国際コンクールに17歳で優勝、
1985年には19歳でショパン国際ピアノコンクールで優勝、
世界最高峰のピアニストと称され、世界各国の数々の名オーケストラト共演していました。
最盛期にはその端正な容姿と抜群のピアノ演奏で日本でも大人気、
ブーニン・フィーバーと言われアイドル並みに若い女性たちがコンサートへ押しかけました。
私はブーニンが弾いたピアノの置いてあるレストランへ行ったことがあります。
その後も世界各地の被災地でのチャリティコンサートや支援等、大活躍でしたが、
2013年より闘病のために活動を停止されていました。

<プログラム>
・ショパン:
  ノクターン第5番 嬰へ長調 Op. 15-2
  ポロネーズ 嬰ハ短調 Op. 26-1
  プレリュード 変ニ長調 Op. 28-15 「雨だれ」
  3つのマズルカ Op. 50-1, 2, 3
  ポロネーズ 変イ長調 Op. 61 「幻想」
・シューマン:色とりどりの小品 Op. 99より
・メンデルスゾーン:無言歌集 第1巻より「甘い思い出」作品19-1
・アンコール
 ショパン:「マズルカOp.67-4」イ短調

心に響く優しい音色で、ホール全体に綺麗なピアノ音が降り注ぎました。
9年ぶりの大ホールでの演奏、どれほどの決断と勇気と猛練習があったことでしょう。
病気で手の麻痺と足の切除という大変なことに直面した時、
両足でペダルを踏まなければならないピアニストとしてどんなにか悲しくかったことか。
でも、好きなこと、やりたいことがあることで、病とも向き合えたかもしれません。

最近は若くてパワーあふれるピアニストの演奏会へ行くことが多かったので、
昨夜のブーニンの柔らかで優しい演奏は新鮮で、ピアノの素敵さを再認識しました♪
生演奏を聴きに行けて、お姿を拝見できて、本当に良かったです。
会場にTVカメラが入っていて、昨夜の様子は元旦午後1時よりNHKで放映されるそうです。
観客は私と同年代以上の方々とそのお嬢さんという組み合わせが多かったように思います。

お昼は、友人と丸の内でフルーツ専門店での美味しく楽しいランチ。
 
どこにも素敵なクリスマスツリーが輝いていますが、このツリーは本物のモミの木で大きかった!
(とてもきれいに撮れていた友人の写真を拝借しました。)
 
その後、デパートのカフェへ移動し、それでも楽しいお喋りがエンドレスで続き、
今までのこと、これからのこと、心置き無く何でも話せる友人の存在を有難く思います。

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