卒業式

今日は卒業式、昨夜夜半から強い雨でしたが、式開始直前に雨が上がって陽が差し始め、虹が出ました！！
卒業式の朝に8階の図書館から撮影した、未来への虹の架け橋♪
巣立っていく卒業生にも保護者の方々にも私たち教職員にも幸先良く、祝ってくれているようでした。
詩人 吉野弘さんの「虹の足」という詩を思い出しました。

本校体育館で吹奏楽部のファンファーレと共に式典が厳かに始まりました。（本校HP）
484名の卒業生全員の呼名、各種表彰、皆勤賞は67名、
３年間一日も休まず登校する生徒が多いことに驚かされます。
本人の努力もさることながら、お家の方のご協力あっての事と感じ入ります。
図書館掃除の生徒たち、常連の生徒たち、図書委員の生徒たち、の顔が見えると、
彼ら彼女らとの楽しかった日々ももう終わりかと思い、毎年の事ですが本当に淋しいです。

卒業生を代表しての答辞はインターハイ3位になった剣道部部長、在校生からの送辞はありませんでした。
既に予餞会（卒業生を送る会）で2年生生徒会長からの贈る言葉が述べれらていますし、
卒業生のための卒業式、という感じがより強くなり、スッキリしていて良いと思いました。
式が終わっても母校を去り難い生徒たちが写真を撮ったり、友人と話したりする光景が午後まで見られ、
司書室にも数日前から図書館常連さんたちが続々と卒業の挨拶に来てくれて、嬉しさと淋しさと。
学校行事の中で最も心が動かされる卒業式、終わったという安堵感と淋しさとをお互いに感じる日です。
こうやって生徒たちは、私たち教職員の前を毎年毎年通り過ぎていきます。
せっかく育てた生徒たちが卒業してしまうのは、淋しくもあり嬉しくもあり、
その成長と未来の希望を語る姿をまぶしく見つめながら、また、新たな生徒たちとの出会いの日を迎えます。

みんな卒業おめでとう！
大きな志と夢を持って、自立への道を進んでくださいね。
ご家族の皆さま、学校へのご支援ご協力ありがとうございました。