銚子・角巳之・三代目

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形あるもの...②

2014年03月25日 | インポート

Img_0787弊社に来ていた鹿児島からの出向者....。早いもので銚子生活もあとわずか....。先日、お世話になった方々と送別会がありまして....。行く先々で本当に良く頑張りました...。当初より1年と決めていたことながら、いざ居なくなると思うと一同、大きな喪失感...。一生懸命な姿に接してきたが故に、その喪失感、筆舌に尽くしがたく...。さて建物同様、このような人の心もそうなのでしょうが、必ず終わりがある訳であります。終わりよければ何とやらではありませんが、終わり方、終わらせ方は極めて重要。いつでもある、いつでもいると思っていると....。送別会でみんなの顔見ていると、寂しく思う反面、彼に対する暖かな雰囲気が良く伝わって参りました。後継者なんだから、お客様じゃねえぞ...厳しい指摘の毎日の中で、それでも慣れない肉体作業を必死に行っている姿、みな口にはしなくても、心を打たれていた訳です。建物も人の心もかくの如し、喪失感にさいなまれるなら、“今”と“これから”のみを見つめて。折しも3月末日。別れと出逢いの季節...。何事も形あるものは壊れるけれど、良い終わらせ方をして、良い始まりを。と想う次第であります。


形あるもの...①

2014年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0798解体が進んでいた銚子第一魚市場、今ではすっかりこんな形に。地鎮祭も終わったようですので、これから来年の開業に向けて、急ピッチで建設工事が行われることでしょう。で、やはり想うわけであります。エントロピーの法則...。形あるものは壊れ、光は陰り、色は褪せていく....。けれど、それは新たな始まりの序曲...。そこで壊れていく、去って、陰って、褪せていくものの中に始まりは宿っているのだろうか...と。20年以上も前から、創造的破壊なんて言葉が踊っておりましたが、今こそこの言葉の出番のような気がしております。評論ではなく、当事者としての実行の季節であるが故であります。市場の話はたまたま象徴事例で、これは自らに向けた話...。学生時代にこの言葉を知った私は今年45歳ですから....。20代の怖いもの知らずなら、後先考えずに壊せ、壊せ突撃...なのでしょうが、今、壊した先に何が....と。考えるようになって参りました。各地に赴いても、その地域の象徴的な建物が壊れる時、何かが終わった...という喪失感を持たれる方多いです。形あるもの...。建物などですが、人間も同じでしょうし、その喪失感を乗り越えていくものとは何ぞや...と。続きは次回に。


濡れ衣を...。

2014年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0744Img_0745サボっていた数か月、全国各地を行脚しておりました...。近くのあるもの探しをして、ちょっと遠くに...。ただ待っていても人は来ないですから...。もともと行商の方々が行っていた手法。時代は変わっても本質に変化は全くありません。商品サンプル持って、仕事の話だけをしているのかというとそうでもなく、良く来た、良く来たという事で、地域の方と一緒に各地の名所を見たり、名物食べたり...これまた醍醐味...。そんな中に、思わぬ仕事のヒントがあるものです。写真は鹿児島...。ちょっとじゃなくて、だいぶ遠いですが...。時間があったので、地元水産会社の社長さんと西郷神社へ。西郷隆盛はじめ西南戦争で没した薩摩隼人のお墓があります。西郷さんの左隣は、人斬り半次郎こと、中村半次郎のお墓が見えます...。駆け引き一切なく、時代を駆け抜けた爽快な快男児のイメージです...。写真右は、西郷さんを悼んで、勝海舟が詠んだ一節。濡れ衣を・干そうともせず・子供らが・なすがまにまに・果てし君かな....。時代の潮目を迎え、従来の組織や生き方などが、ややもすれば全否定されかねない昨今...。変えて良いことと、変えてはいけないことの区別が必要と言いながら、今を生きるために、半次郎のような爽快さと、濡れ衣や泥を被ってでも新たな時代の扉を開く強い意志を持った西郷さんのようなリーダーの存在が脚光を浴びているのは必然か...と。


新船!

2014年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0801Img_0799本日、春一番の余波で、天気晴朗ナレドモ、波タカシ...の銚子港であります。入港船は少なく、市場も閑散としておりましたが、第二市場付近で綺麗な新船を発見...。新たに建造された巻き網船の本船(網船)でした...。朝から縁起の良いものに遭遇しました。何とも言えない良い気分です。いつものように船首に旭日旗。Z旗は掲げられておりませんでしたが、天気晴朗ナレドモ....の中の船出...。皇国の興廃、この一戦に。各員一層奮励努力せよ!そんな声が聞こえて来るようでありました....。船にとっても、会社でも、個人でも、新たな門出の季節...。まさに戦いであります...。ごちゃごちゃ言う前に、置かれた場所で奮励努力...。長らくサボっていて、ああもう春なんだとブログを書きながら改めて...。グズグズしている暇は無いと思いながら、この2ケ月、自らに負けてサボり続けた自分を恥じております...。また新たな気持ちで....。


大変ご無沙汰を!

2014年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0793大変ご無沙汰をしてしまいました...。予告なく、これだけ長期に渡り休止していたのはブログ開始以来で初めての事...。生きているのか?という連絡を沢山頂きながら誠に申し訳ありません....。何とか生きておりますし、体調に問題ありません...。現在、会社の4期目の決算、5期目の準備に追われております...。40代も半ば、仕事だけではなく、あれもこれも、実に沢山の事が同時多発に降り掛かってくるものです....。すべて受け止めるだけではなく、時に流したり、一拍置いたり、そんな事が必要とは思っておりますが、元来のばか者ゆえ、同時多発の問題に翻弄され、思考回路がショートしておりました...。気が付けば3月も半ばを過ぎて...。梅がそろそろ終わりに近づき、桜の季節になってしまいました...。写真は確かストック、フリージアのようですが、これもそろそろ終わり...。いずれにしてもご心配をお掛けしました。今までの写真整理しながら、ぼちぼち更新して参ります。引き続き宜しくお願い致します。