銚子・角巳之・三代目

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トラック・スケール

2012年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8383自らの日常に中ではありきたりだけれど、他地区(特に首都圏等)からお越しになった方々にとては珍しくて面白い...。そんな風景があります。日の出、水揚げ、夕陽...。こういうところばかりと思いきや、何気にこのトラックスケールのところ、みなさん興味をお持ちになります。トラック・スケール...。台貫(だいかん)とも言いますが、要するに魚の重量を量るところ。荷物のない状態で量って、積んでからまた量る...。その差額が魚の重量...。いつも、面白い、面白いとここで1時間くらい時間が過ぎて行く訳であります...。観光客の方々、昔NHK教育でやってた、働くおじさん達だ....と言ってました....。確かに、働いてるね~という感じがムンムンしております。あたり前のことながら、この周辺は水揚げ優先。立ち止まって見ていると危険なので、ご覧になる場合は、邪魔にならないところで遠くから....。


春夏秋冬の会①

2012年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8419Img_8387Img_8403恒例の春夏秋冬の会....。悶絶のイワシがさらに...。あのカキがさらに...理屈抜きであります。よって本日と明日、いくつかの写真を。シェフ曰く、家庭でも簡単に出来るメニューなので、是非挑戦を。とのことでありました。とは言いながら難しいだろ...という意見もあろうかと思いますが...。是非、挑戦を。


喜働!

2012年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8431サラリーマンを辞めて7年...。会社を創業し3年となりました。みなさんのおかげで、何とか生きております。経営者としては全くのヨチヨチ歩き、時に立ち止まり、何もできないまま呆然と...。そんな折、大先輩から一冊の本を頂きました...。今日も喜んで働こう....。喜働・きどう、とも読むのでしょうか。理不尽な事、嫌な事、多いでしょうが、ありがとうとお礼を言いながらそれを受け入れなさい...。実績ある経営者のお言葉、あの人は特別だから、俺なんかどうせ...。と思ったら(昨日の3Dであります)、何も変わらないので、全部できなくても、そう“念じ”、一つでも実践しようとしております。そうすると不思議なくらい状況が変わる(ように感じる)...。よくよく考えてみると簡単な話、サラリーマンでも、自営業でも、公務員でも、いつも人の批判で、ずる賢く立ち回り、責任回避に終始する...。こういう人のそばにいたいか?というと、答えはノー...。あたり前であります。簡単な話がなかなか難しいのよ...ということですが、良い言葉も、悪い言葉も、その因果も、結局は自分自身に跳ね返って参ります...。気が付いたら具体的に動く...。人生、百年の究、少なし(100歳まで生きる人は稀)...であります。


3D言葉

2012年07月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8348_23D言葉なるものがあると聞きました...。曰く、①でも、②だって、③どうせ、の3つだそうです。③の、どうせ...は、絶対に使わないと意識しておりますが、①、②についても同様に意識はしておりますが、おそらく無意識のうちに発してしまっているのではないかと...。それが口癖、意識して改めないと、無意識のうちに習慣化してしまい、その悪習慣によって、悪因果が降りかかる....と。周囲を見ても確かにそうだろうと思っております。余計なことは言わず、自らの戒めとして....。


28%

2012年07月26日 | インポート

Img_8380梅雨は開けましたが、いわゆる入梅イワシ....、ここ数日、大漁であります。県庁の職員さん等が毎日、脂質、肉質のチェックなど行っておりますが、昨日水揚げのマイワシ(180g以上の大羽というやつ)は、なんと粗脂肪率28%でありました。通常のマイワシ、例えば秋口から冬の粗脂肪率は概ね5%前後、それに比べたら5倍以上の脂であります。常日頃から、食べ物のおいしさは脂質、糖度...これだけでしょうか?と疑問提起をしておきながら...。食べたら....うまい!と悶絶でありました....。脂が乗るという状態、普通は冬だろ...と思いますが、キンメなども夏に一番脂が乗る..。産卵との関係性だと言われておりますが...。理屈抜き....何せ、悶絶....であります。


ご当地商品づくり②

2012年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8376Img_8378Img_8379ご当地商品作りは、食品メーカーさんの商品開発とはちょっと違う気がします。最終的に、お客様が判断すること。この一点は共通していると思いますが...。やはり、原料~製造~販売~消費に至る、熱量の均一性とでも申しましょうか、それに関わる誰か一人でも他人事になると、うまくいかない...。食品メーカーさんの商品開発に熱を感じないという事ではありません。プロ集団の作る商品、その開発背景は凄まじいの一言であります。しかしながら、ご当地商品、必ずしもプロ集団ではなく、はじめに産地の原料ありき...。になりがちであります。要するに、お客様無視して、産地の都合で商品を作る...。作りたい、売りたい。が先行してしまう...。どうしても産地側の熱が強くなりすぎる....。熱量をコントロールしながら、その時までやり続ける...。他産地の方々に聞くと、バカじゃないとできませんよ....。確かにそうだろうと思います。ここでも出て参りました。バカ者...。決して悪い意味でなく、バカ者、若者、よそ者のバカ者であります...。で、バカ者が集まってヤリイカ商品化NO2が進行しております。


ご当地商品づくり①

2012年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8374最近、各地でご当地商品づくりに携わる方々との交流が非常に多くなりました。感想は一言、ああ、みんな必死だな~....。この必死さの熱量が原料~製造~販売にいたる過程でほぼ均一になると、商品は比較的容易にできて参ります。否、商品はできます。各地に企画会社さんは多いし、専門家の方々も多い。予算などが付いて、専門家に丸投げすれば、とりあえず商品は出来る。しかしながら、必死さの熱量が均一でないと、一回作って終わりになる...。要するに作ること自体が目的化してしまい、いろいろと不都合が出て参ります。さらに売れ残りでもしたら、さあ大変...。今度は犯人探しになって参ります...。そもそもご当地商品とは何であるのか。何故作るのかを問い直しなさい...。長年ご苦労されて商品を作り続けてきた方々から一様にそんな意見を頂いております。続きは次回に。


浮き球

2012年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8346浮き球...。漁の仕掛けなどを投入した目印として...。ガラス玉から素材はプラスチック等に替わっているようですが、ガラス玉のものは装飾品として人気があります。写真は過日のきんめだいまつりにて販売されていたもの。編み方は独特なんですがプロでなくても、器用な方は何度か教われば十分に編むことが出来るとの事....。私には無理ですが...。漁業者の減少と共に、漁業関連のたとえば、網大工と呼ばれる、漁網の専門家さんなども減少。本当に貴重な存在であります。食文化同様、こういう技術はしっかりと継承していかねばと思う次第であります。


風が吹けば...②

2012年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8351かつて製油メーカーさんに聞いたことがあります。大豆から油を搾る際、油分は全体の1/4。残り3/4は大豆カスだ...と。この大豆カスを豚さんなど家畜が食べてくれている訳であります。食べてくれない場合は、もっと油の価格が高騰する...。大豆が高騰すると、同時に大豆カスも高コスト状態になり、家畜のエサが高騰するという事は、食肉価格にも反映されていくのでしょうが、末端の売れ行き次第のところがあり、売れ行きが悪いと生産者の方々はコスト高にも関わらず販売価格が据え置きのまま...いわゆる逆ザヤになって....。しかも鶏肉が市場にジャブジャブ...。水産物もサケがジャブジャブ...。当面のところ、サケと鶏肉食べていればね~ということなんでしょうが.....。いつものように、まとまりのない文章で....。風に訊け...。複雑に物事が繋がっている昨今であります。


風が吹けば...①

2012年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8347風が吹けば桶屋が儲かる...。なる、ことわざがあります。一つの現象が全く違う他に影響を及ぼすことの例えだろうと思います。風が吹いて、ほこりが舞って、目を傷める人が増えて、その方々は三味線を買う....。三味線作るのに猫の皮が必要で、猫が沢山捕まえられるとネズミがはびこって....。う~ん。なるほど..。翻って昨今、その商売が活発かどうかは、運送会社の運転手さんか、冷蔵庫会社の担当者に聞け...と。ごちゃごちゃ言っても実際にモノを動かしている人が一番状況を理解している....。米国にある世界最大のスーパーマーケットの創業者は、毎朝、ドーナツとコーヒーを持って、配送の運転手さんたちと談笑しながら、あの店の評判はこうで、あそこの荷物はこうなていて....と。活きた情報を集めていたと何かの本で読んだことがあります。で、最近、営業冷蔵庫にはサケ(魚の)と、トリ(肉)が山ほど....。運転手さんに聞いても同意見...。スーパー行っても、確かに特売機会が増えている...。この風は何に影響するのかと邪推しながら...。続きは次回に。


海市場

2012年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8353Img_8361千葉市の新宿小学校(千葉駅の近くです)前に、千葉県漁連さんの直営店舗、海市場があります。千葉県内の各漁港からもたらされる海の情報や、開発商品などが一堂に並んでおり、さしずめ千葉県の水産物見本市のようであります。このブログで紹介させていただいた、あれや、それ、その他、勝浦や館山・千倉、大原など外房の逸品や、富津の海苔、木更津のアサリ....など。眺めるだけでも楽しい空間であります。お近くにお越しの際は立ち寄ってみたらいかがでしょうか。


穀物高騰!

2012年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8336食品に携わっているものの間では、米国の干ばつによる穀物相場の高騰は気になる問題として挙げられておりました...。魚とは関係ないとは言えない問題でありまして...。肥飼料などの関連で...。食品全体は結局のところ繋がっており、何かに異常値が出ると、他に何らかの影響を与えていくものです。異常値と申しましたが、そもそも異常値などなく、勝手に従来の考え方や取り組みが続いていくものと勘違い、あるいはそうあって欲しい...と。とにもかくにも穀物相場は高騰を続け、大豆関連商品などは値上げされるようです。デフレ下に値上げ?という批判的な報道もありましたが、無いものは無い。高いものは高いのであります....。誤解を恐れずに言えば、じゃあ食うな。こうなると、人道的にそんなこと言えるのか?となりますが、そういう状況は何故生じたか....。であります。面倒くさい、重労働だ、格好悪い...云々と、で、安易に海外依存を高めたツケ...。足元をよく見てみると、案外、解決のヒントがゴロゴロしているように思います。


メロン

2012年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8298毎年この時期に掲載させて頂いているメロン...。写真はアムスメロンで、時期は7月末くらいまででしょうか。アムスの他、赤肉のクインシーや、お隣の旭(飯岡)にはタカミ、これまたお隣の神栖(波崎)には確かプリンス...。銚子周辺の気候が関係しているようですが...。生ハムにメロン...、良く聞きますが、私の仲間が、メロンには干物と言い張りまして...。試してみたのですが、微妙...ながら、美味いかも...と。


ヘラの皮むき

2012年07月17日 | 銚子の魚

Img_8300Img_8302Img_8306過日、ヘラの皮をむきを....。ストレス発散の道具、昔・シュレッダー、今・魚の皮むき...。何故かわかりませんが、シュレッダーのあのジャリジャリという音と共に、書類が粉砕されていく様子...。わかる、わかる...という方、結構いるんですが....。魚の皮むき、特にヘラとカワハギ...。手で簡単にむけるからという事もありますが...。ヘラ=舌平目でありますが、今まで写真真ん中のように、頭のところに包丁を入れて、頭ごと引き剥いておりましたが、大先輩に教わりました。口のところを手でしごくと....、ああ簡単に剥ける。ちょっと感動。という次第でありました。このヘラ、干して良し、揚げて良し、ムニエル等さらに良し...。小さいですがあなどれない魚です。