“あれこれ”シュニトケ

2018-07-31 | 【断想】音楽
 現代音楽家とされた人たちもつぎつぎと亡くなっている。
 本や解説パンフの没年の空欄が埋められていくことになる。
 アルフレッド・シュニトケ(1934-98)もそんなひとりだ。
 シュニトケは、ユダヤ系ドイツ人の父をもち、ロシアで生まれている。
 20世紀の戦争が氏に与えた影響のことが気になる。
 音楽的には、現代音楽のさまざまな技法・潮流を吸収し、「多様式混淆」のスタイルを作り出したとされている。 
 ソリストと合唱、室内管弦楽団のための「交響曲第2番」(1979-80)を聴く。
 まさに、ポスト・モダンで、多様式併存・混淆の曲である。
 シュニトケのCDを4枚もっていた。
 きっと、一時、関心が強かったのだろう。
 矢野暢が、著作で多くを語っていたように思う。
 《OKKO KAM指揮/ストックホルム・シンフォニエッタ他/BIS 》

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