銚子・角巳之・三代目

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老辣無双②

2024年02月29日 | 日記・エッセイ・コラム

老辣の“辣”という字。単独では“からい”、イメージで言うと(ピリッと)からい。これを表して
おります。更には“厳しい”“激しい”...“むごい”なんて意味もありました。悪辣と書けば“たちが悪い”
辛辣と書けば“手厳しい”...、辣腕と書けば...。これは凄腕、敏腕、圧倒的な力量を示しております。

厳しく、激しく、たちが悪いが、他方“円熟味”を増し、圧倒的な実力で躊躇することなく物事に
白黒付ける...。これが老(経験)に基づく知恵。それが無双ですから...。出来れば避けたいで
あろう方に“老辣無双”という痛快な呼び名まで。まさに天才は天才を知る...の領域であります。

私のような凡人に天才の感性は理解できませんが、何故かこの“老辣無双”という言葉、気に入って
おります。憧れを含めて(その万分の一でも)、やがて若い世代からそう言われる老人になりたい
ものだ...。そんな感覚です。目を現実に戻すと...、実力派OBの方とどう向き合うかということ...。

俗に“目の上のたんこぶ”なる“ことわざ”あります...。目障りとか、鬱陶しいという解釈かと思います。
これまた出来れば避けたいが、圧倒的な実力は認めざるを得ず、そんな方とどう向き合うか...。
(続きは次回に)つい先日、正月を迎えたと思ったら...明日から3月です。

老辣無双①

2024年02月28日 | 日記・エッセイ・コラム

老辣無双(ろうらつむそう)...、何かの故事成語かと思いましたが、これは芥川龍之介が晩年の
夏目漱石を評して使った表現だそうで...。たまたま人から聞きかじり、この言葉たいへん気に
入ってしまいましたので本日、明日とこの話題とすることに致しました。

国士無双という言葉あります。第一義的な意味は、国を憂える他に比類なき人物を指すものと
承知しております。麻雀好きな方にとっては憧れの役満かも...。無双と言う言葉は比類なき..と
解釈され、他に代わるものがいない(傑物)とでも。その前に老辣...。老練、悪辣...面白いです。

原典にあたってみました。僕は先生(漱石)のことを考へる度に【悪辣無双】の感を新たに
してゐる...。前段には、僕の知ってゐた(夏目)先生は才気煥発する老人。のみならず機嫌の悪い
時には...。成程天才と云うものはかう云うものかと思ったこともないではない...。

断片的にキーワードを拾っても、どんな人か?を表現するに十分な言葉が散りばめられております。
老いてなお天才的な仕事をし、気分屋で、とんでもないことを言ったり行ったり。だけど言外には
尊敬とか、愛情とか、そういう暖かさを感じる言葉であります...(続きは次回に)

千葉市(氏)

2024年02月27日 | 日記・エッセイ・コラム

過日、千葉市にて。当日、写真付近(千葉神社近く)に用事があった訳でなく、近隣駐車場に
車を止めて千葉県庁方面の目的地に向かう道すがら...。訪問先には久しぶりなので手土産に
あの名物大福(賞味期限1日:千葉神社前の名店)でも持参するか...と歩き出して...。

久しぶりで方向が分からなくなり、少々迷っていたら目の前に千葉神社。いつもは大通り側
から入るのですが、今回は逆側だったようです。そこに千葉常胤公の銅像がありました...。
千葉常胤公...、千葉氏の“中興の祖”であり、全国に広がる千葉氏の源流のようです。

千葉市のHPなどを見ると、毎年6月1日は千葉開府の日。2026年は千葉開府900年の
記念日であると記載がありました。これは常胤公の父・常重が現在の千葉市中央区あたりに
本拠を移したのが1126年6月1日、この日を持って千葉開府とされているようです。

千葉と言う名の由来は諸説聞いておりますが、千葉氏の功績にも因んでいるのだろうと思います。
常胤公は鎌倉幕府成立時の重臣。6人の息子は全国各地(青森、岩手、宮城、福島、岐阜、佐賀)
に所領を広げ、これを千葉六党(ちばりくとう)と言うそうです。地元の歴史、勉強になりました。

蘇民将来...。

2024年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム

1,000年続く“蘇民祭”が今年で中止となる...。そんなニュースが流れておりました。岩手県
奥州市のお寺で代々引き継がれてきた“奇祭”。その関連記事など読みながら“蘇民”って何?と
思いまして、そう言えば銚子でも家の入り口付近に札を立てている...。蘇民将来子孫門也。

蘇民将来子孫門也(この家は蘇民将来(人物名)の子孫の家です)と表明し、災いを避ける。
ある種の魔除けとして。銚子円福寺で毎年お札を頂いているのですが、水回り、トイレの
魔除けと一緒にこの蘇民将来...が入っており、銚子の家庭(玄関先)などで良く見掛けます。

これ神仏習合の名残、非常に歴史が古くかつ複雑ゆえ詳細は省略しますが、全国各地に
この蘇民...にまつわる伝承が多いです。かいつまんで言えば善行を為した先人の徳にあやかり
私はその子孫です(それを見習い善行致しますという決意表明かと思います)

ですから、どうぞお守り下さい。これを誰に言うの?というところが神様であり仏様。
それが混然一体となっているから神仏習合。さらに地域信仰が加わり、各地で様々な解釈され
今日に至っているのだろうと思います。私の場合、事務所入り口に掲げております...。


レイライン

2024年02月25日 | 日記・エッセイ・コラム

過日、南房総方面に所要有り、銚子から九十九里を南下しておりました。途中、東浪見(とらみ)
(千葉県長生郡一宮町)にて昼食。この界隈、サーフィンのメッカで東京オリンピックの会場
にもなったところ。当日も多くのサーファーがおりました。車は他県メンバー多く...。

他県から沢山のサーファーが訪れ、皆さん食事に気を遣う方が多いので、自然この界隈には
地元野菜や魚を使った美味しい名店が揃っております。銚子から九十九里を南下して東浪見の
T字路を左に曲がると勝浦・鴨川・南房総方面。右に曲がるとレイラインの起点・玉前神社...。

玉前(たまさき)神社。何度か掲載しておりますが、上総の国一宮にして、ご来光の道
レイラインの起点。春分・秋分の日はこの北緯35度22分の東から寒川神社、富士山と太陽
が進み、身延山(山梨)、竹生島(滋賀)、元伊勢(京都)、そして西の聖地・出雲へ...。

この場に立ち東の外れから西を見て寒川(行った)、富士山(行った)、身延山(行った)、
竹生、元伊勢、出雲には行ったことがありませんがいつか行こうと思いを馳せる...。これで
いいのだ!そんな心境であります。玉前神社門前、歴史的な佇まいも非常に好きな風景です...。

梁山泊③

2024年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム

50代も半ばになると同世代との会話の中で出てくる話...“定年”。私のように自営業である
ものには特に定めなく、会社員の方々も昔のように60歳になったらハイ定年...ではなく
延長されたり、お元気な方は70代、80代まで...。一つの区切りくらいの感覚かと思います。

その区切りを前に、特に男性は精神のバランスを崩される傾向があるのだそうです。殊に
会社と言う組織に“過剰適合”していた場合に顕著。“居場所”が無くなるという喪失感、もはや
自分には価値が無いのかという焦燥感、多かれ少なかれ誰しもが通る道らしい...。

水滸伝に登場する豪傑たちも、(傍から見れば自由気まま、やりたい放題の人生かと思える
方々も)最終的に梁山泊と言う“居場所”に辿り着く。この物語、勧善懲悪のヒーローものかと
思いきや、居場所探しの旅、究極的に終活ではないか?と最近そんな味わい深さを感じてます。

組織や肩書等を外し(どうせ最後はすべて無くなるのですから)、他者との比較など無駄なこと
と心得れば、“今まで”がどうであったとしても、同じ志を有する仲間が集まる“居場所”が見つかる
そんな心境であります。“ここが私の梁山泊”...そう言い切れる毎日を“その時まで”と思う次第です。

梁山泊②

2024年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム

水滸伝の“滸”...という漢字は“ほとり”と言う意味で、狭義で解釈すれば近くとか側とか...。
故に意味は“水のほとりの物語”...。ほとり...という表現、何故か昔から好きで(特に理由
はないですが、恐らく言葉の響き)...。辞書を引くと広義の意味も出てました...。

果てしない...。或いは辺境..と。前者は壮大な感じがしますし、後者は中央から遠く離れた
場所のこと...。古来、変革は辺境からなる格言あります。何となく水滸伝の世界観が見えて
くるようです。そして側近、縁者という意味もありました。ますます近づいてきました。

水滸伝に描かれる豪傑たちは、一般的に言えばあまりお行儀が良くなく、何かを“やらかした”
人ばかり...。常に生きづらさを抱え、世間から弾かれて、みな“居場所”を探している...。
それでも日々、生きる意味を問い、死ぬに足る理由を探し続ける(某映画の番宣からですが)

1,000年と言う長きに渡り語り継がれるこの物語は、恐らく庶民の心の願望...。為政者
に反抗を促す危険な書として発禁処分になった歴史もあるように、名もなき庶民の怒りが
やがて“燎原の火”の如くなることを知っている..。そして“居場所”のこと...。

梁山泊①

2024年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム

水滸伝、水の“ほとり”の物語...。“替天行道”の旗を掲げ、乱れた世を正さんと各地より集う
108星(人)。その豪傑たちが本拠とする場、“梁山泊(りょうざんぱく)” 今まで数多
の作家が書き記し、あるいは言い伝えられた“作り話”でありますが、その世界観は不朽...。

先日先輩から、日本人はそろそろ怒らないといけないよね...と。具体的に“何”に対して、
ではなく“世相”や“雰囲気”と感じており、このこと全く同感であります。恐らく有史以来
時代の最適に制度疲労等が生じ、“つぎ”の最適を見付けるまでの間に起こる葛藤...。

水滸伝に描かれている豪傑たち、私の勝手な解釈では恐ろしく強く、情けないほど弱い。
同一人物に強さと弱さが同居しており、これはすべての人間が有していることですが、
豪傑たちはその振れ幅が尋常でなく、それが故に人間的な魅力が増し人を惹きつける。

そんな魅力を持った各地に散らばる豪傑たちが集った“梁山泊”...。作り話とは言えそれが
長きに渡って語り継がれ、様々な作家によって脚色を加えられても根底に流れる世界観
は不変であり、不朽...。これから数日、この梁山泊のことを。

見栄を張らずに...。

2024年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

いつもの会社への通勤道...。銚子市民が敬愛を込めて”妙見様”と呼ぶ、妙福寺の前を通って
おります。この場所、大通りに出る一時停止場所であり左右確認している際にいつも気に
なる標語が掲げられております。本日は見栄を張らずに胸を張る...でありました。

ゴールデンウィーク頃になると、この境内にあります藤棚:臥竜の藤が見ごろを迎えると
思いますが、この藤棚にも...有名な一句。下がるほど人は見上げる藤の花...。冒頭の句と
同じような世界観が垣間見れます。非常に歴史の深い日蓮宗の名刹であります。

見栄を張らずに胸を張れ。とかく面子(メンツ)とか、立場とかそんな話が聞こえてくる
昨今でありますが、如何に上辺を飾ろうとも中身のないのはバレてしまうんです...。天知る・
地知る・我知る・子知る...ですから。自ら顧みて、その行為に胸を張れるか否か...。

反対に胸を張れない...というのは、自信が無かったり、やましいことをしていたり、そんな
マイナスのイメージですが、そういう負の部分は取り繕うのではなく、改善していきたい
ものです。見栄を張らずに胸を張れ。やがて来る“その時”まで胸を張れること一つでも...。

トレードショー③

2024年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム

今年はほぼ都道府県ブースにて、その“雰囲気”を感じることを主目的に参りました。こういう
場では見えてしまうのです。やる気とか真剣さとか。もちろん皆さんおカネや労力を掛けて
出展されているのでみな一生懸命と思いますが“雰囲気”というのは如何ともしがたく...。

良し悪しではなく、あくまでも私の主観。個人の感覚ですので無視して頂ければと思いますが、
何となく、本当に何となく“熱気”のようなものを感じるところとそうでないところと...。
“さんきょうみらい豚”はじめ今年も、宮崎川南の方々にお会いしました。銚子とも深いご縁の町...。

さて、都道府県ブースには全国各地の“ふるさと納税”の猛者たちがおります。上記川南町は
人口1万5,000ほど、農業、漁業を中心とする町ですが、昨年の寄付件数は23万件、
金額にして約37億円(平成4年度)にもなるとのこと。そんな猛者たちのお話を聞くと...。

商品力があることは前提でありますが、良い商品が選ばれる(返礼品ですが)とは限らない。
基本的な考え方、提案の仕方、継続性...等、商品以外の部分についてもなるほどそこまで
やるんですか...。更に大きな刺激を受けました...。以上簡単ですがトレードショー訪問記として...。

トレードショー②

2024年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム

会場内は一般と都道府県ブースに会場が分かれておりました。この往復をするだけでも一苦労。
この日の夜、携帯に内蔵されている万歩計を見ましたら1万5,000歩を越えておりました。
この歩数、銚子の日常生活の中ではなかなか...。日頃の不足分を少し補えたかも...と。

気が付けば食品関係の仕事に携わり30年以上となりました。会社員時代は展示会の担当なども
少々行っていたことはあり、その苦労は良く分かります。準備して当日を迎え、数限りない人と
会って商談などして、最後は片づけ(始末)まで。本当に頭の下がる思いです。

こういう展示会に意味があるのか?と言う問いに、私の知人は年賀状と同じですよと返しました。
年賀状だって形骸化してきて、定型文章が書き記された紙を出すのに何の意味が?と言う方が
いれば、いやいやそれは節目。ある種の“キッカケ”作りですから...。なるほど...と。

千葉県のブースに銚子の田原缶詰さん、南房総のハクダイ食品さんが出展されておりました。
ともに千葉県を代表する老舗水産会社...。伝統を受け継ぎつつ、新たな挑戦を続ける老舗メーカー
さんの存在は確かに、自分も頑張らねばと思うキッカケで...(続きは次回に)

トレードショー①

2024年02月18日 | 日記・エッセイ・コラム

2月14日(水)~16日(金)、幕張メッセにおいて恒例のスーパーマーケット・トレード
ショーが開催されました。私例年ですと2~3日この場や都内各所にて全国各地から集まって
来た知人たちと情報交換などさせて頂いているのですが、今年は所要有り1日のみ...。

毎度のことながら1日では到底回り切れず、要所・要所、知人の出展ブース等にご挨拶程度。
これら展示会は目的を定めて行かぬ限り、ああ凄かった...で終わってしまいますが、今回は
1日しかなかったので仲間に会うこと、全体の“雰囲気”を感じることを目的としました。

主催者発表によると3日間でのべ約7万5,000人の来場者があったようです。これだけ
多くの方が全国各地から集まってくること自体、関心が高い証であり何かを得ようと真剣な
方々に接することで新たな活力も湧いてくるというものです...。

スーパーマーッケット運営に必要な一切の展示物。食品はもとより、什器類、売り方提案、
社員教育...実に様々な業種の方が一堂に会する機会は貴重です。思わぬ発見もあったり、
懐かしい方々との再会あったり...。この話題、少し続けます。

イワシの名店③

2024年02月17日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の...、“味に遜色ない”は少々礼を失した表現であったかもしれません。飲食店さんの味は
そのお店固有のもので、鮮度劣化が早い商品は是非、産地(銚子)に来てお召し上がり下さい。
これは地域の観光にとっても重要なことですので...。これを否定するものでは全くありません。

せっかく銚子に来られても、水揚げが無いので本日このイワシ定食はありません...。実際この
ような場面良くありまして、せっかく銚子に来たのにイワシ食べられないのかよ~という嘆き
も多々お聞きしたことがあります。但し無いものは無い...。

技術の進歩は目覚しいものがあります。水揚げ直後に食べられるのは産地特権としても、地域
内消費を遥かに上回る数量が水揚げされている中で(恐らく地域内消費、鮮魚出荷は全体水揚げ
の20~30%と思います。他はすべて凍結)、凍結(解凍)技術の向上は考え方が変わる...。

先般、高鮮度凍結機で凍結(解凍)されたイワシと、水揚げ直後のイワシを食べ比べさせて
頂きました。私は、“違いが分かる男”でありたかったのですが全く区別がつかない...。名店の
イワシを堪能させて頂き、技術の進歩の大いなる可能性を感じた...と言う次第であります。



イワシの名店②

2024年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム

県外(市外)から行列の絶えないお店に(地元民が)並ぶこと、憚られましたが、お客様の
熱烈な要望によるものでしたので...。あくまでも私(個人)の感想でありお店の方から地元
の人間は並ぶなとは一切言われおりません(念のため)。久しぶりの入店の感想、やはり名店...。

昨日のイワシ(刺身)は銚子港水揚げ直後のもの。死後硬直が始まる“前”の状態。一般的に
魚は水揚げ後は柔らかく(先ほどまで生きて泳いでいた訳ですので)、時間の経過と共に
硬くなり(死後硬直)、さらに時間が進むと柔らかく...(鮮度劣化が始まります)

“鮮度”が命の魚、殊にイワシのように鮮度劣化が早い魚については、水揚げ後速やかに食す。
これ産地ならではであります。特有の匂いも全くなく、刺身にしても本日の写真、天ぷらに
しても、フワフワ、トロトロ...という食感で、イワシの美味しさを堪能させて頂きました。

この味に出会うには“水揚げ直後”、要するに産地に行かねば...ということですが、昨今は冷凍
解凍技術が飛躍的に向上しております。水揚げ直後の処理が迅速であることが条件ですが、
昨今の凍結品、このお店で食べた味と遜色ないレベルで...(続きは次回に)

イワシの名店①

2024年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム

全国各地でイワシの豊漁が続いているようです...。銚子港でも揚がる時は数千㌧単位...。
水揚げすればそれで終わりか?と言えば、全くそうでなく。むしろ水揚げ後からが本当
の勝負であります。何せ、魚へんに弱いと書いて鰯(イワシ)鮮度劣化が非常に早い...。

すでに地域内には“ゲームチェンジャー”とでも申すべき、1日数千㌧単位のイワシを迅速
にかつ高鮮度を維持したまま凍結・保管させる工場が数か所出現しております。こういう
工場の出現が新たな価値を生み、魚食普及に大きな役割を果たしていること紛れもない事実。

過日、数千トン単位でイワシの水揚げが行われていたまさにその日。東京からお客様が
お越しになり、しかも時刻は正午頃...。食事でも...となりまして、何食べます?と聞いたら
即座にイワシ...。揚がったばかりの...。こんなの食べられるの産地(銚子)だけですから...。

あの名店にどうしても...と。銚子、イワシで検索すればすぐにヒットする大繁盛店。いつも
長蛇の列が出来ており、絶品料理であることは十分に分かっているのですが、市外から
楽しみに来られた方々と席を取り合うようでどうしたものかと思いましたが...(続きは次回に)