銚子・角巳之・三代目

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食育(補足)

2006年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

食育関連の記事を掲載させて頂きましたら、いろいろご意見を頂きました。みなさん凄く関心のあるテーマのようですね。投稿以外にメールも多数。ご丁寧なご意見を頂きながら返信も出来ず誠に申し訳ありません。誠に勝手ながらこの場を持って御礼に代えさせて頂きます。さて、マザーテレサの名言、“愛の反語は憎悪ではなく無関心”この言葉を思い出しました。愛憎という言葉もあるように、憎しみとは愛情表現の一手段かもしれません。それに引き換え“無関心”、昨今発生している問題の根本はこの“無関心”ではないか?と感じております。こんなブログにお付き合い頂き、関心を持っていろいろなご意見を寄せて下さる皆さんと、関心の輪を広げて行きたいと思っております。引き続き宜しくお願い致します。


食育=実体験

2006年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0065 先週日曜日のNHK特集で食育関連の取り組みが放映されており、銚子の本城小学校も紹介されてました。”子供の食事については、~が悪い。と、悪者探しのような内容になりがちですが、今回は切り口が沢山あり、非常に考えさせられる内容でありました。高知県の小学校が校庭で野菜を育て、それを学校給食に使うようになってから野菜の食べ残しが激減したとありました。実体験を通して学んだ事は生涯の宝。まさにそう思います。銚子のある小学校で割烹の先輩が体験授業として、青魚(イワシ、サバ等)のツミレを生徒と一緒に作りました。青魚は絶対に食べられないという生徒さんたち、自分達が作ったものに愛着が沸いたのでしょうか、奪い合うように食べてたそうです。都市生活者が人口の80%を占める時代、こういう取り組みが出来るところのほうが稀だと思いますが、代わって週末等を利用した市民農園や、体験教室に人気が高まっているようです。それにしても、最近小学生の生活習慣病が増えているそうで、肥満も多いが、反対に栄養失調ぎみのヤセも増えているとか。これらに比例するように運動能力の低下が見られるようで....。やはり健全な精神は健全な肉体に宿る。その健全な肉体を形成する食べ物。その食べ物を作る生産者。生産者が生命維持産業者と呼ばれる所以であります。生命維持産業に触れると感動があるのは人間のDNAに刻まれた何かが反応するからなのではないでしょうか。やはりどう食べるか?はどう生きるか?と同義語で、それが実体験を伴いながら食育として各地で行われている事。大人こそ学ぶべきものが多いと思います。