![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d6/0f16b8dcf1f2b918dad843a4bf1afdeb.jpg)
老辣の“辣”という字。単独では“からい”、イメージで言うと(ピリッと)からい。これを表して
おります。更には“厳しい”“激しい”...“むごい”なんて意味もありました。悪辣と書けば“たちが悪い”
辛辣と書けば“手厳しい”...、辣腕と書けば...。これは凄腕、敏腕、圧倒的な力量を示しております。
厳しく、激しく、たちが悪いが、他方“円熟味”を増し、圧倒的な実力で躊躇することなく物事に
白黒付ける...。これが老(経験)に基づく知恵。それが無双ですから...。出来れば避けたいで
あろう方に“老辣無双”という痛快な呼び名まで。まさに天才は天才を知る...の領域であります。
私のような凡人に天才の感性は理解できませんが、何故かこの“老辣無双”という言葉、気に入って
おります。憧れを含めて(その万分の一でも)、やがて若い世代からそう言われる老人になりたい
ものだ...。そんな感覚です。目を現実に戻すと...、実力派OBの方とどう向き合うかということ...。
俗に“目の上のたんこぶ”なる“ことわざ”あります...。目障りとか、鬱陶しいという解釈かと思います。
これまた出来れば避けたいが、圧倒的な実力は認めざるを得ず、そんな方とどう向き合うか...。
(続きは次回に)つい先日、正月を迎えたと思ったら...明日から3月です。