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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

コンチェルト・ナイト

2024-03-27 | 音楽
半年前から楽しみにしていた推しピアニストのクラシック音楽演奏会へ行ってきました♪

会場は池袋の東京芸術劇場、このホールでの演奏会は6年半ぶりで、
その時は当時22歳のピアニスト反田恭平さん、ショパンコンクール準優勝という快挙を成し遂げ、
その後、ご自分のオーケストラも創られ、ご結婚・赤ちゃん誕生とおめでた続きです。
今回の演奏会は(多分、次回2025年ショパンコンクール入賞を目指しているであろう)
22歳の若手人気ピアニスト亀井聖矢さん♪
各種メディアに出演され、私は1年前サントリーホール、半年前オーチャードホールに続き、
これで3回目の演奏会です。
 
気合を入れてチケットを取ったので、座席は左寄りの何と前から3列目です!!
12月に、孫娘と聞いた演奏会が楽しかった原田慶太楼さんの指揮も楽しみでした♪

指揮=原田慶太楼
ピアノ=亀井聖矢
オーケストラ=東京交響楽団
<プログラム>
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」から ポロネーズ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 op.26
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調

プロコフィエフのピアノ協奏曲 第3番は小説『蜜蜂と遠雷』のピアノコンクール本選で、
映画版で栄伝亜夜役の松岡茉優さんの熱演(弾き替え?は河村尚子さん)が思い出されます。
私は第1楽章のみ演奏会で聴いたことがあり、全曲聴くのはこれが初めてです。
クラシック演奏会プログラムは、1.オペラ曲 2.協奏曲 3.交響曲 という構成が多いのですが、
今回は2つのピアノ協奏曲を聴けて、しかもプロコフィエフとガーシュウィンとは!
まさに「Concerto Night コンチェルト・ナイト」となりました。
立ち上がれば触れそうなくらい近く、すぐ目の前を亀井さんが颯爽と登場されます!

溌溂とした原田さんの指揮と、力強いかと思うと繊細な変幻自在な素敵なピアノの音、
迫力あるオーケストラの音の渦に身も心も包まれて、幸せな時間が過ぎていきました。
この瞬間にしかない音楽で、しかも消えていってしまう切なさと貴重さにあふれ、
お二方の若々しさと、ガチ古典ではない選曲、リズムと音に身を委ねて心から楽しめました。
アンコールはフランツ・リストの『ラ・カンパネラ』
亀井さん10歳の時の演奏会で弾き十八番としている曲、身体の中で鐘が鳴っていました♪
指揮台に腰かけて特等席でアンコールを聴いていた原田さんも幸せそうなお顔でした。

翌日もピアノ協奏曲2曲のコンサートが控えているとは…若いとはいえ本当にお疲れ様!
その翌々日は渋谷のタワレコでトークショー&サイン会があるそうで、
流石に全制覇は出来ずに…家さえ近ければ…残念。

久し振りの友人とも会えました♪
桜を見ながら美味しいお弁当を、と思っていたのですが今年はまだ桜も咲かず、
天気も悪くここ数年に無い肌寒さの続く3月でお花見はまだ先ですね。
ご自宅へ寄らせていただき、出汁の効いた美味しいお吸い物までご用意いただきました。
 
和牛のローストビーフ、鰆の西京焼、出汁のしっかり含まれた煮物、春らしい桜海老御飯、
お箸でつまみやすい大きさでボリュームたっぷり、豪華で目にも美味しいなだ万のお弁当でした♪
桜はまだでしたが、ご自宅なので思う存分お話しでき、盛り上がって、楽しくて、
ついつい、ついつい、長居してしまったのでした。