僕は注射嫌いである。しかしそれなりに不当な偏見ばかりとも言えないのではあるまいか。
今回もこれ迄に三回ほど点滴をしたが、針跡は六ヶ所残っている。看護婦さんに申し訳なく思うが、血管がはっきりしないようだ。こちらにも恐怖感があるからお互いに恐怖の連鎖が起こることもある。何人も刺手の代わることも少なくない。確かに相性はあるようで、以前職場におられた看護婦さんは見事に当てるのが上手かった。お話を聞くと大の血フェチで、子供の頃から注射を打ちたい憧れがあって看護婦になったようなものだ、とおっしゃっていた。何となく恐ろしげだか、僕にとっては助かることだった。
義捐の心を振り絞って献血をしたことがあるのだけれど、見事に立ち上がれなくなって閉口してしまった。ヤクルトを何本か飲まされたと思うが、気持ちはありがたかったが、今後は来ない方がいいと言われた。
注射針には穴が空いている(じつに当たり前だ)のだが、この穴に僕の肉体の一部が入ってしまわないのだろうかと不安になるのである。理屈ではありえないし、ましてやそれくらい大したことではないようだか、気になると大きなもんだいなのだ。
注射や点滴の時は、強い睡眠薬とか、全身麻酔でできるようになればいいのにな、と願っているのである。
追伸 その後失敗なく点滴は上手くいっております。業務連絡で検討でもされたんだろうか。ともかく、ありがたい事です。
今回もこれ迄に三回ほど点滴をしたが、針跡は六ヶ所残っている。看護婦さんに申し訳なく思うが、血管がはっきりしないようだ。こちらにも恐怖感があるからお互いに恐怖の連鎖が起こることもある。何人も刺手の代わることも少なくない。確かに相性はあるようで、以前職場におられた看護婦さんは見事に当てるのが上手かった。お話を聞くと大の血フェチで、子供の頃から注射を打ちたい憧れがあって看護婦になったようなものだ、とおっしゃっていた。何となく恐ろしげだか、僕にとっては助かることだった。
義捐の心を振り絞って献血をしたことがあるのだけれど、見事に立ち上がれなくなって閉口してしまった。ヤクルトを何本か飲まされたと思うが、気持ちはありがたかったが、今後は来ない方がいいと言われた。
注射針には穴が空いている(じつに当たり前だ)のだが、この穴に僕の肉体の一部が入ってしまわないのだろうかと不安になるのである。理屈ではありえないし、ましてやそれくらい大したことではないようだか、気になると大きなもんだいなのだ。
注射や点滴の時は、強い睡眠薬とか、全身麻酔でできるようになればいいのにな、と願っているのである。
追伸 その後失敗なく点滴は上手くいっております。業務連絡で検討でもされたんだろうか。ともかく、ありがたい事です。