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書籍『アンネの日記』 受難!

2014-02-26 | 図書館
東京都内の図書館で『アンネの日記』や関連書籍が破られるという事件が相次いでいます。
東京都内の杉並区、中野区など8自治体の38図書館で308冊の被害があったそうです。
陰湿で、なんとも嫌な事件です。

『アンネの日記』はユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクによる日記様の文学作品です。
アンネは第二次世界大戦中にドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれましたが、
ナチスのユダヤ人迫害から逃れるため、フランク一家は故国ドイツを離れてオランダのアムステルダムへ亡命し、
その隠れ家での2年間に及ぶ生活を、アンネは日記に書き続けました。
この本と日本との関わりはあまりないと思われますが、なぜ今、日本の図書館で?

念のため調べてみましたが、本校図書館内の本は無事でした。
新着本コーナーに置いておいた、フランク・オコナー国際短編賞受賞作品、
『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』(新潮クレスト・ブックス)
ネイサン イングランダー著、小竹由美子訳、も無事でした。
何百冊アンネの本を破いても、その作品がこの世に存在することはなくならないのに!

2年生が、無事、沖縄への修学旅行から日曜日に帰ってきて、学校に戻ってきました。
誰に聞いても「本当に楽しかった♪」と目をキラキラさせて、いろいろ話してくれます。
良かったね。
お土産に「シークワーサー」を買ってきてくれた生徒もいます。ありがとう!!


昨日からは3年生も登校して、最後の1週間を過ごしています。
国公立大学の前期日程2次試験も、昨日今日で終わりました。
学年末の雰囲気が学校に漂っています。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
書籍『アンネの日記』 受難! (りん)
2014-02-27 14:37:01
今 手塚治虫の アダルトに告ぐ を読んでいました。そんな所に このニュースだったので、驚きました。もう残り少なくな
って来るであろう本なのに・・・・・
早いものです。月日が経つのは、卒業生と入学生の交代の時期ですね。心がしんみりしてしまいました。
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りんさま (holy)
2014-02-28 20:40:50
いつもありがとうございます。
私も、かなり前に『アドルフに告ぐ』を読みました。
「ヒトラーがユダヤ人の血を引く」という機密文書にまつわる話でしたね。
iPadには慣れましたか?
また、クラスに遊びにいらしてくださいね。
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嫌な空気 (皐月)
2014-02-28 21:50:48
世の中右傾化していません?昭和の10年代の空気を感じます。
アンネも日本の将来が心配だと思いますよ。
焚書の次に来るのは、歴史が証明しています。
専制国家です。隣国の見事なお手本で学ばないとね。
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皐月さま (holy)
2014-02-28 22:43:01
私も「いや~な感じだなぁ!」と思っています。
主張があるのなら、堂々と公表するべきです。
弱者をさらに痛めつけるなんて、卑怯者です。
先日の雪の被害の時にも、遠くの小さな町の被害よりも、陽の当たる大きな大会を優先した知事に失望したばかりなのに。
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