今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

図書館便り 「LIBRARY NEWS 3月号」

2014-02-28 | 司書室より
明日は本校の卒業式、少し早目に図書館便り 「LIBRARY NEWS 3月号」を発行しました。
今月号の特集は 「卒業・修了おめでとう!!」
こちらです。Yahoo版Google版

3月号には、毎年、詩を一編載せることにしていて、いろいろ迷いましたがこれにしました。


「未来へ」     谷川俊太郎

道端のこのスミレが今日咲くまでに
どれだけの時が必要だったことだろう
この形この香りは計り知れぬ過去から来た

遠く地平へと続くこの道ができるまでに
どれだけのけものが人々が通ったことだろう
足元の土に無数の生と死がうもれている

照りつけるこの太陽がいつか冷え切るまでに
目に見えないどんな力が働くのだろう
私たちもまたその力によって生まれてきた

人は限りないものを知ることはできない
だが人はそれを生きることができる
限りある日々の彼方をみつめて

未だ来ないものを人は待ちながら創っていく
誰もきみに未来を贈ることはできない
何故ならきみが未来だから


希望や願いをいっぱい持って卒業する生徒たちに贈る詩です。
「未だ来ないもの」それが未来です。
皆さんが気付かないうちに、前を歩いてくれた人や周りで支えてくれた方々へ感謝の思いを胸に、
自分の未来へと新たな道を作っていって下さいね。

そのほかの記事は、この1年のベストリーディングとベストリーダー。
ベストリーディングTOP5は

『海賊とよばれた男 上・下』 百田尚樹
『夢幻花』 東野圭吾 
『永遠の0』 百田尚樹
『旅猫リポート』 有川浩 
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹

ベストリーダーのTOP5は1年生3名、2年生2名、男子1名、女子4名。
3月集計まで待たないと正確な数字はわかりませんが、今年の貸し出し数はここ10年で最高と思います。
教職員もたくさん読んでいて、職員室で本の話題が出ているのは本当に嬉しいことです。

私の2月の読書は以下の10冊でした。
雪と風邪で在宅時間が長かったため、本に向かう時間が長かったです。

『村上海賊の娘 下巻』 和田竜
『幸福な生活』 百田尚樹
『まほろ駅前狂騒曲』 三浦しをん
『村上海賊の娘 上巻』 和田竜
『聖なる怠け者の冒険』 森見登美彦
『人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法』 水野敬也
『昨夜のカレー、明日のパン』 木皿泉
『人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法』 水野敬也
『インフェルノ 下』 (海外文学) ダン・ブラウン
『インフェルノ 上』 (海外文学) ダン・ブラウン

また週末の天気予報に雪ダルマの絵が!
今日16℃の暖かさでやっと雪が溶けて県内の孤立が解消し、
路肩の雪もなくなり道路が広くなったのに、もう勘弁して。。。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿