銚子・角巳之・三代目

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新芽!

2024年07月12日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年末、知人から頂きました紅白のマンリョウ(実が下についているのでマンリョウと思います)
上についていたらセンリョウの...はず。定期的に水やりはしておりましたが、過去の経験則(枯らす
のは可愛がり過ぎが殆ど)から、必要以上に構うのは止めておりましたが...。

先日、良~く観察してみると新芽と言いますか、実と言いますか、そんな新たな何か?...が伸びて
いるのを確認致しました。奇しくも昨日、植えたら咲くまで。咲いたら枯れるまで...と。どこかで
何かが枯れたら、またどこかで新たな何かが...。植物の逞しさを感じております。

枯れるまで...。

2024年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

ここ数年、春の南房総で購入したカサブランカの球根を植えて生育を見守るのが楽しみ...に
なっておりました。植えたら咲くまで。咲いたら枯れるまで。これが最低限の責任と思って
おります。ここ数年、10個植えて1~2個は咲かないまま腐ってしまうものもありましたが...。

今年は植えたすべて、花が咲きました。一個だけ生育が遅れていたものがありましたが、これも
他の花が枯れた後、大輪の花を咲かせました。早生、晩生...、早く咲くもの、遅咲きのもの、
事情はそれぞれながら、植えたら咲くまで、咲いたら枯れるまで...。

最近、“枯れる”という表現に惹かれます。卵⇒幼虫⇒サナギ⇒成虫...、昆虫の一生にこういう課程
がありますが、生育課程だけでなく(反対に)...。成虫になった後、死んでいく前にサナギ状態
と言いますか、枯れて行く...という時間があり、この時間に輝きを感じております。

成虫が卵に戻る訳がありませんが、花が咲いて完全に枯れるまでの時間、成虫が空を飛び、やがて
死んでいく少し前の時間...。終わりを意識すると、終わる少し前の時間はその長さではなく濃さや
深さと気付きます...。さてさて2024年もカサブランカ生育観察記でした...。

システム(メンテナンス)でした...。

2024年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム

先週末から事務所内の(システムの)メンテナンスをしており、ブログの更新が出来ない状態で
ありました。事前告知もせず、たいへん失礼致しました。お詫び申し上げます...。プロバイダさん
の問題ではなく、あくまでも当方(事務所内の)問題であり、解決致しましたので...。

それにしても今年は...。そういう星回りであると言えばそれまでのことかと思いますが...。春先に
腕時計が2本も壊れました...。事務所のエアコン、システム周りと続き、今度は私自身が健康診断
で引っ掛かりまして(引っ掛かるというのは不遜な表現かも...。気をつけなさいと厳しい忠告です)

8月上旬に入院・手術することになりました。こういうことまで書くのは如何なものかとも思い
ましたが、すでに開設から20年近く。長いお付き合いの方が多いのでお知らせし、入院前後など
更新できない時はお休みさせて頂くことに致しました...。

歳を重ねると不具合も多々出て参りますが、歳を重ねなければ分からないことが多いのも事実です。
何事も捉え方ひとつ...。そう思える今日この頃です。写真は大原幽学記念館入り口付近の蓮田...。
蓮の花は泥水の中から気高く・美しい花を咲かせて参ります。さて...引き続き宜しくお願い致します。

チャリティー・バザー

2024年07月05日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、銚子イオンさんの駐車場(かなり広いです)にて、JAちばみどりさんのチャリティー
バザーが開催されました。売上は全額銚子市に寄付されたようです。生産者はじめ見知った顔
が沢山いましたので立ち寄らせて頂きました...。

最盛期のメロン、スイカ、枝豆...。これから出荷開始されるトウモロコシ、落花生、午前10時
の開場と同時にお客さんが溢れて参りまして、用意した数は午前中で販売完了の大盛況でした。
地域農業の大先輩方に聞くと、この夏...に現金化できる作物は何か?長年の懸案だったようです...。

キャベツ、ダイコンが産地化(国の指定産地)し、安定的な収益がもたらされるようになったが
夏場の数か月、全く手取りなく農業者の生活安定のために、それこそ地域を上げて取り組んだ結果
が今日の地域農業の姿...。夏場の名産品、メロン、スイカ、トウモロコシ、枝豆...相当増えました。

この会場(イオン銚子店さん)、屏風ヶ浦沿いの絶景にあり、崖下はすぐ太平洋...。そう言えば
漁業において夏場(6月~8月)は1年で最も魚が少ない季節(休漁等にて)。会場のお客さんから
農産物だけでなく、水産物も合同で行えば良いのに...と。こういう生きた声、非常に大切です...。

花手水(はなちょうず)

2024年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム

神社等の入り口付近にある“手水(ちょうず)”...。神聖な領域に入る際、そこで穢れを落と
して...。そんな場所であります。この1~2ケ月ほど、大難が小難で済んで良かったね...
という事態に(実は)多々遭遇しておりまして、神社参拝(御礼)増えました...。

有名な・大きな神社ではなくて、近所の氏神様のようなところに行く機会が多いのですが
最近その手水が、花手水という名称になって綺麗な花で飾られている場合が多いです...。
何か意味はあるのでしょうが、意味分からなくとも何故か良い気分...。ですので本日の写真に。

さて、本ブログもこのまま毎日更新を続けて行きますと、年内(12月頃)に4,000回を
迎えます。だから何ですか?と問われれば、何でもありません...となります。すべからく...、
だから何なんですか?=何でもありません...なのであります(毎度の如く曖昧で恐縮です)

一度形を決めると、そこから逸脱するのが嫌になる(恐らく億劫になる、面倒くさいという
そんな理由です)。ただし継続するに時々、そうできない(恐らく年齢的な)理由がありまして...。
少し形を変えながら、またボチボチ...と。詳細についてはまた今月のどこかで...。

あの(シーンの)場所

2024年07月02日 | 日記・エッセイ・コラム

某映画が始まる前に、岩に砕かれる波のシーンがあります...。それは犬吠埼のこの場所...。
だったようです。あの有名百貨店の包み紙の由来も...。千葉県外の方々とこの場所を散策
している際に教えて頂きました。地元のことを県外の方から教わる...。

案外、こういうものだと思います。何事も...。自分は知っているというのが一番危ない。
知らないことを知っている...。こういう感覚の方が健全かな~と最近特にそんなことを
思っております...。


涼やかな(風)1秒...。

2024年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて“田んぼの生物調査”という活動のお手伝いを少々させて頂いていたことがあります....。
場所は本日の写真付近。久しぶりの風景に車を止めて外に出てみると、涼やかな風が吹いて
おりました...。そして往時を思い出したという次第です。

当時(20年ほど前ですが...)農業の多面的価値...のようなことが盛んに叫ばれておりました。
治水、利水(水害の防止など)...という話題の次に出てきたお話、この涼やかな(風)1秒...。
これはこの地に“田んぼ”があるからだ...。20年を経て、この言葉が再び出て参りました。

本当に涼やかな風でありました。まさに一服の清涼剤...。
そこに“田んぼ”があるからだ..。田んぼは自然ではなく人工物。人の手で作られ人の手で管理
維持されております。この涼やかな風はそこに田んぼがあり、維持してくれている人のお陰...。

さてさて、本日から7月になりました。

視線の先...。

2024年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

先日掲載させて頂きました、成田山ご本尊(不動明王)上陸地...。そこに立っておられる立像
が見ている先の風景(写真)であります..。当日はあいにくの曇り空、今にも雨が降って来そう
な天候でありましたが...。この視線の先は九十九里浜であります...。

晴れの日も雨の日も、台風でも雷鳴轟いても...。この風景...、視線の先に不動明王は何を見て
おられるのか?とそんなことを考えながら、何気ない毎日の尊さに感謝、感謝の毎日です...。
今月で6月終わり...。個人的にこの20年くらいで最も心労多い6月でした...。

開花②

2024年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

正確に言うと、一つを除いてすべて開花!一つだけ咲いていないものがありますがツボミには
なっており、あと少しでこちらも咲くものと思います。早く咲けば、早く枯れる。植物には
早生・晩生(わせ・おくて)ありますが、これは植物に限ったことではなく、人にもあてはまる...。

例年ですと開花前には何度か台風が来ていて、開花は7月頃だったような気がしますが、恐らく
すべからく“例年だと”...という感覚を捨てねばならない昨今かと思います。またカサブランカとの
付き合いを始めてから特に心に留めていること...植えたら咲くまで。

何事も段取りと始末。殊に始末...。
(本日もこの辺で)

上陸地②

2024年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム

このお姿で...。九十九里浜を向いておられました...。海岸線(道路沿い)から少し海側に入った
ところで、道路からは見えなかったのですが、鳥居の先に入りますとハッキリと。不動明王立像。
右手に仏敵等を懲らしめる剣、左手には落ちてしまった人々を引き上げる羂索(ロープ)...。

落ちる...。道を外すということのみならず、心が落ち込んでいる、怖い、不安だ...マイナスの心
を持ってしまった人々すべてと思います。マイナス感情は考えれば考えるほど深みにハマって
参りますので、ただひたすら真言を!という言葉には共感するところ大であります。

真言とか、お経とか、難しい話は抜きにして自分なりに(何かに)没頭する“こと”や“時間”は
必要と思っております。単純作業に没頭する等...それこそ自分に合うものごと...。他者には
石ころのように見えても、自らにとっては宝石のようなもの、こと、時間...。

不動明王像が見ている先は九十九里浜...。沿岸の二艘巻き(旋網船)等によるイワシ漁が盛んな
ところです。漁業の“現場”には危険も多い...。更に数年後にはこの場所、洋上風力発電の予定地
ではなかったか...と。不動様を見ながら...正しく畏れ(恐れ)よ! そう聞こえたような...。



上陸地①

2024年06月26日 | 日記・エッセイ・コラム

さて本日から、人生55年と1日目...。また日々新たに迎えられておりますこと感謝しながら
これからも継続して参ります。引き続き宜しくお願い致します。さてさて...、本日の話題ですが
実はずっと気になっていた場所に行って参りましたので、そのことを...。

成田山新勝寺の話題は、新年など節目・節目で投稿して参りました。成田山のご本尊は不動様。
この不動様(不動明王)...、将門鎮圧のため京都からお越しになりました。...ということも何度
か掲載させて頂いたかと思います。その“上陸地”が本日の話題(写真)であります。

銚子から九十九里方面...、横芝光町あたりにその場所は見えて参ります。この付近、米国等から
の太平洋航路の飛行機が海から陸地(成田空港)に進入してくる、ちょうどその辺りではないかと
思います。上陸地と航路...、相互に関連性は無いかと思いますが少々気にはなっております...。

不動様は京都から、はるばる海路お越しになり、この地に上陸され成田山に向かった...。成田山で
国家鎮護の大任を果たされ、京都へお帰りになるのかと思いきや、帰らない...。この場に留まり、
今後はこの場にて人々の安寧を祈り続ける...。(続きは次回に)


繋がり(の先)

2024年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

私事で恐縮ながら、今年もまた誕生日(本日:6.25)は来て、御年55歳となりました...。本日の
写真をどうしようかと思いましたら、先日訪れました成田山新勝寺(正門の入口付近)の弁財天さん
(の鎮座する池に)カメがおりましたので。カメ...縁起の良い生き物と思っております...。

鶴は千年、カメは万年...、これまた中国故事からと思いますが、本日はその由来等は省略し弁財天
さんの池にいた縁起の良いカメの鑑賞...。成田山に行ったのには伏線ありました。どうも最近、私
を含め(私の周囲で)、難儀なことが降り掛かることが多く、その殆どで大難が小難で良かったね...。

降り掛からないのではなく、降り掛かるけれど大事に至らない...。難有って有難しと、生意気にも
何度も書いて参りました。これぐらいで済んで良かった...、では何が?と言われても答え無く、自ら
問うに神仏のご加護...これしか思い浮かばない...。そう言えばぎっくり腰のことも...。

結論から言えば完全に治ったのですが、この間...観音様におられる〝おびんづる様”の腰を触りまくり
何とかして下さい...と。神様・仏様と祈った時、“繋がり”を意識するのだろうと思います。そして
歳を重ねてその先のことを想う...。さて本日は、感謝の日とさせて頂きたく思います。


繋がりのこと...。

2024年06月24日 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに屏風ヶ浦を訪れまして、その帰り道...紀州・和歌山と銚子の深い“繋がり”の場所へ
行って参りました。妙見様に木国会(もっこくかい)ありますが、こちらはどちらかというと
慰霊碑のような存在。本日掲載の碑は”まさに、そこ(紀州人上陸地)に”建っている...。

崎山次郎右衛門の碑。紀州、和歌山の漁師で、銚子沖で遭難し銚子の人々に良くしてもらった
から...と、銚子の漁師に漁法を教え、港湾整備を行った偉人。こんな数行で偉業を称えることは
不可能ですが、まずは銚子の今日の礎を作ったお一人と尊敬されております...。そのことを。

崎山次郎右衛門が銚子に来たのは1630年頃のようです。1600年に関ヶ原、1603年
に江戸開府。1615年に大阪夏の陣。政治・文化の中心が関西から関東に移り始めた頃...。
ヒゲタ醤油さんの創業は1616年。ヤマサ醤油さんは1645年とのこと...。

突然今がある訳ではないんですね...。最近私の周りで良く聞こえる話です。こういう祖先との
繋がり...を。私の祖先も、どうやらこの紀州・和歌山から銚子に来たようです。その末裔(私)
本日で54年と355日生きて参りました...。明日55歳です。