皆様方にはご心配とご迷惑をお掛けしました。退院いたしましたので、取り急ぎご報告させて頂きます。人生初の入院でありました。いろいろ思うところ大でありました。そういう時期なのでしょう。とにかく、ご心配をお掛けしましたこと、改めてお詫び申し上げます。ブログの再開は月末か、来月早々にもと思っております。
本日から3日ほど休刊させて頂きます。再開は8月14日(火)を予定しております。最近ちょっと夏バテのようでして....。本当に珍しいことですが...。みなさんは夏バテなどなさらないよう...。
最近“も”、いろいろな事が起こっております。すべからく、すべてが進行形で、故に生きていることの所作であります....。所作とは、仏教で言えば、身、口、意の三業(ごう)を指すようであります...。夏休みという事で、銚子に帰省してきた大学生たちと話をする機会がありました...。自らの20数年前と比べながら、彼ら、彼女らの口から発せられる躍動感は周囲のものまで明るくします...。そんな中で、大学生らしく、世相の話やら、推薦図書の話やら、いくつか出て参りました。一つはイジメ...。一つの意見として、大人社会がイジメ社会なんだから...。子供社会はその投影ですよ...と。
誤解を恐れずに、イジメられる側にだって問題があるんですよという意見も。すかさず反論が...。だからと言って、大勢が特定の個人を攻撃するはどうなんですか? 家庭を守るためだと、もし、私のお父さんが大勢の中で特定の個人を攻撃していたり、欠席裁判を平気で行うような人だったら、もう口も聞きたくない....。いわゆるディベート慣れした世代なのでしょう。極端~極端の話がポンポンと....。率直に言って、こういう感度は好ましいと思います。続きは次回に。
昨日、東京から某企業の経営者の方がお越しになり、会食させて頂いた折、時間が蒸発するという表現が...。前後の脈絡、また受け手としての私の器量の限界もあり、勝手な解釈はいけませんが、妙に頭に残りました....。経営者向けセミナーにて、行動するか否かについて語られた言葉だそうですが、心に沁みるものがあります。おカネで買えない貴重な時間が蒸発する....。みな平等に与えられている時間が蒸発する....。漁師さんも同席しておりましたが、そこでは潮目について...。船の転覆等は潮目で起こるそうです。例えば、寒流と暖流が交差するところ...。潮目を通過する時は、流れに沿って云々と悠長な事を言っている暇はなく、とにかく潮目を直角に。最短距離でそこを通過してしまわないと危険なのだそうです。ボーっとして時間が蒸発してしまい、気が付いたら転覆....。ラグビーの世界でも、タックルが来た時に、かわそうとすると危険だ....と。“前へ”に通ずる精神だなあと....。徒然の事を....。
犬吠埼付近を(車で)走っていたら、誰かが、ああ靄(もや)だね~と。間髪入れずにいいや違うね、あれは霧(きり)だと他の誰かが...。どっちだっていいじゃねえかと言ったら、白黒付けようぜ....。となった次第であります。ネット等で調べてみましたが、概ね1㎞先の物体が見えるのは靄(もや)、見えないのは霧(きり)などと書いてありました。写真を撮った場所から犬吠埼は1㎞以上あるでしょうか、従って...。となりますが....。朝靄、朝霧、夕靄、夕霧....。日本語表現の美しさの一つであります。こういう内容はいつかの話と同じように、きっちりとした区分けではなく、文脈の前後、語呂や情景や感情移入を含めて心眼で....。
危機に陥った会社、問題を抱える地域....。すべからく当事者意識の欠如が根本であると言われております。当事者でありながら、見て見ぬフリ...。誰かが、上手く生きていく秘訣は冠婚葬祭などから逃げることだ...と。しかしながら、そういう方々、自らの権利のみはかなり主張されるようで...。冠婚葬祭などは、地域協同や絆の象徴...。上手く逃げることのみ習慣になると、逃げられない場合はどうするのか?という事でありますが...。子供の世代が対峙していること、これは自らが通ってきた道で、親の世代が対峙していること、これはいつか行く道...だそうです。確かに。介護離職に追い込まれた方々を数多く存じ上げております...。誰かがやらねばという責任感の強い方が多い。我々の今は、年下世代から見たらいつか行く道...。小さな瞳がずっと見ている...。プロ教師の方が言っておられました....。その行動、何か感じませんか....と。
昨日、本日ともに写真はタイトルと何ら関係ありませんが....。最盛期を迎えたトウモロコシ畑...。今年は生育が良く、一番穂だけでなく、二番穂も十分に出荷できるレベルにあるようです。が、収穫する人がいないので、二番穂は収穫せず、畑に鋤き込んでしまう...多くの生産者さんが言っておりました。要するに、自分たちも高齢化し、炎天下の収穫作業には限界が。たまに行って、10本、20本程度を頂いてくるレベルではないので....。水産業でも、畜産業でも同様の事が起こっております。そばにいる若いのに、あれやれ、これやれ...。結局、負担が偏ってしまい、やがて...もうやってられるか!...と。当事者は沢山いるはずなのに、近くにいる人にすべての負担を負わせる...。先般食事会があり、そんなこんなを話しているうちに、これ、学校のイジメ問題と同じだ...となりました。一同、全く同感....。介護離職に追い込まれる方がいる一方で、当事者でありながら他人事。イジメられているのを知りながら、見て見ぬフリと同じ...。続きは次回に。
少子・高齢化問題が本当に加速度的に進み、特に銚子など地方では、介護問題やその延長戦にある様々な問題があちらこちらで垣間見えます。これは銚子や地方部に限ったことではなく、遅いか早いかの差こそあれ、日本全体の問題であります。そんな最中、国会中継を見ていたら、介護離職60万人、介護難民40万人などという衝撃的な質問が行われておりました。しかもこの数字は現時点でのもの。これからさらに拍車がかかる...と。周囲を見ても、介護のために会社を辞めざるをえなかった方、多いですし、60代が80代を介護し、介護が終わったと思ったら、自ら介護が必要な年になり、気が付いたら周りに誰もいない...。介護離職、介護による家庭崩壊...生々し話が増えて参りました。2035年、銚子の人口の半分は65歳以上。2035年に65歳?...、そう我々の年代であります。続きは次回に。